サンダーボルツ*のレビュー・感想・評価
全321件中、161~180件目を表示
ずっと引っかかってダメでした
2025年劇場鑑賞142本目。
MARVELなのでエンドロール後映像もちろん有り。たまにないやつもありますが、今回はかなりあります。
MARVEL版スーサイド・スクワッドかな、と思っていましたが、あっちは悪党のまま正義側だけど悪人の上司(あいつ大嫌い)に無理やり正義のために戦わされる話(の割にはいい奴ばっかりなんですが)、こっちは元悪党が正義側の悪人の上司に殺されかけて一致団結する話でちょっと違います。
マーベル・シネマティック・ユニバースは全部観ていて、今回のキャラクターは映画版に一応全員出ているので知っているはずなのですが正直バッキーくらいしかはっきり覚えておらず、ブラック・ウィドウの妹と、アントマンに出てたゴーストはなんとなく覚えてるかな、というレベルです。
そういう思い入れがなくても、ああいう展開があると「あれ、このまま終わりなの?」とずっと気になったままになって、このまま話進めていいのかずっとモヤモヤしたままでした。
破茶滅茶チーム
エレーナ好き
MCUはどのキャラがどの作品に出ていて、設定がどうなってたかというのを毎度のことながらサッパリ憶えてなくて、今作も主人公のエレーナが初登場なのかどうかすら分からなかったのだが、初登場のはず…。ブラックウィドウの妹らしいが、姉が死んだと言ってて、ええ⁉︎とか思って観てたのだが、ネタバレとかでなくて、周知の事実らしいので書くけどエンドゲームで亡くなってたらしい…。そうだったっけ。
それはともかく、まずはそんな主人公のエレーナが魅力的だし、ヒーローとして使い難そうなキャプテンアメリカになり損ねた愛国ヒーローを掬い上げたり、旧来のアベンジャーズの中心ではないながらも大事なキーパーソンであり、本流の歴史も負っているバッキーを合流させたりして、ヒーロー軍団のキャラ立ちがバッチリで、キャラクターの掛け合いというMCUのポイントが押さえられていたのは嬉しかった。そして暴力以外の解決策を模索する方向性も前作のキャプテンアメリカより洗練されていて、自身もトラウマを抱えながらもMCUらしい楽天性を備えた主人公エレーナのキャラクターがそれを可能にしていた(キャプテンアメリカではサム・ウィルソンのキャラが真面目過ぎて難しかったよな…)。そして重過ぎないノリの中でも主義主張の異なるヒーローたちが純粋に市民を救出するという一点において協調するという流れを見せてくれて、王道だけどやっぱりヒーロー映画はこうでなくちゃと熱くなった。分断の時代だからこそエンタメのフィクションでは理想を提示し続けて欲しいし、ガーディアンズなき後、サンダーボルツの面々ならそれがやれそうで期待しちゃう。ただし、ここからアベンジャーズ映画への流れの中で、次作のファンタスティックフォーが最重要ポイントになってそうなので、そこはかなり大丈夫っすか?というのもありますが。まあ、そういう心配、期待、妄想含みで楽しいんだけど。
つまらん
酷い展開のクソ映画。アベンジャーズの最後も酷かったが、まだあちらの方がマシ。途中つまらなすぎて何度も居眠りしてしまった。3人のエージェントが互いに殺し合うために同じ場所に呼ばれた、という設定は面白かったが、なんなんだよあのボブは?最初はマーベルでスーパーマンかスパイダーマンでもやるのかと思ったが、撮影も安っぽい。問題となったボブの内面の2極性は双極性障害か?私的な結論として、アベンジャーズでは超一流俳優を揃え過ぎてギャラが嵩んだので、今回はそこそこの俳優でギャラを抑える路線を取ったんだろうと。
今どきの若者はこんなB級映画にスリルを感じるのか?と退館する際に周りの子たちの感想に耳を傾けたが…なんかイマイチ感が強かったのでは?
ブラックウィドウ
オープニングからダーク?
丸顔に釘付け
1本の映画としては普通に楽しめたけど
なんかワクワクしない。
それでも近作のMCU作品の中ではマシな方ですね。
「クレイブン」とか「キャプテン・アメリカ」とか。
あのアイアンマンからアベンジャーズまでの
ハズレ無しの連鎖は奇跡だったんだな。
序盤のエレーナのまん丸顔もなんか面食らった。
せっかくの主役なんだからもう少し絞ってよ。
後半は髪型とメイクで少し緩和されたけど
最初は知り合いのママ友みたいなビジュアルがしんどい。
ヴィランのヒーローものとしても
ジェームズ・ガンの「ザ・スーサイド・スクワッド」の
足元にも及ばない。
あと個人的な好みですが深層心理内での戦いって
マルチバースと同じくらいきらい。
今後はこのレベルが通常運転になるんでしょうね。
新作なんだけど…
ようやくワクワクしてきた
OPのマーベルのロゴがこれまでの明るいトーンではなく、暗く真っ黒なタイトルから始まり、バットエンド的な終わり方なのかと思いきや、ハッピーエンドに終わって、次のステップが明確に描写されて「これぞMCU」という印象でした。
サンダーボルツの五人はどういう人物かは知っていましたが、「ボブ」があの『トップガン マーヴェリック』の「ボブ」のまま出ていてびっくりしました。しかし、タスクマスターががあっけなく退場したのは無念。
MCUといえばCGを多用しているイメージですが、今作は実写に力を注いでいる場面がいくつもありました。序盤のタワーから落下する場面や、軍用車の爆破、四人が腕を組んだ状態で脚を使いながらエレベーターを昇るシーンなど、観客に「観やすく・わかりやすく・シンプル」を意識して撮影していたのがうれしかった。
清廉潔白ではない者同士のチームワークが今作のテーマで、敷居は低くはないかもしれないですが、感情移入はこれまでのMCUの中ではトップクラスの作品に仕上がっていました。
サンダーボルツにしか救えない
テンポ良く、B級ヒーローの絡みが…笑
驚き、感動、快感が無い
サンダーボルツ*のままでええやん!
このGW中の一番の楽しみとして期待していた本作。もちろんIMAXで鑑賞してきました。手放しで絶賛することはできませんが、MCUフェーズ5の締めくくりとして十分におもしろかったです。
ストーリーは、もはやアベンジャーズに頼ることができなくなった今、それに代わるスーパーヒーローを生み出すべく秘密裏に非人道的実験を行っていたCIA長官ヴァレンティーナは、議会の追及を逃れるために証拠隠滅を図ろうと、エレーナを研究所に向かわせるが、そこにジョン・ウォーカー、ゴースト、タスクマスター、さらには謎の男ボブが現れ、自分たちをも抹殺しようとするヴァレンティーナの企みに気づいたエレーナたちは協力して窮地を乗り切り、さらにはセントリー計画の存在とその被験者がボブであることに気づき、アレクセイやバッキーを加えてチーム「サンダーボルツ*」を結成し、絶大な力を手に入れたセントリーことボブと対峙するというもの。
マーベル作品は大好きですが、鑑賞し始めたのはこの10年ぐらいなので、それ以前の作品はほとんど未鑑賞。そのため、かつて○○だったとか言われてもピンとこず、本作のメインキャラの面々もエレーナとレッド・ガーディアンしか知りません。そんな状態での鑑賞でしたが、マーベル作品にしては過去作との絡みはそこまで複雑ではなく、かつて世界を守ったアベンジャーズはもういないという設定だけを理解しておけば、問題ないと思います。
メインストーリーも、謎の男ボブをめぐる展開でわかりやすいです。その中で、自分の居場所を探すかのように淡々と仕事をこなしてきた、かつての悪役やならず者たちが、利害の一致から即席チームを組んで、過去と向き合っていく姿を描くというのが、単純で清々しいです。開幕からエレーナのアクションで魅せるとともに彼女の虚無感や後悔を伝え、本作の根底に流れるテーマを感じさせます。
アクションシーンはもちろん見応え十分で、先に観た「カウントダウン」とつい比較してしまいますが、やはり格が違うと言わざるを得ません。圧倒的な迫力と没入感はさすがマーベルで、つくづくIMAXで観てよかったと思わせてくれます。ただ、桁違いのパワーと容赦ない能力を誇るセントリーに対してどう戦うのかと期待していたのですが、そのあたりはちょっと迫力不足で、終盤にかけての失速を感じてしまいました。
とはいえ、正式に「アベンジャーズ」とお墨付きをいただいた彼らですが、世間はまだまだ懐疑的なのがリアルでよかったです。実際、私もまだ受け入れ難く、花がない感じでしっくりきません。世間の評価は、ここから実力で勝ち取っていくしかないでしょうね。そもそもの知識がなくて申し訳ないのですが、「アベンジャーズ」と名付ける権利は誰が持っているのでしょう。普通に「サンダーボルツ*」でええやんと思ってしまいました。このあと、”元祖”とか”本家”とかで争うのではないかと、ばがばかしい疑問がわいてきました。
ポストクレジットは、いつものように次作への橋渡しです。次作は「ファンタスティック4」へと続くわけですが、どのような展開になるのでしょうか。今から楽しみで待ち遠しいです。
主演はフローレンス・ピューで、悲しみを背負いながらもボブに寄り添うエレーナを好演しています。脇を固めるのは、デビッド・ハーバー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセル、オルガ・キュリレンコ、ハナ・ジョン=カーメン、ジュリア・ルイス=ドレイファス、ジェラルディン・ビスワナサンら。
ポンコツアベンジャーズ(笑)
全321件中、161~180件目を表示