サンダーボルツ*のレビュー・感想・評価
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評価良いけど…
いるよ 1人じゃない
もっとプロレスを!
極論かも知れないけれど、ヒーロー映画の本質はプロレスだと思っている。
別に自分個人の意見というわけではなく、そう思っている方々、そう発信されている方々もけっこうおられると思う。
自分は特にプロレスファンというわけではない。ないのだけれど、ヒーロー映画を観に行くときはプロレスを観に行くつもりでワクワクしながら劇場に足を運んでいる。
今回はどんなすごいバトルが観られるのだろうか、と。
華麗な空中殺法か、ガチンコの泥仕合か。あれこれ想像してワクワクしながら劇場に足を運ぶのである。
ただ、どんなバトルにしてもプロレスのような魅せる闘い、華のある肉弾戦が観たいのである。
アメコミヒーローはコスチュームが派手なのでプロレスだと言っても通じるが、ウルトラマンや仮面ライダーなどの日本のヒーローも本質は同じだと思っている。
だから『シン・ウルトラマン』や『シン・仮面ライダー』を観たときに自分が心の中で叫んだのは「もっとプロレスを(見せてくれ)!」であった。
そしてちょっぴり残念なことに、自分は本作でも「もっとプロレスを!」と叫んでしまった。
決してつまらない駄作ではない。
やさぐれ感漂うエレーナも頑張っていた。
前日譚に当たる『ブラック・ウィドウ』で自分の中でイチオシだったポンコツ・スーパーソルジャー、レッド・ガーディアンも頑張っていた。
バッキーは頑張っていたかなあ?いや、彼も頑張っていた。少なくとも予告編で観られるぶんくらいは頑張っていた(笑)。
何より最高だったのはサンダーボルツ*のメンバーが力を合わせてニューヨークの街の人たちを助けるシーンで、ここは本当に胸が熱くなった!「そうそう、こういうのが観たかったんだよ!」と、本当に嬉しかった!
さらに、ヴィランの描写も良かった。
圧倒的なパワーとそこから来る絶望感はサノスをも凌ぐものがあり、こんな凄いヤツを相手にDCのスーサイド・スクワッド以上に寄せ集め感の漂うやさぐれヒーローチームがどう戦うのか。劇中にヴィランが登場してからはもうスクリーンから目が離せなくなる。
腕っぷしだけが頼りの前科者のやさぐれヒーローチームが神のごとき圧倒的なパワーを持ったスーパーヴィランに立ち向かう。こんなワクワクするプロットがあるだろうか。
同様のコンセプトで傑作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』を撮ったジェームズ・ガンはヒーロー映画がプロレスであることを理解している監督だった。
その前に作られた『スーサイド・スクワッド』は間違いなくプロレスではあったが、あんまり面白くないプロレスだった(笑)。
本作の製作陣がコンセプトの近い『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』を意識しないわけがないし、自分たちはああいう暴力過剰の作品とは違う、もっと人間の内面の葛藤といった深いテーマを描きたいと思ったのかもしれない。
今さらジェームズ・ガンの二番煎じをやるわけにもいかないだろうし、製作陣の気持ちも分からなくはない。
それでも、やっぱり言いたい!
自分の中ですごく期待が大きかった作品だし、決して駄作ではなかったからこそ敢えて言いたい!
「もっとプロレスを!」と。
華って大事なのを実感!
マーベルファンに向けた作品で、ファン以外が鑑賞しても今ひとつピンと来ない印象。
アベンジャーズ以後のマーベル作品は、長期連載してピークを過ぎたのに完結させてもらえないジャンプ作品の哀愁が漂っている気がしてならない。製作者もファンも各々が「勢いがない」ことを見ないふりしているような……。
今作のコンセプトは「華がないキャラたち」で制作しているんだろうけど、本当に華がなくてびっくりした。ただそこはかとなく、あえて「華がないよう抑えている」感も見え隠れしているんだが、いきなり「ニュー・アベンジャーズ!」という流れは微妙でした。
ヒーローがいるには、それに対抗するヴィランが必要だが、ぶっちゃけ対抗軸になる強烈なヴィランを作るのがしんどそうに見える。
ほらフリーザ以後、魔神ブーは今ひとつだったじゃん。
昔のマーベルが返ってきた
アイアンマンやハルクなどを作っていた頃の初期マーベルらしさがあるようにも感じる、と同時に個別の過去作品のキャラクターの歴史を記憶していないとついて行けない物語ではあるのも事実だと思う。ただ、元々、初期のマーベル映画はB級色が強い所から始まっていると思うし、敵キャラが記憶に残ってないヒーロー物はつまらないのが私の持論で今作は皆の記憶に残ると思うので、そういうのに共感できるのなら楽しめる筈だ。
何も考えずに観れば良い、これぞアメリカの娯楽映画。
この映画は、なんか、何も考えなくて、楽しませてくれる映画ではないかと思い見た。
全くその通りでした。
難しいことを考えたりしなくても大丈夫です。
たとえて言うならば、ジェットコースターに乗ったら終点まで
必ず何も考えずにつれて行ってくれますよね。
そして、乗っている間中、これでもかというほど、楽しいでよね。
そうです、そんな映画です。
この系列のスーパーヒーローの作品は、初めて見ました。
初めてが、悪役なのもどうかと思いましたが、きっと楽しませてくれると
思い見たのです。
ずいぶん、人間臭いヒーローたちでしたが、時間いっぱい楽しめます。
私的にはマーベルはこのくらいが良い
そんな簡単に超人兵士越えのヴィランが生まれてもしらける
前半はテンポよくアクションも良かった。過去の罪から抜け出せない、抜け出してはいけない葛藤が良かった。
ただ後半、ラストが面白くなかった。どれほど人体実験を繰り返して誕生したヴィランか分からないけど覚醒して一日、後天的に力を得たヴィランが、バッキーを筆頭とした超人兵士たちを圧倒するとか、いかにも展開すぎてしらける。
テーマも仲間たちどころか敵も贖罪・後悔・孤独に悩んでいて、話が重たく爽快さがない。せめてラストバトルがぶっ飛んでいれば、バランス取れて良くなったのにな。
どうせ…
割と見た内容
良いところ
負け犬なりのプライドと敵同士の共闘など泥臭いけど心に来る
自分探しのセラピーものは克服した時のカタルシスが良い
?なところ
公式の情報が悉く面白さに繋がらない
わかりやすくカッコいいヒーローに対して這い上がり泥を啜った叩き上げという感じで、共感というか応援したくはなる。だけど、この手の自分探しやら心の隙間を埋める話なんて、山ほど見てるのでそこを越えてるとは思えなかった。心に入ってセラピーなら『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』とか『パプリカ』とか。
セントリーの強さがなんというかこう伝わらない。所詮物理範囲っぽいし、概念攻撃とかであっさり倒せそう。というかどうやっても個人レベルの物理存在だと破壊はできても救うってのは限界がある。スーパーマンもだけど、一人の超人よりも数千の救急隊員。
まあ、重機と変わらんね。
公式が出した、ニューアベンジャーズとか知ったところで面白さに繋がらんし、人が影になる描写で原爆被害者がインスピレーションとか聞かされてどうしろと。タスクマスターもメインっぽいポスターなのにあれだし。ほんと黙っててくれ、としか。
一番強いのはボブの虚無か?
キルケゴールの箴言である「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない」が出てきたのでびっくり!笑。それだけ今までのアベンジャーズにない登場人物の「心の傷」に切り込んだ作品と言えるかもしれません。例えば虚無、孤独などのワードがふんだんに出てきます。そして勝手な想像ですが、この作品で本当に一番強いラスボスは、もしかしたら孤独や虚無感を生み出す人間の奥に潜む無明(仏教概念で、根本的な無知、真理や道理に暗い状態)を示唆しているような気がしました。考えすぎかもしれませんが、最終的にはそのラスボスを、新アベンジャーズが冥伏(同じく仏教概念で、大宇宙やあの世に帰ること)させ、コントロールしながら新しい敵に立ち向かっていくというようなストーリーに見えたのは私だけでしょうか?そして最強ではないある意味ポンコツ?の新アベンジャーズのアクションや活躍は、今まで観たアベンジャーズの超人的な戦い方とは一味違う人間臭さに、なぜかホッとするような面もありました笑。とはいえ、最強のアベンジャーズがいなくなった世界に?、かつては脇役だったと思われるキャラクターが登場してきて、ぶつかり合いながらも最後には人間を救うために一致団結する姿に胸が自然に熱くなったのは私だけではないでしょう。誰が敵で誰が味方なのか、誰がラスボスなのか良くわからないモヤモヤ感?はありましたが、戦いを終えて新たな地球に迫る侵略者に立ち向かおうとする姿に、次回作への期待が大いに高まりました。新アベンジャーズをまたぜひ観てみたくなりました。
良いけど、日本人には見慣れたもの
出来はよいけれども
最高です
ヒーローになったつもりか、、、
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