「木漏れ日銀河」ブルーを笑えるその日まで uzさんの映画レビュー(感想・評価)
木漏れ日銀河
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雰囲気は好きだけど、色々勿体ないかな。
主人公のアンは孤立してるとのことだが、ユリと一緒にいる2人以外からそれを感じない。
クマのマスコットをわざわざ届けてくれる子までいるし。
ってか、あれを失くしたことが原因だとアンは言ってたけど、バスケ部の部室から出てきたということは…?
抱かせる必要のない違和感も散見された。
アイナと“銀河”を見た帰りにアンが鞄を持ってなかったり、2人が制服で下校してる時にユリたちが私服だったり。
終盤、ダイナマイトを何故か屋上で起爆しようとしたり、3mくらいしか離れなかったり。
演出やカット割も冗長さが目立つ。
特に川で何度も潜るところと、教室で万華鏡が割れてアンが(アイナが消えて?)呆然とするところ。
アイナ=愛奈=マナは中盤くらいで察しがつく。
ただ、それを本編では曖昧にしたままエンドクレジットで確定させる塩梅は好み。
キャストをそれなりの年齢で揃えたところも拍手。
ただ、逃げること自体が悪いこととは言わないが、逃げっぱなしで終わるのはスッキリしない。
何ひとつ好転してないし、愛奈のように好きなものを見つけたワケでもないし…一生逃げ続けそう。
とりあえず坂田くんは色々最低だったので、後で職員室まで来るように。
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