「揺るぎのないベストオブ3D  最初の公開から10年以上経っているの...」アバター ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター bionさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0揺るぎのないベストオブ3D  最初の公開から10年以上経っているの...

2022年10月11日
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鑑賞方法:映画館

揺るぎのないベストオブ3D

 最初の公開から10年以上経っているので、過去の記憶との比較は難しいが、字幕3D鑑賞からIMAX3Dになり、リマスタリングもされているので、ベストオブ3Dがさらに揺るぎのないものになった。

 外宇宙の生命体系を美しくも完全なまでに創造した世界、心揺さぶる音楽、エモーショナルなストーリー。最高の環境で鑑賞ができてホントよかった。

 好きなシーンばかりだが、ジェイクがイクランと絆を結んだ後にネイティリとランデブーで、岩壁スレスレで急降下する様はとんでもないスピードとスリルを追体験できる。
 他にもパワードスーツを主体とする歩兵部隊とナヴィの騎馬軍団との全面衝突する時の迫力は、従軍しているのではと錯覚してしまう。映像だけでも興奮するのに、12.1チャンネルの音響が加わると、戦場の真っ只中。

 スティーヴン・ラングのウルトラタフな悪役ぶりがあるからこそ、この物語が盛り上がるんだよね。『ドント・ブリーズ』で盲目ジジイになって暴れまくったのを見て、こいつは、イラク帰りなんかじゃない。パンドラ帰りだから、めちゃくちゃ強いんだ。なんて思ってしまったもの。

 ミシェル・ロドリゲスが演じたトゥルーディも大好き。男に一歩も引かないハードボイルドなセリフがたまらない。ペイントした顔もワイルドでいい。

 あんな特別映像見せられたら、12月まで我慢できないよ。

bion
Mさんのコメント
2023年5月21日

私は「2」よりもこの「リマスター」の方が好きでした。というか、その映像に無性に感動しました。

M