「特殊な楽しみ方が出来る」警官の血 サスペンス西島さんの映画レビュー(感想・評価)
特殊な楽しみ方が出来る
2022年劇場鑑賞85本目 良作 64点
タイトルやシナリオがどことなく孤狼の血に似ている日本原作の作品
孤狼の血は警官の身で体半分反社だけど、どちらかというと反社側のシーンだったりそっちとの関わりが多い印象ですが、今作はどちらかというと警官側のシーンや印象が強い
両作ともに、まさしく新米刑事とグレーゾーンにいる上司のタッグで、公私共に過去から続く怨恨や警官と反社の対立を紐解き現代でどう足掻きけじめをつけ進んでいくかを描く構図で、物語として良いシナリオになるよう完成されている
個人的な見所は、今作公開の丁度一年ほど前に公開された、長編監督第一作となる小島央大さんのJOINTという作品の主演の方が出演していて、そのJOINTという作品も結構マイナーな上にその出演者がそこまで知名度のある韓国映画ではない今作に出演するあたりが発掘した感じと、マイナーな作品がちゃんと社会に進出している感じが感じられて嬉しかったのを覚えています
コメントする