ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODYのレビュー・感想・評価
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切ない気持ちになりました
ホイットニー・ヒューストンを超える歌手はいない。
そう思っています。
都内での上映が終わっていて、土浦まで見に行きました。
閑散とした劇場でしたが、その分没入して見る(聴く)ことができました。
ただ、幸せでありたいと願っているのに、周りに恵まれない。
女性パートナーと過ごしていたらまた違っていたのでしょうか。
せっかく恵まれた娘も早くに亡くなってしまったことを思うと
本当に切なくなりました。
彼女の才能を食い物にするのではなく、支えてくれる誰かがいたら・・・と思わずにはいられなくなりました。
途中までは素晴らしい
前半はとても良いが後半が雑で長すぎる。もう少し全体の時間配分を考えても良いと思うし、ああするならもっと丁寧に後半を描き切るべきだ。先の伝記映画のエルヴィスで感じたのと同じ物足りなさをこの映画でも感じた。もったいない。
守ってくれる人が必要だった。
若くして伝説になるとその後は
伝説の維持が、重荷になる。
そんな印象を持つ映画でした。
170センチの長身。
黒人女性にしては腰の張らない上品な体型。
愛くるしい美貌。
引き込まれずにはいられない笑顔。
そして何より、
「神様から与えられた“才能“というギフト」
6オクターブの音域と圧倒的な声量です。
ホィットニー•ヒューストンのような熱唱型の歌手は
とても好きです。
彼女の代表曲「ALLWAYS LOVE YOU」
一番好きなのは、
映画「B ody Guard」のラストシーン。
いったん専用のジェット機に乗り込んだレイチェル(ヒューストン)が、
回り出したエンジンを止めてタラップを降りて、
フランク(ケヴィン・コスナー)に駆け寄ります。
熱い抱擁とKissを交わすシーン。
そしてALLWAYS LOVE YOUが流れるのですが、
本当に名シーン。
何度巻き戻して見たことでしょう!!
黒人女性でヒューストンのように可愛らしく美しい女性を知らない。
スーパーモデルのようなスタイル。
ちんまりした鼻と愛くるしい口元。
演じるナオミ・ワッキーは口パクはバッチリ合ってますが、
美しさと気品では、ひとつもふたつも足りません。
プロポーションが、とても残念でした。
実生活でもケヴィン・コスナーのような、
ボディ・ガードのように、
《命を賭して守ってくれる夫、父親》が居たならば、
ホィットニー・ヒューストンはまだ生きて、
歌っていたでしょうか?
心から悲しくて、悔やまれます。
現実には夫となるボビー・ブラウンはプロポーズと同時に、
浮気相手が妊娠している・・・と、告げる男で、
父親はクレジットカードを会社の女の子たちに配りまくる。
父親の会社には役員に名前を連ねるお友達の年寄りが6人もいる。
極め付けは、危篤で見舞いに駆けつけたホィットニーに
「俺の金を返せ!!」と迫るのだ。
(欲ボケした家族)
この言葉で、体調を崩したホィットニーは父親の葬儀にも出席出来ない。
思い起こせば、2018年イギリス製作のドキュメンタリー映画で、
ホィットニーの16歳の誕生日のプレゼントに貰ったのは、
従兄弟たちからの《マリファナ》のプレゼントでした。
一族は日常的に麻薬を常用する・・・
そんな彼女は幼い頃から
薬物への抵抗がなかったと思われます。
ホィットニーは麻薬を
「神様へ行くための梯子(はしご)」と称していました。
プロデューサーのクライブ・デイビス(スタンリー・トゥッチ)は、
その言葉を強く否定します。
「前から梯子はあったよ!!」と、
ホィットニーの口から「主が、主が見守っている」みたいな言葉。
何度も聞きます。
日本人は神頼みはしますけれど、普通日常で、神に頼らない。
歌の歌詞がいちいち虚しかったです。
歌の歌詞は偽りばかり。
「私は強い」
「自分自身を愛すること」
「強く生きる」
「前を向いて生きよう」
と、歌います。
ピークを超えたホィットニーにひとつとして出来たことがありますか?
売り上げたCDが1億5千万枚。
シングルは5000万枚。
グラミー賞受賞連続8回。
マイケル・ジャクソンやプレスリーそしてビートルズ、
彼らに肩を並べる歌手です。
光り輝く功績です。
ラストで1984年のAMAでの3曲熱唱。
素晴らしい迫力と高揚感に震えました。
客席には夫のボビーと娘のクリスティーナの姿も。
幸せの絶頂でした。
「I am Nothing」なんてもう聴きたくない!!
ホィットニー・ヒューストンは、永遠に輝く巨星
誰も忘れはしません。
23-004
80年代、誰よりも素晴らしい歌声と
誰もが知る名曲と名作映画で時代牽引。
記憶にも記録にも残る歌姫の半生を描く作品にしては、、、
スーパースター故に誰よりも波瀾万丈な人生を歩んでるとは限らない。
公私の悩みからお薬の力で身を滅ぼす。
とてもとてもドラマチックとは思えない。
素晴らしい名曲のオンパレードな歌姫だけに、もっと楽しめる作品にして欲しかったなぁ😅
幸先の良い2023年映画ライフ☺
2023年最初の映画はコレ❤ ❤ ❤
正直そんなに期待していたわけではなかったけど、期待値をいともたやすく超えてきたw
Whitney Houstonの歌唱力は言うまでもなく誰もが認めるけど、彼女の人生をなぞる映画となるといかに自分が彼女のことをなんにも知らなかったかと恥ずかしくなってしまった。彼女のプライベートライフだけでなく、ヒット曲の数々だって曲は知っていても「え?これもホイットニー?ん??こっちも??」とどれもコレも知らなかっただけで有名過ぎる曲のオンパレード。それを聴くために観るだけでも価値のある映画。
そして主演のナオミ・アッキー。初めてみたけど凄すぎた。正直、リアルホイットニーよりもビジュアル的には華があったかと。
名曲達をこの世に生み出してくれてありがとう
とにかく彼女の歌声とその楽曲の素晴らしさに魅了された。
全体的にバランス良く分かりやすく構成されていて、映画そのものにメッセージ性や緩急はあまり感じず、感情に訴える部分は歌とライブ画面に頼っているような感じはあった。
でもそれでいいのかもしれない。"ハート"のこもった比類なき歌声に心底浸ることができたのだから。
ホイットニー・ヒューストンの栄光と崩壊
いい時はホント短い。昨年観た「エルヴィス」と同様に右肩下がりの人生が辛かった。
ホイットニーを演じたナオミ・アッキーが素晴らしかった。しかしクライマックスだけはご本人のパフォーマンスで嗚咽を漏らしたかったなぁ、、、
思えば1984年、テディ・ペンダーグラスのアルバム “Love Language”に収められた “Hold Me” で出会ったホイットニー。圧倒的な出会いだった。ビックリした。デビュー・アルバムのリリースをワクワクしながら待っていたのがつい昨日のようだ。
残念なのは音楽史に残る傑作アルバムを残せなかったこと。今作ではいい人として描かれているが、これは紛れもなくクライブ・デイヴィスの罪だ。
ホイットニー歌声は永遠の伝説
圧巻の歌唱力。歌のうまさ、バワフルな声には心を揺さぶられる。40代で亡くなられたのは残念。まさドラマティックな人生のようだったのでしょうね。歴史に残るsingerでした。singerゆえの悩みやお金、旦那さんや取り巻く環境悩みをかかえていたのが重かったのかなーと。声帯は年を重ねればずっと同じ声量や同じキーは出なくなるもの。維持することは大変な努力を伴うのでしょうね。
個人てきにはホイットニー、セリーヌ・ディオン、ガガ様の歌声が好きです。繊細でありパワフルな歌声、ずっと聴いていたいと思う。年を重ねても歌い続けてほしいですね。
映画館までホイットニーの歌声を聴きに行く価値があった
最終日に観てきました。あまり宣伝していなかったので上映期間があやうく終わるところでした。しかも一日一回だけの上映スケジュール。席はだいぶ空いてたのでゆったり観れました。ボディガードを映画館で観た世代なのでホイットニーの事を知っていたつもりでしたが、親友(女性パートナー)の存在はあまり当時メディアに載らなかったのか、初めてよく分かりました。
幼少期の教会コーラスの部分はもっと聴きたかった。その後も度々語られる信仰についての部分(聖書の教えにそむきたくない等)にも関わる。彼女は信仰と家庭を大切に芯に持っている。温かい家庭それを得たいという切実な想いと、失われてまた取り戻そうとする生き方、ドラッグ乱用に陥り止めようとしながらも歌で復活する為と頼ってしまう悲しさ。
前半は何だか場面が乏しいような?話が進んでいくが撮影場所が狭い範囲な印象。
ラストの3曲メドレーのシーンですが1994年のAMA(客席で見守る娘がまだ幼い。ボビーも一緒に応援)。歌唱も絶頂期で、家庭を求め続けたホイットニーの幸せだった時が流れている。
そのシーンの直前「ロビーに着きました」というメッセージがもうフラグ。部屋に戻りお風呂の準備をし歌(たぶんHome)を口ずさむ。そして3曲メドレー、この映画の中でも最も凄い歌唱シーンが流れる、彼女の最後の脳裏かのように思えました。この後どうなるか知らない人は違う見方になるのだろうが結末を知っているとあまりにも悲しい歌唱シーンです。
再確認、ドラッグは悲惨な結末になる。立ち直るチャンスが何回かあったのに残念。そして富と名声を得た子どもにたかる親がなんてありがちな事だろう。
やはり限られた時間内に全てを描くのは難しい!
流れ的には連ドラの総集編 ダイジェスト版的な❗時間の経過がわからないが娘の成長からして冒頭から終了までは20年位か日時的なテロップやナレーションがあったら彼女に詳しくない人にも入りやすかったか!?
映画を凌駕するホイットニーの歌声。
マイケルもエルヴィスもビーチボーイズのウィルスン兄弟も父親に音楽人生を翻弄されたけれど、ホイットニーもまた同様だったのか。何ともやりきれない気持ちにさせられた。また、母シシーはR&Bに理解の深いアトランティックのアリフ・マーディンと数多く仕事をしていたにもかかわらず、なぜに娘をクライヴ・デイヴィスに売り込んだのか。見終えた後も、興味の尽きない作品だ。
彼女の短い人生をダイジェストしただけのような脚本はかなり散漫で、演出・編集もあっさりしておりどこに焦点を当てようとしているのかわからず、残念な出来上がりというほかない。それでもそんなストーリーをはるかに凌駕する彼女の歌声に涙を誘われてしまう。少なくともドラッグにどのようにかかわっていったのかというところだけはもっと深く描いてほしかった。
ナオミ・アッキーの熱演は認めても、最後までホイットニーとは思えなかったし、口パクばかりではなく、「リスペクト」のジェニファー・ハドスンのように直歌を聴かせてほしかった。それにしても、ボビー・ブラウンはまるでチンピラにしか描かれていないし、クライヴ・デイヴィスは善人に描かれ過ぎすぎだろう。
彼女の死後、一人娘のクリスティーナが母を追うようにドラッグ中毒で22歳の短い命を散らしてしまったのはさらに悲しいし実に残念だ。
Saving All My Love For WHITNEY
Saving All My Love For You(邦題:すべてをあなたに)を初めて聴いたとき、この子はただ者じゃない!と直感した。歌唱力も凄まじいものがあったし、楽曲そのものや編曲も素晴らしかった。コピーして弾き語りを試みるも、なんせ声が出せない・・・もう、歌ってくれる女の子を見つけて結婚しようと心に決めた。ファミリアになれなかった当時の彼女と一緒に『ボディーガード』を観に行っていれば運命は違っていたかもしれないなぁ・・・
3年前に観た『ホイットニー』(2019、ドキュメンタリー)では彼女を食い物にしようとした家族の恥部のような暴露インタビューが中心となっていたり、金がなくなった惨めな時代が描かれてしまった。そのドキュメンタリーと比べると出来映えは雲泥の差。ニッピーという愛称がほどよく用いられて、彼女の魅力を引き出していた。
そもそもミュージシャンの伝記映画といえば、成功、挫折、薬物依存、そして哀れな死を描いた作品がほとんどだ。ホイットニーも例に漏れず悲しい運命が描かれていた。家族の愛、結婚相手の愛、そして生涯の友人であり恋人だったロビンとの愛。ニッピーは真の愛に満足できたのだろうか。その答えは圧巻のラスト・ステージにあった気がする。
一方で、スタンリー・トゥッチが演じた敏腕プロデューサー、クライブ・デイビスの静かな物語も捨てがたい。台詞には直接表してないが、彼がゲイであったことも明かされ、ニッピーとの関係も真の親子であるかのように関係が氷解・昇華したようにも感じられた。スタンリー・トゥッチすごく良かった。
そんな運命的な出会いも母親シシーが見事に演出した序盤。娘をスターに出来たのも歌手である母親の力だったんだなぁ。まぁ、従姉のディオンヌ・ワーウィックや名誉伯母であるアレサ・フランクリンといい、音楽一家に育ったのだからスターになるべくして生まれたのだろうけど。
ディオンヌ・ワーウィック、ジャネット・ジャクソンも登場していれば、また葬儀の際に弔辞を読んだケビン・コスナーの映像でもあれば満点にしてもよかった。もう一つの減点理由は大好きな曲「Saving~」がちょっとだけしか聴けなかったため・・・
あっという間の2時間
色々とエピソードに事欠かない人生を描くには、2時間は短すぎです。才能に気付き、開花し、スターダムへとのし上がっていく前半。お父さん役の黒人は、モト冬樹さんに似ているなーなんて思いとともに、見る者の気持ちを80年代に連れて行ってくれます。小林克也のBest Hit USAが楽しみなあの頃の私でした。せっかくなので『そよ風の贈り物』という邦題を考えた人の話もNHKアナザーストーリーあたりで企画して欲しいものです。
たくさんの挿入歌に心が打たれます。でも、編集なのか構成なのかわかりませんが、全般的に散漫にも感じました。その上、、このシーン必要?と思えるようなところがチラホラ。特に気になったのは、映画『ボディーガード』の撮影シーン。流産が発覚するから大事、これも家族愛を描く伏線、ともいえるのでしょう。それならもう少し時間をかけて描いて伏線回収してほしかった。ケビン・コスナーに似ている俳優さんは何もしゃべらないのもモヤモヤしました。
(※このシーンは当時の映像を使用してるとのご指摘いただきました。訂正いたします。でも、本人の挿入であっても必要ないかもと改めて思う次第です。)
撮影した素材をできるかぎり使いたい、黒い部分はあまり見せられないなど大人の事情もあるでしょう。
残念だったことをもう一つ。1991年のスーパーボウルでの国歌斉唱です。あのシーンはもう少し時間をかけて描いて欲しかった。ホイットニーを紹介する司会者のセリフも、湾岸戦争当時の時代を反映したもので素晴らしいのです。アメリカ人であることに誇りを持てる瞬間ですね、知らんけど。もし未見の方がいらっしゃれば、YouTubeでも見られるのでぜひどうぞ。
後半では、うまく行かない結婚生活、実父との金銭トラブル、才能の終焉からのカムバックなどが描かれています。ちょっと表面的すぎる感じもありますが、まだ存命中の関係者や親類縁者がいると思うと、これくらいが精一杯かも知れません。
いろいろと勿体ない作品だなと思う一方で、素晴らしい歌声と生き様は劇場で見るに値する作品でした。Thank you and Rest in Peace.
あまりに前半歌唱シーンに依存しすぎて、物語が全然進行しないことに苛立ちを感じました。
最近著名シンガーの伝記的作品が数多く公開されてきて、なかには大ヒットするのものもありました。けれどもホイットニーの人気や知名度をもってしても、本作は興行的に失敗し、半月で公開終了してしまいました。
予告編でホイットニー役のナオミ・アッキーの歌唱シーン(音源はホイットニー本人のものを使っている)に圧倒されて期待していたのですが、あまりに前半歌唱シーンに依存しすぎて、物語が全然進行しないことに苛立ちを感じました。
ラスト近くなって、ホイットニーが大麻所持で逮捕されたり、コカイン中毒で療養に追い込まれるなかで苦悩する段になって、やっと彼女の心情が前面に出てくるのです。それまでは、伝記映画にありがちなエピソードの羅列が続いたのです。『ボヘミアン・ラプソディ』と同じ脚本家が書いている点では、やっぱりという感じです。
それにしてもあのホイットニーが、デンマークで行われた再起コンサートで、音域が狭くなってしまい本来の声が出ていなかったため、大半の観客が途中で帰ってしまったということがあったことには驚きました。相当にショックだったことでしょう。
結局、48歳での急死したことには触れられず終いとなり、最後は死亡する前年に開催された2011年のグラミー賞前夜祭で、彼女が歌うシーンで締めくくられています。圧巻の3曲メドレーで圧巻でした。これには伏線があって、ずっと前のシーンでは3曲メドレーなんて無理と拒否してきたことだったのです。歌唱力を必要とする彼女の楽曲では、続けて歌い続ける行為は、肉体的にとてもリスクがあったのです。それでもあえて挑戦したことに、復帰にかける彼女の意気込みを感じさせてくれました。
個人的には、映画『ボディガード』が成立した経緯を、ホイットニーのセリフだけでなく、彼女を主役に指名したケビン・コスナーも登場させて、もっと具体的に描いて欲しかったです。
とにかく本作で大画面と大音量により、ホイットニーは復活します。映像はナオミ・アッキーの演技に変わっていますが、歌っているのはホイットニー本人なので、ホイットニーのフィルムコンサートとして、堪能できる作品でした。
良く聴いていた20代を思い出し、歌唱シーンは何度もトリハダでした
ホイットニー・ヒューストン役のナオミ・アッキーの熱演が光りました。本当に蘇ったようでした。ただ、歌そのものはホイットニー・ヒューストン本人なのでしょうね。ここもできればアッキーにやって欲しかったかな。このままで良かったかな?と思うところではあります。
上映館が少なくて残念、世界を席巻したTHE VOICE、多くの人に観てもらいたい作品です。
全140件中、21~40件目を表示