キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールドのレビュー・感想・評価
全127件中、1~20件目を表示
ニュー・キャプテンの事は応援してるんですけどね…
私はMCUの中でなら、配信ドラマではありますが「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(21年)が好きです。なのでニュー・キャプテンの事も応援しています。ただ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」から4年も待ってようやく公開されたニュー・キャプテンの新作だと思うと、いいなぁと思った部分もあったものの物足りなさを感じてしまいました。
誠実で生真面目な性格はニュー・キャプテンであるサム・ウィルソンの良いところです。悲劇の先輩ヒーロー:イザイアを慕う姿や後輩のホアキンに色々アドバイスする姿は、かつてのスティーブ・ロジャースとサム・ウィルソンとの関係を思わせ、それもこのニュー・キャプテンの魅力の一つなのです。なのでシリーズの一キャラクターとしてはとても好ましいですし、私も好きです。ですが、この誠実で生真面目な性格はサムがキャプテンを継いだ事によりより増強され、それ故に作品自体がとても地味で大人しい印象になってしまっています。
『自分がキャプテン・アメリカでいいのだろうか?』というサムの葛藤は、もうそれ自体がサムのキャラクターを形成する一要素となっていますが、このテーマはそれこそ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でやった事なので、本作でもほぼそのまま繰り返されたところで、長期連載漫画の引き延ばしの様に感じてしまいます。葛藤を引きずるにしても作品ごとに新鮮味を感じられる異なるアプローチでの描き方が欲しいところです。
そして誠実で生真面目なのは先代のスティーブ・ロジャースも一緒なのですが、彼の場合はペギーやバッキーとの悲劇的な関係によるドラマが観客の興味を大いに惹き付けたのです。
サムの周りにはそこまで観客の興味を惹き付ける関係を持ったキャラクターが残念ながら今のところおりません。スティーブ・ロジャースを失った喪失感を共有する仲であるバッキーがいるっちゃぁいる訳ですが、しかしバッキーとサムの関係性は既に完成されており、本作でもチラ見せ程度の登場でしたが、それはいまや観客に癒しを与えてくれるポジションにスッポリ納まって定着しているのです。この関係性を物語を盛り上げる為にほじくり返していくような強引な真似は、流石に今のMCUでもやらないでしょう……やらないよね?
またスティーブ・ロジャースには色々な面で対をなすトニー・スタークという存在がおり、この二人が「~エンドゲーム」(19年)までのシリーズを牽引する両輪となり、シリーズを通しての大きな軸となっていたので、サムにもそういう存在が欲しいのです。
スティーブからキャプテンを受け継いだサムとトニーの英才教育を受けたMCU版スパイダーマンがこれからのシリーズの両輪となり、軸になるのだと思っていた時期が私にもあったのですが、なんとスパイダーマンの方は「~ノー・ウェイ・ホーム」(21年)で薄っすら退場してしまいましたので、じゃあトニーの意志は誰が受け継ぐんだよ?という感じなのです。
そして結局MCUの現状がいまいちパッとしないのは、このシリーズを牽引し軸となるキャラクターの不在が原因だと思うのです。大きな連続したドラマを見せられるキャラクターが不在のまま、ヒーローの数だけが むやみやたら と増えていき、トッ散らかったままなのです。シャン・チーとかエターナルズって今後出てくるの?って状態なのに、これから更にXメンやファンタスティック・フォーだとかの大所帯が加わるのならいよいよ混迷を極める事となります。
そしてそれだけのヒーローが束になって対処する必要がありそうな脅威(ヴィラン)の影も未だに見えてこない訳で、個人的には本作で描かれた脅威も、このシリーズの世界の軍や警察組織ならギリギリ対処できそうな印象を抱いてしまったため、物語の中の世界が何故それほどまでにキャプテンやアベンジャーズを必要とするのか?このシリーズの世界が現在抱いている危機とはどういうものなのか?がちょっと理解できないのです。
色々な事情で何かと計画通りにいっていない苦労は察しますが、流石にもう「~エンドゲーム」から6年も経つのですから、もうちょっとシリーズの方向性ってヤツを示して欲しいのです。
あとこれは別にいいっちゃいいのですが、何故この映画の中の日本はこんなに強いのでしょうか?アメリカとの交渉を一方的に打ち切ってインド洋まではるばる資源を奪還するため艦隊を送り込むという、あまりに現実の日本とは乖離した「専守防衛〇ソ喰らえ!」の姿勢にシビれる!というよりシラけてしまった訳ですが、これって度重なる領空・領海侵犯に対して遺憾の意を表しているのが意外と諸外国をビビらせていたって事なんですかね?まぁそれこそ別の宇宙の日本の姿だと言われればそれまでなのですが…。
また観賞後に知ったのですが、なんでも本作がハリソン・フォードの俳優業引退作品との事で……本当にコレで引退するんですか?
ハリソン・フォードが本作で敵役(言うほど悪い人という感じもなかったのですが)を演じた事は「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」(14年)でロバート・レッドフォードが敵役だった事と重なってなかなかにくいキャスティングですし、私はレッド・ハルクってブルース・バナーが何らかの理由で赤くなって暴走するのだと思っていたのでハリソン・フォードが変身した時は吹き出しました。しかしキャリアの最後にこの挑戦的な姿勢を示したのは流石です。ただやはりハン・ソロやインディアナ・ジョーンズ、リック・デッカード!と映画少年たちの憧れだった人の最後の役が人から引き継いだものだというのは少し寂しいのです。なのでシレッと復帰してくれる事をほんのちょっと今も期待しています…。
最後に本作で見られる武力行使を極力避けようとする「対話」の姿勢。この従来のアメリカ映画(特に娯楽大作)が発信していた価値観とは少し異なる感じ。
これは本作に限らず、MCUとは無関係の他の映画からも最近ちょくちょく感じさせられる事が増えてきました。従来のアメリカ映画でしたら、敵対勢力や異文化・異種族と対峙したら力こそ正義!撃たれる前に撃て!で問答無用の武力行使が常套って感じで、娯楽として割り切って楽しんでいる一方で現実でのアメリカのやり方を見ては辟易する事も多かった訳です。なのでそれに比べるとずいぶん理知的になったなぁ~と感じます。
この現象が現在のアメリカ人の自然な心境の変化の表れなのか、ハリウッドのインテリ層が映画を通して新しい価値観を啓蒙するぞ!という、ある種従来どおりの傲慢な意気込みの表れなのかはよくわかりませんが、このアメリカ映画が提唱する新しい価値観が我々映画ファンにどのようなブレイブ・ニュー・ワールドをもたらすのか?その事も含めて今後もシリーズ作品を注視していこうと思うのです。
アクションのキレの無さが致命的
二代目キャプテンアメリカとなったサムの初の劇場作品。
であるが、アクション、CG、ストーリーと揃って微妙でガッカリな出来だった。
・アクション
全体的に動きにキレがない。
生身のアクションは緩慢でもっさりとした動きが目立つ。
超人血清がない兵士。ということは分かるが、ワカンダ技術で強化済みスーツ着用状態でそれか?というレベル。
スーツを活用したアクションはWSやF&Wで多く見られた肉弾戦に応用するカッコいいものが少なく、冒頭の雑魚の露払いで見せた程度
メインのレッドハルク戦はやたら多用する小さな羽根型クナイ飛ばし、レッドウィングによる豆鉄砲等、絵面が地味なものが多い。それ以外だとワカンダ技術頼り感が強いものばかりで、受け継いだ盾とスローイング技術をもっと使えよと言いたくなる。
また、スローモーションで誤魔化してる感が強い。スローモーションで敵を翼で切断するシーンが3度もありもういいよとなった
・CG
CGのクオリティが近年のMCU作品とは思えないレベルのチープさで、アクションシーンの残念さが際立つものとなった。
・ストーリー
話のメインとなるのがアメリカと日本の資源をめぐる外交。
アメリカ大統領に対してあまりにも強気すぎる日本の総理大臣の構図に圧倒的違和感。
外交の裏で暗躍する黒幕のヴィランが居るわけだが、直接戦うことは無く、戦闘はテクノロジーによる洗脳兵士と暴走したレッドハルク任せなのでヴィランとしての魅力やカリスマ性は皆無。
尾崎首相いいな!
内容よりも何より気になったのが、めっちゃ強気の日本🇯🇵!
アメリカに対しても世界に対しても強すぎでしょ😂笑
日本国民の利益をしっかり考える尾崎首相にチェンジしてほしいわ。
ファルコン好きやけど、ファルコン一本やとちょっとパンチ弱い?やからこそのハリソンフォードのロス長官抜擢なんやろうけど。
サンダーボルツの時も思ったけど、強すぎる敵倒せてないで和解の方向なんが時勢なのか。
人間としてのキャプテン
前シリーズからのキャラ変の回って感じ。
人間である主人公の苦悩と葛藤を描き、どうしても人間である非力さを全面に出す事で共感を求めた作品。
すごく気になったのがハルクは、特別変異で同体を作ることが出来ない様に思えたが、今回の赤いハルク?が作れるなら、これからこのシリーズではヴィランたちが同じものを作るのだろうか?
ハルクの特別感が削がれるのだが。
MARVEL初心者が観た感想
私はこれまでにほとんどMARVELのコンテンツに触れてこなかった。最近友人の影響で、『Madame Web(マダム・ウェブ)』と『Deadpool & Wolverine(デッドプール&ウルヴァリン)』と『Agents of S.H.I.E.L.D.( エージェント・オブ・シールド)』の第1話、『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』、そして『アルティメット・スパイダーマン ウェブ・ウォーリアーズ』くらいであった。そんな私が今作を鑑賞したわけだが、これが良かった。
ヒーローもののある意味原点に立ち返ったような作品であると同時に現代に求められるヒーロー像を示している。色々なヒーローの概念が検討され、模索されているこの時代に少し古臭いほど真っすぐな作品だ。
主人公のサム・ウィルソンは頭がよく、強く、そして優しい。それこそ超人血清を打っていないだけの化け物なのであるが、そんな彼の「目標」とするべきところはその優しさなのだろう。変わろうとしている者を受け入れる寛容さや、思慮深さに裏打ちされた優しさ。その寛容さや優しさを守る、突き通すためにはある程度は強くなくてはならない。
現実ではありえないようなこのようなヒーロー像ではある。実際にはサムの領域までたどり着くのは難しい。彼の持つヒーロー像はあらゆる能力がバランスよく高レベルにあるために成立している。しかし、それを「目標」としようと高い理想を語ることもまた、ヒーローものの古くからの役割であるのだろう。
羽メカを背負って、その挙動に平然と耐えている場面が強引。
以下ネタバレ
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で
ファルコンを初めて見たときは、
ファンタジーメカ装備のキャラクターだな・・・
と思いました。
超人設定でない人間が、
羽メカ装備を背負って
その挙動に平然と耐えているシーンは
絵空事感が強く、
釈然としませんでした。
アイアンマンタイプのスーツメカは、
スーツに隙間がないため
超人設定でない人間であっても
メカに搭乗しているという印象があるためか
戦闘機との
高速飛行シーンをみても
ファンタジーメカ装備でない気がしていました。
その後、
ファンタジーメカ装備のキャラクターとして
ファルコンにも慣れ、
ディズニープラスで見た
マーベルドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は面白かったので
「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」に
少し期待しつつ映画館へ。
エンドゲームに登場していたキャラクターの続編なのに
エンドゲームの続きの作品だよという
いつものMCUのタイトルロゴが表示されないまま
本編開始。
鑑賞後、
「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」以上に
超人設定でない人間が、
羽メカを背負って
その挙動に平然と耐えているシーンが多く、
絵空事感が強い作品だなと思いました。
嘘くさい絵空事感が多いぶん
リアルな緊張感がなく、
ハリソンフォードの赤ハルクも
特に凄いと思うポイントがなく、
客寄せキャスティングでハリソン使った
MCU映画だったな・・・と
「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」
を見て思いました。
そのほか、
超人設定でない人間が
キャプテン・アメリカのシールドを
的確に操る様も
いくら訓練しているとはいえ、
コントロールがよすぎて
釈然としませんでした。
新しいキャプテン・アメリカの小道具である
高性能なドローンは
ワカンダの科学力だとは思いつつも
高性能すぎて
ひょっとして
高性能なドローンがたくさんあれば、
新しいキャプテン・アメリカは
いなくても・・いいのでは・・・
と少し思いました。
新しいキャプテン・アメリカの
嘘多め装備や
都合よく飛び回るシールドは
フィクションとはわかりつつも
嘘の度合いが高すぎるので
気分よく
フィクションの世界を楽しませてくれないなーと思いつつ、
ハリソンフォードの赤ハルクも
CG加工した有名ハリウッド俳優サンプルを見せられている感じがしたり、
現実の日本では考えにくい海軍的な行動の日本の戦闘機は
虚構にしか見えず、
マーベルドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」より
嘘を嘘として楽しめないのが
残念な映画でした。
溝端淳平が原点にして頂点!なのは内緒にしておいてくれ
ドラマ版で声優が変わってしまったからもうダメかと思っていましたが、サムの良いところは?て質問にゴニョゴニョしてちゃんと答えられなかった溝端淳平以外にサムの吹替は考えられませんね!
新しい翼を用いたアクション、レッドウィングとの連携、ヴィブラニウムパワーをチャージした最後の攻撃などアクションめちゃくちゃカッコよかったです。
が、やっぱりサムは人間故に地味というか説得力が無いというか…飛んだり、翼で切り裂いたりやってることはスティーブより派手な筈なのに盾とパンチキックで戦うスティーブの方がカッコいい!てなる、やっぱりスーパーパワーが見たい
アイアンマンみたいに全身武装じゃないのによくあそこまでハルク戦えたね…てのもある(笑)
ラストのホアキンとのやらかし問答を見て「安心して、サムだってキャプテンには内緒にしてくれ」て時があったんだよと微笑ましく見れました(笑)
興行収入はふるってないみたいですが新キャプテンとして活躍するサムはカッコいいし、面白かったです。
これは何度でも言いますがシャンチー、エターナルズ、ムーンら辺りと比較したら断然面白い
タイトルなし(ネタバレ)
マーベル課金してなきゃ物語の前段が分かりづらい作りになってるのに多少の不快感があるのは今更の話ではあるが、個人的には規模を広げ過ぎてインフレ感が爆発してた終盤のアベンジャーズに比べて「地に足が付いたアベンジャーズ」みたいな趣があって好印象だった。
老齢と言っていいハリソンフォードの熱演や、一瞬ではあるものの登場したリブタイラーの美しさは流石ハリウッドスターって感じで、不謹慎な表現かもしれないが娘に嫌われた苦悩を表現する役柄としてはハリソンフォードの方が配役としてはマッチしてたかも知れない。
二代目(正確には三代目か?)キャプテンアメリカのアンソニー・マッキーの抑えた演技もアベンジャズとしては新鮮で好感が持てた。
ファルコン&ウィンター・ソルジャーやらエターナルズを鑑賞してから観たら更に面白かったんだろうけど、未見でも十分楽しめた。
レッドハルクに変身する過程が原作の設定とは言え安易に感じたり、お互いミサイルぶち込みあったのにあっさりと国家間関係が改善したりと、多少安易に感じるものの、やれ宇宙船だタイムスリップだ宇宙人だみたいな浮ついた感や、キャプテンアメリカは何やっても正しいみたいなアメリカ的正義感が鼻に突く事もなく、派手な興行成績にはならないかも知れないけど、十分な良作だと思う
割と予習が必要。
今回の映画を見るにあたり見た方がいい!的なのが何個かあったので見てから見に来ました。
キャプテンアメリカ系、ファルコン系、インクレディブル・ハルクです。ここら辺は見た方がいいかも?
今回は、完全にキャプテンアメリカとしてファルコンが登場する。超人パワーはないものの盾とブラックパンサー的強さを手に入れたファルコンは強い!陸と空での戦いはスピード感あって見応えあるし、肉弾戦も良き!
時期ファルコン?もいいキャラだし思ったより使いこなせていて良いね!
ストーリー的には、インクレディブル・ハルク要素が割と多いのかな?前回の伏線とかを回収している気がする。あとは、ハリソン・フォード演じる大統領の演技がすごい良い。葛藤、怒りなどなど伝わってくる。ストーリー自体には少し難しさがあるものの綺麗にまとまる。
そして、解体したアベンジャーズの再建はあるのか!?
相変わらずのwill returnってことで。
「インクレディブル・ハルク2」だけじゃない!
この映画は「キャプテン・アメリカ4」だと思って鑑賞しに行ったが、序盤中盤と「インクレディブル・ハルク2」だなーと思いながら見ていた。
ただ、終盤に差し掛かりしっかり「ファルコン&ウィンターソルジャー」の要素である新キャプテンアメリカとしての重圧などが描かれ、これは「キャプテン・アメリカ4」でもあり、「インクレディブル・ハルク2」でもあり、「ファルコン&ウィンターソルジャー2」でもあるんだと確信した。
そもそもそんなに期待せず観に行ったからか、想像以上に結構面白かったなと感じた。
今作はなんと、何年も前から長らく使い続けていた第2期OPが流れず、どのヒーローも現れない質素な始まり方をしたのは、新しい時代はこれから始まるという示唆だろう。
アクションシーンが盛り沢山で、新キャップとしての戦い方をありありと見せつけてくれて、かなり満足出来た。
スティーブ・ロジャースに出来なかった空中戦も見事に見せられ、「キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー」のような肉体的なファイトシーンもあり、何よりラストの「新キャプテンアメリカVSレッドハルク」は私達のMCUが戻って来た!と思わせてくれるような熱いアクションで、心が躍った。
「運命のダイヤル」よりよくないか?と思わせてくれたハリソン・フォードが演じるロス大統領の名演技も然ることながら、レジェンド俳優に主演を奪われるような展開ではなく、アンソニー・マッキー演じるサム・ウィルソンが堂々と前に出続けてくれたお陰で、いい映画に仕上がっていたなぁという感想。
私は元々「インクレディブル・ハルク」が好きだったので
、ハルクの続編はないよなぁ悲しいなあ(シーハルク?なんですかそれは)と思っていたので、正式では無いにせよ、「Mr.Blue」ことスターンズと、ロス大統領の娘であるリブ・タイラー演じるベティも戻ってきてくれてとても嬉しかった。
ちなみに予告編からスターンズが戻ってくることは大方察しはついていたが、イザイア達を操ったあの音楽の曲名と歌詞が「I am Mr.Blue」で、彼がバナー博士とコードネームを使ってやり取りしていた時の名前で間違いない!と思った。
ただ確かに内容が薄いと言われればそうかもしれないし、「新キャップVSレッドハルク」の決着がつかなかったのも多少気にはなるが、私はハリソン・フォードがレッドハルクとして「アベンジャーズ」に戻ってきて、バナー博士のハルクとレッドハルクの共闘とかが見られるのを楽しみにしているので殺さないで!とは思っていた。
ハリソン・フォードは引退詐欺だと私は考えているので、戻ってきてくれることを楽しみに待っている。
それと、批評家たちの批判を受けて何度も撮り直した内のひとつであろうセバスチャン・スタン演じるバッキーバーンズのちょこっと出演は確かに嬉しかったが、あのタイミングで登場するならレッドハルク戦に参戦しないのは違和感だったかな。
勿論キャプテン・アメリカとの一騎打ちは見応えのあるものだったが、あの時点でサムと同じ場所にいるなら、親友であるバッキーが助けに来ないわけがないような。。。
まぁこれは撮り直した事による弊害で仕方の無い事なんだろうけど、少しそこが気になる。
それに、リブ・タイラーの出演時間をケチったのかわからんが、レッドハルクの説得シーンには絶対ベティがいなきゃでしょ、、、。
あそこで登場するって誰もが思ったんじゃないかな。
2代目ファルコンも良かったなーーー
サムは結構真面目で誠実側(スティーブと比べるとお喋りかもだが)で、バッキーもどちらかと言えばそっち側だから、彼のようなおふざけキャラが良いバランスを取っていてそこも面白かったかな。
最後の病室でのやり取りも、サムがスティーブという存在を見上げ、常に苦悩し葛藤し、重圧に苦しんでいるように、そのサムに憧れている人がここにいるんだって伝えてくれていて、サムの誇らしそうな表情に少しウルっときてしまった。
サムのスーツがワカンダ製なのは「ファルコン&ウィンターソルジャー」でわかっていたが、サムとホアキン2人のスーツに使われていた、スーツに収納可能なヘルメットはアントマンのピムテックスによる科学力が使われていて、「小さな」繋がりを感じられた。
だが、エンドクレジットも今回は1つで、スターンズがマルチバースの片鱗をサムに伝えるだけで、他のヒーローの出演等もまだ無しというのは正直がっかりした。
視聴者からすればマルチバースなんて聞き飽きたくらいに思っていたが、確かにサムはマルチバースなんて知らないんだったわと思った笑
漸くアベンジャーズ再結成という事で繋がってきてくれるかと期待していたけど、ハリソン・フォードのギャラで予算が尽きたのか未だにMCUの醍醐味は発揮せずだった。
MCUとしては、次回作の「サンダーボルツ*」でやっと他作品のキャラクター達がまとまって戦ってくれるから、それは大いに期待しているが、その後も単独作品になりそうな「ファンタスティック4」という事で、ちょっとずつ繋がるというより「アベンジャーズ5(ドゥームズデイ)」で一気にといった感じなのかな。
エンドゲーム以降まだまだバラバラ感の否めないMCUだが、近年の駄作よりは全然マシな作品が見れてほっとした。
サンダーボルツ*楽しみ過ぎる!!
苦難の二代目
んー、まぁ、どの業界も偉大な先代を継ぐ二代目ってな期待を向けられる分しんどくはあるわなぁ。
この作品は原作に基づく話なのかしら?それとも映画オリジナルなのかなあ。
ポリコレ全盛のハリウッドの意向を嗅ぎ取ってしまうようなキャスティングではあるなぁとは思っていて…それでなくとも何だかギクシャクする作品だった。
以前は総じてファンタジーがベースにあったように思うのだけど、今作はなんだかきな臭い。
政治が大っぴらに介入してるし、外交戦略とかの絡れが火種にもなってたりする。なんか、ぐっと対象年齢が上がったような気にもなるし、設定に現実要素を加味した分、スケール的には小さくなったような気も。
とは言え、空中戦のドックファイトは爽快感があったなぁー。元ファルコンだけあって、雄々しく広げる翼で滑空していく姿はカッコ良かった。
予告にあったレッドハルクを超える隠し玉も無かったから残念だなぁとは思ったかな。
総じて、まだ「キャプテン・アメリカ」を着こなしてない感じの二代目で、滑り出しとして正解なのか期待外れなのかはよく分からない。
コレからアベンジャーズのリーダーとして、威厳も風格も出てくるように成長していくのかしら?
てっきりスパイダーマンが中心になって、周りは彼をフォローしながらなんてアベンジャーズが形成されると思ってたがそうではなさそうで…今後どんな世界線が展開されていくのか見守っていきたい。
時間軸は正統な後継作らしく、サノスで半分にされたり、インド洋に巨大な人形の島が爆誕してたりと、ちゃんと受け継いでいくんだなぁと感心した。
オマケ映像はマルチバースを予感させるもので、思わせぶりも甚だしいのだけれど、はてさてこの二代目はデカ過ぎる看板を担いでいけるのだろうか…。
作品から感じる不安を是非とも吹き飛ばしてほしいものである。
ぶっちゃけ物足りない!
新キャプは陽気でアメリカらしくて好き!
後輩のキャラも楽しい。
キャラが抱えるそれぞれの悩みや感情には共感しまくりなので
途中のバッキーの言葉にも涙。
という感じで人間ドラマが中心でそこは良かったのだが、
マーベル映画に期待するアクションの面白さや
フィクションだからこそ出来る絵の面白さは全く無い!!
なのでかなり物足りない…
でもこれから始まる新しいキャプテンの物語の1作品目としては分かりやすくて良かったのではと思う。
ちなみにドラマや2008年版のハルクは観てないので
それを知っているとまた印象変わるかもだけど。
マーベル映画って前の作品とか原作とか
観る側がどこまで知ってるかで印象違うから
純粋に単品として観るのは難しいですよね。
あと日本人としては日本描写が面白かった。
良くあるハリウッド映画での違和感日本描写も割と楽しめる派だったけど
今回は強気な外交する国際的な影響力の強い日本が見れる。
これはこれで今までと全く違う方向性の違和感日本描写で面白い。
これからもハリウッドはどんどん日本のことは好きにして楽しませてくれよなっ!!笑
ハリソン・フォードの使い方
マーベル作品なら1週目か2週目に見に行くんですが、今回は クリス・エヴァンスじゃないしと足踏みしていましたが、日本が割とフィーチャーされるとの情報で足を運びました
先日のゼレンスキーとトランプの口論のようにこれからはいつ誰が敵になって味方になるかわからない時代を先読みしたような展開は非常に興味深かったです
日本がアメリカと戦闘寸前なんて映画でもなかなか見られなかったのに
これからのアメリカの敵はロシアでも中国もなく日本になるのかもしれないですね
敵が宇宙人でないところからも非常にこじんまりしてましたが
クライマックスはやはりハリソン・フォードのハルク化ですね
子供の頃からインディ・ジョーンズで大ファンだったので複雑な気持ちに
今後重要な役でマーベル作品に参加していくのか気になります
非力とは弱さではなく、諦めない心は力である
現実世界と映画の世界で癇癪を起こした大統領が同時に吠えた。
サムが盾を取るまでの葛藤はドラマ版で丁寧に描かれており、その重荷も丁寧に描かれている。
サノス亡き後、絶対的な悪が定まらずマーベル作品がどこに向かうのか、そう思いながらも辛抱強く作品群を観続けている。
サムは超人血清を打ったわけではなく、頭脳が天才でもない。ただの真面目な、優しい心を持った1人の人間だ。
打ちのめされても彼は盾を取り立ち上がる。
何度でも立ち上がる。
相手にも理解を示して、最後は心を掴む。
今作のサムは今までのヒーロー以上に努力する。
キン肉マンのジェロニモの姿が重なる。
国家の最深部まで洗脳をされてしまうガバガバナンスは置くとして、新しいアベンジャーズの始まりは、とても丁寧で、優しい。
バッキーのヒーロー論も沁みる。
困難な世の中だからこそ、正義を胸に諦めずに立ち向かう人が幸せになる世界になると良いですね。
空中戦が素敵でした。
2月25日にアルバイトを終えてTOHO新宿にて鑑賞しました。
ここからネタバレしますね
これもありかなあと感じました。
作品全体的に地味な感じがしましたが
人を操る音域で操る事できれば凄いですよね
まだ、今の時代は難しいと思いますが、
最強の武器ですよね
見どころは空中戦とラストのハルク⁈
との戦いですね
この2つのシーンはうなりました
素敵でした😁
まあ最後は心に訴えて戦い終了しますが
これはこれで納得です。
今回はシラハースさんが何故か気になりましたどちら側にいるのかわからないままあ
素敵アクションしてましたね
早く次回作見たいです。
この映画の関係者様の皆様お疲れ様です♪
ありがとございました🤗😃
歳を感じさせるハリソン・フォード
キャプテンアメリカ役が、アンソニー・マッキーに代わった作品。アクションシーンは、なかなか良かったと思います。大統領役のハリソン・フォードは、さすがに老けたという感じがしました。2008年のマーベル作品「インクレディブルハルク」(←エドワード・ノートン主演)で、大統領の娘(ベティ・ロス)役で主演していたリブ・タイラーが、今回も同じ配役で少しだけ出ていたことは、感激でした。
ハリソン目当て
marvelは全く履修してないのに、ハリソンが出るとのことで観に行ってみた🙃
話の流れが全くわからないので、⭐️を付けるのは申し訳ないんだけど、わからない状態で観ての⭐️です。
おそらくああなんだろうなぁ…と色々と思い描きながら観ました。映像が素晴らしく、とても観やすかった。ビジュアルは知っていたから盾でどうやって戦うんだろうと思っていたらめっちゃ使い勝手いいし、翼まであって飛べるし!そんなに闘えるんか!と驚きました。海のシーンの迫力満点。掛け合いも魅力的でもっとわかりたい!ともどかしく思ったり、血清?超人?ガンマ線??とりあえず近辺の物語から?それとも順を追ってみるべき?とmarvel始めそうな自分が鑑賞中からいました。
ザ、ヒーローなハリソン好きとしてはこういう役なのね、という寂しさがありました。引退宣言?!という報道が出ていたのでこれでは終わってほしくないなとも。かっこいいハリソンが好きです。ゆっくりして欲しい気持ちもありながらもっと観たいと勝手なものです。
初DolbyCinema🎉
とーーーってもよかった!!ゆったりとした座席、全く邪魔にならない他人の頭、黒ベースのかっちょいいつくり。
そして、“黒”の違いを出したスクリーン。そしてさすがの音響でストレス0で大満足でした。ホットドッグセットが他の劇場と金額が違う理由を教えてくだされと心の中で言いながら、プラス料金でもまた行きたいと思う劇場でした。
久しぶりのアベンジャーズ楽しめた。
キャプテンアメリカが、二代目とは、知らなかったよ。
展開が早いね。日米開戦にならなくて安心したよ。
強気同士のトップならありえるよね。
アベンジャーズは、ほんと久しぶりでした。
またの上映もありえるね。
シールドビット?シールドファンネル?光の翼?
ガンダムじゃん。あと胸に黄色いところあれば。
あのズボンすげえなあ。
ハリソン・フォードが素っ裸ってわけにもいかんやろうけど。
まあ面白かったけど、スティーブ・ロジャースと自分比べる下りまたやんのかと(笑)
バッキーにすぐに諭されてたけど。
ただバッキー共闘しないのかあ?ってなったわ。
え?政治資金?このあたりはサンダーボルツで?
ぶっちゃけ過去作でインクレディブルハルクだけは、一回か二回見ただけだから、だいぶ忘れてた。
あっエターナルズも一回見ただけやったか。
やっぱり過去作のネタ出すにしても、エンドゲームの後からにしてほしいかなあ。
まあ見てなくても楽しめるようにはしてるんだろうけど、やっぱり過去知って見たほうが面白いけど、もう17年近く前のインクレディブルハルクとかはキツイよ。そりゃ新規に厳しいよね。
全127件中、1~20件目を表示