「何とか上手くまとめた」キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド sum13zさんの映画レビュー(感想・評価)
何とか上手くまとめた
MCUはフェーズ5の大ボスがコケたせいで大幅な軌道修正を強いられているが、その交通整理のために上手くキャプテン・アメリカを使ったな、という印象。
実際カーン騒動がどこまで影響してるのかは知りませんが。
話自体はフェーズ3〜4と地続きかつセレスティアルズの残骸が重要な要素となっていたりうまく今後の作品へのブリッジ的な役割を持たせている。
単体としても、キャプテン・アメリカシリーズらしいポリティカルサスペンス風のアクション大作で気楽に楽しめる。
いきなりこの作品から入る人など居ないだろうが、過去作を観ているといないとでかなり見方が変わってしまうので予習は必須。
サンダーボルト・ロスのリキャストにハリソン・フォードは個人的にはやはりチョット違った。イメージが違いすぎる。
一生懸命ウィリアム・ハートさんの顔を思い浮かべながら観てた。
大統領をハルクにしてしまうのはやり過ぎな気もするが、インクレディブルハルクからの流れでいえば皮肉の効いたオチで良いかな、とも思う。
直前に観ておいたけどインクレディブルハルクは復習必須だったね。
アンソニー・マッキーの新キャップは良かったと思う。
信念を曲げずに勝ち目の無い戦いに挑んでいくところなどキャプテン・アメリカの魂をしっかり受け継いでる。
バッキーの登場に驚き、更に国会議員になろうとしている事に二度ビックリ。
サンダーボルツでハッキリするかな?
再リブートのファンタスティックフォーもあるし今年はMCUは色々楽しみ。
SHOGUNの石堂役の人もいい味出してましたね。
ハリウッドは当たったドラマのキャストを重宝する傾向があるので今後暫くはSHOGUNの俳優を目にする事か増えるかな。
そういう意味でローニンにボコられるヤクザという使い方は
真田広之さんを贅沢に使いすぎたかなーと思うが、でも歴史的な作品エンドゲームで良かったのかな?