パラレル 多次元世界のレビュー・感想・評価
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もうひとりの自分には気をつけろ
深夜にマスクマンに女性が射殺されたが、マスクを取ると 射殺された女性だった。
壁を破ったら部屋があり鏡に手を入れてみたら手が入った。何と鏡の中には別の世界があり時間が180倍になっていた。
あっちの世界とこっちの世界を行き来するのは大丈夫かな。時間の短縮だけじゃない何かが起きると大変だ。もうひとりの自分には気をつけろ。そりゃあ悪さもするし、楽しんでいるうちはいいが良からぬ事も起きるわね。だんだんと秘密が多くなるさ。ちょっとややこしいけど面白かったよ。
パラレル
ワールド…とても魅力的で危険な香りのする世界を見事に表現した映画。
主人公達、欲張り過ぎずに少しの成功でやっていけば幸せになれたかもしれないのに…
タイムトラベル系もそうだけど、必ず主人公達の欲望が制御仕切れなくなって不幸になっていく…やはり、人間ほどほどが一番なのかも。
それなりの考察が楽しめる作りになっているSFサスペンス
標題の通りで、単純に考察が楽しめる作りになっているSFサスペンス。と言ってもあまり深みを求める映画ではない。気楽に観て、「あれ、あの人はどっちの世界の人だっけ」くらいな目線で楽しめる。最新っぽいガジェットが出てくるのもちょいちょい楽しめる映画。
まぁ面白かったです。人間のエゴの部分がしっかりと描かれていました。...
まぁ面白かったです。人間のエゴの部分がしっかりと描かれていました。
それぞれが持っている悩み、欲望など、様々な人間のエゴをパラレルワールドを使って解決する。欲を満たす。人間臭さと汚さがよく表現されていました。
説明パートがありましたが、長すぎず簡潔でその後のストーリーの理解にも繋がりました。
映画の締め方は嫌いではなかったです。
もしかしたらあなたの家の鏡もパラレルワールドにつながっているのかも。
って言われてるみたいでしたね。
パラレルワールドの傑作
パラレルワールドがあったらあなたは何をする?
仲良し4人の若者達がパラレルワールド見つけて
暴走していく頭脳系スリラー。
マーベルのロキもビックリだね。
時間のスピードが180倍違うパラレルワールド。
この作品をより面白くしている重要な要素だ。
途中頭が混乱するが、パラレルワールドの世界は
水色がかった映像になるのはとても良いアイディア!
今現実世界なのかどうかを分かりやすく、
邪魔にならない程度にエフェクトをかけている。
とてもよく作られた作品だ。
主人公達が私利私欲に呑まれていく過程は
なるほどねーと思うが同時に罪悪感も生まれる。
パラレルワールドの分析シーンもあり、ルールがわかりやすい。物語はテンポよく展開され、人間の欲深さを見せつけられる。
突然のグロシーンには要注意。
冒頭の老婦のシーンで、夫が
「2枚目がいいね。どちらも同じに見えるけど。」
というセリフ。
妙に引っかかったけど、この物語を比喩してたんだ。
とても完成度の高い作品で、どんどんのめり込んでしまう魅力あるおすすめ映画。
これぞSF
SF作品は欧米が好む世界観だが日本では多くはない。SFに分類されただけでハナから見る価値がないと思われているのだろうか?
以前岡田斗司夫さんのユーチューブで見た記憶があるが、日本人に決定的に欠けているのがこのSFの世界観を構築していく想像力だそうだ。
昨今日本でもアメリカなどを真似て、大手通信会社などが近未来的構想をプレゼンしているが、新しい商品やサービスを提供すれば社会がどのように変わっていくのかという細部に関するプレゼンはなされず、そのプレゼンの感覚的な部分を聞いた人々が勝手に想像するように締めくくる。それによって「私は」どうなるのか? という問いに正面から答えていないのだ。
自分たちの手掛けたものが、どのように社会に受け入れられて、どのように変化していくのか?
この点において、日本企業の想像力の欠如は否めない。だからつまらないプレゼンに終始する。聞いていてわかったような、わからないような…
この映画のように、自殺した父との確執をもった過去、とうに諦めた夢、仕事上の失敗… こんな日常的に起きている人間臭いことが、パラレルワールドにつながる鏡によってどのように解決し、そして度を越して、結果どうなるのか? 人間らしい面を全面的に出しながらこの瞬間を生き抜こうとする若者たちの姿にとても共感する。
そして、どうしても、どうしてもやっぱりそうするのか? と言いたくなるのが最後の破壊だ。
「これは人類にとっての悪よ」
この発想、この発想は不要のようで… 等身大だ。
そしてやっぱりオチが入る。
鏡は、死ぬまでつきまとう。この最後の表現こそが人間にとっての「エゴ」の象徴なのかもしれない。
そこまで感じさせてくれる素晴らしい作品だった。
パラレルワールドの入り口を発見した若者たち。 良くも悪くも様々な利...
パラレルワールドの入り口を発見した若者たち。
良くも悪くも様々な利用方法があり、それぞれが一応の成功を収めていくが、次第に不穏な流れになっていく。
終盤はなかなかの緊迫感でおもしろかった。
唐突なグロ注意
別次元に繋がる通路を発見したアプリ開発者の4人は欲に目が眩み徐々に一線を越え始め…。
カナダ産SF映画。多次元世界の活用法と人間の業を描く物語はそこそこに面白いが最終盤で唐突にとんでもなくグロくなる。びっくりしすぎてそれまでの内容が飛びました。
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