劇場公開日 2022年12月16日

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「深く読めば、日本社会を良く描いている」終末の探偵 R41さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0深く読めば、日本社会を良く描いている

2024年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

クライムハードボイルドというジャンルの作品だということ。
この作品には貴重な日本の裏事情の一部が描かれている。
物語は日本のヤクザと中華系ヤクザとの陣地取りの抗争を、彼らの表面上の理由だけで描いているが、この闇は深い。
ヤクザと反社会という言葉は今やイコールだが、そもそも政府が表立ってできないことをヤクザが肩代わりとしてやってきた歴史がある。
昨今おかしな法案ばかりがまかり通り、それがどこを見て審議されているのか全くわからない。かの「日本列島大改造論」とは完全に異なる政治が今の政治だ。
少し昔に民主党の石井紘基刺殺事件があった。これは表向きは右翼団体がやったことになっているが、政治家が韓国マフィアを使って行った事件だと考える。
この時すでに日本は、韓国に恩義があることになる。
オウム真理教の村井幹部が殺害された時も韓国人がした。
これはすべて政治と韓国のマフィアがつながっている証拠だ。
日本のヤクザは弱体化の一途を辿り、韓国以上に勢力を伸ばしているのが中華マフィアだ。
政治は、訳の分からない法案を、まるで碁石を置くように配置し、彼らのために動かされていると言って間違いない。
報道もすべて管理されている。
さて、
この作品はそこまで踏み込んでいないが、外国マフィアと戦うヤクザと、外国人が持つ日本での厳しい制限についても描写している。
世界各国で移民が成功した国はない。
それでもまだそれをしようとする政府は、日本を見ているはずがない。
ヤクザを解体し、核に切り込もうとする政治家さえも、外国マフィアを使って始末する。その恩義の代わりに彼らの場所を提供する。
同時にどんどんヤクザ社会を切り崩していく。
結果追い詰められるのが、作品でも出ていたその場所にある外国人に占領された自治会だろう。
これが今の日本だ。
そしてあのサトウ青年のものの考え方は、今の学校教育そのものだ。
そう思って見れば、この作品が社会的なものだということが理解できる。
アウトロー的な人間は、どの世界にも必要なのだろう。
それを反射会と一緒にしているこの社会こそ、反社会の根源だ。

R41
琥珀糖さんのコメント
2024年6月3日

こんにちは

マイナーな映画をご覧ですね。
非常に余計なお世話で、失礼だったら許してください。

スティーブン・キングの原作の映画とてもいいですよ。
「ショーシャンクの空に」
「シャイニング」「スタンドバイミー」
「ミザリー」「黙秘」とか、
あと「トップガン」を観たら「トップガン・マーベリック」観れるし、
ダニエル・グレイグ主演の「007」の5作品。
単独なら「ブレッドトレイン」とか、
U-NEXTに加入するとまた広がりますよ。
ポイントもらえるし、邦画がたくさんあります。
余計なお世話だったら、ごめんなさいね。

琥珀糖