「ゲームやってないけど面白く観られた」ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ゲームやってないけど面白く観られた
ダークな雰囲気やマルチバースのような複雑さは一才無いが、VFXと凝った衣装でしっかりとしたファンタジーな世界観が明るく描かれており、ストーリーもほど良い間隔で山場を作り安定感があり、観ていて飽きないような作りになっている。
クリス・パイン演じる盗賊エドガンは終始軽いノリだが、自分のせいで奥さんを亡くしたという重めの十字架を要所要所で思い出させるのでただの緩いコメディにはなっていない。
RPGベースらしく人に会い情報を得て、ミッションをクリアするが、墓を掘り起こし死体に聞くシーンはコントのようで楽しく、騎士ゼンクは最強過ぎて一緒について来て欲しかった。
詐欺師を演じたヒュー・グラントは贔屓の俳優だが、相変わらずニヒルで振り切れない感じがやっぱり好き。
ドリック役の女優はアリッサ・ミラノにそっくりで驚いた。(もう誰も知らんかw)
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