「テレビで見てもドキドキ・・・高所恐怖症の人は見てはダメ」FALL フォール ヤナコさんの映画レビュー(感想・評価)
テレビで見てもドキドキ・・・高所恐怖症の人は見てはダメ
以前から気になっていてAmazonPrime Videoで視聴。
600mの鉄塔に取り残されるシチュエーションの、シンプルさがとても良い。
そこに行くまでの理由付も、まぁ今時の若者の思考として説得力有ると思います。シチュエーションやシナリオなどが、複雑な映画がありますが、そういう作品は映画を見つつも頭の中でいろいろ考えたりするので、今作品のようなシンプルな設定にすることで、画力(えぢから)がドーンと伝わってきます。
シンプルが故に、画像のインパクトが凄く映画館向けの作品だなぁとは思うのですが、それ故にちょっと、個人的には無理。テレビで見ていてもドキドキハラハラです。劇場鑑賞は無理です。
ネットで詳しく調べていないのですが、どうやって撮影をしたのか・・・そもそも舞台となるあの古びたテレビ塔は現存するのか???
CGやブルースクリーンは利用しているのでしょうけど、カメラワークが凄かったです。
大筋は見る前から知っていましたが、「どうしてテレビ塔へ昇ったのか? どうやって取り残されたのか? 結果的には帰ってこられたのか? それはどうやって?」が疑問であり、2時間も持たせられるのか?と思っていたのですが、あっという間の2時間でした。
久し振りに画面見ながら「マヂか!!!」「えぇ!!!ヤバい!ヤバい!」と声を上げてしまいました。
ただ、不思議な感想なのですが残された二人に対して「無事帰れるように」という応援の気持はありつつも、二人のキャラへの感情移入までは出来ませんでした。(特にハンターには・・・それと旦那よ・・・・)
余談ですが主役の一人ベッキーが「仲里依紗に似ているよなぁ」としみじみ思いながらみていました。そしてシチュエーション的に警察に「ベッキー、ハンターのこと殺したんじゃね?」と疑られてしまう可能性あるよなぁ~ともチラッと思いました。
俺もストーン・コールド大好き♪ そして、人生は短いに同感。