キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールドのレビュー・感想・評価
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ずっと気になっていた「Mr. Blue」ことサミュエル・スターンズ博士が……!!
「ファルコン&ウィンターソルジャー」に出ていた
次のファルコンとなったホアキン・トレス、
かつて超人血清を打たれ超人兵士となったものの
人種差別により30年間投獄されその存在をなかったものにされていた
イザイア・ブラッドリー、
「インクレディブル・ハルク」からはサディアスとエリザベスのロス父娘、
そして「Mr. blue」ことサミュエル・スターンズが登場です。
「インクレディブル・ハルク」の終盤でハルクの血を浴びてしまった
サミュエルはどうなってしまったんだろう?と思っていましたが
やっとここで登場でした!
そして!バッキーも登場です!
まさかの登場に!キター!!と大興奮でした。
そして最後に収監されたロスの所へ訪れたのは、娘であるエリザベス・ロス!
相変わらずリヴ・タイラーは美しいですね。
MCUシリーズはドラマのロキまで観ていました。
「エターナルズ」はまだ観ていなかったので
セレスティアル島の場面だけが分かりませんでした。
作中ではとある事件がきっかけで日米関係が剣呑になってしまいます。
首相は英語ペラペラ、アメリカ大統領が相手でも物怖じせず、
一切媚びません。
自衛隊なのか、軍なのかは分かりませんが日本の戦闘機も出てきます。
日本の首相もこのくらい強気でいてほしいよね、と思いました。
洋画で出てくる日本人ってナンダコリャみたいな日本人が多いですが、
今回の映画でも違う意味でナンダコリャみたいな日本人でした(笑)
あちこちで登場した桜は違和感たっぷりでした。
強調しすぎです。
ツッコミところ満載だったとはいえ、
空中戦などのアクションシーンはよかったです。
超人血清を打っていない「ただの人」のサムの苦悩。
ワカンダ製のウィングスーツを駆使しての戦い方。
スティーブ・ロジャーズとは違う戦い方でいいと思います。
完璧ではない人間臭いキャプテン・アメリカでもいいんです。
そういう意味では普通に面白かったです。
もはや当たり前のように低クオリティなMCU
賛
海外からの前情報で、脚本家をたらい回しにしたせいでストーリーがゴチャついてると聞いていたので期待はしていなかったが、その割には綺麗にまとまっていたんじゃないかと感じた。
レッドハルクのデザインが完璧。ハリソン・フォード×レッドハルクは組み合わせとしては最高だと今作を観て強く思った。
後継者としてのサムの、亡き英雄スティーブに自分を重ねその差に苦悩する感情は至極真っ当だし、それに対してバッキーが言う、「希望でなくとも目標になれる」という助言はすごくしっくり来るし、スティーブの1番の理解者として完璧な言葉選びだと思う。
否
前述した通りストーリーは綺麗にまとめた方ではあるが、やはり粗とも言うべき納得のいかない点はある。1番引っかかったのは、大統領が怪物だったという条約締結に最も支障をきたしそうな事実が明らかになったのに、どう解決したかはサラッと後日談としてサムの口から説明があっただけだったこと。どう考えてもロス1人で全責任を負っただけで各国首脳や世間が納得するとは思えないし、スターンズに対して途轍もなく非道な行為をしたにも関わらず、人として変わろうとしているというだけで許してしまうサムは甘すぎる。
アクションシーンも、キャプテン・アメリカの過去作と比べると質がガタ落ちしていたのが残念。空中戦はまだ良かったけど、肉弾戦は結構酷い。
インクレディブル・キャプテン・アメリカ!!
新生キャプテン・アメリカによるアベンジャーズ再結成を感じさせる作品と銘打ってるが、実際はサムのキャプテンとしての成長を描いた手堅く無難な作品に落ち着いていたと感じた
誰が敵か分からない陰謀渦巻くシナリオは少し物足りなく感じたし、黒幕もすぐ出てくるのでもう一捻り欲しいところ
そして本作を1番歪にしているのが、インクレディブル・ハルクとの関連性が強いこと
主要キャラが2人も交代した作品と関連が強く、ハリソン・フォードは良いおじいちゃんすぎて、ちょい意地悪な感じのロス将軍に見えないし、ヴィランの博士は誰だっけ状態だったのでイマイチ乗り切れなかった…
今までのMCU作品は主役が変わった当作品をそんなに見ていなくても繋がるような感じにしていたのに、なんで?
サムの活躍はすごく良かったので、なんかすごく惜しい
もういっそ、レッドハルクが暴走してそれを止めるためにアベンジャーズをちょっと収集するくらいのシナリオでいいのでは?笑
ただ、ラストの展開はとても良かった、安易に娘が出てこなくて良かった
人々の目標となれるように!
戦え!キャプテン・アメリカ!
期待度○鑑賞後の満足度○ 少し衣替えしたいつものマーベル映画だけど、映画自体よりも、日本とインドの存在感が増し、代わりにロシアと中国とが全く無視されているのが今のハリウッドの方向かと面白い。
①冒頭のアクションシーンはやや重い(というかモサッとしている)。大統領官邸に招かれてリムジンに乗ってはしゃぐのもヒーローとしては軽薄なんじゃない?と思ったのも私が軽薄なアメリカ人じゃなくて日本人だから?
②でもインド洋でアメリカ軍と日本軍?自衛隊?が一触即発になるところから一気に面白くなったと思いきや、クライマックスはまた予定調和になってしまった。
③ラスボスの動機が個人的な復讐心だけなのも、これまでのマーベルシリーズの世界観からするとスケールがちっちゃい。
④ハリソン・フォードでも悪くなかったけれども、やはりウィリアム・ハートで見たかったな。演技的にももっとやってくれたと思うし。RIP…
⑤リブ・タイラーお久しぶり。この人、もっと大スターになると思ったんだけどねェ。
MCU世界の日本はどうなっているんだ
迷走中のマルチバース・サーガ。
このキャプテン・アメリカBNWも迷走していましたね。
とは言え、度重なる再撮影を経て公開された事を嬉しく思います。
世界中のMCUファンの熱量が下がる中、かつての栄光を取り戻す為にこのBNWはとても重要な立ち位置となる作品。
否定的な意見が多い中、私は楽しめました。
個人的に感じたGOOD POINTとBAD POINTをレビューしたいと思います。
【GOOD POINT】
○サムのアクション
スティーブ・ロジャース時代と比べるとキレキレではないサムのアクション。
しかし超人血清を打っていないサムらしい肉弾戦だったと思います。
盾とス-ツを駆使したアクションもキャップとファルコンのいいとこ取りではありますが、状況に応じて多彩なアクションが見られて面白かったです。
◯インド洋上での戦闘
サムと戦闘機の空中戦は面白かったです。
サム以上の速度を出せるヒーローがいる中、
あのスーツの機動性が視覚的に丁度良かったです。
○ティアマット
忘れ去られてなくて良かった。
エターナルズの続編は絶望的だっただけにちょっぴり嬉しかった。
◯バッキー登場
短いながらバッキーがサムの元に来てくれたシーンは、少し泣きそうになりました。
◯強すぎる日本政府
ここは全日本人がツッコんだ部分だと思います。
ハリウッド映画あるあるなトンデモ日本で笑いました。
アメリカ相手にあんな強気な政府なんてありえないw
ロス大統領に対して超強気な尾崎総理が最高でしたw
そして資源確保の為にインド洋に進撃する日本艦隊w
自衛隊がそんな事するわけないだろ!と心の中でツッコんで笑っていました。
どうやらMCU世界の日本は、欧米が顔色を伺う程のなかなかにヤバい軍事国家のようですwww
◯ロス大統領
ウィリアム・ハートから引き継いだハリソン・フォード演じるロス大統領がとても良かった。
紛れもなく今作のもう一人の主人公でした。
やる事なす事が全て裏目に出てしまい、周りの重圧に耐えながら行動する様は、今作で1番人間臭くて好きです。
今回のサムとロスの関係性は、シビル・ウォーのスティーブとトニー・スタークを彷彿させる部分があり、感慨深いものがありました。
◯サムVSレッドハルク
最後の戦いはいつだって燃えるもの。
満身創痍のサムの持てる力を全て出し切る戦いが好き。
【BAD POINT】
◯ポリティカル・サスペンスとして観ると弱い
よく言われているウィンター・ソルジャーを意識している作風ですが、流石にウィンター・ソルジャーは偉大過ぎて超えられなかった。
そこまでのサスペンス性はなく、緊迫感も余り感じられませんでした。
黒幕の正体も微妙でした。
○全体的に似たり寄ったりな構図
サムのアクションは良かったと書きましたが、全体的に観ると退屈なアクションばかりでした。
アングルも目新しさが無かったです。
◯予告で見せすぎた
集客目的は理解出来ますが、レッドハルクは公開まで伏せた方がサプライズとなり、盛り上がれたかも...
【総評】
批評家の方々からはボロクソに酷評されていますが、またサムやバッキーを劇場で観られて嬉しかったですし、何だかんだ私はMCUが好きなんだと再認識出来ました。
フェーズ5も残すはサンダーボルツのみ。
まだまだMCU復活とは行きませんが、シリーズが本当に終わりを迎えるまで見届けたいと思います。
キャプテンアメリカシリーズにハズレなし
今作もアクションが存分に楽しめる作品だった。キャプテンアメリカシリーズ名物の肉弾戦に加え、トップガンのような空中戦まで行われるので大画面で見るのがおすすめ(ちなみに2代目ファルコンの俳優さんはトップガンマーベリックにも出演している)。サムは初代のスティーブと違い強化人間ではなく防御力が普通の人間と同じなので、アクションでのハラハラ度が高くずっと🫣という感じで見ていた。
サムキャップの今後がとても楽しみ。
ー完全にネタバレーーー
おじいちゃん組(イザイヤ、大統領)の演技も素晴らしく、イザイヤが捕まったシーンなどはあまりにも気の毒で本当に悲しくなったし、大統領の娘への思いやその結末にはとても感動できた。
ストーリー全体としてもサムは元カウンセラーであるからか様々な人のトラウマ・心を癒す物語だったと思う。サムの苦悩には周りの人が寄り添ってくれるのも良かった。
また、ちょくちょくサムが日本語を話してくれたのも嬉しかった。ちゃんと発音の練習をしてくれたようで、はっきり何を言っているのか聞き取れた。何を言っているのかはっきり聞き取れる日本語を話すノンネイティブが出てくるハリウッド映画は貴重なので、サムというかマッキーの日本へのリスペクトを感じた。
新キャップ🛡️かっこいいよね!興奮しちゃうよね!🤗
ファルコン&ウインターソルジャー未視聴。
4DXにて鑑賞。
まず、新しいキャップもかっこよかったので安心したというのが正直なところ。スティーブで散々かっこいいキャップを見せつけられた後なので、大丈夫かな?と思っていましたが、あのスーツやばいですね…。「エンドゲーム」からパワーアップしてる?なんか色んな機能があってびっくり🤯特に翼の美しさよ。バリア機能もあって最高にかっこいい!
今作は「アベンジャーズ・ドゥームズデイ」へ向けた前哨戦といったところでしょうか。偉大な先代キャプテン・アメリカの後を継いだサムが、プレッシャーをいかに乗り越えて行くかが描かれていました。バッキーの「スティーブはお前が強いから盾を渡したんじゃない。お前だから渡したんだ」のセリフは痺れましたね。信頼の証です✨
海上の戦闘シーンでは4DXのおかげで臨場感MAX!スピード感溢れる戦闘シーンは迫力満点でした。
うん……満点……だったんですよ。隣の変なやつがいなければ…。
上映開始直後、戦闘シーンで「ウヒョー!新キャップかっこいい!」と見入っていたのですが…なんだかお隣さんがうるさい。正確には「動きがうるさい」。4DXだから…まぁ、多少はそうなるかなぁ…?と思っていたのですが、あまりにも上半身の動きが激しいのでチラ見すると、背もたれから背中を離して観るタイプ(なんじゃそりゃ)の人でした…。「ロムルス」以来の珍客の登場にもう集中力ダダ下がり⤵
しかも、シートの揺れが収まっている時も揺れている。わざとか?嫌がらせなのか?それともサムがかっこよすぎて興奮しちゃったのかな?わかるー!🤗……んなわけあるかー!もう限界。「お前、動きがうるさいんじゃー!シートに背中つけろ!私が縛りつけてやろうか!?このクソガキがー!!」……って言えたら良いのになぁ。なんて思っているうちに映画が終わってしまいました。
膝に肘をつけて映画を観る人、初めて見ましたが、かなり目障りです。人間の視野って意外と広いんですよ?楽しくなっちゃったとしても少し落ち着いて下さい。なにより、4DXでその姿勢はだめなのよ。危険だから。「ゴジラ✕コング」だったら確実に通路までふっ飛ばされてますよ、あなた。
まぁ…なんやかんやありましたが、今後の展開が楽しみになる作品でした。本作単体で考えたら、ヴィランとかについてはもう一押し欲しいのは確か。でも、今作で新たなキャプテン・アメリカの基盤をしっかり作ろうという意気込みが感じられたので良かったです。
筋の悪い映画の建てつけはハリソンでも突破できず
大ヒット映画を別のキャスト、監督で無理やり続編作成。
そんなC級映画にありがちな建てつけをハリソン・フォードをほぼ主役にすることで
何とかしようとしたがかなわず。
基本的には二つの映画の続編だが、なんで、
キャプテンアメリカの続編にハルクの話をもってこようとしたの?って感じ。
コアなファンは中途半端で不満だし、ライトなファンはハルクのくだりが意味不明。
4作目で二代目キャプテンアメリカ登場に全く違和感は無いが、
バッキーの登場がサプライズ程度であるし、キャストの
続編感が薄い。
ハルク側はエドワードノートンどころか、
マークラファロも出てこず、
ロス大統領は不可避とは言え、キャストが変わり、
ティムロス以外のヴィランといわれてもピンとこず。
中途半端感がすごい。
リヴタイラーが唯一の接点で、その出演は必須だったでしょう。
互いの続編としてのキャストが弱く、
なんか、関係性が薄い映画を無理やり一本にした印象。
サムのキャラクターや、彼が超人血清を打っていないこと、
様々なセリフは良い味を出していて、
映画としてよくなる要素があったんだけど、
それ以上にノイズが多すぎて頭に入ってこなかった...
空中戦もワクワクして、見せ方としてはすごくいいんだけどなぁ
サスペンス寄りでおもしろい
そういう意味ではハルクはなくても良かったかなと思いました。
ヒーローものなんだから最後にバトルは必要なのでしようが。
ヒーローといえば、日本人の自分には尾崎さんがそれに見えました。
えらい不自然な桜
ハリソン・フォードがMCUに初参戦。そりゃ見に行くよね!
ロスってぇのは、いつもいつもアベンジャーズの邪魔ばっかりして、頭は固いし話は通じないし、目の上のたんこぶみたいな嫌な奴だったんですが、ハリソン・フォードにそんな役やらせられないよ!とでもなったのか、ずいぶん好々爺寄りになっちゃってまあ、不自然なことこの上ない。
要所要所で出てくる桜もめっちゃ不自然。
過去のロスの映像も出てきたけど、顔がウィリアム・ハートのまま。えええそこ修正しないの?まあ故人に敬意を払ったんでしょうけど。もう全然顔が違うやん。
でも一番不自然だったのは日本の首相。
「あなた私を騙したんですね(激おこ」になっちゃって、米大統領にケンカ売るし、戦闘機出して(自衛隊?まさかね)海外にあるマクガフィン奪いに来るし、どこのファンタジー日本なんだろうそれ。
やだなあ、日本の首相なんかトランプのケツでも喜んで舐めるに決まってるじゃないですかぁwww分かってないなあwwww
まあ、アクションとかは手慣れたもので、ちゃんと楽しめましたよ。
ハルクもロスも中の人が変わっちゃったけど、ベティが出てきてちょっと嬉しかったな。
Birds in the Air
フェーズ4からMCUに参戦してはや3年半、フェーズ4は次へ繋げるための作品が多かったせいか心から楽しめた作品よりもうむむとなる作品が多かったですが、ここからは新生アベンジャーズが始まっていくのでフェーズ1〜3を超える楽しさを求めて劇場IN。
IMAXだったのでカードが特典でもらえました。
遂に始動したサムのキャプテン・アメリカ。
サイドキックの時から超魅力的なヒーローでしたし、翼を用いて戦い回るスタイルとか憧れですし、そんな彼がアメリカの象徴を受け継いで新たなキャプテン・アメリカとして動き出すMCUにとっても大きな1歩の作品で、どうなるか期待半分不安半分でしたがしっかりと面白い作品に仕上がっていて一安心でした。
ただフェーズ4の始まりの「ブラック・ウィドウ」と同じく手堅い作りだったなとは思いました。
丁寧な作りではあるので観やすいんですが、キャプテン・アメリカ自体は4作目ですし、サムはエンドゲームまでのサイドキックぶりとドラマ版でキャラクター性は結構掴めているからこそ序盤のドラマの慎重さはもったいなかったなと思いました。
バトルを颯爽と見せてくれたのでこれはガンガン戦っていくのかな?と思ったらドラマ重視でアクションは待機というところが評価の分かれるところだと思います。
洗脳でコントロールする事によって凶暴化させたり、死に至らしめたりと過去にもあった要素をうまいこと混ぜてきており、しっかりと悍ましいものに仕上がっていたのも好印象でした。
設定としては便利すぎる気もしましたし、操る当人は詰められたら終わりというのは味気なかったですが、操る方が超人的な強さを手に入れてくれるのでギリギリバランスを保ててたかなと思いました。
バッキーの登場はやっぱ嬉しいもんで、少ないシーンながら掛け合いも和気藹々としていて良かったですし、違う道をいけど共闘していた2人の絆は素晴らしいものでした。
ドラマシリーズのファルウィン要素もしっかり引き継がれていてこれまた良かったです。
始動は遅かったですがサムとホアキンでの空中戦はIMAXならではの高低差が抜群に活かされていて見応えたっぷりでした。
しっかりと戦うサムに楽しみまくるホアキンと対照的ですが、洗脳されたパイロットの航空機を誘導しまくって無事脱出させととにかく器用に立ち回りますし、ギリギリスレスレなスリルを味合わせてくれるのも良かったです。
レッドハルクが最高にヴィランしていたのが超良かったです。
ロスが巨大化していく恐怖もしっかりありましたし、あのゴツい見た目からは想像できない跳躍力、見た目さながらの攻撃力と久々にワクワクドキドキさせてくれるヴィランでテンション上がりました。
翼と盾のコンビがこれまたベストマッチで、攻守ともにいけるスタイルがバトルのハラハラ感を増してくれていて、今後もこのスタイルでたくさん楽しませてくれるんだろうなとサムを応援しまくりでした。
なんとか丸く収まったラストでしたが、不穏な雰囲気も漂わせてのこれからの物語というのも地に足ついたものが観れるというところでこれからに期待大です。
スティーブが憧れだったのに対してサムは目標になるってのは何気に名言だったなと思いました。
新世代でのリスタート、頼り甲斐のあるキャップがどつ引っ張っていくのか、曲者ヒーローたちは着いてきてくれるのか、そういった面でもMCUとはまだまだ長い付き合いになりそうなので改めてよろしくお願いします。
鑑賞日 2/14
鑑賞時間 15:50〜18:00
座席 R-28
レッドウィングに努力賞
サムのシールドファイトとヴィブラニウムの翼を融合させた戦闘シーンは最高でした。敵の倒し方の幅も広がり、見飽きないです!
インド洋でのエアバトルは、某戦闘機映画の興奮に近い大迫力と面白さでした。
ドローンのレッドウィングも的確に射撃したり、ジェット機に張り付いて踏ん張ったりと大活躍でしたね笑 個人的に努力賞をあげたいです。
キャプテンアメリカの名を継承したとはいえ、元々超人的な能力を持たず、それを悩む描写もありました。しかし一人で戦うのではありません。仲間との共闘、皆からの助言に支えられることで共感を呼ぶヒーローになれたのではないでしょうか? バッキーからの演説混じりの励ましも、彼を通してスティーブロジャースがそばで見ているような感じがしました。
不満点が2点ほど。
1点目は、ロス大統領が自分本位すぎて、元凶になってしまいます。「過去の自分から変わりたい」と言ったのに、ピンチの時に保身に走る言動がモヤモヤしました。エアフォースワンでのサイクリングマシンの総距離もキツイからと誤魔化してましたが笑。過去の事を隠したい気持ちも分かるのですが、それを払拭する人柄へと変わって欲しいです。
ハルクに変身するのは、彼にとって不本意でしたが、それを逆手にとって「有事の際は自らが切り札になる」という意思が欲しかったですね。
なお娘の登場ですが、インクレディブルハルクの頃とそんなに見た目が変わってないように見えたのが驚きでした。
2点目は、インド洋での日米の衝突ですが、一触即発な感じに、戦艦で大統領が赴いてどうすんの?そんなあっさり衝突が始まる!?で、そんな後で条約締結!?って感じで起承転結に無理があったことです。両国の戦艦や戦闘機が交戦するのを阻止するために、翼組が奮闘する方がまだシナリオ的に良いのではと思います。
蛇足ですが、マーベルのサムウィルソンの戦闘シーンを観るたびに思う事が1つ。2013年に「ガッチャマン」の実写映画がありましたね。大空を飛ぶアクションモノなら、それくらい力入れて作ってほしかったですね。どうも邦画はアクション映画と謳いながら、人間パートでクライマックスを迎えようとするんですよね...
普通です。日米開戦の危機!日本がクローズアップされてるのは面白い。
「アベンジャーズ」周辺とドラマシリーズのMCUは一切観ないで鑑賞。
(「ブラックパンサー」や「エターナルズ」など最近の映画は観てます。)
MCUは、さすがに本数が多すぎるのでついていけません。特にドラマ。
それでもある程度は想像つくので、面白く観ましたが、特にこだわりはないので、印象は「普通」。
最後のハルク戦も尻つぼみで自然解消してしまう。
本当の敵もしょぼいし、結局どうやってやっつえたかもう覚えていないくらい。
さらに、キャプテンとファルコンは結局機械の翼(と盾)頼みで、丸腰の格闘の弱いことも残念。
米国の同盟国としての日本が結構出てくるのは面白い。
総理がカッコよすぎるし、ちゃんと言うべきことを言って交渉しているのが、あまりにもフィクションにしか見えないのが情けない。(言いなりで、へこへこしてたらリアルに見えた)
ハリソン・フォードの何度目かの大統領役は説得力あり。落ち着いて見れます。
パンフレットにハリソン・フォードの顔が映った写真が無いのはなぜ?
後ろ頭が2枚だけで、あとはすべてレッドハルク。
肖像権か何か大人の事情のにおいがします。
キャプテンファルコン
決してつまらなくはないが、かといってスゲぇ面白かったわけでもないどっちつかずな出来栄えだった。
本作を観た事で次のアベンジャーズへの期待感も特に湧いてくる事はなかった。
二代目キャプテンアメリカも別に文句は無いしワカンダ製の翼によるアクションはとても見応えあった。しかしどうしても初代と比べざるをえないのは避けられないわけで、確かに元々のファイトスタイルが違うから違って当たり前なんだが、超人血清を打ってるか否かの違いによる差は大きく感じてしまう。
それは作品の中でサムも自分で言っていたとうり、強敵に対しての対応力の物足りなさに観ていて不安を感じずにはいられない所は多分にあった。
そうしたあたりは若干の頼りなさは否めない。
物語としてはシリーズがずっとやってきたポリティカルサスペンスは今作でも継承され見応えはあるものの少し分かりづらい部分もあったかなと。
また本作は実は「インクレディブルハルク」の続編的なストーリーでもあったわけで、すっかりこの作品を忘れていた自分としては今回のヴィランにずっとモヤモヤしっぱなしだった。
さらに劇中に何度となく登場する「アダマンチウム」って何だっけ?って。なんかすげ〜聞いたことあったけど、うわぁ〜思い出せないぃ〜っという感じになってしまい、こちらもモヤモヤ。
と、相変わらずビギナーや、自分のような観てはいたけど忘れてしまっている者には優しくない部分もあり、配信されたら改めて確認しながら鑑賞しなおしたいと思った。
“ガス”に期待を託して・・・
ドラマ視聴前提のフェーズに愛想を尽かし、2、3シリーズは鑑賞したが、キャプテン・アメリカに関しては視聴していない。これまでは延長線上でオリジナルのキャラが登場していたが、今回はエンドゲームまでのファルコンとして観る事になる。
今回は敢えてドラマを視聴しないでの鑑賞に挑んでみた。
それが通らなければ今後マーヴェルと付き合う事は難しいと思っていたし、もちろんそういう観客を前提に作っていないともはや映画として機能はしていないと思ったからだ。
あまり気が乗らないながらも唯一の希望があった。
それはブレイキングバッドの“ガス”こと、ジャンカルロ・エスポジートが出演しているからである。
彼の悪役を見たかったし、彼をスクリーンで見れる事に期待を寄せていた。
しかし、それは叶わぬ夢であった。
冒頭から威権を見せつけるサイドワインダーとしての彼への展開を期待していた。
ファルコンの乗っている車を襲撃した時が頂点だったであろう。しかし彼は無惨にも負けてしまうのである。
そう、彼はただの雇われの傭兵だったのである。
彼がヴィランとして活躍すると期待してしまった。
早々に退場してしまったので作品に目を向けてみよう。
ファルコンに相棒のような者がいたり、元ブラックウィドゥなど一応説明台詞のような者があるのでどの位置づけかは把握出来る。
ただし、どのキャラクターも強い印象は残らず、
戦闘シーンも目新しいものはなく、陳腐なものになってしまっている。
バッキーがサプライズとして登場するも弱い。
次がサンダーボルツなんだからそれは出てくるだろう。
リブ・タイラーはもはやキャラクターとしてではなく俳優としてのサプライズ出演だろうがそれも弱いのである。
これまでのマーヴェルのように開き直ってブルースかジェニファーをハルクの制御の仕方を教えるなど理由をつけて登場させた方が盛り上がるのではないかと考えてしまう。
そして、脅威の対象として充てられたのが何故日本なのか。
これまで対立することの無かった米国と日本が敵対することで事の重大さを表したいのだろうが、米国と対等に敵対出来るとは思えないしむしろ敵対したらヤバい国はもっとあるはずだ。
また惜し気もなく映し出される桜並木。
桜で日本を表現するという2025年にもなって未だに行うセンスが疑わしい。
Shogunで表現できた日本や同作で活躍した平岳大も出演していることだし、もう少しなんとかならなかったのかと思う。
無かったことのようにされているエターナルズでの重要な要素であるセレスティアルズも忘れてないよと言わんばかりに背景として登場しているが特になにも進展がない。
全体的に無難な内容だが、これまでのマーヴェル作品と比べてしまうとやはり弱いという印象である。
ファルコンの超人ではない弱さを伝えるはずが、作品全体が弱くなってしまっている。
そしてこの“弱い”というのがこの時代には致命的になる可能性がある。
多様性の時代を終わらせようとしている今、
女性主人公や黒人主人公の映画がコケてしまうとさらにそれらに拍車をかける事になるだろう。
決して俳優陣が悪い訳でも無いのに側から見るとそうであるかのように評価されてしまう。
今作ではまさにファルコンに寄せられるプレッシャーは失敗が許されず、とてつもなく大きいものなのである。
新規でこのニューワールドに来てくれたブレイブなあなたへ
マジかあんた!前提知識全くなしでこの4作目のキャプテンアメリカを観に来てくれたってのか…。
そんな勇気ある人がいるなんて…。
だが待ってくれ。まずは俺の率直な感想だ。
普通に面白かった。普通に面白かったことにほっとした。
ここ数年のMCUは興行成績も落ちてきていて評判もかんばしくなかったから。
最近のだと『マーベルズ』も『シンチー』も『エターナルズ』も個人的にはそれなりに面白かったと思うけど。どうしても、マーベルのシリーズを知っている人には色々増え過ぎだしなかなかアベンジャーズ結成しないし、知らない人にはそもそもキャラの関係や設定分からないだろという初心者置いてけぼりぶりがすごいので。うかつに人にすすめることも出来ない。
という中で今作はシリーズをある程度知っている人にはそれなりに楽しめると思う。
ファルコンってそう言えばこんな感じだったかと。
超人血清を打ってないのが劇中で示されたがそれすら忘れてたわ。
バッキーが「血清を打っても全てを救えるわけじゃない」「お前は皆の目標になれる」と言ってくれる場面はシリーズを観ている人には熱い。けれどバッキーが110歳と説明されてもピンとこない人には「あのヒゲ誰」状態だろうなと。
ラストの病室の後輩へ「レスポンシビリティ」と言っていて字幕では「重圧」となっていたところも。「そうだよね。盾を受け継いだレスポンシビリティ、責任、重圧を感じながらファルコンは頑張ってくれてるよね」とシリーズを観ている人ほど思えるんだけど。
今作では大統領に「アベンジャーズを再度結成せよ」とだけ言われてその中身がどうなるかは結局示されなかったんだけど、キャプテン、というか新生アベンジャーズの中心ははなんとなくこのファルコンで行くんじゃないかという感じはした。
これ結構素直に面白かったんだけど、その面白かった要因の一つが、ファルコンが空を飛ぶキャラということもあって、空を飛ぶアクションが多いこと。
空飛べるのは本当に結構大きくて、空中戦が描ける。
例えば、今回であれば、日本の戦闘機との対決というか、日本の軍への攻撃を止めるみたいな役割をファルコンが果たすんだけれども、海の上での空中戦はやっぱりなかなか見応えがあった。
赤いハルクと最終的には戦うんだけれども、赤いハルクがすごいジャンプ力で迫ってくるのを、飛びながら逃げるというところもすごいシーンとして見応えがあった。
最後は赤いハルクに対して説得で何とかするという展開。多分、このファルコンの良さというのはそこなんだろうけど。
その説得要素は、中盤の戦いでもちょっとあり。戦い後に説得に入るというシーンがあって。
迫ってきたヒゲの敵さんに対して説得するというシーンがあって、暴力だけでは無く、心にも訴えかける、説得、言葉でも訴えかけるというところが、今後このキャラの重要なポイントになってくるのかなというところは、ちょっと新鮮ではあった。
エンドロール後でキャプテンアメリカは帰ってくると言うメッセージが流れたし、次のアベンジャーズの中心はやっぱりこのファルコンでいくと言う算段が多分ついたんだろうなという感じはした。
本当はブラックパンサーで行きたかっただろうなと思いつつ、キャラ的にも似てる雰囲気はあるからファルコンでいいだろう。
でも本当ますます新規置いてけぼりだよなあ。
だって30本はある映画だけは追ってる自分でも今作のカギであるでっかいアダマンチウムを見て「ああ最近のマーベル映画のどれかに出てきたんだよなあ」と思って終演後にネットで調べて「そうだエターナルズでした」と思い出したぐらいで。
ある程度追ってる人ですらこんな感じだからな。全くマーベル知らない人からしたら「30本の映画を追っててもある程度なの?」と思うだろ。
最近は平気でディズニープラスのドラマシリーズのストーリーも絡めてくるんだぜ?すごいだろ!30本以上映画を観てる自分ですら「申し訳ないが自分はドラマまで追えてないんだ!」と思いながら自分のブレイブを振り絞って映画館に足を運んでるんだよ。
だからもし全くド新規で今作から観てくれた人はこの「新規に優しくなさ過ぎるニューワールド」に入ってきてくれた「ブレイブ」に誇りを持って欲しい。こんだけ前提知識が必要なものに飛び込んでくれたブレイブ、その勇気を俺はたたえるよ。それこそマジなブレイブニューワールドだろ。ありがとう。
偉大な名蹟を、自分色に染めていけ
マーベル・シネマティック・ユニバース第34作。
キャプテン・アメリカ・シリーズ第4作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
こんなに地に足がついているMCU作品を観るのは本当に久しぶりで興奮した。本当に面白かった。これだよこれ、これが観たかったんだよと、手放しで称賛したい作品だった。
マルチバースが一切絡まず、過剰なサプライズも無い。ヒーローの葛藤を描くドラマに胸が熱くなり、涙腺を緩ませる。
2作目を彷彿とさせるポリティカル・スリラーと壮大なアクションの見事な融合が、MCUの懐の深さを感じさせた。
キャプテン・アメリカ。あまりにも重すぎる名蹟のプレッシャーに葛藤し続けるサムの姿に、心を揺さぶられた。
サムはスティーブと違い、超人血清を投与されていない生身の人だ。だが超人じゃないからこそ出来ることがある。
どんな存在であろうと、まずは対話を試みるサムのスタイルは、彼の優しさに起因した行為であり好感しか抱かない。
スティーブは希望であった。そこまで自分は強くないが、誰かの目標となれる存在でありたい。とても素敵な答えだ。この瞬間、継承者がサムで良かったと心の底から思えた。
そして何より彼には、初代には無い彼だけの個性―強靭な翼がある。その個性でどこまでも高く、自分なりのスタイルで飛び回って欲しい。新たな世界の新たなリーダーとして。
[余談]
サディアス・サンダーボルト・ロスの集大成でもある本作にこれまで演じて来られたウィリアム・ハート氏が、鬼籍に入られた故に出演が叶わなかったことがとても残念でならない。
代役のハリソン・フォード氏も申し分無い演技で、ハート氏の遺志を継ぐ名演であったが、ハート氏のロスがレッドハルクに変身するところが観たかったと云うのが正直な気持ちだ。
しかしながら、ハリソン・フォード氏である。こんな超大物俳優がまさかヒーロー映画にヴィラン(とはっきりとは言えないかもだが)として出演するなんて、まるで夢のようだ。
悪役としては「WS」にてロバート・レッドフォードの先例があるものの、自らモーションキャプチャーを装着してハルクの演技もこなしているのだから、余計にすごいと感じた。
今後もMCUに、しいてはアベンジャーズと共に敵と戦う姿を夢想してしまうが、フォード氏は本作をもって俳優業引退を宣言されており、今後の動向がとても気になっている。
レッドハルクだけでも見る価値は十分有る。
スティーブからサムに交代してからのキャプテンアメリカ第四作。
キャップ特有の盾アクションに加え、ファルコンならではの翼を使った攻撃に空中戦とアクションシーンはカッコ良くて、特に飛行能力を活かした海上戦は迫力満点だった。
やっと拾われたリーダーにサプライズのベティ·ロスの再登場とこれまで避けられてたインクレディブルハルクの要素にもう一人のゲストキャラのバッキーの登場も良かったね。
一方で中盤まで引っ張る必要の無いサイドワインダー、敵かと思わせてすぐに味方と判明するルース·バット、何よりずっとリーダーの掌で踊らされてる感は否めないなど内容はイマイチ。
そうした諸々の要素の有る本作の一番の見所は、ロス大統領が変身するレッドハルクで、本家じゃないけどちゃんとハルクスマッシュやって、ホワイトハウスを破壊しながらのキャプテンアメリカとの激闘など、久々にハルクの大暴れが見れて、それだけでも本作を見て良かったと心から思った。
迷ってる人はレッドハルクの暴れっぷりを見るだけでも行く価値は十分有ると言える映画。
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