キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールドのレビュー・感想・評価
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新規でこのニューワールドに来てくれたブレイブなあなたへ
マジかあんた!前提知識全くなしでこの4作目のキャプテンアメリカを観に来てくれたってのか…。
そんな勇気ある人がいるなんて…。
だが待ってくれ。まずは俺の率直な感想だ。
普通に面白かった。普通に面白かったことにほっとした。
ここ数年のMCUは興行成績も落ちてきていて評判もかんばしくなかったから。
最近のだと『マーベルズ』も『シンチー』も『エターナルズ』も個人的にはそれなりに面白かったと思うけど。どうしても、マーベルのシリーズを知っている人には色々増え過ぎだしなかなかアベンジャーズ結成しないし、知らない人にはそもそもキャラの関係や設定分からないだろという初心者置いてけぼりぶりがすごいので。うかつに人にすすめることも出来ない。
という中で今作はシリーズをある程度知っている人にはそれなりに楽しめると思う。
ファルコンってそう言えばこんな感じだったかと。
超人血清を打ってないのが劇中で示されたがそれすら忘れてたわ。
バッキーが「血清を打っても全てを救えるわけじゃない」「お前は皆の目標になれる」と言ってくれる場面はシリーズを観ている人には熱い。けれどバッキーが110歳と説明されてもピンとこない人には「あのヒゲ誰」状態だろうなと。
ラストの病室の後輩へ「レスポンシビリティ」と言っていて字幕では「重圧」となっていたところも。「そうだよね。盾を受け継いだレスポンシビリティ、責任、重圧を感じながらファルコンは頑張ってくれてるよね」とシリーズを観ている人ほど思えるんだけど。
今作では大統領に「アベンジャーズを再度結成せよ」とだけ言われてその中身がどうなるかは結局示されなかったんだけど、キャプテン、というか新生アベンジャーズの中心ははなんとなくこのファルコンで行くんじゃないかという感じはした。
これ結構素直に面白かったんだけど、その面白かった要因の一つが、ファルコンが空を飛ぶキャラということもあって、空を飛ぶアクションが多いこと。
空飛べるのは本当に結構大きくて、空中戦が描ける。
例えば、今回であれば、日本の戦闘機との対決というか、日本の軍への攻撃を止めるみたいな役割をファルコンが果たすんだけれども、海の上での空中戦はやっぱりなかなか見応えがあった。
赤いハルクと最終的には戦うんだけれども、赤いハルクがすごいジャンプ力で迫ってくるのを、飛びながら逃げるというところもすごいシーンとして見応えがあった。
最後は赤いハルクに対して説得で何とかするという展開。多分、このファルコンの良さというのはそこなんだろうけど。
その説得要素は、中盤の戦いでもちょっとあり。戦い後に説得に入るというシーンがあって。
迫ってきたヒゲの敵さんに対して説得するというシーンがあって、暴力だけでは無く、心にも訴えかける、説得、言葉でも訴えかけるというところが、今後このキャラの重要なポイントになってくるのかなというところは、ちょっと新鮮ではあった。
エンドロール後でキャプテンアメリカは帰ってくると言うメッセージが流れたし、次のアベンジャーズの中心はやっぱりこのファルコンでいくと言う算段が多分ついたんだろうなという感じはした。
本当はブラックパンサーで行きたかっただろうなと思いつつ、キャラ的にも似てる雰囲気はあるからファルコンでいいだろう。
でも本当ますます新規置いてけぼりだよなあ。
だって30本はある映画だけは追ってる自分でも今作のカギであるでっかいアダマンチウムを見て「ああ最近のマーベル映画のどれかに出てきたんだよなあ」と思って終演後にネットで調べて「そうだエターナルズでした」と思い出したぐらいで。
ある程度追ってる人ですらこんな感じだからな。全くマーベル知らない人からしたら「30本の映画を追っててもある程度なの?」と思うだろ。
最近は平気でディズニープラスのドラマシリーズのストーリーも絡めてくるんだぜ?すごいだろ!30本以上映画を観てる自分ですら「申し訳ないが自分はドラマまで追えてないんだ!」と思いながら自分のブレイブを振り絞って映画館に足を運んでるんだよ。
だからもし全くド新規で今作から観てくれた人はこの「新規に優しくなさ過ぎるニューワールド」に入ってきてくれた「ブレイブ」に誇りを持って欲しい。こんだけ前提知識が必要なものに飛び込んでくれたブレイブ、その勇気を俺はたたえるよ。それこそマジなブレイブニューワールドだろ。ありがとう。
偉大な名蹟を、自分色に染めていけ
マーベル・シネマティック・ユニバース第34作。
キャプテン・アメリカ・シリーズ第4作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
こんなに地に足がついているMCU作品を観るのは本当に久しぶりで興奮した。本当に面白かった。これだよこれ、これが観たかったんだよと、手放しで称賛したい作品だった。
マルチバースが一切絡まず、過剰なサプライズも無い。ヒーローの葛藤を描くドラマに胸が熱くなり、涙腺を緩ませる。
2作目を彷彿とさせるポリティカル・スリラーと壮大なアクションの見事な融合が、MCUの懐の深さを感じさせた。
キャプテン・アメリカ。あまりにも重すぎる名蹟のプレッシャーに葛藤し続けるサムの姿に、心を揺さぶられた。
サムはスティーブと違い、超人血清を投与されていない生身の人だ。だが超人じゃないからこそ出来ることがある。
どんな存在であろうと、まずは対話を試みるサムのスタイルは、彼の優しさに起因した行為であり好感しか抱かない。
スティーブは希望であった。そこまで自分は強くないが、誰かの目標となれる存在でありたい。とても素敵な答えだ。この瞬間、継承者がサムで良かったと心の底から思えた。
そして何より彼には、初代には無い彼だけの個性―強靭な翼がある。その個性でどこまでも高く、自分なりのスタイルで飛び回って欲しい。新たな世界の新たなリーダーとして。
[余談]
サディアス・サンダーボルト・ロスの集大成でもある本作にこれまで演じて来られたウィリアム・ハート氏が、鬼籍に入られた故に出演が叶わなかったことがとても残念でならない。
代役のハリソン・フォード氏も申し分無い演技で、ハート氏の遺志を継ぐ名演であったが、ハート氏のロスがレッドハルクに変身するところが観たかったと云うのが正直な気持ちだ。
しかしながら、ハリソン・フォード氏である。こんな超大物俳優がまさかヒーロー映画にヴィラン(とはっきりとは言えないかもだが)として出演するなんて、まるで夢のようだ。
悪役としては「WS」にてロバート・レッドフォードの先例があるものの、自らモーションキャプチャーを装着してハルクの演技もこなしているのだから、余計にすごいと感じた。
今後もMCUに、しいてはアベンジャーズと共に敵と戦う姿を夢想してしまうが、フォード氏は本作をもって俳優業引退を宣言されており、今後の動向がとても気になっている。
レッドハルクだけでも見る価値は十分有る。
スティーブからサムに交代してからのキャプテンアメリカ第四作。
キャップ特有の盾アクションに加え、ファルコンならではの翼を使った攻撃に空中戦とアクションシーンはカッコ良くて、特に飛行能力を活かした海上戦は迫力満点だった。
やっと拾われたリーダーにサプライズのベティ·ロスの再登場とこれまで避けられてたインクレディブルハルクの要素にもう一人のゲストキャラのバッキーの登場も良かったね。
一方で中盤まで引っ張る必要の無いサイドワインダー、敵かと思わせてすぐに味方と判明するルース·バット、何よりずっとリーダーの掌で踊らされてる感は否めないなど内容はイマイチ。
そうした諸々の要素の有る本作の一番の見所は、ロス大統領が変身するレッドハルクで、本家じゃないけどちゃんとハルクスマッシュやって、ホワイトハウスを破壊しながらのキャプテンアメリカとの激闘など、久々にハルクの大暴れが見れて、それだけでも本作を見て良かったと心から思った。
迷ってる人はレッドハルクの暴れっぷりを見るだけでも行く価値は十分有ると言える映画。
派手さは無いが
宇宙には行かないしマルチバースも時間移動も出てこない魔術も出てこない、最近のMCUの中ではよくもわるくも地味ではあるものの、現実の延長線上にある内容という意味でフェーズ1あたりのテイストに近いと感じた。
ストーリー自体もわかりやすくストレート。大どんでん返しみたいなトリッキーなことが起こるわけでもなく、というか、予告で語られすぎていてほとんどそれ以上のものがない…。かといってレッドハルクを予告で出しておかないと、知名度とか含め地味すぎるんだろうなぁ。
バッキー出ないって言ってたのに出たからそこはかなり嬉しいサプライズだった。この流れでサンダーボルツ側にもサム出てほしい。
ScreenXで鑑賞したので、空中戦のところは特に臨場感があって楽しめた。
一番のファンタジー要素はアメリカと対等に話している総理大臣だと思った
2025.2.14 字幕 イオンシネマ京都桂川
2025年のアメリカ映画(118分、G)
原作はマーベルコミック
キャプテン・アメリカの盾を受け継いだヒーローがある企みに巻き込まれる様子を描いたアクション映画
監督はジュリアス・オナー
脚本はマルコム・スペルマン&ダリル・マッソン&マシュー・オーソン
原題の『Brave New World』は直訳すると「素晴らしき新世界」という意味
物語は、アメリカのニューパンプシャー州にて演説を行うアメリカ大統領サディアス・ロス(ハリソン・フォード)が描かれて始まる
彼はインド洋沖に出現したセレスティアル島にある、未曾有の資源に対する国際条約の制定を訴えていて、他国の代表とも会議を重ねていた
一方その頃、メキシコのオハアカでは、ある物体の裏取引が行われていた
それを察知したサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)と相棒のホアキン・トーレス(ダニー・ラミレス)は、その現場を止めるように出向いていた
だが、買い手はそこに現れず、サムたちは売り手のサーペント団を壊滅させ、物体を回収することに成功した
その後、その功績が認められたサムとホアキンはホワイトハウスへと招かれる
サムの親友のイザイア・ブラッドリー(カール・ライブリー)も一緒にいくことになったのだが、そこで事件が起きてしまうのである
イザイアを含む5人ほどの人物が大統領暗殺を目論み、ホワイトハウスは騒然となった
大統領には怪我がなかったが、イザイアたち実行犯はその記憶がなく、何が起こったのかを理解していない
サムは抵抗するイザイアを諌め、おとなしく投降することになったのである
ロスはこの事態を重く受け止め、元ブラック・ウィドウの大統領補佐官ルース・バット=セラフ(シラ・ハース)に事件を調査させる
事件を起こしたのが知人だったこともあってサムたちは捜査から外され、そこで秘密裏に別ルートから捜査を開始することになった
そこで、事件の直前にイザイアのスマホが光っていることを突き止め、なんらかの洗脳操作のようなものが行われたのではないかと勘繰るのである
映画は、起こった事件を捜査するミステリー系で、サムとルースが同じ結論に至る様子を描いていく
ルースはイザイアをコントロールした黒幕がいると考えていて、ほぼ同時にエコーワンという施設にたどり着く
そこには、ロスから許可を得て研究を続けていたサミュエル・スターンズ(ティム・ブレイク・ネルソン)がいて、彼の計画によって、イザイアたちのテロも起こっていたことが判明するのである
映画の予告編では、ロスがレッドハルクになることがわかるのだが、映画本編では「ほぼクライマックスのネタバレ」のようなものになっている
予告編でそれ見せたらダメじゃね?という感じで、その後に幾つかの展開があるのかと思えば全くなかったりする
ロスとの決戦も、派手な展開を見せるものの、最後は説得で終わるので、カタルシスはほとんどない
死ぬほど長いエンドロールの後にも映像があるが、これまた捻りも何もなかったりする
基本的には『インクレディブル・ハルク』の続編で、『エターナルズ』の世界後みたいな立ち位置なのだが、予習はほとんどいらない気がする
サムがキャプテン・アメリカの盾を託されているけど、サムはサムという物語なので、深読みする必要はないのだろう
キャプテン・アメリカは憧れだが、サムは目標というように、現実感のあるヒーローが誕生したように思えるのだが、真似できる人は皆無なので、超人は超人なんだと思った
いずれにせよ、よくあるタイプの物語で、なんらかの実験で超人になったとか、個人的な逆恨みが世界規模の案件になるというものだった
そこから話が広がる感じもなく、黒幕との戦いはアクションもないし、レッドハルクとの戦いも最後は話し合いになっているのはどうかと思う
また、日本がかなり有能な国として登場するのだが、これが本作の一番ファンタジーなところで、土下座外交しかしない政府の為体を見ていると何だかなあと思ってしまう
MCU好きの人以外は観に行かないと思うが、「思ったよりも悪くない」とか、「普通の映画だった」と言われるように、落胆までは行かない感じだろうか
強くお勧めする要素はないので、通常スクリーンで時間が合えばOKぐらいのテイストで臨んだ方が精神的にも良いと感じた
食わず嫌いはもったいないから見てほしい!
まず一言!
めちゃくちゃ面白かった!
キャプテンアメリカ4作目。
新キャプテンアメリカとしては初の映画作品。
定番のオープニングファンファーレは今作では無し。
多分新しいキャプテンアメリカに集中してもらう為だと思う。
冒頭のアクションでつかみはバッチリ。
盾と翼を使ったファイトスタイル、ワカンダ製のスーツの能力を存分に見せつけてくれる。
相棒の2代目ファルコン、トレスとの相性もかなり良かった。
政治スリラー、サスペンス要素のバランスも良かったと思う。
日本の要素がかなり絡んでいたのは驚いた。
サム、ロス、共に葛藤と責務に押しつぶされそうになるところもしっかり感情移入出来た。
中盤の空中戦も見どころの一つ。
サブキャラだったファルコン時代ではここまでのアクションを描かなかったのでかなり興奮出来た。
長らく登場しなかったサミュエル・スターンズもかなり厄介な能力でこれまで出てこなかったヴィランで良かった。
クライマックスの戦闘シーンは大迫力。
新キャプテンアメリカとレッドハルクの凄まじさを見事に表現出来ていた。
最後もサムのカウンセラーとしての設定が活かされていてGOOD!
病院でのラストシーンのサムのセリフ…
「キャプテンアメリカは完璧でないといけない」
「重圧に押しつぶされそう」
「努力が足りているのか不安になる」
と打ち明けるセリフは演じているアンソニー・マッキー本人の言葉として重なって聞こえた。
そして相棒のトレスからは「何があっても諦めずに戦うファルコンに憧れていた」と返される。
スティーブ・ロジャースを見習い奮闘していたサムだけど、自分自身も憧れのヒーローとして認められていた事に気付くシーンは感動もの。
アクションもストーリーも最高の作品だった。
過去作の要素はかなりあるので未視聴の人は評価が分かれるかも知れないが、
特に見なくても問題ないとされていた作品「インクレディブル・ハルク」が注目されるのは嬉しい。
同伴した家族(ハルク、エターナルズ未視聴)もかなり楽しめたようなので劇中のセリフを聞いてれば色んな設定は「まぁこういうことかな?」くらいの感覚で見て問題ないと思う。
ポストクレジットシーンでは「世界はここだけだと思うか?」と別の世界のヒーロー集結を示唆するセリフが。
来年公開予定のアベンジャーズも楽しみだ。
CMが全て悪い気がする
CMで全てを見せてるようなものですが、一応ネタバレ注意にしておきます。
自らCMを見に行ったわけではないですが、興味があるのは、向こうから出てくる令和の時代…
大統領がレッドハルクにという大々的な宣伝は、ファンにとっては残念な告知だったと感じます。
初回の研究室のシーンは、なにか研究してるなと彷彿させる演出ですが、あーハルクか、あーガンマ線かと1発で連想してしまいました。
ロスの年齢では薬を飲むのも当たり前だし、なにかしら悪いところがあるんだと想像するものですが、ハルク関連かと連想…
イライラするシーンでギリギリ堪えてハルクにならないが、最後になってしまうシーンも今までよりイライラ弱くない?という感情になりました。
もう少し隠してくれてた方が、全体的に楽しめたと思いますが、内容が薄っぺらく感じてしまいました。
とはいえ、新生キャプテン・アメリカの映画として、
キャプテンが引退した後任の話くらい頭に入れておけば、単体でも楽しめるのかなとは思いました。
marvelを追っかけてるファンからすると評価は低くなってしまう作品かなと感じました。
期待はされてなかったけど、普通に楽しめる作品
サムのキャプテン・アメリカは目標となるというところに落ち着いてるのがまた良い
血清がない分誰でも憧れればなれるヒーローという立ち位置は良いと思いました
粗は多いですが、全体として疾走感があり飽きませんでした
盾の意志を継ぐもの!アメリカの名のもとに!
新生キャプテン・アメリカ!新たなるアベンジャーズの始まりでしょうか。
「アベンジャーズ エンド・ゲーム」以降、イマイチ盛り上がりに欠けたMCU(スパイダーマンは面白かったけど)ですが、いよいよ再始動って感じ。
ファルコンが2代目。空飛ぶキャプテン・アメリカとして大活躍する本編、面白かったです。
ハリソン・フォードも増々渋みがまして良かったですね。アッと驚く展開が待ち受けているんですが・・・
内容もなかなか重い感じで、ワクワクしどおし、楽しませてもらった一本です。
【ネタバレ】
何より嬉しかったのは、久しぶりのリブ・タイラーの再登場。「インクレディブル・ハルク」以降、ブラック・ウィドウにその場を奪われた感じで全く出てこなかったのに、いや〜驚きました。
そして、ハルクを攻撃していたリブ・タイラーのお父さん、軍隊のおエライさんが大統領。
それも驚きだったんですが、更に赤いハルクになっちゃうんだから、ホンっとヒョエ〜〜〜って感じです。
オマケ映像も意味深でした。次の作品の予告っていう明確なものではなかったですが、今後の展開を期待させます。
【"アベンジャーズシリーズはドル箱だから、絶対止めないからね!”というMARVELの思惑がビシバシ伝わる、VFX炸裂のハイパーアクション&サスペンス要素も入れたナカナカな娯楽小作。】
ー 私はアベンジャーズシリーズは、実は余り見ていない。メインキャラではない、ドクター・ストレンジシリーズや、ブラックパンサーや、アントマンシリーズや、ブラックウイドウは、演じた俳優さんが好きなので楽しく鑑賞したが、メインキャラシリーズは観ていない。で、オッカナビックリ今作を鑑賞したのだが、ナカナカ面白かったなあ。ー
・序盤は知らないキャラクターが沢山出てくるのだが、直ぐに全体像を把握して、そこからは、政府に極秘に捕らえられていたサミュエル・スターンズ博士により仕掛けられた、超人兵士イザイア達へのリモートコントロールによる、ロス大統領(ハリソン・フォード)暗殺未遂事件が起きて、そこからアダマンチウムを巡る騒動やら、日米開戦の危機などがVFXテンコ盛りで描かれて、ナカナカでありました。
・特に、ロス大統領とサミュエル・スターンズ博士の関係性や(薬の飲み過ぎは、身体に毒だね!)スティーブ・ロジャーズから盾を引き継いだサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)と、サミュエル・スターンズ博士の企みにより、自己制御できなくなったロスが巨大化した赤いハルクとの、VFXをこれでもか!という位に活用したスピード感と重厚感溢れる壮絶な戦いのシーンなどもナカナカでした。
・今作では、日本の尾崎首相を平岳大さんが流暢な英語で喋って登場し、随所で桜を背景に使用し、ロスが愛する娘ベティ(リヴ・タイラー)と和解するシーンで、桜を使っていたのもナカナカ宜しいと思いました。
MARVELは、本格的に日本の観客をターゲットにしてきたのかな?クスクス。
<で、いつもの”エンドロールの後に映像があります。”というテロップが冒頭流れていたので観ていたら、成程ねぇ、"アベンジャーズシリーズはドル箱だから、絶対止めないからね!”という思惑がビシバシ伝わって来たぞ!
いやあ、MARVELの商魂は、凄いモノでございます。>
日本強ぇ!笑
字幕で見てきました
吹替えの配役がカスなので🥹
(サムの吹替えはドラマと同じ人でよかったやろ……)
序盤からロス長官による「私は本当に変わったのだ」で笑かしてもらいました。変わったね。役者ごとね。
(旧ロス長官もすごくぴったりなキャスティングだったので亡くなったと聞いた時は悲しかった。ご冥福をお祈りします)
肉弾戦や空中戦はキレっキレで見応えありました。
特に空中戦はクリエヴァキャップには出来ない戦法なので、代替わりしたことが感じられて感動しました。
ただ、昨今のMCU全てに言えることですが、予め見ておかなきゃいけない作品が多すぎる。
ぱっと思いつくだけでも
・インクレディブル・ハルク
・キャプリカ全作(特にCW)
・バッキー&ファルコン
このあたり履修してないと知らんキャラが多くて初見さんや初心者に優しくない。
本国で評価が低いのもそういう点がマイナスに働いたかなーと思います。
ただ日本人は世界一楽しめますよ。
ありえんぐらい立場が強い日本が出てくるので笑
尾崎首相のオラオラ外交や攻撃までの判断が引くほど早い日本艦隊など、現代日本に住んでる人ほど腹抱えて笑えます。
やたらモブ日本人の日本語が流暢だったのはAIに喋らせたんだろうか?笑
全体を通して私はすごく楽しめました。
今後のサムキャップに期待を込めて星4.5で!
(吹替えをプロに任せてくれたら5でした!)
マーベルファンの期待作
マーベルシリーズのファンが大きな不安と少しの期待を背負った作品です
エンドゲーム以降マーベルシリーズの失速はファンでも庇いきれない
製作会社の方針なのかあり得ないバカな展開をしたり
ファンもかなり失望しているはずです
その中でついに2代目キャプテンアメリカとして新作登場でしたが
やはり初代が良すぎたので大きな不安がありました
結果としては、マーベルやキャプテンアメリカと関係なく
アクション映画としてはボチボチな作品
超えてほしかった及第点には及びませんでした
ストーリーは迫力が薄くCGで派手に見せた戦闘シーンがあるだけ
そしてやはりキャプテンアメリカの華がない
引き寄せる魅力がないです、主演の方を否定するつもりはありませんが
キャプテンアメリカ役をやるには役不足です
配役ミスですね、脇役が主人公になった結果なんですが魅力が足りないので
これがキャプテンアメリカなのかという失望が大きいです
マーベルシリーズの未来は暗いです
MCUらしいMCU
筋書き自体はシンプルだが、マルチバースや宇宙規模の話でないぶん共感も理解もしやすい。
キャプテン・アメリカを継いだサム・ウィルソンの映画第一作。現実でも作中でも「スティーブ・ロジャースじゃないから……」と言われ続けるサムのキャプテンは、確かにまだしっくりこないところはある。しかし、だからこそキャプテンの名に恥じないヒーローであろうと足掻く新たなキャプテン・アメリカの魅力は出せていたように思う。
アクション面でもジェットパックとドローンとシールドを組み合わせたアクションは面白い。技術はまだしもフィジカルでのスティーブとの差は明確であり、それを補う工夫が見られる。
終盤のレッドハルクも本家に負けず劣らず脅威的。仮にスティーブでも単独では勝てなかっただろう。善戦できるのも凄い。
期待値を大きく超えてくるものでもないけど下回りもしない。久々に、続いてきたユニバースの強みを感じるMCUらしい作品だった。キャプテン・アメリカらしいと言うべきか。
日本も何気に重要ポジション。日本の首相があんなに強気な外交姿勢を取れるか、なんて感想もあって苦笑い。
ファルコン・パンチ!🤛🔥
4DXにて鑑賞!
ちょっと理解できない会話もあったけど簡潔に理解していれば普通に楽しめる。
ちょっとサスペンス要素もあったかな?
それがかなり新鮮でよかった。
何よりいいと思ったのは、暴走するアメリカの戦闘機を制圧して日本の戦艦を守るシーン。
その映像が他の映画では見れないようなシーンでカメラワークもすごくて迫力あった!
特にそのシーンは4DXだとめっちゃ楽しい。
レッドハルクめっちゃ強いね。
「サディアス・ロス」ってなんか語呂いいよね。
良かった。
首謀者の計画を防ぐ話。
•肉弾戦はやっぱり人間同士だと他のマーベル映画に比べると地味に感じるが、レッドハルクや戦闘機との戦闘は迫力があって良かった。日本とアメリカの戦闘は緊張感すごい!
•アダマンチウムの単語だけでテンション爆上がり!
新生キャプテンアメリカ!
サム・ウイルソンのキャプテンアメリカの初劇場版!
全体的にマーベル新生といったところ!サム版キャプテンもかっけぇの一言!ウィングと盾を併用したアクションは最高でした。最後の赤ハルクと戦うアクションは空に陸に最高の一時でした。また、キャプテンアメリカふたたび…らしい!
新たなキャプテンの良いスタート
本作を視聴した方なら分かると思うが、
・インクレディブル・ハルク
※ロス長官の素性が分かるもの
・アベンジャーズ エンドゲーム
※上記及びキャプテン・アメリカの引き継ぎ劇
・ファルコン&ウインターソルジャー(Disney+ドラマ)
・エターナルズ
を鑑賞していないと、魅力が半減してしまうだろう。
ただ、近年のMCUの中では特に面白く、こんなヒーロー映画を待ってたなぁ‥‥と思わせられる映画だった。
日本政府の描き方については、賛否や力関係の歪みを感じるが、そこはまぁ‥‥と言った感想でもある。
他国、特に米国の方は、日米外交の描き方について、どんな印象を持ったのか気になる所だ。
美しい空中戦や、質の高い肉弾戦など、全体的なアクションの質が高く、特に翼を使った戦闘シーンは見ていて熱くなった。
戦闘機のシーンとレッドハルク戦が特に良く、特にレッドハルクの「やっぱハルクって化物強いんだなぁ」って感じの戦闘は、これぞヒーローアクションの怪物って感じだし、やはり最後は対話で終わる所もサムCAって感じがして良い納め方だったと思う。
ドラマパートも、サムの責務への重圧、ロスの大統領としての苦悩、新資源の国家間協定の是非など、飽きの来ないパート作りである。
また、テンポがダレる事もなく、しっかりと物語が走っている印象もあり、好感の持てる映画だった。
特に、バッキーがサムに伝えた
「君は理想ではなく、目標になれる」
は、これからのキャプテン・アメリカ像を体現するような台詞。最高。
‥‥ただ、惜しいと感じたのは、やはりラストのCパート。
別アースについて言及し、匂わせる形のみに留まったのだが、
そこは今までのMCUのCパートのように、次の映画に直接的に繋がるシーンなりキャラなりが出て欲しかった。
例えば、
・サムが新しいアベンジャーズのメンバーを集めているシーンでシャンチーが出てくる。
・バッキーがチームアップの話を受けて、サンダーボルツの話が出てくる。
・別アースで出るであろう、ギャラクタスやドゥームがこちらのアースを覗いている。
‥‥などのシーンが見たかった気もする。
ただ、長らく停滞していたMCUの、新たなるスタートを感じさせてくれるような良い映画だった。
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