劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCEのレビュー・感想・評価
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PSYCHO-PASSがあれば可能性はある
確かに常守は「甘い」んだろうが、自ら身を捨ててまで、「正しさ」への「議論」の可能性を残そうとする姿を見ると、この世界にまだ僅かな希望があるのかもしれないとは思う。
終わり残念ですべて残念
朱音がこうがみに毒されすぎてる。二律背反すぎる最後が特に残念。警察官としてあの選択だけは絶対しない。してはいけない。
共感できませんでした
主人公が最終的に選ぶ手段がテロ行為ってどうなんだという気持ちが消えません。
一期のころ、学業や適性検査では超優秀だけど新米監視官として最初は何もできなかったけれど、いろんな経験を積んで逞しく成長していったはずの主人公。
今作では信念を貫く姿を見せたかったのかもしれませんが、周辺の人への悪影響や迷惑を省みず自分の意地を貫いている人にしか見えなかった。
衆人環視のなか局長を殺し、ドミネーターで裁けないケースもあることを社会に見せて法律(刑法だけの話と思っていますがここも製作陣がどこまでの範囲を指しているのかわからなかった)の廃止を止めたと言いたいのでしょうが、サイコハザードが起こってもそれはやむを得ない犠牲だとでも思っていたのか?
自分の信念を通すためなら選ぶ手段はなんでもいいということではないと思う。
そのような手段をとっておいて収監されての慟哭シーンはしらけてしまった。
この先結局無罪放免されるのを知ってるだけに。
また、狡噛が誰かを殺そうとするとやたら殺させないと言うわりに慎導が人を殺すのは止めなかったりその手のことが度々あって常守の行動原理は一貫性がない。
二期以降、常守すごいなというエピソードは特にないのに周囲のキャラからやたらと賛美されるあたりから違和感あったけど、ちょっと説得力なさすぎではないでしょうか。
どうせ見るなら共感できて楽しかった、良かった、と言って終わりたいので説得力ある話にしてほしい。
一期だけで終わっていた方が良かったなと思いました。
あんまり付けること無いけど星5!!
たまに聴く、終わったら涙がつ〜っと流れる
あの現象がまさか自分の身に起こるとは…。
ラストシーンからエンドロール入った時に
気づいたら泣いてて自分でもびっくり。
ずっと10年追いかけてきたPSYCHO-PASS
常守朱と狡噛慎也、2人セットがまた観られることの喜びと言ったらもう…最高ですよ…。
そしてこの物語は未来の物語ですが、今、現代を生きる人達が近い将来直面するであろうことが先取られていてとても考えさせられる作品です。
AIと共に生きるとは?
法は必要なくなるのか?
必要悪はいつまでも必要か。とか
きっとこの先、AIが絡むことで人間が楽な方楽な方へと進むことに慣れたとき、この物語が終わった何十年後かに、あぁこの事かとまた思い出して、そこでやっと深く理解が出来る作品なんだろうなぁ。
今はまだ考えるだけで、きっと理解は出来ないもの。
そしてまだ誰も正解にたどり着いていないもの。
まだこの作品の続きが見られるのなら、未来のヒントをくれるんだろうな。。。続編待ってます!
あ、あと菅野祐悟さんの音楽はやっぱりPSYCHO-PASSと相性最高!
凛として時雨とEGOISTもおかえり!!
花城と宜野座さんがなんか良かったよ…
雛河くんの出番もうちょい欲しかったけど…
みかちゃんと宜野座さんの絡みが欲しかった…
色々無い物ねだりはしてしまうけど、
間違いなく今までで1番見応えはあったと思います。
制作に関わられた全ての皆様、お疲れ様でした!
決定打がほしかった
3期の状況からオチは考察されてましたが、案の定その通りになりました。
しかし、朱のあの行動に決定打がほしかったです。そういうストーリーになってなかったですね。今回はあくまで朱の法律遵守の気持ちが強まったというだけで、元々持ってた衝動を衝撃度がデカい事件があったらか実行したってだけで、事件の内容自体は何でもよかったから、一つの作品として繋がりを感じませんでした。
とはいえ、朱を中心としたお馴染みのキャラの活躍がふんだんに盛り込まれて楽しく観れるので、ファンの方はぜひ!
常守朱は強い、ぶれない、信念を貫く!
これぞサイコパス(アニメ)と言う映画だった。
自分も見るまで勘違いしていたがアニメ二期と三期の間の物語。前回の劇場版の続きと言ってはあれだが全サイコパスシリーズのオールスターキャストだったな。
法律を廃止してシビュラシステムに全てを委ねようとする者たちと法は必要と説く常守朱。
そんな時に謎のテロリスト達に襲われた船が…
そして厚生省と外務省の合同調査となり常守朱と
狡噛慎也の再会と再チーム結成。
果たしてAIは神なのか、AIを神にしたいのか。
テロリストの目的は?厚生省と外務省の目論見とは?謎が謎を呼び誰が敵なのか味方なのか判然としない混沌の事件。
とにかく面白い。アクションも良い(アニメ的アクションでは無く実写から動きをトレースしてるのでは?)。三期開始の伏線回収にもなっているし最後のシーンはそう来たか!と驚いた。
常守朱と狡噛慎也との関係性にも注目。
そしてこの映画で終わりかと思ったらまだまだやりそうな最後…
回答編
いままで伏線をざっくり回収した回答編といった作品か。
シーズン1,2,3とファーストインスペクター、 Sinners of the Systemのcase2ぐらいを見てないと登場人物の背景はわからない。(あと最初の劇場版もみといたほうがよい)
設定も複雑で登場人物も多くそれらを踏まえてないと理解できない作品なので一見さんお断りでありながら、全部みてる人には最後が分かってしまうというジレンマを抱えているという何とも難しい作品。
出来は悪くないがファン以外は上記の理由により楽しめないかも。
コナンの黒鉄のような楽しみはあるものの、恐らくコアなファンが望むところではないのでなんとも言いようがない。
それでもこの作品を見てしまってちょっと気になってしまった初見さんは他の作品も見てみるとよいかもしれません。
とはいえ個人的にはシーズン1以外はすべて続編というよりスピンアウト感を感じざるを得ませんが。
見事なミッシングリンクの補完でした
もう10年になるんですねぇ。入場特典の冊子を見ながらしみじみ。あのひよっこだった朱ちゃんも、ずいぶん凛々しくなったものよ。(親戚の子を見る目線。)
原作の無いオリジナル作品で10年作品の世界観をぶれずに保ち続けるというのはすごいことです。テレビシリーズの幕間を埋める作品として、上手に破綻なく風呂敷を畳んだ感じです。
それにしても最近のアニメは外れが無いですね。脚本も良いし、動きも良い。特にアクションシーンは滑らかで、キビキビ動いて、本当に高度に訓練されたプロ同士の戦いという雰囲気が伝わってきました。
また、作品テーマ、犯罪傾向の人間が排除され、AIによって管理される社会では、法律はいらないのでは無いか、という点も斬新だったと思います。今はまだ絵空事ですが、思考の外部化が行き着く先を見せられたような気がします。
残念な点。異論があるかも知れませんが、テレビシリーズの魅力の一つであった、サスペンス分が足りない・・というのはあるかも知れません。部隊というのは正体さえ分かれば実はそれほど怖い存在では無い。例えば、冒頭、首無し死体のシーンから始まり、犯人を捜していった先に今回の部隊が繋がっても良かったのでは?
みなさんの評価通り
この世界に没頭できてホントによかった。アニメで1話ずつ、アップデートしていくのも楽しかったけど映画として最高の時間でした。独特の構成で時系列も、行ったり来たりな一見複雑そうなアニメと思ってしまいそうでしたが、本質はシンプルで感情移入しやすいからこそ、熱い。しかも、最近流行りの【伏線回収】というワードで収まらないほどの緻密に構成された公開順においてのストーリーと登場人物のバックグラウンドだったり、つながりだったり。後から知ることで、倍増してゆく。とにかく、また最初から観たい。
エレンとアッシュがいた。(喜)
応援
一期で引き込まれて以来追っています。
よくある物理的に人間を攻撃する「AIの暴走」より、権利がじわじわとAIへ移行し(職業選択からドミネーターによる生殺与奪まで)人間のあらゆる社会生活が管理される方が、現実味を帯びていて面白かったです。あれから10年…。
スケールが大きいと、設定説明に時間を割いたりとやる事が多く、メッセージが分散するときがあるかと思います。
しかし今作でも、PSYCHO-PASS制作陣からの意思を感じ取れました。
正直常守朱を見守りに行く感覚です。それ程今回もシビュラ(人工知能)と対峙する人間代表をしていました。対峙は語弊があるかも知れませんが、支配者であるAIとの共存の道を模索する彼女のいいところが出てました。
普段は冷静沈着な常守が、素直に感情を認めるところも見所です。彼女の色相が濁らない理由も今後楽しみにしています。
大きな作品を創る大変さへの敬意と感謝の星5です。
歳をとってめっきりアニメを観なくなったので、アニメーションの出来については分かりません。
一つ挙げるとすれば人間離れした狡噛や宜野座のフィジカルや体術が凄過ぎて、ふと我にかえるがありました。強すぎんだろ…。元刑事凄え。
3期の時間軸より前の話
3期ラストが朱の解放だったので3期の謎を回収しつつ3期後のストーリーかなと考えていましたが全部3期前の話でした。3期で増えた謎が無事回収されます。
朱の真っ直ぐ正義を貫き続けるところが今回も見れました。
一見無駄に思える、“銃の相手にドミネーター使用をこだわる”ところも朱らしいと思います。
『法が人を守るんじゃない 人が法を守る』ってことです。
一貫性がある人は信用できるし、魅力的に見えるからこそシビュラシステムや登場人物から強い関心を持たれてるのだし、PSYCHO-PASSシリーズの主役であり続けているのだと思います。
彼女達がもがいて守り続ける世界がどうなっていくのかとても楽しみです。
自分とは違う生き方をさせてくれ!!
初めて映画館にて観ました。
TVアニメ、劇場アニメを先日見たばかりで
キャラクター1人ひとりの名前、ストーリーを
把握してない状態です。
常守朱が公安局の仕事の範疇を超える働き
生き方をしていました。
情報漏れの流出に気が付き、仲間である人間が
亡くなる姿を見て正義を貫こうとする姿が
緻密に描かれていました。
外国船舶、逃亡した狡噛慎也、
唯ならね雰囲気、不安や予感が的中するような展開でした。
つまらない
面白かった1期
最低の2期
つまらない3期
つまらない3期で朱さんが閉じ込められている
その理由を説明するのが今作
理由自体は良かったです
でもドミネーターが毎度毎度使えないんですよね。。。
それなのに「ドミネーターで闘う」と強要する
その結果みんな警棒で闘う
ヘルメット被られて使えない
電波が入らないから使えない
頭にチップ入ってて使えない
毎回毎回言い訳ばっかりでもううんざり
狡噛と宜野座が共闘するのが見たいでしょ?
トップガンよかったでしょ
聖書出しときゃ知的でしょ?
1期から10年
1期の興奮を忘れられずずっと付いてきたけどもういいかな
やっぱりこのコンビだね!
あの手この手でシリーズ化してきたけど、結局常守朱と狡噛慎也のコンビに戻ってきたし望んでいたしで冒頭からこのコンビの良さを再認識できた感じ。物語は多少間延びもするけど、衝撃的な展開もあり最後まで見入ってしまった。
カミやホトケ
と言う言葉が出てくると何かしら急に
胡散臭さが漂ってくる僕だが
どうしてそうなるかを書きつつ感想としたい。
漢字で私と言う字を書き出すと
三と仏に分けられることに気づくだろう。
この三がまさにカミで有り
三毒そのものであると言うことを
気づくことができたならば話は早い◎
そう、カミは我々人間の三毒から生まれた
創造物だと言うことである。
つまりはAI=カミとなる世界観は
人間中心主義で有り続ける愚行の成れの果てで
シビラもそうであると言うことを提示しているだけ
なのだ。
故に、今後CHATgptの出現により語られるであろう
コンピューティングによる
脳科学や心理工学領域におけるカミ議論は
ちゃぶ台にあげて菓子とするほど
香ばしいものではない。
と言うことを本作が示してくれたのだと思うと
エンディングの痛快感以上の
満足感が得られる内容だった。
僕はサイコパスなのかもしれないけど、計測不能だし
サイコパス支持者として本感想を残す_φ(・_・
観るだけで痩せるんじゃないだろうか
と思うくらい、気力とカロリーを持っていかれた映画でした。
久しぶりに上映後、詰めていた息を吐き出すと共に呻き声がでました(笑)
流れ的には『恩讐の彼方』と登場人物がガラッと代わってびっくりで有名な『第3期』の間らしいですが、ふらっと行ってしまったので思い出すのに苦労しました。
あれっ?繋がった!?と後々気づく…予習復習大事ですね。
疲れましたが、とても幸せな疲労感をありがとうございました。
アニメ未視聴でしたが
面白かったです。
法、社会、人、未来というテーマは関心があるものだったので、シリーズものということは知っていましたが、鑑賞しました。
SFとしての背景は理解しやすかったけれど、細かい設定、犯罪係数ってなんだ、厚生局?公安?みたいな作品独自のものや現在と異なる役割のものもあり、わからないものは多かったです。
ただし、それを踏まえても、正義、信念、人とは、と言う作品の根幹が定まっていたので、満足のいくものでした。
アニメファンには待望の、未視聴者には原作アニメに興味を惹く作品で、ファン向けに寄り過ぎてなく、初見でも楽しめる過不足ない仕上がりです。
※もちろんその後アニメを1期から視聴しました。
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