警官の血のレビュー・感想・評価
全36件中、1~20件目を表示
わかりづらかったなぁ
細部の内容が今ひとつ頭に入って来ず、完全に取り残されて、勝手に進行していって終わった感じ。面白そうな雰囲気だったのに肩透かしをくらった。
評価:2.5
良いテンポ
とても良いテンポとスピード感で面白かった。
誰が良いやつで誰が悪いやつなのか?
真実はどこにあるのか?
想像しながら最後まで観れてとても楽しかったけど、
もう少し考えさせてくれる間があっても良かったの
かな?とも思いました。
割と物語は起伏なく進んでしまった感じがします。
それでも終盤まで過去の謎が明かされずワクワクして
たのだけど、
オチは書類一枚で解き明かされてしまい
チャンとの決着も付かないままでなんだかなぁ
という感じでした。
登場人物を把握しきれなかった
殉職した警官を父にもつ若手刑事ミンジュが、敏腕刑事ガンユンの内偵を命ぜられる。ガンユンのチームに配属されたミンジュは、彼とコンビを組むことに。捜査方法に問題は無いように思われたが、徐々にその不正が知ることになったミンジュは。
同名の佐々木譲の原作は読んでません。自分より黒い奴を捕まえる、濃い灰色のガンユンの身の振り方に、見応えありました。物語は少し複雑に絡まった上、登場人物を把握しきれないで混乱してしまいました。
最後までみっちり
①「警察官だった父の死の謎」②「汚職疑惑の上司を内偵」。
この二つを軸に、話がどんどん進んでいきます。
②はこの上司絶対賄賂受け取ってるし。
それなら監察に報告すればいいのに、どうやら①にも上司は関係してて。
そのまま様子見する?と戸惑う主人公。
ああ、もう焦ったいなあ、あかんやん!。
途中で「なぜ賄賂が必要なのか」云々が出てきて。
一瞬なるほどなあ、ないと捜査できないよな・・・と思わせるところも。
そして警官の存在意義を、上司が説くあたりも熱い。
最後もそっちか!とまとまっているのが、なるほどなあ。
多分原作のテイストや設定だけが一緒なのかな。
なのでいつか、原作読んでみようっと。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「自分だけが正しいと?」
特殊な楽しみ方が出来る
2022年劇場鑑賞85本目 良作 64点
タイトルやシナリオがどことなく孤狼の血に似ている日本原作の作品
孤狼の血は警官の身で体半分反社だけど、どちらかというと反社側のシーンだったりそっちとの関わりが多い印象ですが、今作はどちらかというと警官側のシーンや印象が強い
両作ともに、まさしく新米刑事とグレーゾーンにいる上司のタッグで、公私共に過去から続く怨恨や警官と反社の対立を紐解き現代でどう足掻きけじめをつけ進んでいくかを描く構図で、物語として良いシナリオになるよう完成されている
個人的な見所は、今作公開の丁度一年ほど前に公開された、長編監督第一作となる小島央大さんのJOINTという作品の主演の方が出演していて、そのJOINTという作品も結構マイナーな上にその出演者がそこまで知名度のある韓国映画ではない今作に出演するあたりが発掘した感じと、マイナーな作品がちゃんと社会に進出している感じが感じられて嬉しかったのを覚えています
(原題) 경관의 피
佐々木譲の同名小説原作の本作、悪人にも善人にも見えるチョジヌンすごい!
犯人逮捕という大義のために、どこまでの犯罪行為が許されるのか…
内偵を行ううちに韓国警察の闇へと踏み込んでいく韓国ノワール。
韓国映画らしいテイストに仕上がっており白と黒の間で揺れ動くグレーゾーンの人間たちの葛藤が描かれていました。
骨太
173本目。
いいですね、この骨太な感じ。
次から次に出てくる名前に、置いてけぼりになったけど、まあ何となく分かる。
警官と言えども、手段、方法、価値観が違うけども、ガンユンは男が惚れる男。
そんな感じがする。
脳ミソ最弱の処理速度の自分にはボード必要〰️
観戦当時の自分は糖質取りすぎなのか、直ぐに睡魔💤のいゃーな予感。
途中で記憶ぶっ飛ぶも面白いですよ!!
ただパンフか図面が必要な〝脳弱〟な自分には予習も必要だったかとも…
安定のハイブリッド
日本原作&韓流映画。少しだけ残念な気もしますが、安定して面白いものが多いですよね~。これも多分に好みでした。
とにかくスピード感が半端ない上に名前が混乱してくるので大変ですが、変に考え込まず波に乗れてしまえば後は気持ち良くゴールイン!でございます。ほぼほぼ「孤狼の血」と言ってしまえばそれまでですが、まぁ警察陰謀ものなんて「そりゃそーだ笑」ってなもんですよね。個人的には、なんだか昔のアメリカ映画みたいなラストが好きでした。
やっぱり、孤狼の血
多くの方々が述べられているように「孤狼の血」だった!少しマイルド版といったところか。小説の前半(祖父と父)をじっくり描いていれば、また印象は違ったのだろうか?原作は未読なんで何とも…
まぎれもない『警官の血』
これは紛れもなく『警官の血』と同じ血が流れていました。
原作だと祖父・父・息子三代の警察官の話でしたが、こちらは父・父に育てられた男・息子の擬似兄弟みたいな形にしていました(内偵対象の警官が、原作における父と加賀谷を足したような人物像)。
描きたいテーマ、精神性が同一だったと。
そして、映画として主人公ミンジェの心の在り方や成長を描くのが上手かったですわぁ。
ただ、『孤狼の血』との類似点が、気になって仕方がない。
どっちかがパクったとかではなく、選んだテーマが近いのだと思う。
それはおそらく日本・韓国を問わず、警察組織が腐りやすいグレーゾーンの上に置かれているからかもしれない、と思わせるのでした。
人物相関図が理解しにくかった
警官の父が職務中に命を落とす。
その息子が父と同じく警官になる。
色んな話が複雑に絡み合っているので面白いと思うのですが、残念ながら私には刺さらなかったです。
チェやらチョやらナやらイやら同じような名前がたくさん出てきて、誰が誰やらわかりにくく内容がすんなりと入ってこなかったのも原因かも?
敵なのか?味方なのか?ってハラハラするというより人物相関図を理解するのに疲れてしまいました。
通常の捜査と内偵捜査が同時に進んでいるので誰が誰を捕まえたいのかが複雑でした。
自分の感情の置き所がよくわからなかったのでいまひとつ作品にのめり込めなかったです。
とはいえ、アクションシーンはスピード感もあり、追い詰め追い詰められのところは楽しかったです。
白と黒
テンポがよくサクサク話が進むが、全編緊張が続き全く退屈しなかった
終盤畳み掛けるように話がオチへと進んでいくが、外国人の名前と顔を覚えるのが苦手問題が発生し、個人的には結局何だったの⁉となってしまったが、映画は面白かったので無問題
パク班長が高嶋政宏と宇梶剛士を足したような顔していてとても印象的(お嬢さんのあの人だったのかゲイタッシャダネ~)
相変わらず韓国映画スゲ~なと
(特殊な事情があり)一度視聴しただけでは多分理解が困難?
今年321本目(合計596本目/今月(2022年11月度)8本目)。
今日はこちらの作品をチョイスしました。
ここの特集や公式HPにあるように、日本の小説を許可を得て韓国を舞台に移した、警察もの。警察ものといってもアクションもの、推理ものといろいろありますが、どれか一つに極端に偏っておらず、平均的に「警察もの」といえます。そして日本の警察の制度と似た部分は結構多いので「その意味では」理解はしやすいし、韓国の警察の(捜査)技術は日本と同程度か(IT分野に関しては)それを超えるといわれるので、適当な事件を作ると即逮捕されて終了、ということになるので、あちらこちらひねっている部分もあります(私は原作小説は読んでいませんが、その意味で映画オリジナルの事件などもあるのかも)。
一方で、多くの方があげている点…これが最大の難点になるんじゃないかと思うのですが…、似た名前の人が多数登場して理解に混乱をきたす部分は序盤からどんどん出てきて、序盤でわからないと中盤終盤と何が何だかわからないまま進んでおしまい、になってしまうという点は確かにあります。「チェ」さんや「チョ」さん、さらに「チャン」さんなど似たような名前の人がどんどんする上に、どの方も基本的には韓国籍の方なので顔つきなどで明確に見分けはつきにくく、誰が誰なの?というのがわからないままどんどん進んでしまいます。
※ この点は、たとえば日本映画なら「田中さん」に対して「田村さん」や「田所さん」が同時に出てくるなど、を考えるとわかりやすいかな、というところです。
このため、ストーリーの理解を追うのがかなり難しく、一方で韓国映画らしく警察ものといってもひねりは2つも3つも入っているため(換言すれば、飽きさせないという工夫は見られるが)、後半は相当注意しないと置いてけぼりになる、という特異な論点が含まれているように見えます。ちょっとこのタイプの論点(似た名前の人が出てきて混乱させる)は見たことがないところです。
もっとも、韓国映画の警察ものはクオリティが高いので、「一定程度の品質」は担保されているし、日本映画の得意とするところではないし、日本基準でみて、日本の各種法律や一般常識を応用してみることができる範囲でもっとも身近なのが韓国映画であるのもまた事実であるので、そこまで大きくは引けないところです。なお、PG12指定ですが、一部にやはり不穏当な表現・描写があるためであり、まぁ「一般よりのPG12かな」というところにすぎません。
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(減点0.3/ストーリーを理解するのが(特殊な事情で)難しい)
・ 結局、私も含めて多くの方の感想にあるように、「似た名前の人が多数出てきて誰が誰かわかりにくく混乱させている」部分はどうしても否めないのではないか…というところです。かつ、原作映画の(許可を取ったうえでの)韓国映画化ということであれば工夫もできたし、そもそも「チェ」さんや「チョ」さんなども、漢字表記は存在するはずです(韓国にも漢字文化は存在しますし、本名等は姓名含めて現在でも漢字表記が正式)。
この点はうーん…どうなんだろう…。もう少し(日本公開にあたっては)工夫が欲しかったです(たぶん、少なからずの方が序盤から登場人物関係を整理できずにハマってしまう)。
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判りにくい
話がごちゃごちゃしていて判りにくい。
しかも「チェ」とか「チャ」とかいう名前がやたらと出てきて「誰のこと?」と思っている内に話が進んで、途中何度も置いてきぼりになる。
長々と説明されるのも鬱陶しいけど、説明不足なまま話を進められても「は?」という感じ。
この人誰?どういう関係?というのがよく判らないまま次々と色んなことが起こるし、過去の映像も出てくるしで判ったようで判らないまま最後までスッキリしない。
ラストも何が起こったのかよく判らないまま「めでたしめでたし」みたいに終わっていくし、、、
頭の良い人は全部理解できるのだろうか?
チェ・ウシク好きならお薦め
正義感しかない若い警察官の成長を描いた本作品はチェ・ウシクの魅力が詰まった作品だと思いました。
チェ・ウシクの魅力はキャラクターの振れ幅が大きく頼りなさげな若者からキリッとした切れ者までを演じ切れる所だと思います。本作でも十分その様なキャラクターを演じていたと思います。
ストーリーは警察官であった自分の父親と先輩警察官のエピソードを絡めながらグレーゾーンな捜査を用いないとより巨悪な犯罪組織の摘発が出来ない警察組織のジレンマが描かれていたと思います。
劇中、主人公のスーツのYシャツの色が白から最後はグレーぽいのに変わるのが象徴的でした。
それにしても、60近いオジサンからみてもチェ・ウシクは魅力的です。優しい便りなさげな雰囲気と冷徹的だったり薄笑いを浮かべたちょっと気味悪い若者まで演じられるのが素晴らしいと思います。
白と黒の間
警察内の汚職を描いた映画。
捜査の費用を税金以外で捻出しだすと、こういう事になります。
透明化が言われる昨今グレーを自分のような一般庶民が支持するとも思えなかったです。
班長が錦野旦に見えて仕方なかったです。
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