「非力とは弱さではなく、諦めない心は力である」キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド 侍味さんの映画レビュー(感想・評価)
非力とは弱さではなく、諦めない心は力である
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現実世界と映画の世界で癇癪を起こした大統領が同時に吠えた。
サムが盾を取るまでの葛藤はドラマ版で丁寧に描かれており、その重荷も丁寧に描かれている。
サノス亡き後、絶対的な悪が定まらずマーベル作品がどこに向かうのか、そう思いながらも辛抱強く作品群を観続けている。
サムは超人血清を打ったわけではなく、頭脳が天才でもない。ただの真面目な、優しい心を持った1人の人間だ。
打ちのめされても彼は盾を取り立ち上がる。
何度でも立ち上がる。
相手にも理解を示して、最後は心を掴む。
今作のサムは今までのヒーロー以上に努力する。
キン肉マンのジェロニモの姿が重なる。
国家の最深部まで洗脳をされてしまうガバガバナンスは置くとして、新しいアベンジャーズの始まりは、とても丁寧で、優しい。
バッキーのヒーロー論も沁みる。
困難な世の中だからこそ、正義を胸に諦めずに立ち向かう人が幸せになる世界になると良いですね。
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