FALL フォールのレビュー・感想・評価
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家族で鑑賞し盛り上がった
高所が苦手な家族と鑑賞して、ヒヤヒヤするシーンで盛り上がった これもまたいい思い出
夫を失い自分を見失ったというフックが上手く効いて、後半は驚かされた
シンプルな設定なだけに裏切りの上手さが目立った
流石にありえない場面もありリアリティが薄かったのが残念
梯子を外されたフェミニストたち
数多いフェミニズム映画の中でも、こんな体育会系シスターフッドムービーは今まで観たことも聞いたこともない。クライミング中の落下事故で愛する旦那ダンを失ったベッキーちゃんは、それ以来酒浸り。そんな落ち込むベッキーを元気づけるためにクライミング仲間のハンターが、もうすぐ取り壊される予定のTV電波塔クライミングにベッキーを誘う。見事地上600メートルのタワー登頂に成功した2人だったが....
2人が地上へと真っ逆さまに落下しそうになる度に、イヤーな汗が全身に吹き出す演出はお見事。梯子が外れ頂上直下のテラスに取り残されたベッキー&ハンターが、スマホやドローンを駆使して脱出をはかる頭脳プレーはもちろん、ハンターの🦶に刻まれたタトゥの秘密、さらにタワーに向かう途中で遭遇したハゲワシカップルが後々の重要な伏線になってくるので、2人の巨乳に気を取られてばかりではいけないのである。
プロレスを見たことのないハンターがなぜか“マンカインド”の名前を知っていたり、最初はイニシアチブをとっていたハンターが途中からベッキーの応援係にシフトチェンジ。そんな極限状況下ならではのスピリチュアルな展開にも、ネタバレを小出しにしていく演出のせいでカタルシスさえ感じるのである。なんてったって地上600m顔面血だらけのにらみ合いは、まるでマンカインドvsストーン・コールドの試合を見ているかのように迫力満点だ。
そういえば、プロレスの両肩をマットに付けるキメ技も確か“FALL”っていってたっけ。しかも適者生存のためにFALLした後○○ちゃうとは、男を食われたら食い返す(カニバじゃないよ)女の執念おそるベッキー?!なのである。この友人から男を盗んだ○○○がハゲワシにその脇ばらを突っつかれるシーンを見て、私はゼウスによるプロメテウスの拷問を思い出したのだが、皆さんはどんな感想をもたれただろう。それはさておき、ベッキーちゃんの生き残りをかけたラストの決断力に、優柔不断なオヤジは梯子を外されたフェミニストたちの底力を感じたのでした。
観ないとは思いますが、高い所苦手な人にはオススメできません・・。 ...
気合い入れて観ましょう。
高いところだけでほぼ2時間
地上600mの適者生存
地上600mという鉄塔の上にクライミングし登頂した後、梯子が崩れて取り残された2人の女性が、命の限界の中で、繰り広げられるサバイバル・スリラー。高所恐怖症の自分にとっては、終始、ハラハラし通しの展開に、お尻がムズムズして落ち着かずに鑑賞。
この先、きっとこんな墜落の危機に見舞われるという状況は、十分に予想きるのに、そのシーンが訪れる度にドキッ、ビクッと身が縮む思いにさせる。地上600mという上空で、しかも登頂した2人が身を置くスペースは、直径1m程度の金網の上という極限のシチュエーションに、自分もその場に置かれている様な臨場感さえ伝わってくる。
夫がクライミング中の滑落事故で亡くなしたベッキーは、その後、その悲しみから立ち直れず、酒浸りの日々を送っていた、そんな娘を心配する父親が、娘のクライミング仲間の親友ハンターに、元気づけてくれるように依頼。そこで、廃墟となった地上600mの電波塔への登頂計画を立てる。しかしその鉄塔は、赤茶けた錆が浮き出て、ボルトも外れそうで、鉄塔に架けられた梯子伝いに登るという、あまりに無謀なもの。それでもハンターの意気込みに押され、ベッキーも夫の死と決別する為に、登頂を始めるのだが…。
本作の面白さは、究極の高所でのサバイバルにあるが、それだけではない。前半部にいくつかの布石が散りばめられていて、それが頂上で取り残された時に一つ一つ回収されていく。まずは、夫の死を経験してネガティブなベッキーに対して、あまりにハイテンションなハンターの存在が相対して、正直、ハンターの行動にウザさを感じた、しかし後半、ハンターの拠り所となっていたものが露になると、そのハイテンションの意味も理解できる。また、鉄塔に登る前に体験した、トラックとの衝突事故寸前の恐さ、野生動物の死骸をあさるハゲワシの群れ、スマホの充電器に、ライトのソケットを使って充電するサバイバル術等、が後半部で、鮮やかに回収されていく巧さを感じた。
そして、ラストでベッキーが鉄塔の上で生きる為に選んだ選択は、正に『適者生存』の動物本来の生きる術なのかもしれない。但し、救出シーンがあまりにあっけなく、「エッこれで終わり?」といった感想が正直なところ。
主役のベッキーには『シャザム』や『アナベル』にも出演していたグレイス・キャロライン・カリー、親友のハンターには、個人的にはお初の女優さんでバ—ジニア・ガードナーが務め、そしてベッキーの父親には『ウォーキング・デッド』で、悪役ニーガンを演じたジェフリー・ディーン・モーガンが演じている。
いや~、参った!こんなにドキドキするなんて。
地上600mがどれくらいの高さなのか想像できなかった。 調べてみたらあべのハルカスが300mだった。 その倍だから恐ろしい高さだろう。
動画配信で映画「FALL/フォール」を見た。
2022年製作/107分/G/イギリス・アメリカ合作
原題:Fall
配給:クロックワークス
劇場公開日:2023年2月3日
グレース・フルトン
バージニア・ガードナー
フリークライミングを趣味としていた女性2人が、
今は使われていない地上600mのテレビ塔の頂上まで梯子で登った。
地上600mがどれくらいの高さなのか想像できなかった。
調べてみたらあべのハルカスが300mだった。
その倍だから恐ろしい高さだろう。
老朽化していたテレビ塔の梯子は運が悪いことに崩れ落ちた。
Oh My God!
どうやって降りようか?
恐ろしくて考えたくもないが。
暗くなる。
強い風が吹く。
雨も降る。
様々な困難が彼女たちを襲う。
その場所で何日か経った。
食料も水もない。
彼女たちは生還できたのか?
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
高所恐怖症向き…
バカな動機で周りに迷惑かけないで…!怖いから…!
あんまり好んでない人が観ると、とっても長く感じる。なんかもう、「いや、バカじゃん」って思ってしまってワクワク出来なかった。マジメさんには分からん。笑
鉄塔に取り残されたワンシチュエーションものかと思ったら、割とディティールは出来上がっている。愛する彼の死、父親への敵意。いいね主義になった友達…。うまく配置していると思うものの、シーンごとの長さがしっかりと取られていることもあり、早く終わらないかな…と思うばかり。降ってくる災難も目に見えているので「やっぱりか…」となるだけ。要するに飽きているようだ。笑
と言いつつ、やはりスリルからは逃れられない。何度も引いたカットが続き、その度に高いことを突きつけてくる。乗ったあんたらが悪いんだからと思うが、救われるか否かを目に焼き付けるまで気になってしまうのが人間の性。ある意味ニクイ映画である。
よいこはマネしないでね系にして、観る反面教師といったところか。言わずもがな、危ないし迷惑かかるので、こういう人とは仲良くなれないなぁと改めて悟るのであった。笑
なんちげ…
冒頭のからロッククライミング中に目の前で旦那が落ちて死ぬ主人公。そこから一年立ち直れない。旦那に依存しまくってた様子だが、文化の違いもあるだろうが事もあろうに遺灰をそのままにするか…?とんだメンヘラ女だ。もう信用にならない
動画のためとはいえ相棒の胸がデカ過ぎてそれはそれでもちろん良いんだがノイズだ。また信用にならない女が増えた
メインであるテレビ塔に登るヒヤヒヤ感は求めていたそれではあるが、そこから何やかんや日を跨ぎまくり「頂上で水もまともに無い中、何日生きてんだ?」となってしまいあまりノれず。
相棒と文字通り"色々"と協力しつつ降りることに試行錯誤するのは良かったが、頂上で発覚する相棒との旦那を巡ってのいざこざも求めていた風な展開とはズレいた。もっと旦那の事故は仕組まれていた…的な展開ならもっと良かったかもしれない。
ワンシチュエーションという縛りがあることでこんな展開にせざるを得なかったのか。
高所恐怖症の人にとってはスリラーとして好評なところは目立つが、そうでもない人からすると(メチャクチャ高所なのでもちろん怖いんだが)得られるものは少なかったように思う
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