「シンプルなのに意外と深い」FALL フォール まーごさんの映画レビュー(感想・評価)
シンプルなのに意外と深い
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1回め見た時は、悪夢のシーンで「あれ、もしかして…」 ベッキーがランプに登っていって、ハンターが落ちてくるバッグをスルーした時点で「いつものハンターならキャッチしたはず」と疑惑が深まり、、
ベッキーにも「バッグを受け止められたはず」と責められてもハンターはスルー。バッグを落としたのはベッキーのミスなのにハンターを責めるのもどうかと思うが。
とにかく、ハンターは塔に登る最初からずっとベッキーをyou can do it ! と励ました続けた。
ハシゴが外れてベッキーが宙吊りになったときに、「絶対に手を離さない」と、鉄柱に足を踏ん張って全身を梃子にしてベッキーを引っ張り上げたのはハンター。
パラボナアンテナに落ちたバッグを取りに行ったハンターをベッキーが引っ張り上げなくてはいけなかったが、片足を怪我していて細身のベッキーにはハンターと同じことは出来なくて途中でロープから手が離れてしまう。ドーンという音がしたのでそのときにはもう…。
ベッキーの妄想上のハンターは「細いあんたには私を引っ張り上げるのは無理だった。バッグをつかめなくて落ちた」と言ったが、それは嘘だと思う。
バッグをつかめなくて落ちたなら地上まで落ちていた。ハンターは途中までクライミングしていて、ベッキーがロープから手を離したことでパラボナアンテナまで落下したと思う。ベッキーはやましさから記憶を書き換えた。
適者生存という言葉が何度も出てくるが、パラボナアンテナへの飛び移り、ソケットからの充電、メッセージ送信してからスマホを落下させるなどのハンターのアイデア、はてはハンターの肉体までも活用してベッキーは生き残る
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