劇場公開日 2022年9月30日

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ドライビング・バニーのレビュー・感想・評価

全25件中、21~25件目を表示

3.0主人公に全然共感できなくて どうしたものかと思っていたけど トリッ...

2022年10月1日
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鑑賞方法:映画館

主人公に全然共感できなくて

どうしたものかと思っていたけど

トリッシュの存在に救われた(←作品自体が)

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jung

2.5それは仕事では無い

2022年10月1日
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悲しい

単純

生活が成り立っていないことから子供達が保護されている40歳の女性が、子供達と一緒に暮らす為に奮闘する話。

妹夫婦の家に居候し路上で車の窓拭きをして貰ったチップで収入を得ている状況で、家を借りさえすれば…な勝ってな解釈を暴走させて行く主人公。まあ、良くある話しですね。

そんな中で妹の娘が継父に迫られているところに出くわしてと展開していくけれど…確かに良いこともしたし人情としては判るところもあるけれど、兎に角感情任せの自分中心解釈を繰り返し、腹癒せするはルールを破るは嘘をつくはと愚行を繰り返し、まあそうなるよねという感じだし、この姿がユーモアたっぷり?
同情的な目線にもなれず憐れと言う意味で悲しくは感じるけれどね。

とりあえず終わりよければ的な無理矢理展開にならなかったのは良かったけれど、これはこれで特に捻りもなければ衝撃もなくて、結局何がみせたかったのか良くわからなかった。

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Bacchus

3.5ニュージーランド映画です

2022年9月19日
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鑑賞方法:試写会

2022年9月19日
映画 #ドライビング・バニー (2021年)鑑賞

愛する我が子に会いたい、一緒に暮らしたい、というその一心で行動しているだけなのにドンドン破滅的な方向へと進んでいく母親

経済的弱者へ冷たい現代社会への警告のような作品です

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました

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とし

4.5母親の愛情に感動しながらハラハラする展開

2022年9月19日
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鑑賞方法:試写会

オンライン試写会にて鑑賞。

これほど母親の子供への愛情あふれる姿をストレートに見せる映画はザラにない!
観終わって、胸いっぱいに愛が浸み込むような映画であった。

この映画、ある事情によって自分の子供達になかなか会えず、会えたとしても監視人付きでしか会えない母親バニーが、なんとか子供達と一緒に住めるよう、懸命に働いている。
バニーは「娘の誕生日までには一緒に住める家を探して暮らしたい…」という強い願いを持って一生懸命に家探しもしていたが、自分の妹の家に居候していた時に姪のトーニャ(トーマシン・マッケンジー)へ言い寄る義理父の姿を見て「トーニャを守りたい!」と激しい行動を起こしたことから家を追い出されてしまう。
子供達と一緒に住む希望は遠ざかったように見えたが、バニーはトーニャを連れて……といった流れで物語が展開していく。

母親の子供への愛を描くだけでなく、その後の「出来事(事件)」をも描いた起伏に富んだ見事なドラマ。

主演はエシー・デイヴィスというオーストラリアの女優で、車の窓拭きとして働きながら、なかなか会えない自分の子供たちを愛する女性を見事に演じており、「この映画の母親役になりきった!」という感じ。
この女優は、やはり今年日本公開された『ニトラム/NITRAM』というクライム映画では優雅な女性を演じていたが、本作では貧しい系の女性を演じており、そのなりきり方の幅広さを感じさせられた。素晴らしい女優である。

また、共演のトーマシン・マッケンジーは、昨年日本公開された傑作『ラストナイト・イン・ソーホー』は劇場で2回観たが、そのほか『ジョジョ・ラビット』や『オールド』でも存在感を見せた若手女優のホープと言えよう。
本作を観たのも「トーマシン・マッケンジー出演作だから…」なのだが、共演女優として主演女優を引き立てる上手さが見られた。
本作でも、とても綺麗である。

原題は『The Justice of Bunny King』であり、邦題が『ドライビング・バニー』とされているのでロードムービーっぽく思えるかも知れないが、ちょっと違うと思う。
直訳して『バニー・キングの正義』だと確かにちょっと固い感じかも知れないが…。
(※ バニー・キングは、母親のフルネーム)

しかし、本当によく出来た映画であり、途中は(サスペンス映画とは違った)「宙ぶらりん感」が物語の先を気にさせつつ、クライマックスでは事件性を背景にしながら母親の愛情表現も描くという贅沢な展開に、驚きながらも感動させられる見事な映画であった。

<映倫No.49341>

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たいちぃ

2.5負の連鎖版『母なる証明』

2022年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

前科歴がネックとなって子供達と離れ離れに暮らす母親が、なんとか一緒に暮らそうとするも…という負け犬の再起を描くヒューマンドラマだが、本作の根底にはニュージーランドにおける社会弱者の厳しい生活事情がある。それに比べれば、まだ日本はマシな国なんだと思える。
やはり家庭環境に苦しむ姪とともに子供会いたさに奔走するも、それが暴走に変わってしまう負の連鎖。ただ、確かに彼女の立場には同情こそすれど、行き当たりばったりなその行動を「運が悪かっただけ」と解釈するにはちょっと無理があり、ラストの顛末もまぁそうなっても仕方ないよなと思わざるを得ない。やはり暴走する母親を描いた『母なる証明』と比べると、こっちは悪い意味で共感しづらかった。
あと、プロット的にスピルバーグの『続・激突!カージャック』とダブるが、『カージャック』で人質にされた警官が、本作では家庭支援局の職員に相当。彼女の存在が唯一と言っていいほどの救い。
『ドライビング・バニー』という邦題からロードムービー色が強いと思われがちだが、ハッキリ言ってその要素は薄め。

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regency