ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!のレビュー・感想・評価
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傑作!来年のアカデミーアニメ作品賞有力
現代を日本語に直訳すれば、変異体亀忍者の青春。アホらしくて今までの作品は全てスルーしていたが、セス・ローゲンが作って非常に高い評価を得ていたので、勇気を持って鑑賞。 CGアニメながら劇画調タッチで、しかもテレビアニメのような1秒8コマ調の少しカクカクした映像に、少し違和感を始めのころに感じたが、それが段々と味になってくる。ここら辺は個人差があると思うので好き嫌いが分かれるかな。 緻密なカットによるアクションを期待していたので、吹き替え版を選んで画面に集中出来たのが幸い。特にジャッキーアクションが最高でした。 でもそんな凄い映像よりもストーリーが良い。ナイーブな青春を繊細に描いているのも良いが、人とミュータントが理解しあうシーンは感動的。 来年のアカデミーアニメ作品賞候補は間違いなく、ディズニーのウィッシュがよほどの傑作でない限り、受賞すると思う。
妖怪人間ベムのように「早く高校生になりたい!」
実写版より、ずいぶんクールな絵作りで見ているだけで楽しい。 ストーリーもちゃんとまとまっているし、悪い奴もタートルズも最強で無いところもいい。 皆にちゃんと気持ちがある。 基本、妖怪人間ベムのように「早く高校生になりたい!」って話が良いよね。
年齢層によって好みは分かれると思うけど高評価(字幕版)
今年322本目(合計972本目/今月(2023年9月度)32本目)。 (参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで)) あまりレビューを溜めすぎるとよくないですね…。 日本語吹き替え版「しか」ない、ある意味なんだかなぁ、という「ストールンプリンセス」とは別の扱いで、日本語吹き替え版と字幕版が半々程度に放映されていたのは高評価でした。もちろん字幕版でみました。 このシリーズ自体、1980~90年代の有名なアメリカのアニメで(日本ではファミコンか何かでゲーム化されたっけ?)、その時代を知っているかどうかで、まず理解が分かれるかな…という気がします。またその中でも、「その当時の」シリーズの2023年の復刻版的な意味合いもあるので、「その当時の」、一般的に日本に対して描かれていた「ニンジャ」とはまるで異なったもの(空手かテコンドーか何か。これに触れる部分だけ、日本か韓国か不明ですが、東アジアかどこかの動画が突然流れる)が出てくるなど、「当時のアメリカからみた日本の文化が「なんちゃって日本だった」」ということ(ほか、サムライが普通にいるとか思われていた)ということを知らないと、やや理解にはまりが生じる部分は確かにあります。 ただ、アニメ枠という観点でいえば、(吹き替え版しかないという問題はさておき)多くのお子さんをお持ちの家庭では「ストールン~」に流れているのではないかと思え、換言すれば、この映画を好んで予約してみる層というのは「当時の同作品の日本における流行」を知っているという方が大半であろう点まで把握していれば、そこまで減点対象なのか…という気はします。 総じて、アニメ作品2枠という観点でみれば、本作品のほうが「求められる知識」が幅広く(1980~90年代の、当時の文化知識を要求するシーンもある)、やや「大人向けかな」という事情はあるものの、その点は今週に限っていれば「ストールン~」との「すみわけ」はついているのだろうと思うし、大きくは引けないところです。 最後まで見ると、どうも続編が想定されているような作りになっているのも良かった(日本では2024年以降?)です。 特に採点考慮上減点対象としうる範囲は見当たらないのでフルスコア切り上げ扱いにしています。
カワバンガ!
E・Tよりもアメリカンピザを食いたくなる作品。実写化に始まりアーケードゲームでも一世風靡セピアした(僕の中だけだし色々とスンマセン)原作なので、「ん〜?」って思いながらも鑑賞。 面白かった!ずっと展開してるし、知ってるキャラ達も味付けされていて楽しめました。でも知らない人はどーなんだろう??ってちょっと思っちゃったかな。それ言っちゃったら「アクロスTHEスパイダーバース」も一緒だけどね笑 アニメ表現の、ありそうで無かった斬新さはピカ一(スパイダーバースとスラムダンクレベル)なので、肩の力を抜いて楽しんで頂きたい作品です。
大事なのはバイブス
まずは動きが素晴らしく、スピーディーかつ何をやっているかちゃんと分かる。
序盤のコソドロ(とも言えないか)は倫理的にモヤッとはするが、コミカルさで相殺。
表情も、眉がなかったり難しい中で絶妙に表現。
スプリンター先生の活躍があったのも嬉しいし、スーパーフライと対比させての自省も上手い。
ただ、敵の数が無駄に多過ぎた。
全員一気に寝返るし、こいつがいなきゃ成立しないってシーンも特に無い。
最後のパスリレーに至っては、人間も参加したことで活躍も分散され主役が引き立たない。
その前のレオがリーダーシップを発揮するシーンが良かっただけに、残念。
スーパーフライの扱いも、一度仲良くなり生い立ちも語らせたのに、結局ただ倒すだけなのは拍子抜け。
エイプリルの訴えがアッサリ受け入れられるのも都合がよ過ぎる。
せめて撮りためた動画を見せるとか出来なかったのか。
タートルズのやりとりは、某六つ子を連想させる雰囲気もあり楽しい。
しかし、デザインは個性を持たせていたものの、光の加減で青と紫、赤と黄がやや分かりづらかったかな。
「普通に出会ったら受け入れは無理、ヒーローなら有り」というのは、夢はないが現実的。
エイプリルとの共闘も、最初は利害からだし。
アイドルも含めた声優に不安はあったが、洋画吹き替え風のあの雰囲気なら許容範囲。
敵側に有名声優が多かったが、出しゃばらずバランスを取っていたのもサスガ。
次作ではシュレッダーが出るみたいなので、ストーリー改善と共に期待。
クランゲは出してくれないよなぁ…
Sewer Home
ミュータント・タートルズの新たな映画化作品。以前のタートルズたちに比べるとアメコミタッチ強めのキャラデザや雰囲気に仕上がっていました。
「ミッチェル家とマシンの反乱」で共同監督と脚本を務めていたジェフ・ロウが監督として支えてくれているのがとても頼もしくて、タートルズはじめキャラを一人一人大切にしていましたし、アニメーションのクオリティも高くて尚且つ個性全開なのもグッドでした。とにかくよく動き回るのが特徴的で、特別な能力は無いけれど、武術で鍛えた身体能力を武器に躍動しまくるシーンがとても印象的でした。
ド派手に正面から映す大胆なカーアクション、横スクロール&視点切り替えでスピード感満載の剣撃と打撃のアクション、2Dと3Dが融合したような独特なタッチから繰り出される落書きのようにカラフルな世界観が広げられていたりと、とにかく楽しい事全部詰めって感じだったので目の保養になりました。
現実で言う人種問題と同じようにミュータントたちと人間とでは種族の違いが壁を隔てることになっており、タートルズの父親代わりのネズミのスプリンターが一度外に出てから敵視された事を受けて、地下水道に閉じこもっていると言うのは現実味があるなと思いました。
タートルズたちは学校に行きたい、映画を観たい、恋をしてみたいなどなどたくさんやりたい事がある思春期ボーイズなので、度々外で遊んで人間と交流して、その度に目をキラキラ輝かせているのが印象的でした。
そんなタートルズと最初に交流するエイプリル、彼女は緊張しいなのもあってカメラを向けられた瞬間にとんでもない量のゲロを吐いてしまい(かなりコメディタッチに描かれてるので不快感は全くありません)、学校では敬遠されている立場でしたが、タートルズと協力して街の怪物の正体を明かせば自分のジャーナリストとしての才能が開花するかも!という一歩を踏み出すきっかけになっていたのはとてもグッとくるものがありました。
今作のヴィランとして立ちはだかるのは実験で変化してしまったスーパーフライ。そして弟と妹たちを引き連れて、人類皆殺しを企んでいる中々凶悪なヴィランです。
ただ、完全な悪というわけではなく、弟と妹たちを救って育て上げた父親代わりのような事もしていますし、タートルズたちを同士だと思って仲間にスカウトしようとする辺り、根が本当に良いやつなんだなと思い、どこか憎めないキャラになっていたのも良かったです。
様々な生物が融合して出来上がったスーパーフライ完全形態のデザインの禍々しさは最高で、各能力を活かせているようで活かしきれてなかったのもまた一興です。
超強力なので、どうやってスーパーフライ軍団とタートルズと父親とエイプリルとでどうやって倒すのかと思いましたが、そこにエイプリルの必死の(ちょいゲロ)アナウンスにより市民が総出で加勢してくれるのは胸熱でした。全員でバトンを繋ぎ、種族の垣根を超えてスーパーフライ撃破で全員が讃えあうシーン、ややあっさり感は否めませんでしたが、それでも真のヒーローになれたという充実感がしっかりと伝わってきてとても嬉しかったです。
スーパーフライ軍団は地下水道で共に暮らし始め、タートルズたちは地上の学校に通い出し、無事にプラムも行われて夢のスクールライフが始まるというところで物語は終わります。まだ科学者とかはガンガン生きているので、新たな兵器を生み出してタートルズと再び戦うっぽいのでとても楽しみです。ぜひ続編で心ウッキウキにさせてほしいです。
鑑賞日 9/23
鑑賞時間 18:10〜20:00
座席 F-12
最近目にする2D3Dチャレンジングアニメ
3Dベースに2D風に見せるアニメで、それが相当凝っていてクオリティも高い─これはきっと見た目だけで楽しめる!と期待したものの、内容があまりにも擦られすぎている感があって、さすがに飽きるなぁと思ってしまいました。 一瞬斬新のように感じる独特の絵づくりも、今となってはそれほど珍しいものでもないと思ってしまうわけで、それに加えてのこのアメコミものですからねー・・・ 非常に質が高いのは間違いないし、良き映画だと思うのですけど、もっとオリジナリティある内容でこういった凝ったアニメを見てみたいものです。
可愛くて楽しかった
ミュータンジェンに触れた亀のミケランジェロ、ドナテロ、ラファエロ、レオナルドはミュータントとなり、ネズミのスプリンターに育てられ、地下や路地裏で身をひそめるように過ごしていた。彼らの中身は人間と変わらないので、学校に行ったり恋をしたり、人間と同じ生活を送ってみたいと願っていたが、自分たちと違うものに対する攻撃性を持つ人間に対抗するため、拳法の達人でもあるスプリンターに、武術を教えてもらい、腕を磨いていた。ある時、ハエのスーパーフライらミュータント軍団が現れた。同じミュータントの仲間がいたことを喜ぶタートルズだったが、スーパーフライ軍団は人間社会を乗っ取ろうといていた。さてどうなる、という話。 ストーリーも良くて、子亀が成長し15年後にティーンエイジャーとして人間と関わりたいと思ってる設定も良かった。 初めてのタートルズ観賞だったが、最初に経緯説明があり、初心者でも入り込めた。 可愛くて楽しかった。
しっかり面白い🐢
上映初週の週末レイトショー字幕で鑑賞。 スパイダーマンを意識しているであろうセンス良い系のCGアニメです。カメラ割やオシャレさではスパイダーマン程ではありませんが、アメコミ的なデザインと映像はとても良かった。Oldscool HipHop全開のサントラや、いかにも「アメンリカンの若者文化」な演出が懐かしくも新鮮です。いちばん良かったのは亀たちが10代で、青春を謳歌したい欲求を丁寧に描いてる点でしょうか。 少し残念な点は、お客さんが少なかった事。 子供の頃タートルズが好きだった方は是非観てみて欲しい!大丈夫。大人になっても楽しめますよ! お客さんが入らないと、日本で続編の上映がされるか心配〜〜😭
真の情報をキャッチする大切さ
人間が怖いと変異したときから育ての父スプリンターに教え込まれているレオたち。しかし、みんなスマホを持っており情報をキャッチしている。エイプリルに怖くない存在と認められるレオたちは人間界のヒーローになると計画していく。 決戦前のレオのリーダーらしいところが良かったです。 予想はしていたけど悪者がたくさんいる映画でした。 報道が人々の心を変える強さと怖さを感じた。 強くなりたい場面で受け身になっている、心の中で思っているだけでは変わらない。 育ての親の違いでこのような事件が起きたのかな? ※アメコミ描写のため少し映像酔いしました。
三回目のリブート。
90年代に始まり今作で三回リブートされるあたりアメリカでは絶大な人気があるんだと再認識するタートルズ映画。
一作目だからオリジンから始まるけど前の実写版から数年経ってるしバットマンもシリーズの度にやってるから避けては通れないところか。
キャラはタートルズ全員が子供っぽいだけでなくリーダーのレオナルドが兄弟の前で平然と弱音を吐き、ドナテロは慎重というよるは臆病で、スプリンターはサプライズパーティー開いたり前線に出て戦い恋人作ったりとこれまでのシリーズとはちょっと違う感じだった。
人間キャラのエイプリルは見た目ががらりと変わっただけでなくまだ学生ながらタートルズの駄目な面を指摘したりTV局に乗り込んで濡れ衣を晴らしたりとかなりの活躍振り。
内容は最後にタートルズが世間に受け入れられて学校通ってプロムに参加するなど今までに無い展開で驚いたな。敵のミュータントと和解するのは良いけど日用品を毎度盗んだり悪党とはいえ人間をぶちのめすことを躊躇わないのはどうかと思う。
映像はキャラの表情やアクションも同じCG映画のスパイダーバースとは違うテイストで凄いけどエイプリルが口から緑の液体を吐き出し続ける嘔吐シーンなど悪趣味なシーンがちらほらあったのが残念。
次回作ではキャラの中でも一番好きなシュレッダーが出るみたいだから絶対に実現して欲しい。
アメリカにしか作れない快作
CMを見て「お、スパイダーバースと同じアニメだね、面白そう、行く?」「うん」という流れで前情報ほぼなし、息子と観てきました。これが驚くほど面白かった。アニメがすごいのは間違いないと思っていましたが、シナリオ、キャラクター、セリフ、そして音楽もすごく良かった。 シナリオ・ストーリーですが、よくあるフォーマットのようで実はそうでもない。勧善懲悪ではない対立軸、各キャラクターの個性的な思考パターン、リアルでいきいきとしたモブキャラたち、挟み込まれる天然ボケやブラックなセリフ、フルスピードで展開するスラップスティックなアクション、これらは中国・インドはもちろん日本でもヨーロッパでも作れないと思います。更に素晴らしいのは、これまでの世界のカルチャーに対するリスペクトがちゃんと表現されている。これも若いのに懐の深いアメリカならではないかと。 あと、音楽がホントかっこよくて、シーンごとのセレクトも素晴らしいです。息子が身を乗り出して夢中になって小躍りしてました。私もさっそくナインインチネイルズ聴き始めました(笑)
ビジュアルと音楽は☆5 ストーリーは☆1
まず最初に言いたいのは見た目が気持ち悪いGのミュータントをキモがって終わりってタートルズが人間にされたら一番傷つくだろうことをタートルズにさせて終わりって、この映画は何だったの?ということですね。ハートが最高なら見た目なんて関係ないって話じゃなくていいの?😩タートルズの映画なのに!
あと、エイプリルが見た目も内面も醜すぎる。
前半にマイノリティーを食い物にする悪徳 NPOのみたいなムーヴをかましてくるので全く感情移入できず、最後にヒーローとか言われても「はぁ?」って感じでした。
こんなキャラをエイプリルの名前で登場させないで欲しかったです。
最初のアニメや実写映画1本目は、人間社会に何の不満もなさそうな陽キャエイプリルがタートルズと仲良くなっていくから内面で判断しない素敵な友達と思えるしお互いの信頼を感じられると思うのですが、今回の映画のようなデブでいじめられてる陰キャエイプリルが、自分よりさらに下の存在(亀)を見つけて利用しようとしている様は見ていて「ホント、マジ無理...😩」と感じました。
他にも全編通して亀どもはスプリンター先生にリスペクトがないし、信頼してる感じがないのも嫌でした。ガミガミうるせーから適当にあしらっとこ...という感じしか見えず、サプライズパーティーでピザをひと切れも食べないで出かけていった亀どもを見て本当にイライラしました👿
あと、スーパーフライ不憫過ぎない?
15年も人間に虐げられたらあんなふうな考えにもなるだろと思うのですが、15年間育て守ってきたファミリーにはあっさり裏切られ、ただただヴィランとして退治されるだけの役回り押し付けられるの本当にかわいそうで見てられませんでした。
撃退されるにしても彼にも少しでも何か救いがあれば良かったのに...と思わずにはいられません。十五年も種類もバラバラのミュータントを何匹も育てあげて、しかも並行して自分の計画のためにハードとソフト合わせてシステムを構築して実行寸前までいくとか、人間の尺度でみればやり方は問題だらけだと思いますが滅茶苦茶努力家で責任感のある奴じゃないですかねスーパーフライ🥺
とてもじゃないですが「日陰者のマイノリティー達が頑張って、みんなに認められてチャンチャン♪」みたいな単純な見方はわたしには出来ませんでした。
全体的なヴィジュアルや音楽使いはすごく良かったので、特にヴィジュアルはすごいとか簡単に言えないくらい本当に凄かったので、ストーリーの大きな違和感は本当に残念でした。
あとは無理やりいいところを搾りだすとしたらスプリンター先生がちゃんと強いところを見せてくれたのは良かったですね。エイプリルはクソです🙃
字幕版を鑑賞 コミックがそのまま映像になったような映像体験でありな...
字幕版を鑑賞 コミックがそのまま映像になったような映像体験でありながら、ノリは完全に80年代な本作、往年の名曲に乗せて繰り広げられるアクションを楽しみながら、久々に肩の力を抜いて楽しめる映画でした。 エンタメっていうのはこうじゃなきゃね
全部がちょっとずつ足りなくて星3
ビジュアルの面白さやアニメーションの完成度は、文句なしの星5なのだけれど、 物語や音楽やキャラクターが、びみょーーーーーになんか物足りなくて星3 悪くないんだけど…悪くないんだけど良くもない…!
だからボクらはセス・ローゲンが好きなんだ!ファミリー映画なアクションコメディとして成功しているばかりか、きっと本コンテンツにおいても一種の正解
見事な映像スタイルとストーリー、ユニークさと王道さを見事に"搾乳"している!数々のコメディを手掛けてきた製作脚本セス・ローゲン&エヴァン・ゴールドバーグ コンビのプロデュース力 ✕ 傑作『ミッチェル家とマシンの反乱』脚本共同監督のジェフ・ロウ監督!! 仕掛人セス・ローゲンが生み出すブラザーフッド友情という一貫したテーマは本作でもそのままに、また『スーパーバッド』『グッドボーイズ』などティーンムービーにおけるティーンエイジャーの悩みやリアルな温度感もモノにしている。そこに大きく一役買っているのが若き声優陣だ!脇を囲む大人メンバーも魅力的。トレント・レズナー、アッティカス・ロスによる音楽もいい。長年愛されてきた同コンテンツながら正直ここ日本で超人気というイメージはなかったし、自分自身慣れ親しんできたわけではなかったけど、本作は面白かったしとっつきやすかった。
アニメーション作画がすごくいい
とにかくキャラデザが可愛い。もともとタートルズが可愛いけど、良さを最大限に活かしたデザインになってると思う。 ストーリーは中高生までギリなら楽しめるかな?大人だと物足りなさが出てしまう作品だった。スパイダーバース系の入り組んだストーリーでは全く無いです。 でも映画館で観れて良かったなと思う作品でした。
無知は恥
またもやアメコミ風アニメーションか!さては、味占めてるな?予告から良さげな雰囲気がすごく伝わってきて、割と期待していた本作。しかしながら、ミュータントタートルズについての知識はゼロ。何も知らなくても楽しめるかな?と若干不安に思っていたら、見て驚愕!なんて面白い映画なんだ!!! 近頃の映画で例えるなら、「バッドガイズ」×「長ぐつを履いた猫と9つの命」みたいな感じ。嫌われ者の主人公たちが、もしヒーローになったら...。そんなことを妄想しながら、今日も仲間と楽しく生きる。タートルズの設定も何もかも知らなかったけど、こんなに面白かったんだ。まだ子どもだけど、知らないこといっぱい知りたい!そんな好奇心旺盛な彼らがとっても可愛らしい。ポップカルチャー、特に日本製のものが多く盛り込まれている本作。エンタメとして最っ高!マーク・ラファロの豆知識、知らなかった😄 序盤あたりは結構ありがちな展開で、絵は綺麗だけど中身は普通か?と思っていた。思っちゃってた。ところがどっこい。中盤、終盤に差し掛かっていく中でどんどんストーリーの面白さはもちろんのこと、緊張感・重厚感も増し増しに。タートルズの感情移入のしやすさもあって、ここ最近の映画でダントツの心臓バクバク笑 ただのビジュアル映画では無いことが見て取れる。更に更に、90年代のポップスがマジ最高のプレイリストで、作品をより一層彩り、見るもののアドレナリンをブチアゲ。バイブス決まってるぅ!! 特に本作の1番のポイントはヴィラン。「長ぐつを履いたネコと9つの命」のウルフには劣るものの(あれアニメ映画史上ナンバーワンヴィラン)、匹敵するくらい神キャラ。というか、声優が良すぎて、この声ビックリするほどハマっているな〜、最高だな〜と思っていたらまさかの佐藤二朗。いや待って、上手すぎない!?言われるまでまったく気づかなかった。これから声優業も頼みます。このスーパーフライというキャラが、ビジュアルめちゃくちゃいいし、誰よりも筋の通ったカッコイイやつで、人間にとっては害悪なはずなのに、何故か憎めず、仲間になる展開を求めてしまう。根は絶対に良い奴だもん。 一部を見て、全てを判断するなんてやっぱりダメだ!綺麗なメディア批判にもなっていて、特にラスト辺りの描き方が最高に良かった。映像の美しさを最大限に生かした、超胸熱なラストバトル。本当に気持ちのいいものを見せてくれた。ありがとう、タートルズ。グッズ、めちゃくちゃ欲しくなっちゃったな笑
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