キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールドのレビュー・感想・評価
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一番のファンタジー要素はアメリカと対等に話している総理大臣だと思った
2025.2.14 字幕 イオンシネマ京都桂川
2025年のアメリカ映画(118分、G)
原作はマーベルコミック
キャプテン・アメリカの盾を受け継いだヒーローがある企みに巻き込まれる様子を描いたアクション映画
監督はジュリアス・オナー
脚本はマルコム・スペルマン&ダリル・マッソン&マシュー・オーソン
原題の『Brave New World』は直訳すると「素晴らしき新世界」という意味
物語は、アメリカのニューパンプシャー州にて演説を行うアメリカ大統領サディアス・ロス(ハリソン・フォード)が描かれて始まる
彼はインド洋沖に出現したセレスティアル島にある、未曾有の資源に対する国際条約の制定を訴えていて、他国の代表とも会議を重ねていた
一方その頃、メキシコのオハアカでは、ある物体の裏取引が行われていた
それを察知したサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)と相棒のホアキン・トーレス(ダニー・ラミレス)は、その現場を止めるように出向いていた
だが、買い手はそこに現れず、サムたちは売り手のサーペント団を壊滅させ、物体を回収することに成功した
その後、その功績が認められたサムとホアキンはホワイトハウスへと招かれる
サムの親友のイザイア・ブラッドリー(カール・ライブリー)も一緒にいくことになったのだが、そこで事件が起きてしまうのである
イザイアを含む5人ほどの人物が大統領暗殺を目論み、ホワイトハウスは騒然となった
大統領には怪我がなかったが、イザイアたち実行犯はその記憶がなく、何が起こったのかを理解していない
サムは抵抗するイザイアを諌め、おとなしく投降することになったのである
ロスはこの事態を重く受け止め、元ブラック・ウィドウの大統領補佐官ルース・バット=セラフ(シラ・ハース)に事件を調査させる
事件を起こしたのが知人だったこともあってサムたちは捜査から外され、そこで秘密裏に別ルートから捜査を開始することになった
そこで、事件の直前にイザイアのスマホが光っていることを突き止め、なんらかの洗脳操作のようなものが行われたのではないかと勘繰るのである
映画は、起こった事件を捜査するミステリー系で、サムとルースが同じ結論に至る様子を描いていく
ルースはイザイアをコントロールした黒幕がいると考えていて、ほぼ同時にエコーワンという施設にたどり着く
そこには、ロスから許可を得て研究を続けていたサミュエル・スターンズ(ティム・ブレイク・ネルソン)がいて、彼の計画によって、イザイアたちのテロも起こっていたことが判明するのである
映画の予告編では、ロスがレッドハルクになることがわかるのだが、映画本編では「ほぼクライマックスのネタバレ」のようなものになっている
予告編でそれ見せたらダメじゃね?という感じで、その後に幾つかの展開があるのかと思えば全くなかったりする
ロスとの決戦も、派手な展開を見せるものの、最後は説得で終わるので、カタルシスはほとんどない
死ぬほど長いエンドロールの後にも映像があるが、これまた捻りも何もなかったりする
基本的には『インクレディブル・ハルク』の続編で、『エターナルズ』の世界後みたいな立ち位置なのだが、予習はほとんどいらない気がする
サムがキャプテン・アメリカの盾を託されているけど、サムはサムという物語なので、深読みする必要はないのだろう
キャプテン・アメリカは憧れだが、サムは目標というように、現実感のあるヒーローが誕生したように思えるのだが、真似できる人は皆無なので、超人は超人なんだと思った
いずれにせよ、よくあるタイプの物語で、なんらかの実験で超人になったとか、個人的な逆恨みが世界規模の案件になるというものだった
そこから話が広がる感じもなく、黒幕との戦いはアクションもないし、レッドハルクとの戦いも最後は話し合いになっているのはどうかと思う
また、日本がかなり有能な国として登場するのだが、これが本作の一番ファンタジーなところで、土下座外交しかしない政府の為体を見ていると何だかなあと思ってしまう
MCU好きの人以外は観に行かないと思うが、「思ったよりも悪くない」とか、「普通の映画だった」と言われるように、落胆までは行かない感じだろうか
強くお勧めする要素はないので、通常スクリーンで時間が合えばOKぐらいのテイストで臨んだ方が精神的にも良いと感じた
食わず嫌いはもったいないから見てほしい!
まず一言!
めちゃくちゃ面白かった!
キャプテンアメリカ4作目。
新キャプテンアメリカとしては初の映画作品。
定番のオープニングファンファーレは今作では無し。
多分新しいキャプテンアメリカに集中してもらう為だと思う。
冒頭のアクションでつかみはバッチリ。
盾と翼を使ったファイトスタイル、ワカンダ製のスーツの能力を存分に見せつけてくれる。
相棒の2代目ファルコン、トレスとの相性もかなり良かった。
政治スリラー、サスペンス要素のバランスも良かったと思う。
日本の要素がかなり絡んでいたのは驚いた。
サム、ロス、共に葛藤と責務に押しつぶされそうになるところもしっかり感情移入出来た。
中盤の空中戦も見どころの一つ。
サブキャラだったファルコン時代ではここまでのアクションを描かなかったのでかなり興奮出来た。
長らく登場しなかったサミュエル・スターンズもかなり厄介な能力でこれまで出てこなかったヴィランで良かった。
クライマックスの戦闘シーンは大迫力。
新キャプテンアメリカとレッドハルクの凄まじさを見事に表現出来ていた。
最後もサムのカウンセラーとしての設定が活かされていてGOOD!
病院でのラストシーンのサムのセリフ…
「キャプテンアメリカは完璧でないといけない」
「重圧に押しつぶされそう」
「努力が足りているのか不安になる」
と打ち明けるセリフは演じているアンソニー・マッキー本人の言葉として重なって聞こえた。
そして相棒のトレスからは「何があっても諦めずに戦うファルコンに憧れていた」と返される。
スティーブ・ロジャースを見習い奮闘していたサムだけど、自分自身も憧れのヒーローとして認められていた事に気付くシーンは感動もの。
アクションもストーリーも最高の作品だった。
過去作の要素はかなりあるので未視聴の人は評価が分かれるかも知れないが、
特に見なくても問題ないとされていた作品「インクレディブル・ハルク」が注目されるのは嬉しい。
同伴した家族(ハルク、エターナルズ未視聴)もかなり楽しめたようなので劇中のセリフを聞いてれば色んな設定は「まぁこういうことかな?」くらいの感覚で見て問題ないと思う。
ポストクレジットシーンでは「世界はここだけだと思うか?」と別の世界のヒーロー集結を示唆するセリフが。
来年公開予定のアベンジャーズも楽しみだ。
CMが全て悪い気がする
CMで全てを見せてるようなものですが、一応ネタバレ注意にしておきます。
自らCMを見に行ったわけではないですが、興味があるのは、向こうから出てくる令和の時代…
大統領がレッドハルクにという大々的な宣伝は、ファンにとっては残念な告知だったと感じます。
初回の研究室のシーンは、なにか研究してるなと彷彿させる演出ですが、あーハルクか、あーガンマ線かと1発で連想してしまいました。
ロスの年齢では薬を飲むのも当たり前だし、なにかしら悪いところがあるんだと想像するものですが、ハルク関連かと連想…
イライラするシーンでギリギリ堪えてハルクにならないが、最後になってしまうシーンも今までよりイライラ弱くない?という感情になりました。
もう少し隠してくれてた方が、全体的に楽しめたと思いますが、内容が薄っぺらく感じてしまいました。
とはいえ、新生キャプテン・アメリカの映画として、
キャプテンが引退した後任の話くらい頭に入れておけば、単体でも楽しめるのかなとは思いました。
marvelを追っかけてるファンからすると評価は低くなってしまう作品かなと感じました。
期待はされてなかったけど、普通に楽しめる作品
サムのキャプテン・アメリカは目標となるというところに落ち着いてるのがまた良い
血清がない分誰でも憧れればなれるヒーローという立ち位置は良いと思いました
粗は多いですが、全体として疾走感があり飽きませんでした
盾の意志を継ぐもの!アメリカの名のもとに!
新生キャプテン・アメリカ!新たなるアベンジャーズの始まりでしょうか。
「アベンジャーズ エンド・ゲーム」以降、イマイチ盛り上がりに欠けたMCU(スパイダーマンは面白かったけど)ですが、いよいよ再始動って感じ。
ファルコンが2代目。空飛ぶキャプテン・アメリカとして大活躍する本編、面白かったです。
ハリソン・フォードも増々渋みがまして良かったですね。アッと驚く展開が待ち受けているんですが・・・
内容もなかなか重い感じで、ワクワクしどおし、楽しませてもらった一本です。
【ネタバレ】
何より嬉しかったのは、久しぶりのリブ・タイラーの再登場。「インクレディブル・ハルク」以降、ブラック・ウィドウにその場を奪われた感じで全く出てこなかったのに、いや〜驚きました。
そして、ハルクを攻撃していたリブ・タイラーのお父さん、軍隊のおエライさんが大統領。
それも驚きだったんですが、更に赤いハルクになっちゃうんだから、ホンっとヒョエ〜〜〜って感じです。
オマケ映像も意味深でした。次の作品の予告っていう明確なものではなかったですが、今後の展開を期待させます。
【"アベンジャーズシリーズはドル箱だから、絶対止めないからね!”というMARVELの思惑がビシバシ伝わる、VFX炸裂のハイパーアクション&サスペンス要素も入れたナカナカな娯楽小作。】
ー 私はアベンジャーズシリーズは、実は余り見ていない。メインキャラではない、ドクター・ストレンジシリーズや、ブラックパンサーや、アントマンシリーズや、ブラックウイドウは、演じた俳優さんが好きなので楽しく鑑賞したが、メインキャラシリーズは観ていない。で、オッカナビックリ今作を鑑賞したのだが、ナカナカ面白かったなあ。ー
・序盤は知らないキャラクターが沢山出てくるのだが、直ぐに全体像を把握して、そこからは、政府に極秘に捕らえられていたサミュエル・スターンズ博士により仕掛けられた、超人兵士イザイア達へのリモートコントロールによる、ロス大統領(ハリソン・フォード)暗殺未遂事件が起きて、そこからアダマンチウムを巡る騒動やら、日米開戦の危機などがVFXテンコ盛りで描かれて、ナカナカでありました。
・特に、ロス大統領とサミュエル・スターンズ博士の関係性や(薬の飲み過ぎは、身体に毒だね!)スティーブ・ロジャーズから盾を引き継いだサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)と、サミュエル・スターンズ博士の企みにより、自己制御できなくなったロスが巨大化した赤いハルクとの、VFXをこれでもか!という位に活用したスピード感と重厚感溢れる壮絶な戦いのシーンなどもナカナカでした。
・今作では、日本の尾崎首相を平岳大さんが流暢な英語で喋って登場し、随所で桜を背景に使用し、ロスが愛する娘ベティ(リヴ・タイラー)と和解するシーンで、桜を使っていたのもナカナカ宜しいと思いました。
MARVELは、本格的に日本の観客をターゲットにしてきたのかな?クスクス。
<で、いつもの”エンドロールの後に映像があります。”というテロップが冒頭流れていたので観ていたら、成程ねぇ、"アベンジャーズシリーズはドル箱だから、絶対止めないからね!”という思惑がビシバシ伝わって来たぞ!
いやあ、MARVELの商魂は、凄いモノでございます。>
日本強ぇ!笑
字幕で見てきました
吹替えの配役がカスなので🥹
(サムの吹替えはドラマと同じ人でよかったやろ……)
序盤からロス長官による「私は本当に変わったのだ」で笑かしてもらいました。変わったね。役者ごとね。
(旧ロス長官もすごくぴったりなキャスティングだったので亡くなったと聞いた時は悲しかった。ご冥福をお祈りします)
肉弾戦や空中戦はキレっキレで見応えありました。
特に空中戦はクリエヴァキャップには出来ない戦法なので、代替わりしたことが感じられて感動しました。
ただ、昨今のMCU全てに言えることですが、予め見ておかなきゃいけない作品が多すぎる。
ぱっと思いつくだけでも
・インクレディブル・ハルク
・キャプリカ全作(特にCW)
・バッキー&ファルコン
このあたり履修してないと知らんキャラが多くて初見さんや初心者に優しくない。
本国で評価が低いのもそういう点がマイナスに働いたかなーと思います。
ただ日本人は世界一楽しめますよ。
ありえんぐらい立場が強い日本が出てくるので笑
尾崎首相のオラオラ外交や攻撃までの判断が引くほど早い日本艦隊など、現代日本に住んでる人ほど腹抱えて笑えます。
やたらモブ日本人の日本語が流暢だったのはAIに喋らせたんだろうか?笑
全体を通して私はすごく楽しめました。
今後のサムキャップに期待を込めて星4.5で!
(吹替えをプロに任せてくれたら5でした!)
マーベルファンの期待作
マーベルシリーズのファンが大きな不安と少しの期待を背負った作品です
エンドゲーム以降マーベルシリーズの失速はファンでも庇いきれない
製作会社の方針なのかあり得ないバカな展開をしたり
ファンもかなり失望しているはずです
その中でついに2代目キャプテンアメリカとして新作登場でしたが
やはり初代が良すぎたので大きな不安がありました
結果としては、マーベルやキャプテンアメリカと関係なく
アクション映画としてはボチボチな作品
超えてほしかった及第点には及びませんでした
ストーリーは迫力が薄くCGで派手に見せた戦闘シーンがあるだけ
そしてやはりキャプテンアメリカの華がない
引き寄せる魅力がないです、主演の方を否定するつもりはありませんが
キャプテンアメリカ役をやるには役不足です
配役ミスですね、脇役が主人公になった結果なんですが魅力が足りないので
これがキャプテンアメリカなのかという失望が大きいです
マーベルシリーズの未来は暗いです
MCUらしいMCU
筋書き自体はシンプルだが、マルチバースや宇宙規模の話でないぶん共感も理解もしやすい。
キャプテン・アメリカを継いだサム・ウィルソンの映画第一作。現実でも作中でも「スティーブ・ロジャースじゃないから……」と言われ続けるサムのキャプテンは、確かにまだしっくりこないところはある。しかし、だからこそキャプテンの名に恥じないヒーローであろうと足掻く新たなキャプテン・アメリカの魅力は出せていたように思う。
アクション面でもジェットパックとドローンとシールドを組み合わせたアクションは面白い。技術はまだしもフィジカルでのスティーブとの差は明確であり、それを補う工夫が見られる。
終盤のレッドハルクも本家に負けず劣らず脅威的。仮にスティーブでも単独では勝てなかっただろう。善戦できるのも凄い。
期待値を大きく超えてくるものでもないけど下回りもしない。久々に、続いてきたユニバースの強みを感じるMCUらしい作品だった。キャプテン・アメリカらしいと言うべきか。
日本も何気に重要ポジション。日本の首相があんなに強気な外交姿勢を取れるか、なんて感想もあって苦笑い。
ファルコン・パンチ!🤛🔥
4DXにて鑑賞!
ちょっと理解できない会話もあったけど簡潔に理解していれば普通に楽しめる。
ちょっとサスペンス要素もあったかな?
それがかなり新鮮でよかった。
何よりいいと思ったのは、暴走するアメリカの戦闘機を制圧して日本の戦艦を守るシーン。
その映像が他の映画では見れないようなシーンでカメラワークもすごくて迫力あった!
特にそのシーンは4DXだとめっちゃ楽しい。
レッドハルクめっちゃ強いね。
「サディアス・ロス」ってなんか語呂いいよね。
良かった。
首謀者の計画を防ぐ話。
•肉弾戦はやっぱり人間同士だと他のマーベル映画に比べると地味に感じるが、レッドハルクや戦闘機との戦闘は迫力があって良かった。日本とアメリカの戦闘は緊張感すごい!
•アダマンチウムの単語だけでテンション爆上がり!
新生キャプテンアメリカ!
サム・ウイルソンのキャプテンアメリカの初劇場版!
全体的にマーベル新生といったところ!サム版キャプテンもかっけぇの一言!ウィングと盾を併用したアクションは最高でした。最後の赤ハルクと戦うアクションは空に陸に最高の一時でした。また、キャプテンアメリカふたたび…らしい!
新たなキャプテンの良いスタート
本作を視聴した方なら分かると思うが、
・インクレディブル・ハルク
※ロス長官の素性が分かるもの
・アベンジャーズ エンドゲーム
※上記及びキャプテン・アメリカの引き継ぎ劇
・ファルコン&ウインターソルジャー(Disney+ドラマ)
・エターナルズ
を鑑賞していないと、魅力が半減してしまうだろう。
ただ、近年のMCUの中では特に面白く、こんなヒーロー映画を待ってたなぁ‥‥と思わせられる映画だった。
日本政府の描き方については、賛否や力関係の歪みを感じるが、そこはまぁ‥‥と言った感想でもある。
他国、特に米国の方は、日米外交の描き方について、どんな印象を持ったのか気になる所だ。
美しい空中戦や、質の高い肉弾戦など、全体的なアクションの質が高く、特に翼を使った戦闘シーンは見ていて熱くなった。
戦闘機のシーンとレッドハルク戦が特に良く、特にレッドハルクの「やっぱハルクって化物強いんだなぁ」って感じの戦闘は、これぞヒーローアクションの怪物って感じだし、やはり最後は対話で終わる所もサムCAって感じがして良い納め方だったと思う。
ドラマパートも、サムの責務への重圧、ロスの大統領としての苦悩、新資源の国家間協定の是非など、飽きの来ないパート作りである。
また、テンポがダレる事もなく、しっかりと物語が走っている印象もあり、好感の持てる映画だった。
特に、バッキーがサムに伝えた
「君は理想ではなく、目標になれる」
は、これからのキャプテン・アメリカ像を体現するような台詞。最高。
‥‥ただ、惜しいと感じたのは、やはりラストのCパート。
別アースについて言及し、匂わせる形のみに留まったのだが、
そこは今までのMCUのCパートのように、次の映画に直接的に繋がるシーンなりキャラなりが出て欲しかった。
例えば、
・サムが新しいアベンジャーズのメンバーを集めているシーンでシャンチーが出てくる。
・バッキーがチームアップの話を受けて、サンダーボルツの話が出てくる。
・別アースで出るであろう、ギャラクタスやドゥームがこちらのアースを覗いている。
‥‥などのシーンが見たかった気もする。
ただ、長らく停滞していたMCUの、新たなるスタートを感じさせてくれるような良い映画だった。
見処もあって面白かったが…
二代目キャプテンアメリカの御披露目+ハリソンフォード版ロス大統領の最初で最後になりそうな登場した映画という感想。
ワカンダ技術モリモリ装備のサムの戦いは見てて面白いが、装備無し状態で負傷しまくる戦闘も多くてちょっとモヤモヤした。盾は無理にしてもアイアンマンみたいにスーツの小型化は出来んのか?
希望のスティーブとは違う目標のサムってのは良い差別化ではあったし、なによりバッキー登場は最高。
インクレディブルハルクの続きの話のような内容は良かったが、そんな身内の話を国家巻き込むなとは思った。違う世界線の日本の立ち位置は見てて笑えたけど。
アダマンチウムだったりミスターブルーのポスクレ発言で今後が楽しみにはなったが、マーベルのコアファン以外はどんどん減っていきそうだな…と毎回初日の空席が増えている現状を見て痛感した。
良くも悪くも原点回帰?
満を持して二代目キャプテンアメリカの銀幕デビュー!
まぁ活動自体はドラマシリーズでやってたから待望の続編とも言えるか。
予備知識で「ファルコン&ウィンターソルジャー」、「エターナルズ」、「インクレディブルハルク」を視聴しといた方がいいかも。
でないとあのキャラの出自がわからないから。
ファルコンの飛行+盾を使ったアクションも迫力満点で面白かったけど、敢えて不満点を二つ。
・海上での戦闘
ファルコンがマッハ速度で飛べるからこそのアクションにしても以前までのCGクオリティじゃないからか、本人と背景が妙に浮いてPS5のゲーム映像に見えた。全て実在する場所は撮れないにしても終盤の桜並木が地面含めて全部グリーンバックみたいで少し違和感。
・マーベルスタジオのロゴ
冒頭のいつものBGMとスタジオロゴ廃止になったの?
白黒点滅で本編とかけたにしてもちょっと寂しい。
何はともあれようやくマーベルがカムバックした感じで嬉しい。最近不発が多かったから。
サンダーボルツも楽しみや。
あの時のMCUが戻ってきた🇺🇸
いやーー待ってました。やっぱりマーベルはこうじゃなきゃ。
ノーウェイホームとかデップー&ウルヴァリンとかマルチバース頼みじゃない良作ひっさしぶりに観れたよ。
やっと単作で当たり出せたな。
フェーズ4からの劇場公開映画は中途半端なおまけ程度の過去作ゲストをバンバン出してマルチバース頼みになってコケてたり、キャラの良さを引き出せずコケたりと熱は下がる一方だった。
今回はちゃんとサムが主役になってたし、スティーブと違って超人血清を打ってないサムVS血清ゴリゴリのレッドハルクっていうサム版キャプテンアメリカの劇場初陣にはもってこいのヴィランを選んでて感動した。
しかもそれをインクレディブルハルクの続編と上手く繋げたのが素晴らしい。ミスターブルーの伏線をこんなところで拾うとは思わなかった。もはやインクレディブルハルク2ですらある。
ドラマも挟んでじっくりキャプテンアメリカの継承を描いたのもあってしっかりとキャプテンアメリカを受け継いだサムになっていたのは良かった。
この映画のどのシーンでもサムはキャプテンアメリカを全うしようとしてた。
ただここでサプライズバッキー。相変わらずイケメンのセバスタ。バッキーが隣に来た瞬間、キャップだったサムがファルコンに戻った。一瞬で昔になったの凄すぎる。やっぱり特別な絆があるよな〜。唯一弱音を吐けるのがバッキーだもんな。あそこのアンソニーマッキーの演技力凄かったな。「誰かに書いてもらったか?」ってやりとりもコレコレ!懐かし〜って感動した。
サンダーボルツがより楽しみになりましたね。
アクションも冒頭の新スーツ魅せアクションに始まり、生身アクションからの溜めて溜めての空中戦。最後にVSレッドハルク戦と色んなバリエーションのアクションが見れて満足度が高い。やっぱマーベルの空中戦はかっこいいわ。レッドハルク戦もめっちゃ良かった。
生身アクションの時のサムとスティーブの相手の吹っ飛び具合の違いは細かくて面白かった。スティーブやっぱ相手吹っ飛ばしすぎだよ。
エンドゲーム以前のインフィニティサーガにはそれぞれ同じ世界線なんだけどタイトル毎にそれぞれの世界観/作風の差別化が凄くあったように感じていて、例えばアイアンマンはテクノロジーを全面に押し出した世界観だし、キャプテンアメリカは軍事系、ソーは神の世界でスパイダーマンは日常系とか。
それがフェーズ4以降のマルチバースサーガでは良くも悪くもその差別化が薄くなって宇宙が〜とかマルチバースの〜とかどの作品でも似たような規模感、世界観/作風になっちゃっててもう少し味変してほしいなーって思ってた。
でも今作は確実に地に足ついてた脅威だったし、ファーストアベンジャー、ウィンターソルジャー、シビルウォーと同じキャプテンアメリカの世界観/作風になっていて素晴らしかった。キャプテンアメリカの続編を見てるんだなってストーリーからも絵面からも雰囲気からも感じられた。
やっぱりキャップは陰謀とか黒幕とか洗脳とか復讐とかの物騒な展開が似合ってる。
マルチバースのゲストキャラに頼らず主役とその周りを柱にしっかり成長を感じられる作品、これが求めてたマーベル映画でしょ。主役がちゃんと主役である映画じゃなきゃ。マルチバース、アベンジャーズありきじゃだめなのよ。一作一作を面白く作り込んでいってほしい。その中で徐々にアベンジャーズに向かっていくのが楽しいんだから。ほんと久しぶりにユニバース映画の良さが出てたよ。
マルチバース映画とユニバース映画は全然違うからね。
バッキーも言ってたスティーブは希望、サムは目標ってのだったり、スーパーパワーは無いけど人を信じることが強みであったり、退役軍人のカウンセラーをしてたサムだからこその対話で決着をつけるキャプテンアメリカはとてもサムらしくて良かったし、超人血清に頼らないキャプテンアメリカの説得力にもなってて非常に良かった。
ちゃんとキャプテンアメリカ4にもなってたし、キャプテンアメリカを受け継いだサムの話にもなってたし、超人血清を打たないキャプテンアメリカの話にもなってたし、無かったことにされがちなインクレディブルハルクの続編にもなってたし、アベンジャーズへの匂わせもちょうど良かったしと非常に満足度の高い作品だった。
バッキー出世からのエターナルへ続く
前情報でバッキーは出ないかと思いきや、まさかの議員に出世して登場!ディズニープラスのドラマ版頑固爺イザイアが主役級なのも最高。投獄される海の牢屋はエターナルだし。小ネタだらけなのは楽しい。トップガンを想起させる新ファルコンもナイス遊び心!日本の大統領がマッチョ過ぎん?ラスト娘役のリブタイラーが久々に拝めた。エンドロール後はエターナルの世界へ続くって事!?ドラマ版見ていないとこれ誰?状態だからぜひディープラスで予習して〜。ドラマのあのお爺さんがキーパーソンなのはちょっとびっくり。お客さんは年齢高め男だらけでした。バッキー見れただけでも良かった!ドラマ版よりキャップの肉体が進化しているのも見どころですよっ。入場者特典は通常版では付かないので注意!!
最高!おかえり!!!
上記タイトル通り、『おかえり!アベンジャーズ!』という感情に見終わってからなりました笑
ドラマを観ていないと映画が追いつかない領域に入り、色々言われてますが…(ドラマ観てないと置いてきぼり、ディズニー+と癒着だ!など…w)
個人的には『観たいならドラマも全部観ろ!!』と改めて思いましたw
ここまで来ると
【マーベル好きの為のマーベル作品】
ではあるかなと。
なので私は大満足のキャプテンアメリカでした!!
展開は2時間なので早いですが、アクションもあり、笑いもあり、エターナルズあり、バッキーもあり!よかったです!
アベンジャーズの再建もサムがリーダーにやはりなるのかな、と思ったり二代目ファルコンも加入する事、誰がどういう経緯で加入するのか…ワクワクが止まりません!
『おかえり!アベンジャーズ!またここから始まるんだね!』
…と、そんな作品でした!
エンドクレジットも、やっぱりそうだよね!?みたいな匂わせ…悪くない!!笑
全体的にスピード感と勢いに押し切られた感は否めませんでしたが、そんなに私は気になりませんでした。
非現実的な部分とか言い出したらキリがないですし、それはフィクションですので割り切りましょう。
初見で観るには難しすぎる内容になってきてしまいました。仕方ない。それは仕方ない笑
まとめると
マーベル好きの方にはおすすめしたいです!
観ないとついていけなくなりますよ!!笑
(それが良くないwwww)
公開日2/14 午後の回、IMAXほぼ満員でした
全122件中、81~100件目を表示