「ザ・「ご当地映画」」とべない風船 TWDeraさんの映画レビュー(感想・評価)
ザ・「ご当地映画」
東出昌大さんに三浦透子さんと、このキャスティングは観ておきたいとチェックしておりましたが、先行して上がっている評価がかなり高いようで、期待感マシマシで劇場鑑賞です。
感想ですが、、いわゆる「ご当地映画」クオリティーですね。正直、配信待ちでいいような気がします。(祝日午前回の新宿ピカデリーではイビキも聞こえてきました。)
名の通った俳優さんと、そうじゃない方々、子役などの演技のギャップが目立ってしまいややノイズになる感じは否めません。下手だというわけではないと思うんですね。もう少し演出が必要な気がします。
また、物語上の無理やりな設定もやはり「ご当地映画」にありがちで、凛子(三浦)の父(小林)に起きることに「物語上はタイミングいいけどね。(煮物の塩分抑えてね。)」や、ある登場人物の行方不明で見つかった場所について「あれ、(子供たちに訊けば)そこは誰しも最初に確認しない?」や、憲二(東出)の義父がずっと引っ掛かってることに「それそもそものきっかけはあなたです」とか、(子役の)咲が憲二宅の庭にあるものを見つける「あれ、今気づいたの(って、むしろ不自然)」などなど、枚挙にいとまがないですがむしろちょっと笑えます。
東出君、今回はあまり言葉を発しないキャラクターでしたが、いいバイブス出していたと思います。ご本人もいろいろあります(過去形に出来ない気がする)が役者としては「いい顔」になってきました。
また、何気に物語の展開役でもあるコメディリリーフとしての笠原秀幸さん、いい働きじゃないでしょうか。Good Job!
コメントする