劇場公開日 2022年11月3日

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「いつかまた共演してほしい2人?楽しみを先延ばしにしない!ふさわしい場所、時、状況 --- 3拍子揃ったバカンス・ロマコメ」チケット・トゥ・パラダイス とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0いつかまた共演してほしい2人?楽しみを先延ばしにしない!ふさわしい場所、時、状況 --- 3拍子揃ったバカンス・ロマコメ

2022年11月3日
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オル・パーカー監督らしい温度感、風通しのいい雰囲気の中で、製作総指揮も務める名コンビの決して変わることのない・揺るがない魅力と化学反応が素晴らしく輝いていた!ジョージ・クルーニー × ジュリア・ロバーツ = 2人のことは洋画沼にハマる大きなキッカケとなった『オーシャンズ11』ダニー・オーシャンとテスだった頃から愛してやまないわけで、この名カップルをまたスクリーンで見られる機会が来るなんて(その前は『マネー・モンスター』)!!
この"子供の結婚妨害"モノで、イケメンすぎるジョージ・クルーニーの目をガッと見開いたコメディ顔が弾けているのを久しぶりに見た気がした。例えば『オー・ブラザー!』『バーン・アフター・リーディング』『ファミリー・ツリー』等で見せてきたそれ。近年は監督業含め、そもそもあまり見る機会自体無かったことに加えてだから嬉しい。
正直、笑いのネタ一つ取っても比較的見覚えのあるような鉄板なものが多く、サプライズと呼べるようなものはない至って普通の作品、ごくごく平均的な内容だ。だけどチャーミングすぎる主演2人のおかげでまるでキライじゃなかったし普通に楽しめた。もはや2人の掛け合いは名人芸の域に達していて安定感がすごい。そんな主人公元夫婦の子供役がケイトリン・デヴァーというのも嬉しいところ。
ラストシーン(カット)には鳥肌。分かっちゃいてもやっぱり気持ちよかった。美しい風景も味方につけて心地よい時間が流れていたことは否定できまい。ラスト止めコマといったらな名作『明日に向って撃て!』ならぬ"今日に向かって飛べ"?エンドロールのNGシーン集的な映像込みでやっぱり鉄板!! ブラピに代わる?ふさわしい場所、ふさわしい時、ふさわしい状況。本当に3つとも条件が揃っていた。期待していたものを与えてくれる。

P.S. そんな主演コンビのおかげで映画館は中高年夫婦を中心に年齢層高めだった

勝手に関連作品『おとなの恋は、まわり道』

とぽとぽ