東京流氷 COOL IT DOWNのレビュー・感想・評価
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「涼」を感じられました。感謝
ドキュメンタリー。
網走沖に漂着する大量の流氷、富山豪雪地帯に降る雪。こういった困りものをとっておいて、真夏の都市部に運んだら、冷やせて役に立つんじゃない? という、誰もが人生で一度は考えそうなことを、やってみた話。
TVプロデューサーという人たちは、途方もないことを実行に移す能力が高いなあ、と感心。東京オリンピックというチャンスを生かしたら、この企画に金出してもいいな、と思う人や企業もいるだろうと考えて資金集め、やってくれる人集めに奔走する様子は、プロデューサーって、こういう仕事を日々、やってるんだなあ、さすがだなぁと感心。
ついつい、エネルギー的に、コスト的にペイするのだろうか、といった「この壮大な実験によって得られた知見」を期待しちゃう。けれど、今回の企画はそういう点を明らかにする狙いではなかった模様で、そういう点の共有はなかった。自分で、机上で計算してみてよってことかも。
東京に氷や雪が届くシーンより、圧倒的に長い時間が、氷や雪を取りに行くシーン、それを保管しているシーン、運んでいるシーンに費やされるので、この暑い中、「涼」を感じられたことは、素晴らしかったです!
バカバカしいことを大真面目にやった記録
オリンピック賛成反対とか
コロナ禍がどうしたとか
そんな小難しいこと考えない。
バカバカしいほどくだらないことを
大真面目にやった記録としてみると
それなりに面白い。
そう考えると、コロナ禍もこの映画の
スパイスになったとすら思えます。
間違っても
真面目なシリアスなドキュメンタリー
ではありません。
お気楽なドキュメンタリーとして
みてもいいかも
最後のあるシーンで爆笑(苦笑)します
お金欲しさに8月開催にホイホイ立候補しちゃうもんだから
もう失笑しか出てこない映画。1964東京五輪がなぜ10月開催だったのかを全然理解しようとしない。強欲集団IOCのご機嫌とゼニをとりたいばかりに、先方の言うとおり8月にやりまーす、暑さはオホーツクの流氷や立山の雪を運んで涼しくしまーす、打ち水もやりまーすという、もう全員頭おかしいとしか言いようがない。この映画を未来への教訓とするか、単なる記録映画として、あんときゃ大変だったねえ、てへ。で終わらせるか。なんだか後者になりそうな予感が😊
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