サイレント・ナイトのレビュー・感想・評価
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Fxxk off
終末世界での最後の1日を過ごす作品で、やけに明るそうだなと思ったのとブラックジョークが好物なので少し期待して鑑賞しました。
ん?これがブラックジョーク?と思わざるを得ないジョークのレベルの低さと間延びした展開はキツかったです。
ブラックジョークと銘打っていますが、基本はfxxkまみれなので面白くもないですし、登場人物たちが中々に煩いので耳障りでした。人を罵倒する際にfxxkと言い放つだけなのもバリエーションが少なすぎて残念です。「ザ・メニュー」が豊富な皮肉を言い放ちまくっていたので、そこと比較してしまったら完成度に差があるなと思いました。
終盤にピルを飲まずに生還したアートのその後を描かないのにもモヤモヤしました。「ドヤっ!生きとったで!」みたいな思惑を感じ取ってしまいました。ピルを飲んで死ぬならまだしも、ナイフで刺されて死んだ人もいるし、飲まなかったら生還したっていうのも複雑な気がしました。
役者陣の演技は文句無いですし、映像はとても綺麗でしたし、高揚からの悲壮感はしっかりと伝わってきましたが、もう一捻り、もしくはブラックもブラックなジョークを堪能したかったと思いました。
鑑賞日 11/22
鑑賞時間 17:05〜18:50
座席 K-13
物足りない結末
『ジョジョ・ラビット』主演の子が出ているのと、イギリス映画だからブラックジョークにまみれて適度に狂っていることを期待して鑑賞。
だいたい20分経過のところでオチが見えて、その予想が外れることを期待していたが……
外れずハズレ。
ひょっとしたら(考えすぎかもしれませんが)……
隠れメッセージとして「毒ガスを新型コロナ、ピルをワクチン」のオマージュ捉えると、ワクチンを勧める人に対しても、反ワクチンな陰謀論に加担する人に対しても、「盲目的に誰かの言っていることを信じないで、自分で判断しろよ」と突きつけたかったのかな、と。
なんかこう、世情を揶揄するブラックジョークとしてひねりが足りなくて、それゆえ安易で推測しやすい展開で、映画としての満足感が物足りなかったことが、一番モヤモヤしたポイントでした。
確率の問題?
世界終末ラストナイトもの。集った仲間や家族の仮面が剥がれていくドラマなのは、想像どおり。劇場で観るスケール感もなく、バットエンドとしつつ『キャリー』なワンカットも想像どおり。『ラ・ジュテ』には勝てない。
思っていたよりサイレントナイト
2022年劇場鑑賞271本目。
世界の終わりの日の最後の晩餐といった情報で鑑賞。
エンドクレジット出るまでキーラ・ナイトレイが出ていた事に気づかず。
「ザ・メニュー」を観た15分後に観たので、また死に対する恐怖が薄いディナーだなと思いました。
よく分からないけど吸ったらもれなく苦しんで死ぬガスが明日には来るということで、家族ぐるみで付き合ってる仲良しグループで集まって、最後に政府から配られた楽に死ねる薬飲んで死のうぜ、という話。この設定から考えられる展開は死の直前で思わぬ本性が露わになって気まずくなるか、死への恐怖を描いてこちらの気分も重くさせるかだと思うのです。しかし前者のシーンは多少はあったもののそこまででもなく収束してしまい、後者に関してはアート君以外死ぬ事に躊躇がないので実際同じ状況になった時こんな落ち着いて死ねるのか?という疑問しか沸きませんでした。思ってたよりサイレントナイト。
オチははっきりいって予想通りでした。
ノイジーナイト
正直、会話のほとんどを理解できてないと思う。
イギリスに限らず、他国の文化や常識を知らないから。
しかも今作はブラックジョークが飛び交う半密室会話劇。
タイトルの出てきた映画もほぼ観ていない。
でも、色々と考えさせられ、非常に重苦しいものが残った。
呼ばれなかったリジー(だっけ?)が絡むこともなく、家族でなく(不仲な人もいる)友人で過ごした理由も明かされない。
そもそも登場人物たちの過去や関係性も、わずかな台詞から推察するしかない。
世界の惨状の描写もなく、本当に人類が死滅しているかも明示されず。
そして、ラストカット。
コロナやワクチンの問題が想起され、他国や政府への批判が混じり、愛憎渦巻く中で、尊厳死を選ぶかどうか。
目覚めたアートが幸せだとも思えず、すべてを委ねられたよう。
何を考え、なにを是として、何を選ぶか。
結局は自分で決めるしかない。
「面白い」といえる内容ではないが、備えるための一助にはなる作品でした。
そんなこったろうと思った。
ロシアのガスって…名指しなうえに暗にワルモンにしてしまってるプロパガンダか(^~^;)ゞ
そんだけの殺傷力ならロシアもただでは済むまいが?
まあ「最期の1日をどう過ごすか」がテーマなので理由はなんでもいいのだろう。
序盤の登場人物の関係性がごちゃごちゃしてて話に入りにくい。
中盤で少年が
「EXITピル(自決薬)を飲めといった政府や科学者が間違ってたら?」
というセリフで、こいつは生き延びるフラグかと直感。(ゾンビかどうか状態はともかく)予想通りであった。
果たして少年が正しかったのか?
コレは客に丸投げ。
最後のシーンは不要な気もする…でも死体で終わっても映画としてはスパイス足りないかとも思う。
脅威にどう立ち向かうかでなく、みんな覚悟キメちゃってるから、盲目的にお上を信じたビビり大人たちがばか騒ぎしてるだけの話。ココを皮肉る話なんか?
イギリスの風土風習がド日本人の私にはイマイチ伝わらず。
ガスはニワトリには効かない模様。
いや、生きてたんかい。
終末が訪れることを前もって知った時、どうするのか?
というのを考えさせられました。
怖いですね。。。
自ら死を選ぶのか、あの少年のように希望をもつのか?
色々な考えが生まれるのだと思います。
あの家が世界の縮図のように感じました。
最初から最後まで想像の域を出ない作品だった
うーん、この映画何が言いたいんだろう?
反ワクチン? ポリコレ? 政府批判?
なにか伝えたいのだと思うけど伝わらない映画だった
つまらなくはないのだけど、面白くもない映画
展開的に以下の方が面白かったかも
・少年がピルを隠してしまってパニック → 全員飲めない
※間違って謝った先生の伏線も回収できるパターン
・一時間くらいで前半戦が終わって、後半は事後の世界を描く
※過激な世界の方がこの監督にあってる
大人たちが過去の過ちを話している辺りがこの映画のピークだった
少なくともクリスマス映画を期待して観てはいけない
難しすぎて訳わからない
イギリス人のネルとサイモン夫婦は3人の息子とクリスマスパーティを開くことにした。夫婦の友人とその家族を招き、大人8人子ども4人の計12人が集い、時には悪口言い合ったりして再会を楽しんでいた。しかし、あらゆる生物を死滅させる謎の毒ガスが地球に拡がり、明日にもイギリスに到達するという状況だったため、毒ガスの恐怖が迫り、次第に不穏なムードとなり・・・てな話。
ロシアがウクライナに戦争を仕掛けてから作ったのかと思うくらいタイミングの良い題材だった。
なんか面白いギャグかジョークを言ってるのだろうが、キリスト教の世界観が無いから理解できず。
基本的に家の中での会話劇だから、景色を楽しむ物でもなく、退屈だった。
空はイギリスらしくどんよりとしてて、これが毒ガスの影響なのかどうかはわからんし。
で、目を覚ました子はなんなんだ?
これを楽しめなんて、難しすぎて無理だった。
想像力をかきたてる
やっぱりジョジョラビット君は生きていた?!ラストシーンの目覚めは果たしてゾンビか希望か?ヨーロッパの尊厳死を重んじるなか、そこがブラックジョークなんだろうな…同調圧力に屈しなかった子供が残ったという皮肉。苦しくとも希望を持って生きるのか絶望しかないならせめて苦しみから解放しようとするのか、考えさせられます。
ちょっとだけ「ミスト」を思い出してしまった。
これは何のジョークですかね?
あらゆる生物を死滅させる謎の猛毒ガスが充満した世界。
人類が滅びゆく、地球最後のクリスマスイブに、
男女12人の4組の家族が一屋に集まりいつもと違うホームパーティーが始まる。
尊厳せざるを得ない最期の日、
そしてクリチャンなら聖夜と言う晩餐会。
あなたなら、
誰とどんな最期の日を迎えたいですか?
僕はいつもの夜のルーティンをするだけです。
そして、最期の晩餐は何を食べたいですか?
この映画が、
尊厳ある最期の生き方を少しヒントを示していてくれていることで救われる👏
内容はわかりやすいけど、人によっては気分を害するかも(ほか関連参考情報)
今年331本目(合計606本目/今月(2022年11月度)18本目)。
奇妙な毒ガスが流れるイギリスが舞台で、その最後の日がクリスマスで、クリスマスを祝いつつ致死性の毒ガスが流れる前夜を家族やその知り合いその他数名で祝う、という趣旨のお話です。
この「毒ガス」が何を意味するかは個々いろいろな解釈ができますが、合理的な解釈としてありうるのが新型コロナウィルスの蔓延なのでしょう。ほか、(想定される)第三次世界大戦における核戦争で発生するいわゆる「黒い雨」などと解することも可能です。この辺は解釈が微妙に取れそうです。
ストーリーの筋としてはわかりやすいし、一部例外は除いてもストーリーの大半はそのクリスマスを祝う家(そこそこ豪華っぽい家)の中でのみ進むので(一部例外あり)、ストーリーとしてはわかりやすい一方で、逆にストーリーの「隠された意味」を把握するヒントも大半ふせられており(テレビやインターネット等も大半出てこない)、わかりやすいものの「趣旨の解釈としてはいくつかわかれうる」のではないか、と思えます。
やや気になったのが下記のところです。
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(減点0.3/一部のセリフの配慮が足りない)
・ この映画、ストーリー内でいつの時代かは明示的な記述はなかったと思いますが、逆に言えばそれがないということは、少なくとも現代(2020~2022程度)と解して構わないと思います。
ところが、特定の国…まぁ、ロシアなのですが、その特定の国に対して「ロシア人め」とか「ク×ロシア帝国の野郎」とか(字幕内では伏字はありませんが、こちらで伏せてます)、妙にロシアばかりたたかれるのも謎です。
かえってリアル現代を顧みると、この映画はイギリス映画であり、ウクライナやその周辺の(今のウクライナ侵攻に利害関係のある)国は一切かかわっていないようで、イギリスとしては「基本的には」ウクライナよりの立場ではなかろうかと思いますが、趣旨がよくわからないこの罵倒が謎です。かといって、上記のストーリーの「謎の致死性の毒ガス」うんぬんにロシアは一切かかわってこないので(この点は最後まで一切明らかにされない)、このあたり、ストーリーの筋に一切関係しないのに、特定の国の罵倒がやや過ぎるかなぁ、という気がします。ただ、それとて2~3か所程度ですし、映画全体としてロシアを否定したり、その国民の人権を蹂躙するような趣旨のストーリーではない以上、減点幅は限定的です。
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▼ 参考: ジュースを注ぐシーンで Say when. といっている部分
・ 映画では終わりのちょっとくらい前に出てきます。ジュースを注いでもらうシーンでこのセリフが出ます。直訳すれば「いつであるのかを言って」または「"When"と言って」になります。
ただこれは慣用表現で、まぁコロナ事情なので難しいですが、知って損はない表現です。
要は、この映画のこの例(ジュースを注いでもらう)や、食事でサラダ等、「個人の取り分を取ってもらう」ように、「個人によって飲める・食べられる量が異なる」場合、それは注ぐ側にはわかりませんので、「(あなたにとって、ちょうどよい量のときに)合図して」という意味で用いられます(その性質上、「量」があるものでしか使いません)。
この場合、「その量で大丈夫、ありがとう」という場合は、 It's OK. や Thank you. などで通りますが、この "Say when" を直訳して「whenと言え」という「直訳通りの返答」としてそのタイミングで when といって返すというのは英語におけるジョークのひとつです(有名なジョークなので、それでも通る場合が普通)。
話の筋が通らない作品は駄目です
凄惨な死をもたらす毒ガスの嵐に襲われつつあるイギリスが舞台です。原因はわからず、政府にできることは国民が苦しまずに死ぬための自殺薬の配布だけです。
夫と3人の子供を持つ主人公は、明日、嵐の襲来が予想されているなかで旧友を集めたクリスマスパーティを自宅で開きます。そこでの出来事をコメディ要素を交えて描いた作品です。
この映画の最後の最後に主人公の息子にあることが起きます。これは、それまでの話をぶち壊すものです。それだとそれまでの話が成り立たんでしょうと言うのが個人的な感想です。
この主人公の息子は映画「ジョジョラビット」でヒトラーに憧れた少年を演じた役者さんです(GG賞ノミネート)。面影が残っていてかわいいですね。
ちなみに脚本を書いたのがこの少年の母親とのこと。親の七光りではなく子の七光りといったら失礼でしょうか。
EXIT
あらゆる生命が死に絶える毒ガスが地球上に蔓延する中、明日にはガスが届く田舎町で最後のクリスマスイヴを過ごす4つの家族の話。
とりあえず、キティがクソで母親のサンドラの影響が大きいのはわかったwていうかキティって呼ぶにはデカいよ!!
そしてトンベリ推しだったり、モーグリがどうたらってFFかよ!ww
ただ、ブラックジョークがどうとか言っているけれど、多くはただF××:KIN´なんちゃらとか口悪く罵り合ったり人を貶める様なことを言うばかりでこれがブラックジョーク?
ブリティッシュブラックジョークは自分には合わない様だ。
というか、このシチュエーションだけで引っ張るのはきつくない?
明日になる前当たり前のアート君に巻き込まれる議論はなかなか好みの感じになりそうだったけれど、アート君に対抗出来る大人がいないのが勿体なかったし、ピル飲んでも飲まなくてもそんなに変わらない?
そして何より個人的にラストショットがそりゃないよ。
面白くなりそうな感じはかったんだけどな…。
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