サンダーボルツ*のレビュー・感想・評価
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タイトルのアスタリスクは不要だ!
場内が盛り上がる位のエンディングで、エンド・クレジット辺りでは笑った。(QUEENのボヘミアン・ラプソディのネタとか)
アメリカだったらポップコーンが飛び交うのだろうか?
「ボブだよっ」「だからボブだってば!」とか会話劇も楽しめるアクション映画でGW中でも有り金曜日なのに客入りは良かった。(公開初日 字幕版 IMAX)
前作『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』の様に空中を飛び回ったりでは無くて、接近戦が多い作品で エレーナが言う「私たちは空を飛べない」と言うのがしっくり来るが、やっぱり何人かはしっかり超人で真似出来ない。
MCU映画やDISNEY+のドラマを追って無い人は、予習鑑賞なんか今更面倒なんで今作のチラシを読むか公式サイトを閲覧する位で「もうええでしょう」と思います。(キャラクター紹介だけ読んで、動画は不要、余裕があって可能であれば 私が大好きな『ブラック・ウィドウ』はオススメ)
もう一度日本語吹き替え版でも観てみたい位に良かったと言う感想。
ただ、タスクマスターが序盤で死んだ時は結構ショックで ずーと引きずって観てた。
オルガ・キュリレンコが "少し出演" するのを条件に「何分間か出るが、殺して」と撮影日数を指定したんだろうなぁ。もうMCUに関わりたくないんだろうなぁ。とか最後まで気になっての鑑賞となってしまった。
ユナイテッドシネマのIMAXなのでいつものオープニング前のカウントダウンがあるが、思いっきり「ファンタスティック4」仕様になっていたのも面白くポスト・クレジットでもしっかり宣伝していた。つまり最後まで席は立てない!(最近 IMAX料金が+500円から+700円と値上り)
※『サンダーボルツ*』 タイトルの*は?
アスタリスクは何の意味?
以前マーベル・スタジオの日本公式Xアカウントが解禁したポスターには、「*THE AVENGERS ARE NOT AVAILABLE(*アベンジャーズは不在にしております)」と、アスタリスクの意味を明かすような文言が添えられているらしい。
「ですよねっ!」と言う感想。
※「タスクマスター もやもや」についての別提案:今回のあの白い仮面の中は実は別人で『ブラック・ウィドウ』のラストで助かったレッドルームの女性が入ってて、戦闘コピー能力は無いものの名前を受け継いでる強い人って設定。エレーナも事情を知って少し驚き、アントニアは安全な場所で「格闘で生きていく他のメンバー達の教官役」として 回想シーンでオルガ・キュリレンコが写る。
2代目タスクマスターは、脱出時にゴーストと車を調達するがヴァルの部下にやられてしまう。しかし そのおかげで他は脱出に成功する。なんでね
※別のもやもや:
・エレーナやジョン・ウォーカーが "シュレッダー" に呼び出されるのはヴァルの偽任務だろうが、ゴーストやタスクマスターは何でだろう? 偽の裏仕事で暗殺依頼でもしたのかな?
・メレーナはアレクセイと一緒じゃなかったんだ。逆に一緒だったら違和感。
・ゴーストは何してた?ビル・フォスター(ローレンス・フィッシュバーン)は?
・他のレッドルームの女性達は?エレーナ達が世界中から無事に救ったのかな。
・タスクマスター(アントニア・ドレイコフ)は何してた? てっきりエレーナと行動を共にしてるかと、、、
・ボブ(ヴォイド)の能力がチートすぎてヴァル達が創ったにしては強すぎて「セントリー計画」出来過ぎ!
・ミッドクレジットシーンのシリアルの箱に乗るのは超有名アスリートだけの名誉のパッケージらしく、そこを自慢するアレクセイが煙たがれるのは辛い。
・タコス盾は少し直ってると思ったが、、、少しだけ、、違う?
・冒頭でエレーナが救ったモルモットは元気してるのか?
ガーディアンズオブギャラクシーの内容に触れています
エンドゲームまでは全部観てます
その後の作品は映画をちょっと観てるくらいです
サンダーボルツ観る前に予習としてブラックウィドウは観ておきました
予告を観て「これは人生ベスト映画ガーディアンズオブギャラクシーに似てる‼︎面白そう‼︎」
ブラックウィドウを観て面白かったのでさらに期待は上がりました
まず、タスクマスターについて。
観た直後は、敵の能力をコピーできることや、キャラクターの背景がとても魅力的なキャラクターなのになんで最初にあんなにあっけなく退場させてしまったのかかなり疑問で不満でした。
YouTubeでサンダーボルツのちょっと前の予告編を観ていたら、
本編では退場していたはずのビルのシーンでタスクマスターがメンバーの中に入っていました。
う〜ん、製作の最中になにかあったんですかね…
オルガキュリンコもいいし、キャラも良いしとても勿体ない気がします。
このくらいの出番だったら次回作に出すことにして今作のシーンは全部カットでも良かった気がします
しかも死んでしまった時にエレーナから特にそのことについて語られなかったのはブラックウィドウでの話はどうなったのかと思いました
キャラクターは全員良いキャラでした
俳優さんの演技も超キャラにハマっていて良かったです‼︎
それぞれにトラウマと過去を抱えてて、それが最後のボブの話にしっかり活かされていくのはとても良かったです
孤独なボブを救いに行く時の映像表現が斬新でとても素晴らしかったです
特にエレーナが助けに行く時のアクションと映像が迫力もあるし感動もしてとても良かったです
ラストはニューアベンジャーズになるけど新聞とかでちょっと批判の声もあるのは若干モヤっとしました
観ている側はキャラクターについて知っているのでみんな好きになるんですよね
それがラストでちょっと批判されて次回作に持ち越しはちょっとモヤっとした終わり方でした
個人的にはWe are new Avengersで綺麗に終わっても良かった気もします
アクションも欲を言えばチームでの団結感のあるカッコいいアクションがもっと観たかったです。
さっきも書きましたがキャラクターは全員本当に良いキャラでした‼︎
評判はかなり良いので今後のMCUにとって重要な作品になると思います‼︎
ニューアベンジャーズ?
エレーナの成長物語的なストーリー!謎の男ボブが絡むストーリー?派手さがないMARVEL!しかし、しっかりMARVELしてます!ウィンターソルジャーも登場!次作をにおわせる終わり方!そして、ファンタスティック4が…!
悪者がしれっと逃げ切るシナリオは嫌だ!(笑)
おそらくマーベルの中ではデッド・プールに次ぐくらいのブラックコメディタッチの作品だと思います。倫理観のハードルもやや低く、細かいことは気にぜすに気軽に鑑賞しましょうっていう雰囲気が満ちているのは非常にとっつき易くてむしろいいことだと思いました。
ただ、表題にあるように今回は一番の悪者が、何事も無かったかの様にしれっと逃げ切ります。ネタバレ投稿ですが誰とは言いません(笑)。こういうところはキッチリブラック効かせて成敗(抹殺)しないといけないのですよね?
お国柄なのか、マーベル独特のテイストなのか、はたまたデズニーあるあるなのか知りませんが、わざと決着つけないで話を長引かそうとするのは、本当、駄作化の原因になるので止めてほしいです。
それ以外、シナリオとかアクションとかは、なかなか上手く出来ていたと思います!
では。
オルガの扱い酷くない?
フローレンスが最初に語るように、何の目的もなくダラダラと続いているような“虚無感”しかない作品。
ただ、さすがに力で正義を押し付けてきた彼の国だけあって、優愛で改心させる事が理解出来なかったのか、クライマックスはあっさりしていた。
バッキーとエレーナありきと思っていたが、まさかのボブという伏兵
スネに傷があり、汚れ仕事を請け負っていたエレーナたちが、一か所に集められ、証拠隠滅として、まとめて消されそうになるが...というお話
前半は、デコボコメンバーが互いに文句を言いながら逃走していくのだが、正直退屈。
タスクマスターの瞬殺に「えっ」となり、コメディ部分もあまり笑えなく、このまま最後までいくと映画としてヤバいかなと
後半になって、この映画を救ってくれたのはボブ
正直、この映画は、主役二人がいればいいと思っていました。
キャプテンアメリカの第一作で、主人公の親友枠であったバッキー。
スタンドバイミーのリバーフェニックス、グッドウィルハンティングのベンアフレックくらい、「間違いない」ポジションで、そのあと洗脳されて暗殺犯になろうが、好感度は高いまま。
エレーナは正直、MCUの中ではそこまで目立っていないが、演じるピューさんは、今最も注目される俳優の一人。その声やルックスから何となく親近感が沸き、こちらも好感度高し
とはいえ、この二人でも前半の展開は少々厳しかったが、ボブの存在が映画のテーマとしっかりマッチしていて、ラストの展開もしっくりきた
ひさびさの「よい」ヴィランです
最後に、真のヴィランである、ヴァルが生命的にも政治的にもなぁなぁで終わったのは展開としてやむを得ないのでしょうか
今回の事件で、結構な死傷者が出たと思うのですが...
サンダーボルツのメンバーにそこまで肩入れするつもりもないし、勧善懲悪ばかりが良いとは思いませんが、せめて、刑務所入りはすべきだったかと
なんか、こういう落としどころ好きではないんですよね
MCUファンとして楽しめた。一方で惜しい点もあり。
MCU作品をどれだけ観ているかで、この映画の評価は大きく変わると感じた。
自分は登場キャラクターが関わる映画・ドラマは全て視聴済みで、各キャラクターの背景にも理解があるので、細やかな演出・会話も含めて非常に楽しかった。
印象的だったのは、これまで目立つことが少なかったキャラクターが、かつて敵だった立場を乗り越え、市民を守るために奮闘するシーン。キャラクターの成長を感じさせる展開に胸が熱くなった。また、キャラ同士ののコミカルな掛け合いも魅力的で、特に施設脱出シーンは面白かった。
一方で個人的に残念だったのはタスクマスターの扱い。
宣伝ビジュアルではタスクマスターもサンダーボルツの一員として活躍するかのように描かれているが実際には序盤で退場。あまりにも序盤すぎたので、後半で登場するかと思いきやそのまま再登場はなく少し拍子抜け。ここまで登場が短いのであれば、宣伝ビジュアルでも全面にタスクマスターを出す必要がなかったのでは?と感じてしまう。映画を観た後に宣伝ビジュアルを見ると、タスクマスターがどうしてもノイズに見えてしまうが惜しい。
最後に、
エンドクレジットでは今年公開予定の「ファンタスティック4」に繋がるシーンで終了。MCU作品の次なる展開への期待が高まった。また、バッキーがサムと会話した内容をエレーナに話すシーンも印象的で、今後彼らがアベンジャーズとどう関わってくるかもとても楽しみである。
え〜っとmarvelさん❓
marvel好きと言っても差し支えないと思う。
ほぼ全ての劇場作品の円盤持ってるし、
ちょこちょこ翻訳版のコミックも持ってる。
Captain America: Brave New Worldから約3か月で公開、否が応でも期待度は上がってた。
おまけに、評判もそこそこ良かった。
で、ちゃんと最後まで観て灯りがつくまで席を立たず、周りを見渡した。
私見だけど、コレじゃない感が漂ってたような気がした。
もちろん私もコレじゃないと思った。
トラウマを抱えたまま、強大な力を持ってしまい暴走させているちょっとイノセントなキャラを、コレまたトラウマをそれぞれ抱えた主人公たちが、「大丈夫、あなたは1人じゃ無い」ってハグして止める話って今更感とベタ過ぎで、どうしたmarvelって。
この映画は、フローレンス・ピューをどう思ってるかで評価が分かれるところはある。
私はちょっと苦手な方でその分辛口なのだと思う。ただ今回冒頭(えっここから始まるの?と少しビックリ)の、
世界で2番目に高いビルからのジャンプシーンが、
ノースタントと知って、そのやる気に好感度は上がり作品の期待度もアップしてた。
ただ、この二代目ブラックウィドゥことエレーナのキャラは少しブレてる気がずっとしてた。
姉ちゃん好きの跳ねっ返り妹キャラは良しとして、
ヴァルに姉の死の原因がホークアイだと言われて命を狙い、
真相を聞いて号泣しつつヴァルの仕事を続け、
その仕事に虚無感を抱いていて本作でやっと表舞台に出て自分を変えようとするのはまどろっこしいし、
姉がかつて犠牲にして自責の念に苛まれていた存在のタスクマスターの死を一言ですましたりするのは、どうなのかなぁ。
marvelのエンドゲーム以降の迷走ぶりは、マルチバースを扱い出した事が由来としてあるのは事実であるが、
実はドラマ等でキャラや出来事を広げた事を後々に映画であっさり隅に置いてしまう事が問題だったりすると思う。
ちゃんとケヴィン・ファイギ仕事してる?
なんか仕事粗くなってない?
こうなると次のファンタスティック4も心配で、本作のポスクレシーンを観るとちゃんとカタルシスを感じれる仕上りなのか不安だ。
まあ、バッキーの新コスチュームに星みたいなマークがあったので、⭐️一つ追加しときます。
アメリカ人って
救い難いな・・子どもでも観るこんな作品でも、巨悪に踊らされてますよーって教えてるのに。サンダーボルツたちの様に改心すると思ってるのかな。
割と大事にならず良かった感。ウインターソルジャーの活躍が少なく残念、義手を食洗機にかけてて笑えた。エレーナはもう少しダイエットした方が、あご回りとか。荒れた生活の役作りだったの?
スターシップの曲流れてホッとした、80年代返り凄いな。あの頃は全ヒット曲、ビーズの様でした。
まあ、そうなるわなぁ、、、
セントリーの能力が予告の段階でああなったら、チート過ぎて対処法ないもん。結局「悪者」ではないって方向から「懐柔」しかないよね。
そして、そこがウィークポイント
話をつまらなくさせてるのはそこだよね。序盤から中程までは結構ワクワクしてたんだけどね。つまり、あの影光線?をどうやって「やっつける」か、をね。それがあれじゃあね。それにヴァルの立ち位置も弱い。秘書の裏切りは知ってたの?知ってて許してるの?結局全登場人物が「悪」に振り切れてないよね。まさに
中途半端
フローレンスピューは良かったけどね。ブラックウィドウとは真逆なキャラをしっかり立ててる。それでも初登場の時よりも「スキ」が多いというかソフト路線にキャラ変してるけどね
バッキーの議員設定も後付けだよね。ストーリー上の都合よさというか。
ジョンウォーカーの盾はキャップ並みの強さなんだっけ?セントリーに折り曲げられた割には前半完璧防御だったけど。
エンドクレジット後もなんかなあ。サムキャップとの対立もそんなに大きなものにはならなさそうだし。ていうか、サムキャップは何やってたの?NY大変だったのに。。。とかね。
サンダーボルツの由来はまあまあ面白かったけど。
あ、タスクマスターの出落ちはひどくないかな?
興行収入が心配です。
2025年劇場鑑賞22作品目(23回鑑賞)
「おかえりMCU!」って言う準備してたのに
「高級店クラスの焼き肉をたらふく食べられるぞ!」と聞いておもいっきりお腹を空かせて店に行ったら、いい感じの塩タンとか出てきて最初は美味しくいただいてたのにだんだんお肉の質が食べ放題店レベルになってきて、最後に「当店特製!」といいながらありきたりなアイスをドヤ顔で出され、とりあえずお腹はいっぱいになったけど「そういえばこのお店最近こんな感じだったよね…」と俯きがちに家路に着く。そんな作品でした。
早々のタスクマスター退場や中盤以降のバッキーの空気扱いは既に多くの皆様が言及されているところでありますが、そもそもこのメンバーに対してメインヴィランをセントリー/ヴォイドとした事があまりにも無理のある配置と思えてならないです。
「(超人兵士が3人いるとはいえ)主に肉弾戦を基本とする彼らがいかにしてヴォイドと戦い、どういう理屈を持ってして彼を制するのか?」がこの映画の最大の盛り上がりポイントになるはずだったのに、これでは前半にいくつかあった良い所を相殺する以上のガッカリになってしまったなぁと感じざるを得ないです。
ポスクレにしたってそんなドヤられても、ドゥームズデイにF4が出る事は既に発表されている事なので何の驚きにもならないし、そもそもエンドロールで本編では使われていないジアッキーノのF4テーマがクレジットされてて、かなり興醒めというか、見てるこっちが恥ずかしかったですよ。
とはいえ、登場キャラはみんなチャーミングで大好きだし、嫌いにはなれないが擁護もしづらいという、MCUファンとしては手放しで喜ぶことができない作品に本作もなってしまいました。
観る前は「これが駄目ならもう駄目かも」と思っていましたが、今は「F4が駄目ならもう本当に駄目かも」と思っている自分が情けない。しかしついて行くしかないのか…
(評価修正: 2.0 → 2.5)
キャップ4よりは良かった!うん。
狸の飼い方
ここ最近出てきたバレンティーナの素性が明るみになり、その狸っぷりが今回のストーリーの軸になりつつ、最後はサンダーボルツwithボブがその狸を飼い慣らすという痛快なオチに。
ナターシャ亡き後、心の中の空白を埋めるためにイェレーナがひたすら仕事をこなす中、殺しても殺しても埋まらない空白。
思春期の女子高生の様に、ポンコツ空振り親父を毛嫌いしつつも、結局は親子。
街中でどんな格好をして居ようが、父親には正直に話し、その父親も正直に応える。
冷酷な暗殺者だった筈が、ナターシャ以上にその芯に秘める優しさが、最後の彼女の全力疾走に繋がる。
ニューヨークが惨状に包まれる中、かつては悪に手を染めた筈のアウトロー達が、最後は優しさと、相手を許す事で世界を変える。
憎しみの連鎖で世界がどんどん悪い方向にいく中、一つの答えとしても素晴らしいし、キャラが立っていて、何ならセンチネルも素晴らしく、綺麗に昇華される。
久しぶりにマーベル作品で味わうカタルシスは極上であり、激しくもあり、そして一番優しい。
その優しさで、最後は狸を飼い慣らすしたたかさもあり、痛快な終わり方で締め括る。
正義に縛られて中途半端な作品が続いた中、何かを犠牲にしても貫く強さを感じた。
なんだかんだでで、屋台骨として機能するバッキー。
今までは女房役だったものの、今度は大黒柱としてメンバーを支え、そして許す父親役となって大活躍。
シリーズ全てを懲りずに観続けた人にとってご褒美の様な作品に仕上がってるのも嬉しい。
尚、エンドロールで最後の来襲者のネタバレが既にあるので、使用楽曲でネタバレになるのは惜しい。
心に虚無を感じた人は共感できる素晴らしい作品。
で、2時間半どこに尺使ったの?
公開日レイトショーにて鑑賞。田舎の映画館だけど4分の3は埋まってた。デアデビルボーンアゲイングッズも半数は売れてた。なんだか嬉しい。
うーん、、30分も立たず飽きてきたMCU作品は初めてかもしれない。
ヴァレンティーナとボブの掘り下げが足りなさすぎる。ボブに至ってはあるあるなバックグラウンドだから2人ともに入り込むような雰囲気ではない。
目を引くようなバトルシーンもそんなにない。やっと戦うかと思ったら、ボブのメンタルケア的な話になってくるし…。
エレーナの幼少期のシーンも何度も同じことを繰り返すやつ、これロキで見たな。
結局ボブは闇の部分がないとアレクセイになれない。あー、これは最終的に必要だから闇の部分を出してくる伏線になるんだよね。うんうん。
極め付けには、なんかちゃっかりヴァレンティーナがアベンジャーズとして紹介してるけど、だったらサンダーボルツってチーム名はなんなの????うーん。
ヒーローになるにあたって、それぞれ強い意志はあったはずだけど、サンダーボルツの面々はそう言った芯を感じられない。だからこそ、エンドロールの新聞のやつは全く同じ気持ちだなと…。1番共感するのエンドロールの新聞って何事よ…。
IMAX版はオープニングのカウントもファンタスティックフォー。それにポスクレもファンタスティックフォーでしょ?もうなんか繋ぎ感が強すぎる。しつこい。
掘り下げにもバトルシーンにも時間を振ってない気がするんだけど、2時間半何を観てたんだろうってくらい残るシーンがない。
多分、マーベル映画にこれ以上メンタルケアというかカウンセリング的なものは求めてないんだなと痛感。
まぁここまで文句を言いましたけど、エレーナの精神面が幼い感じが可愛い。等身大。特に寂しさを訴えるシーンはとても可愛らしい。ボブも可愛い。以上。
敢えて、予習してから見てほしいと言いたい
この映画の評価を見るとやたらとメンタルの部分がピックアップされがちだけど、ここ最近で言えばマーベルズも割と近いテーマだったし(過去の過ち、孤独、他者との関わりで解決)、デッドプールウルヴァリンもウルヴァリンがそんな感じだったのと、ワンダヴィジョンなんてあからさまに鬱の話だった。
だからMCUとしてもテーマ的には目新しいわけではないはずだけど、今回エレーナが軸になってるっていうのがやっぱりポイントなんだと思う。
スーパーパワーは持ってないし、同じスーパーパワーを持ってない姉のナターシャに比べても極めて人間臭くて、MCUの主要キャラクターの中で最も我々に近い(遠いけど)のがエレーナ。
そういうエレーナを軸に展開しているからこそ、より共感ができて、ちゃんと一貫したテーマとして心の部分にしっかりと焦点があてられたんだと思う。
数ヶ月前まで、サンダーボルツはもっとバッキーが主役で、ブレイブニューワールドと対を成すのかと思っていた人も少なくはないと思うんだけど、蓋を開けてみたらそんなこともなく、なんだったらバッキー無しでもこの映画成立させられたんじゃないかと思うくらい。
それくらいエレーナだったし、今回のテーマを描くためにはそうでなければいけなかった。
そういう意味で、今回のテーマ的になくてはならなかったのはまさかのジョン・ウォーカーだった。
あっさり描かれていたものの、あのドラマの後でそんなことになっていたとは。
ヴォイドの闇に入っていくところも理解が早かったのはバッキーじゃなくて彼だったし、それはエレーナ同様になんとなくボブの行動原理を理解できたからなんじゃないかな。
ドラマでは前半ただの嫌な奴だったところから、どんどん愛着がわくものすごく良いキャラになったと思う。
いつも通り、予習いらないって言ってるみたいだけど、絶対にブラック・ウィドウとファルコンアンドウィンターソルジャーだけは見たほうが、より共感できる。
ヴァルのキャラクターもよくわかるし絶対に見ておくべき。
ハードル上げてでも、この素晴らしいサンダーボルツを完全に楽しんでもらうためにはそうしてほしい。
NEWアベンジャーZ
オルガキュリレンコが出た!と思ったら早々に死亡で退場が1番ビックリ!バッキー中々出てこないけど、ピザこぼしたりヒーローらしからぬ萌えポイントが随所に。ほぼエレーナ中心に話が進むけど、パパは出てきたけど、ブラックウィドウでラスト飛行機に一緒に乗ったママは〜?サンダーボルツの由来のサッカーチームの協賛会社がクレイヴンの会社なのが胸アツだった。ファンタスティック4に続く&もう一つのアベンジャーズという含みも良かった〜。今作では、分かりやすい敵が出てこないのも良かった〜。バッキーの腕を仲間が拾って非難するのは面白かったけど、誰も笑ってなかったなあ。全般的に小ネタが多くてカッコ良すぎないのが良かった。色々な映画の小ネタが続いていたから、分からない人はディズニープラスに入りましょ〜。ニューキャプテン率いるアベンジャーズと今作のアベンジャーZからのファンタスティック4。楽しみ〜。もっと小ネタ分かった人教えて〜!
アレクセイパパの愛車ポップコーンバケツ7800円高すぎじゃね??一瞬買いそうになった〜
タイトルなし(ネタバレ)
タスクマスターどうした?
タスクマスターが気になりすぎて、終わるまでずっと頭の片隅にタスクマスターがいたわ。
なんかもうちょいダークヒーローな感じかと思ってたけどハートフル的な展開で期待してたのと違ったかな。まあ面白かったけど。元々のキャラが好きだからね。エレーナもバッキーもジョンウォーカーも。
ただちょっと脚本がセラピー過ぎたかな。
セントリーとヴォイドの関係をその病んでる面に当てるのは上手いんだけど、さ、原作のセントリーもっと良かったじゃん。ヴォイドの方が主人格なの!?って驚きがあったじゃん。そのサプライズが良かったし驚きだったのに。セラピーの為に消費するの勿体なくない??
次はギャラクタスも出てくるし何?終わらせようとしてる?MCU
サンダーボルツの方が好き
バッキーがいて本当によかった!バイクで出てきたシーン最高過ぎた!
NEW AVENGERSとかいうパチモンよりサンダーボルツしてた方が泥臭くてカッコよかったよ
あとタスクマスターをちゃんと退場させたのは今後に意味がある退場だと思いたい。タスクマスター好きだからまた出てきて欲しい
あとはなんでもやって良いからファンタスティック4は絶対成功してくれー!今のところ予告のジェームズガン版スーパーマンが対抗馬として強すぎる。どっちも成功して盛り上がってほしいな
期待度○鑑賞後の満足度○ この映画がユニークなのは、悪役やならず者をヒーローにした事ではなく(前にもあったし)、恐らく初めて“メンヘラ”をヒーローの一人にした画期的な映画だからだろう。
①アクションや特撮は今までの「アベンジャーズ シリーズ」の延長線上で目新しくはないが、「ボブ」というキャラクターを投入したことでこれまでのアベンジャーズとは違う面が加わった。
②「ボブ」は明らかに「メンタル」(ネットでは「メンヘラ」)というのですかね)(個人的にはこの呼び方は好きではないですが…正確には「メンタルヘルスに問題を抱えている」「精神障害を抱えている」です)だろう。
*あまり認識されていませんが、様々な依存症(アルコール依存症、ニコチン依存症、ギャンブル依存症、セックス依存症等々)も全て精神障害の範疇に入ります。
映画を観る限り双極性障害(いわゆる躁鬱病)の様に思えますが、統合失調症(昔は精神分裂症と呼ばれていた)もプラスされているような気味も…
面白いのは、躁鬱病の場合(躁病でもそうでしょうけど)、躁状態の時は万能感(自分が“神”にでもなったように感じる)に囚われて何でも出来るように思えて行動・発言も強き/フル回転に前後の見境もない判断をしたりするけれども、だんだん空回りになって自分は勿論周りに迷惑をかけてしまうものだけれども、本作の場合セントリーよりヴォイドの方にその傾向が出ているように思う。
なのにヴォイドの持つ闇の部分はボブの鬱状態に起因しているようで、その相反が本作に他のマーベルものとはちがう面白さをもたらしているようだ。
クライマックスもボブの迷路のような内面をビィジュアル化しているよう(大概の人間の内面も、意識/無意識に関わらずこんなものだろうけど)。
その中でボブに隠された両人格と闘いまた寄り添うのが『ミッドサマー』のフローレンス・ピューという配役の妙。
あのドヤ顔のお陰でデビュー当時から存在感があったフローレンス・ビューだけれども、最近は役者としてのスケールが大きくなって来たように思う。
…と、一人で勝手な分析をしてしまったけれど、恐らく製作者サイドもそこまで考えて作ったわけではないんですしょうね。
②それと、レッド・ソルジャーに助けられた少女が黒い影になってしまうシーンはちょっとビックリしたけれども、マーベルものが子供を殺すわけがないから、逆にヴォイドの引き起こす影の正体をこの時点で種明かししてしまっているのが痛し痒し。
③ボブ役の俳優さん、何処かで見たことあると思ったら(『トップガン マーヴェリック』に如何にも好人物の新米パイロット役で出てましたね)、ビル・プルマンの息子だったとは。確かにお父さんの面影ありますね。
USエージェント役の俳優さん、あまり見たことのない顔だなあ、と思っていたらカート・ラッセルとゴールディ・ホーンの息子さんとの事。両親にあまり似ていないようだが。
然し、映画を本格的に見始めた頃に活躍していたスターや俳優の子供達といった次世代が活躍する時代になったのだなあ、とやや感無量。
零れ話:敢えて「メンタル」「メンヘラ」の話にしたのは私も双極性障害Ⅱ型を患っているから。広末涼子と同じてすね(だから、やや親近感湧きました)。日本ではカミングアウトしている有名人は少ないけれど(別にカミングアウトする必要はありませんが…)欧米では最近はカミングアウトする人が増えてきましてね。マライア・キャリー然り、キョサリン・ゼーダ・ジョーンズ然り、フェイ・ダナウェイもだったとは驚き、カート・コバーンも(故人ですけど)。鬱病になった人は数えきれなくいますけどね(シド・シーランとか)。
だから精神疾患を患っている(或いは患ってたことがある)人は最早マイノリティとは云えないのかも…だからエンターテイメント映画でもこんな設定が受け入れられて来たのかな…
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