「不気味でやるせなくて切実なのに元気をもらえる映画」TAR ター tandemさんの映画レビュー(感想・評価)
不気味でやるせなくて切実なのに元気をもらえる映画
ホラー的な描写も駆使しながら、描いているものはとても複雑で切実で普遍的な絶望とそれを生き抜く力強さのようにも思えた。昨年のアピチャッポンの『MEMORIA メモリア』を思い出し、ターがアコーディオンを弾く姿はフランシス・F・コッポラの『カンバセーション 盗聴』を想起させる。
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ホラー的な描写も駆使しながら、描いているものはとても複雑で切実で普遍的な絶望とそれを生き抜く力強さのようにも思えた。昨年のアピチャッポンの『MEMORIA メモリア』を思い出し、ターがアコーディオンを弾く姿はフランシス・F・コッポラの『カンバセーション 盗聴』を想起させる。