サンダーボルツ*のレビュー・感想・評価
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* ➡︎ NEW B-VENGERS
IMAX 字幕版で鑑賞
IMAX countdownが変わった。これ何?…???
今までのcountdownでは高揚感が増していた。これが無いとがっかりである。(今までの)countdownが見たくて、新作IMAX映画に期待していたぐらいだから、
最後に④の予告が出たので今回限りの特別版かもしれないが。
スーパーヒーロー映画にはスーパーヒーローが必要である。
スーパーヒーローにはカリスマ性も必要である。
しかし、…中略。
ヴィランなのかスーパーヒーローなのか。
スーパーヒーローは何をしたのか。
アノ黒いの なんだったのか。
以下略…。
………………
IMAXの予告編で「スーパーマン」があった。
最近DCは迷走している。
MARVELも迷走している。
しかし今作を見て、「スーパーマン」に期待せずにはいられない。
私にとって、ようやくmarvel countdownする勇気ができた。
悪い意味で。
謎だらけの展開が良かった
フェイズ4に入ってからの迷走が終わり、元に戻った感じ。 とりあえず...
心の闇にどう向き合うか
元ヴィランズのことが好きになっちまったぜw😊
メンタル面重視
アベンジャーズ関係作品を未見でも楽しめた
アベンジャーズ関係の作品を一本も観たことがなかった自分でも、楽しく、興味深く観られた。
<ここから、少し内容に触れます>
ヒーローではない、どちらかというと、かつて悪に手を染めた者たちがチームとなって、何らかの脅威と戦うのだろうな…というのが、予告編から受けた印象。それとは若干違って、戦う相手が「外敵」ではなく、過去に関わりのあった者や、ある意味「自分自身」というのが面白かった。
また、これまで仕事として、簡単に他人の命を殺めてきた主人公たちが、市井の何の関係もない他人の命は身体を張って守ろうとしたり、逆に都会の真ん中でドンパチやっているのに、外を歩く通行人たちは、まるで無関心だったりと、それこそ「関心領域」の描き方が面白いなぁと思ったし、それは逆に言うと、自分の精神状態のあり方が世界の行末に影響を及ぼすかのように感じているセンシティブさというのは、単なる自意識過剰に過ぎないよと切り捨ててるようでもあって、ふむふむと思った。
それに、出てくる人たちの「その人なりの正義」がどこにあって、何を守ろうとしているのか、どのように守ろうとしているのかも様々で、中々考えさせられた。
映像表現も素晴らしく、冒頭のエレーナが廊下で敵を次々に倒すシーンと、ボブによって闇に取り込まれる人々が、トナーをぶちまけたように一瞬で二次元化するシーンのスタイリッシュさが特に好みだった。
アベンジャーズ関係作品を色々観てみたくなった。
敗者復活戦!
この作品は俺には誘眠効果があるようだ【個人的に】。多分 ガンアクションはじめアクション多すぎのユーモア作品。
俺は予習して行った。完璧に👌❗️に。
①エレーナ → ブラック・ウィドウ今は亡きと姉妹🟰フローレンス・ピュー
②ウィンター・ソルジャー【バッキー・バーンズ】→まとめ役🟰セバスチャン・スタン
③ジョン・ウォーカー【USエージェント】→キャプテン・アメリカ試用期間で悪の道に
④レッド・ガーディアン【アレクセイ】→ エレーナの父 無職
⑤タスクマスター →007慰めの報酬の『オルガ・キュリレンコ』
⑥ゴースト→ 明らかに『タスクマスターに似てるが 出番は圧倒的に多い これは結果論』
7️⃣ 謎のCIA
・・・って感じで 事前の 無料フライヤー HP 動画 と無限の予習して挑んだ😤😤😤→バカです。笑 笑
もうMCUっていうだけで 『予習しなきゃ💦』という俺がいる。
こういう作品は予習不要なのに・・・まあ『強迫神経症ともパブロフの犬』とも言います。
もう 観る前に出来上がっていた。ピッチャー⚾️で言えば 中6日ブルペン終了☑️みたいな・・・
それがいけなかった のか 俺が居眠り💤😪体質なのか
最初の 高層ビル落下・場面から 急激に睡魔に襲われた。しかも断続的
とにかく 銃弾の数が多い アクションが多い
俺にとっては 電車🚃のガタンゴトン みたいに スヤスヤと😪
後半半分くらいは 多分❓ほぼほぼ見てました。・・・と思う。再び 将軍席の名 けがしてしまったよ・・戦えない将軍
タスクマスター いつ出たの❓オルガ・キュリレンコ❓ ゴースト👻とキャラかぶんねん💢
ボブ❗️及び CIA もよくわからじ・・・
だが 最後は楽しかった エンドロール途中だけでなく 最後に映像あるので 明るくなるまで 最後まで観ましょう。
MCUさんには申し訳ない 何となく 雰囲気味わいました😪😪😪
あっ❗️意外と万人受けかもね 落ちこぼれた俺が言うのも何ですが。
あっ 有料パンフ🈶 は コレぞ アメリカンの普通【日本編集だけどアメリカのそのままカモしれない推測】パンフ
紙質がいわゆる厚紙でイマイチで 文字の疎密が激しく 文字が多いページは 俺には読む気になりません。
と言うより MCUほかマーベルファンが 眺める ためのパンフ。
まあ 典型的な アメリカ🇺🇸ンパンフなのでよろしく。
チーム・サンダーボルツ誕生
サブキャラたちの敗者復活戦を楽しんだ
マーベル映画は、大して面白そうでなくても次があるから観ておかないとという気分になる。もはや惰性に近い。ドラマは観ないで映画だけフォローしている身としてはすべてを把握できていないのは若干つらいがある程度割り切るようにしている。
それでも本作は「ブラック・ウィドウ」で初登場したフローレンス・ピューがメインキャラの一人として活躍する映画。あぁ、そんなキャラもいたなくらいの人が登場するが、前の作品が古すぎて記憶がおぼろげ。ブラック・ウィドウがらみの2人とバッキーはここ数年の作品に登場していたから、さほど置いていかれた感覚はない。お目当てのフローレンス・ピュー演じるエレーナがとてもよかったからそれだけでかなり満足。あの悪態をつく感じはマーベル映画の中ではかなり貴重だ。
マーベル版「スーサイド・スクワット」的な作品として楽しみにしていたが、悪人が集まってチームを結成するというより、落ちこぼれたちの敗者復活というか成り上がりを楽しむ映画だった。それぞれのキャラが好き勝手に動きながらも次第に結束していく姿はなかなか感動的だ。個人的には、スポーツものでありがちなこんな展開に弱いから評価は高め。
ただ、敵が攻めてきたわけではなく、アイツに操られたアイツが暴走したのを抑えるってことがクライマックスになるから、思いっきり戦って勝利した!みたいな結末にはならない。しかもアイツの悪行はうやむやなままだし。それでも、直前の予告でやっていた「ファンタスティック4」を含めて今後も楽しみな新しいシリーズが始まったことが素直に嬉しい。今後はもう少し惰性じゃなくマーベルに臨むことができる。
良くなかった。
たぶんダメだろうと低い期待値で観たけど、低い期待値どおりビミョーだった(笑)
カリスマ性みなぎるフローレンス・ピューだけ浮いてて、
並んでもカッコイイと思えないサンダーボルツの面々。
スーパーヒーローの落ちこぼれ設定だけど、メンツが残念な感じ(笑)
あと、好みの問題でしょうが作品自体もコメディっぽくて好きじゃない。
マイティ・ソーも『ラブ&サンダー』はキライだし、もっとシリアスでクールなのが観たい。
今後のMCUも不安です(笑)
スッキリしないので、とりあえず、もう1回観ます。
評価が変わるかも?
IMAXで観たけど、画角は常にIMAX画角じゃなく、IMAX画角と通常画角が切りかわります。
エンドクレジット後にも、続きがあるので明るくなるまで立たないで下さい。
ココロと向き合う!
これほどまでにココロと向き合ったmarvel作品があっただろうか?
それを映像として表現しているのが素晴らしい!
以前からフローレンスピューは好きで圧倒的な存在感がありながら人間味あふれる魅力を今作品でも感じられる
迷走気味のmarvel作品を救うのはフローレンスピューの魅力ではないだろうか?
ニヒリスト的で情に熱く弱さを見せても強く闘う!
妹的でありながらアネキ肌!
自分でも何を書いてるのだろうと思うが!
彼女を中心にニューアベンジャーズ が動くなら大いに期待できる!
宣伝では悪党版アベンジャーズ のような面白さで喧伝されているが、それは表層的な面白味であって真にはサンダーボルツの面々の過去とココロとの対峙でそれを打開できるのかを映像とアクションによって楽しめる!
最近、ココロのことについて考えることが多かっただけにいろいろと考えながら見ることができたので良かった
エンドゲーム を観終わった時にはアベンジャーズ はナターシャの物語だと思った
ニューアベンジャーズ はエレーナの物語になるかもしれないと思えばこの作品こそ大きなファーストステップなのかもしれない
落伍者達の逆襲
対エゴ
愛すべきオッサン馬鹿アレクセイ
コミック的荒唐無稽がいい塩梅。キャラクターも直情的でほぼノープラン。それぞれ性格的な欠点を抱えていてバリバリ共感できる。
ほとんど記憶から消えていたゴーストが登場。鋼鉄の壁もすり抜けできるんだったらほぼ無敵じゃん。そう思っていたら、特定の周波数の音波を受けると能力が発揮できない。しかも能力を発動できるのは1分だけ。
能力には制限事項があった方が面白くなると、マンガ編集者が言っていたのを思い出す。
ロシア人への偏見を凝縮したキャラのアレクセイ。ロシア人もこんなに単細胞であれば、世界も平和なんだろうけど、このオッサンは愛すべきバカ。娘の危機を知って、勝手に参戦。ウォッカを使った秘密兵器には驚いて笑った。
ポリコレ色がなくなると、こうも楽しめるのか。社会属性でいえばマイノリティに分類される自分であっても、エンタメ作品に余計なお説教はノイズでしかない。
そんなことを実感する作品でございます。
*
自由奔放かと思いきや、意外にも堅実な作り
《IMAXシアター》にて鑑賞
【イントロダクション】
アベンジャーズ不在の中、世界の危機に悪役やならず者といったワケアリメンバー「サンダーボルツ」が立ち向かう。
ブラック・ウィドウことナターシャの妹・エレーナに、『ミッドサマー』(2019)、『オッペンハイマー』(2023)のフローレンス・ピュー。物語の鍵を握る謎の人物・ボブに『トップガン/マーヴェリック』(2022)のルイス・プルマン。
監督は、Netflixドラマ『BEEF/ビーフ』(2023)のジェイク・シュライアー。脚本に『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)、『ブラック・ウィドウ』(2021)のエリック・ピアソン。
【ストーリー】
マレーシア。姉であるナターシャをサノスとの戦いで喪い、虚無感を抱えて生きている妹のエレーナ(フローレンス・ピュー)は、CIA長官ヴァレンティーナ“ヴァル”(ジュリア・ルイス=ドレイファス)の命を受けて、彼女が過去にCEOを務めた軍事会社で行ってきた違法な人体実験による弾劾裁判から逃れる為、世界各地に存在する証拠となる資料や研究施設を破壊して回る仕事に就いていた。
ある日、エレーナは父親(の役目を演じていた)であるレッド・ガーディアンことアレクセイ(デビッド・ハーバー)を1年ぶりに訪ねる。アレクセイは、かつてロシアがキャプテン・アメリカに対抗する為に生み出した超人戦士であるにも拘らず、現在ではリムジンの運転手として生計を立てる冴えない日々を送っていた。
アレクセイと再会したエレーナは、もっと人前に立てる仕事(ヒーローとして活躍したい)をしたいと思い、次の任務を最後にしようと決意する。
一方、ヴァルは弾劾裁判にて無罪を主張。むしろ「アベンジャーズのいない世界」に対する危機感を訴える。そんな彼女を、下院議員となったバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)は密かに調査していた。
エレーナはヴァルと最後の仕事の約束を取り付け、研究資料を狙う謎の刺客ゴースト(ハナ・ジョン=カーメン)を追って、僻地にある研究施設へやって来る。
施設に侵入した彼女を待ち受けていたのは、同じくヴァルの命を受けたU.S.エージェントことジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)、かつて共にレッドルームに所属していたタスクマスター(オルガ・キュリレンコ)、そしてゴーストだった。
ヴァルは、最後に自身の黒い経歴を知るエレーナ達“始末屋”も纏めて排除しようと、彼女達を騙して一ヶ所に集めたのだ。施設の焼却処理が開始されようとする中、エレーナ達はヴァルが進めていた“セントリー計画”の被験者の生き残りである謎の男・ボブ(ルイス・プルマン)と出会う。
エレーナ達の始末に失敗しつつも、自身が推し進めていた計画の被験者であるボブの生存を知ったヴァルは、計画の再開を画策し、かつてトニー・スタークが所有していたアベンジャーズ・タワーへと搬送する。
【感想】
ライバルであるDCコミックを意識してか、本作はマーベル版『スーサイド・スクワッド』といった作風。ただし、あちらとは違い本作の主要メンバーは極悪人という程の悪人は存在せず、ヴァレンティーナの言うように「負け犬」という風な、過去に傷のあるワケアリメンバーで揃えられている。
スタッフに独特なホラーやサスペンス作品を多く排出している気鋭スタジオ「A24」の製作に携わった経験のある人が多い事から、予告編でもA24作品を意識した予告が製作されたりと、マーケティングでも色々試行錯誤していた様子。
それにしても、予告編の上映は勿論、IMAX上映開始前のカウントダウンが特別仕様だったり、ポストクレジットでの布石だったりと、マーベルは7月25日公開予定の『ファンタスティック4/ファースト・ステップ』に余程の自信があるのだろうか。
来年公開予定の『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』でヴィランとなる、ロバート・ダウニー・Jr演じるドクター・ドゥームが『ファンタスティック4』の登場人物だからというのもあるのだろうが。『ドゥームズデイ』をメインとするなら、『ファースト・ステップ』は下準備、本作は更にその下準備といった所か。
そう、本作に抱く1番の印象が、「下準備の下準備」というものだったのだ。
これまでのMCU作品には珍しく、本作は「メンタルヘルス」をテーマにした、傷付いた人々の再生を描いた話である。主人公にあたるエレーナは勿論、キーパーソンとなるボブ(ロバート)もまた、心に深い闇を抱えており、それがクライマックスでの“ヴォイド”発現に繋がる。スーパーパワーさえコントロール出来れば、アベンジャーズ全員のパワーに匹敵するほどのスーパーヒーロー“セントリー”になれる(まるでDCのスーパーマンのような)が、不安定な精神の陰には常にヴォイドが付き纏うのだ。
そんな悪人とは言いがたいヴィランを、暴力による制圧ではなく、対話と協力によって救うというアプローチは新鮮で良かった。思えば、今年の2月に公開された『ブレイブ・ニュー・ワールド』も、クライマックスではサムによるレッドハルクの説得で幕を閉じた。それはまるで、『インフィニティ・ウォー』(2018)と『エンドゲーム』(2019)でサノスの野望をアベンジャーズの面々が単なる暴力で捩じ伏せたように見える(一応、ヒーロー側は“自己犠牲”を選択して、サノスの“他者犠牲”と対になる行動は示してはいるが)という反省を踏まえているかのよう。
ただ、こうした後々活きてくるキャラクターの、あくまで本調子は先送りにしての御披露目というのも、やはり「下準備」感を強く印象付ける。
エレーナはアレクセイとの和解を経て精神の安定を取り戻し、仲間と共にボブをヴォイドの闇から救い出そうとする。
「1人で抱え込んだら、誰だって潰れる。吐き出していい。あなたは一人じゃない」
彼女が告げるこの台詞は、月並みではあるが、人が精神を病む前に思い出すべき大事なことである。
ただし、ボブがその過去に幼少期の父親の家庭内暴力や自身の薬物依存、自責の念といった重いものを抱えており、それ故に立ち直る事が困難であるのに対して、エレーナは些か立ち直りが早過ぎると感じた。ボブを救う彼女自身がまず救われるという描写が不足していたように思う。アレクセイとの蟠り、姉を喪った悲しみやレッドルームでのトラウマ、日陰者としての苦痛と、序盤から彼女の抱えている苦悩は断片的に語られてきた。問題なのは、そうしたあれこれをアレクセイとのただ一度の話し合いで解決してしまった点だ。あれでは、「父親に不満を打ち明けて軽く涙を流したらスッキリしました」程度にしか見えなかった。
描こうとしているテーマやその解決策は理解出来るし、MCUらしくないダークなテーマに踏み込んでいる意欲に好感が持てるだけに、何処か勿体無さを感じさせられた。
そんな本作で最もテンションが上がったのは、バラバラだった「サンダーボルツ」のメンバーが、人命救助の際に協力し合う姿だ。ヒーローらしい人命救助シーンに加え、仲間と協力して困難に立ち向かうという展開は、ヒーロー映画らしいカタルシスに満ちており素晴らしかった。
【暗いテーマに対して、全編に漂う軽いノリとギャグ】
主にアレクセイが担っていた役割だが、他のメンバーも要所要所でコミカルなやり取りを披露している。
割とクールキャラだったはずのバッキーでさえ、報道記者からのインタビューで何処ぞの政治家のような中身のないコメントをしたり、ピザを溢して汚れた左腕の義手を食洗機で洗ったりと、本作では茶目っ気たっぷり。バイクに乗って颯爽と駆け付ける姿は、まるで『ターミネーター2』(1991)のシュワちゃん。
ボブの事態を把握していない楽観的な姿、またボブを演じたルイス・プルマンが、『トップガン/マーヴェリック』で同じくボブという役を演じていたのも、たとえ偶然でも何処か悪ノリの印象を受ける。
「この緩さ・軽さがマーベル」と言えばそれまでなのだが、本作の現実的なテーマの前では、若干ノイズに感じられる場面もあった。
また、ギャグに落とし込むにしろ、違う描き方もあったのではないかと思う。例えば、エンドクレジット途中のシーンでアレクセイの念願叶ってシリアルの箱に印刷されたシーン。素直にファンに気付かれて写真やサインを求められ、その場ではクールに対応しつつも、ファンが去った後で思い切りはしゃぐ姿等でも良かったはずた。
サンダーボルツ改め“ニューアベンジャーズ”のメンバーは、エレーナとボブ以外は過去のトラウマに対する救いが用意されておらず、何となくの雰囲気でめでたしとされている印象があったので、せめてアレクセイくらいにはそうしたご褒美があっても良かったのではないだろうか。
【曲者だらけのチームメンバーに、優れたキャストが“アッセンブル”】
キャスト陣の熱演はどれも良かった。
その中でも、エレーナ役のフローレンス・ピューのハマりっぷりは頭ひとつ抜き出ていた。彼女のキャリアにおいても最高の役の一つになったのは間違いない。先のボブに倣って中の人ネタで言えば、今回はカルト宗教団体に組み込まれずに立ち直れて良かったねと言いたい。
実際に本人が飛んだという冒頭のマレーシアでの超高層ビルからのダイビングシーンも、アッサリながら印象的なシーンだった。
ルイス・プルマンの精神的に不安定なものを抱えているボブの演技、特に泳いだ目の演技が素晴らしく、セントリーとなって自信に溢れてサンダーボルツを圧倒するシーンとの対比が引き立っていた。
ヴァレンティーナ役のジュリア・ルイス=ドレイファスが見せる「転んでもタダでは起き上がらない」という狡猾さと強かさ、常に相手より優位に立とうとする姿勢には、ウォーカーやゴーストと同じく「殺すに一票」を投じたくなる。
そんな中でも、やはりタスクマスターの早々の退場は予想外だった。彼女の台詞はたった一言で、チームにすら参加していないのだ。
『ドゥームズデイ』に参戦するキャストの発表動画で、他の「サンダーボルツ」メンバーのキャスト発表はあったにも拘らず、タスクマスター役のオルガ・キュリレンコの名前だけ無い事から、公開前から一部ネットでは本作での死亡説が囁かれていたが、あそこまでの切り捨てぶりを予想した人は居ないのではないだろうか?何せ、ポスタービジュアルには他のメンバーと共に映る彼女の姿があったのだから。
【総評】
曲者メンバーのチーム結成秘話としては、まずまずの作品といったところ。しかし、予告編から受けた自由度の高そうな奔放ぶりを期待していた身としては、意外と小さく丁寧に纏まっていた事に若干の肩透かしを食らった。また、やはり今後へ向けた準備段階という印象が拭えなかった。
兎にも角にも、7月の『ファンタスティック4』は鑑賞必須となってしまったので、心待ちにしなければならない。マーベルの掌の上で踊らされている感じがして悔しいが、かつてのマーベル作品のようなワクワク感が戻って来た事は素直に嬉しい。
バッキーがカッコいい!
なんだかんだでやっぱりバッキー!でした。
初めてのアベンジャーズ シリーズでこれをみる方はどう思うかなぁと思いますが、面白いです。
ストーリーはディズニーっぽい愛と平和感ありで、次はもうすぐ公開のファンタスティック4みてねな感じになってます。
エレーナの「ダディ、私、寂しかった」のセリフとウザいパパが心に残ります。あとアベンジャーZ!
全304件中、221~240件目を表示