MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらないのレビュー・感想・評価
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タイムループから抜け出せるかどうか最後まで分からない。
タイムループのおかげで信頼感も強くなり、いいチームになって良かった。とてもさわやかな気持ちになった。
しかしそれとは別に、 「結局タイムループから抜け出せないのでは?」 というドキドキ感が最後までありハラハラする。 それは制作者(神 ? ^^)が決めることなのでストーリーとは関係ない。だから最後まで目が離せない。そしてエンドロール後にも映像があってどちらになるんだと思って緊張した。
タイムワープを繰り返すうちに、みんなの気持ちが…
社員が泊まり込みせざるを得ない弱小デザイン事務所。 最悪な一週間がまたやってくると思っていたら、実は同じ一週間をタイムワープしていた。 その最悪のタイムワープから逃れる手段とは…。 あまり期待しないで観に行ったけど、みんなの気持ちがひとつになっていく良作だった。 役者が皆ハマり役で良い感じ。 もしかしたら、この作りって同じシーンを繰り返していくから、製作予算少なくて済むかもね。
職場の一週間が繰り返されるタイムループ
どうやって抜け出すが主筋で、落ち着かない唐突な展開ながら予想を超えて面白い 夢と現実のキーマンである部長や、向上心女子俳優陣も良く、エモーショナルな解決も心地良い
スター不在の名作爆誕!
ってほどでもないけれど素晴らしい脚本と演出で
ダラダラしない短めな82分の上映時間も潔い。
いつも締切ギリギリのブラック業界のイメージが強い
零細広告代理店を舞台に繰り広げられる納品前の1週間。
休む間も無くほぼ泊まり込みで働き続けグッタリした日曜日の夜
眠って起きたら再び繰り返される納品前の1週間。
誰も気付かない中で2人の社員が異変を感じ動き出す。
といった1週間を1ターンとしたトライ&エラーを何度か繰り返す事で
事実を知った同志を増やし副題の「上司に気づかせる」を実践。
遂にタイムループからの脱出!と思いきや副題がミスリードじゃん。
愕然とする中でもう1人タイムループに気付いていた人物が名乗り出る。
そこで提示されるある事実を解決するため再び動き出す1週間。
低予算を逆手に取った無駄のないスピード感のある映画を
ほぼワンルームで撮ってしまうのだから凄い。
マキタスポーツさん以外は正直知らない人ばかりでごめんなさい。
でも制作側の意気込みは入場者特典のQRコードで伝わりました。
シネコンで流してくれなかったら出会わなかった1本。
そこそこ大きめなシアターに、かなりの観覧者ですが、
大変失礼ながら、この作品なんでこんなに軒並み高評価なのか分かりません。 タイムリープの傑作「ハッピーデスデイ」みたいに期待したが、大外れ。 ある程度のB級感は、覚悟していたが、それを上回るB級感(ただし、それ自体がマイナスということではありませんが…)。 ストーリーにも矛盾を感じる始末で全く乗り切れませんでした。
繰り返しも悪くない
テンポよく話が進むので、ん?っていう展開も大きくは気にならず、鑑賞後感はスッキリしたものの、カメ止めと比べると上手いっ、なるほど!感は少ないかなと。軽快さが売りでメッセージ性は観る側の勝手な解釈かもしれませんが、仕事をうまく進めていくヒントもあり、結果的には平凡のループもいいんじゃない!の肯定なのかなと感じました。で、そのループの良し悪しを握ってるのは上司ってことなので、管理職としては気をつけようって、いい会議を終えた気持ちになりました(笑)
ループして観たい
悪い点なんてあったかな?と振り返っても出てこない程良い映画でした。とても好きです。
・登場人物皆良い。
・ただ同じ場所で作業してる人達→一緒に協力してやり遂げる仲間になっていく変化が良い。
・しんどいだろうに、仲間がいるから協力出来て笑顔になって、充実感で満たされていく皆(特に吉川さん)の笑顔が良い。
・聖子さんの、周りが聞いてくれない孤独と70週(一年以上…)を想像するとつら過ぎるけど、後半には仲間の1人になって笑顔なのが良い。
(最初は気付かせるメンバーにも入ってなかった)
・タイムループというファンタジーに、オフィスものの現実を混ぜているのが良い。
(上申制度やプレゼン、ループを有効活用して仕事の質をあげるところ)
(働いてて同じような一週間を繰り返してる辺りは「あるある」だし、崎野さんの「毎週停電してる感じ」の辺りで、皆うっすらループに気付いててもそうとは思わない辺り仕事人間)
(となるとあの歩道のハンカチの2人は70回以上出会っている訳か…そらもう運命だわ)
・部長が、とても、良い。
(仕事中に漫画読むなんて!って思うけど漫画好き(未練?)の伏線だし、尻拭いをしてくれる(取引相手に対して椅子の上で正座の上頭を下げる、人の為に動ける人だからこそ人脈は広いしそれを武器に自分の部下守ってくれる)し、皆の為に、自分が娘に貰った大切なブレスレットを壊す辺り自己犠牲の塊過ぎる)
・部長へのプレゼンシーンは特にテンポ良くて面白いし、その後のブレスレット破壊シーンの皆カッコ良過ぎて良い。
(ブレスレット破壊後に皆で達成感ありありで屋上を立ち去るシーン待受にしたい)
・崎野さんも完璧に憎めないのが良い。
プレゼンシーンが特にお気に入りなんですが、皆本気度を示す為に段々服装がスーツになってるんですよね。面白かった〜
聖子さんも最初にループに気付いた人な辺り、誤配送への返答が早かったり、吉川さんに良い仕事相手紹介したり、なんで後輩たちはループに気付けたんだ?って疑問もちゃんと作品内で教えてくれてスッキリしました。
娘の手作りブレスレット、ラストにつけていないのは壊れたからだそうですが、部長の夢が叶ったからなんだなぁ、あながちヌー(雑誌)も嘘じゃなかったってことなんですね。
遠藤さん、ループ中に遊んだりしてたんだ、ループ抜け出すの諦めた時の「仕事より大切なことがある」、吉川さんと対立した時の「運命の人探したいし」→脱ループ後「運命の人見つけといたので有給使って会ってくる」も笑った。良いですね〜。
82分か、あっという間だったなぁ、後味も良いし気持ち良い映画でした。
制作スタッフさんの公式noteで新たな発見もあって良いです。
最後まで観た今、再確認でもう一度観たい。
なぜこんな評価される…
うーん😔前評で期待した反動…。 クリエイティブな仕事でない限り、仕事はタイムループ的。(多少内容は異なるけど…)その中で、昔の夢や希望を思い起こすこともままならないなかで、部長の昔の夢を社員皆で協力していくのには、少し羨ましくもあったけど…マキタスポーツさんの演技力は良かった‼️
では、また今週
小さな広告代理店で働く吉川朱海は、憧れの大手広告代理店への転職を目前に野心を燃やしながら最後の仕事に取り組んでいた。 月曜日から日曜日まで、社員は皆泊まり込んで必死に仕事をしている。 そんないつもの月曜日の朝、2人の後輩から突然1週間がタイムループしていることを告げられる。 はじめは聞こうともしなかったが、徐々に疑いが確信へと変わり始め… このタイムループを抜け出す鍵は、ハトと部長?? 月曜日のループから抜け出せない全社畜に贈る、お仕事タイムループムービー。 いや〜、おもれ〜! こういう小規模な時間モノって傑作が多いからそれなり期待はしていたけれど、普通に期待以上のものが観れて大満足。 これ、カメ止めみたいにもっと上映館増やしてった方がいいよ、と思ったら先行上映だったらしい。 自宅近くの映画館でも上映始まったみたいなので近々2回目に行きたい。 まずオープニングからしてセンスを隠しきれてない。 入浴剤?ハト?血?キス人形? しかも映画はタイムループが既に何回も起きている状態で始まる。 「ハトです。」 なんでハト?ってなるけれど、確かにハト! そして、このタイムループの原因は部長のアレにあるらしい。 タイムループってあくまでフィクションの世界での話であって、現実に起こると思う人はあまりいない。 ましてや、現実でしか無い真面目な職場で起きるなんて誰が想像するだろう。 それを解決するのがハトのフラッシュバックと上申制度。 それだけでめちゃくちゃ面白い。 全員が信じ切ったところで、いざ部長にプレゼン! 爆笑必須のプレゼンシーンを乗り越え、なんとか上手くいきそうなところで話は振り出しに戻る。 前半コメディ色が強かった分、後半は意外にも労働の本質をついた泣ける展開に。 何故、何のために働くのか? 自分自身まだ社会人ではないので偉そうなことは言えないが、仕事を頑張っている人への人生讃歌のようにも思えた。 映画を彩るlyrical schoolというアイドルの楽曲も良く、少しハマってしまった。 もしかしたら私たちの1週間も気づかない内にループしてるのかも。 ちょっとでも気になっている人は今すぐ観に行って欲しい。 「時よ、止まれ〜」
めちゃめちゃ良い作品
ストーリーのテンポの良さ、 ヒロインの変化や 脇を固める役者陣の上手さ 幾つかのドンデン返し 日本映画ならではの良さを十二分に 味わって参ッタ〜って感じ 映画.comの評価高いのも頷けるし 見終わった後の爽快感が心地良い まさか2作目への伏線!? エンドロール後にも小ネタがあるので 見逃せない
マキタスポーツさんの味
まず、作品自体がかなり面白い。
タイムループに気づく人が増えていく様子や、主人公たちがタイムループに慣れていく様子をテンポ良くそれでいて丁寧に描かれた脚本で素晴らしい。
加えて、役者さんの演技も素晴らしい。
それぞれのキャラクターを役者陣がよく理解していて、そのキャラの魅力が最大限に出るような演技。
特にマキタスポーツさんの部長の味わい深さは絶品。
コメディとしても秀逸だし、自分の現実と自分の夢の折り合いのつけ方や、周りのことを考えるのも大事だけど一歩踏み出すことも大切。
そんなケースバイケースなテーマを見事に一つの作品に込めて、下請け中小企業の現実(依頼先からの度重なる変更に振り回されて徹夜続きの様)もほのかに匂わせる。
本当秀逸な作品。
エンドロールの後もオマケあります
公開週を逃した作品、また日本映画は映画館でほとんど観てないのですが、これはいってよかった。
勤め人、できれば大企業ではなくて下請けで働いた経験、仕事仲間と一丸となって取り組んだ時間、
転職するか残留するかの決断、そういうの知ってる人はより感情移入しやすい。
だから感動もひとしおなのでは。
呪いの数珠?をぶち壊して、ゴーグルを外しつつ歩くブチョー以下の面々のスローシーン、
かっこいい。
その後もまさかの漫画製作へなだれ込んで行き、80分強の上映時間ですが、物語りは
二時間のハリウッド作品ぐらい見応えがありました
大好きな「ハッピー・デス・デイ」シリーズにも負けてないです。人死なないし。
主演の女優さん、ストーリーや編集なども担当された監督さん、今後注目していくと思います
「3.5」が精一杯
本作品、私は「観るか、観ないか」微妙なラインに置いて様子をうかがっていると、方々から何やら「いい評判」が聞こえてきてたこともあり、考えるのをやめて割と衝動的に席を予約しました。 「タイムループ」はもうタイトルにもあるのでわかっていましたが、今回も当然のように前情報はほぼゼロで劇場へ。ファーストデイということもあり、19時25分からのTOHO日本橋シアター5はまあまあな客入りです。 そしていよいよ鑑賞し、今この映画評を書いている時点で映画.comの本作評価は4.1ですが、、 正直「そこまでか?」と思います。個人的には。苦しいけど。。皆さん、なんでそこまで高評価なんだろう。。。まぁ相変わらず映画.comサイトの「PRO」の皆さんは不思議とそろって「高評価」付けがちってこともありますけど。 実際、ユーモアとしても、アイデアとしても面白い。これは私も素直に感じます。さらには日常我々が感じがちな感情を巧いこと表現しつつ、個々の成長とチーム共同・協同による目標の達成など熱い展開も素敵です。 でもなぁ、ごめんなさい。どうしてもギミックにシナリオが引っ張られて、展開は少々強引に感じます。無理があるなんて野暮は言いませんが、腹の底では納得できていない感じです。 勿論、私も一緒に「鳩バーン」したいくらい楽しんでましたよ。でも、取り敢えず3.5が精一杯かなといった感想です。
低予算でストーリーだけで勝負
評判が高いのである程度ハードルが上がった状態でしたが、楽しめました。 オフィス(2箇所)と屋上のみで展開する、とてもテンポの良いストーリー展開でした。 特にテンポはとても良い、タイムループものなので、同じシーンがある程度繰り返されるのですが、テンポが良いので飽きずに見られました。 俳優陣も個性的。マキタスポーツさん以外は知りませんでしたが、とても良かったです。 ニヤニヤしながら見ることが出来ました。 もう少し終わり方が予想外なのかとハードルが上がってしまっていた分、最後はちょっと物足りなさがあったかな。 「カメラを止めるな」を観た時を思い出しました。ストーリーは全然違うけど。
終盤で
ガラリとテイストが変わるが、全く破綻していない。漫画制作に関する理解ももう一般的だなと感じて、お笑いを連想した「カメラを止めるな」を観た時と似た感動が有った。キャラもみんな立ってて文句なし。漫画のタイトルも笑えた。
auマンデイでMONDAYS観ました~。
タイムループものって初めて観たのですが、私については寝不足で飲酒後に観るのには向いてなかったようで何度か落ちながらの鑑賞となりました(^_^;) でもトリさんが何度も窓にぶつかって起こしてくれましたwww
合点承知の助、行け行けドンドン
終わってみれば、マキタスポーツ演ずる永久部長が最高のキャラでした。平凡な日常とは言え、仕事に追われつつ転職の夢を捨てきれない主人公の吉川(円井わん)も徐々に上昇志向で自己中心的な悪い面を徐々に見せてくれるし、小さな広告代理店ながらも個性豊かな社員達。タイムループの脱出法も部長に伝えるまでに「上申制度」を用いるというユニークな作戦を使うなど、アイデア豊富なストーリー。
ループものの映画についても『ハッピー・デス・デイ』、『オール・ニード・イズ・キル』に言及するなど、ループの基本を踏襲していたし、やっぱり『恋はデ・ジャブ』が最高傑作なんだとあらためて認識させられた。何度も死ぬ内容のものが多いジャンルなだけに、誰かが死ぬこともないし恐ろしいシーンもないので安心感もある。何度もループするところどころで抜け出して楽しんでたとも言っていたし、デザインのスキルアップや完璧なまでの仕事で顧客満足度もアップするなど、悪い面ばかりじゃない。“ミッタブ”という味噌汁のコピーも笑えるけど、どこかに“丸い椀”という言葉があれば尚良かったかな・・・
呪いのグリーンダイヤモンドが原因じゃないと判明し、そこからが部長が仕上げられなかった漫画を仕上げることが当面の目標となった彼ら。その漫画の内容が映画のテーマとも重なり、繰り返すことの奥深さも感じられた。聖子さんが置いてけぼりを食らっていたかと思ったら、最も重要なポジションだったこともわかり、嬉しくなってしまう。それにしても70回も繰り返したら、1年分以上も年を取ってしまうようなぁ。
50代間近の永久部長。漫画誌ばかり読んでいる閑職かと思えば、これだけ部下思いの上司だったとは・・・こんな上司の下で働いていたら、自分の人生も変わっていたかも・・・としみじみ。ループものに飽きていても、これだけハートウォーミングなストーリーはなかなかお目にかかれない。もしかすると、部長は戦前から生きているとかの妄想までしてしまった。
2000年代に入ってからタイムループ、タイムリープ、タイムトラベルなどの時空を扱ったものや、パラレルワールドや異世界ものが大流行。特に日本のアニメは他のテーマが見当たらないくらい・・・と言えば大袈裟か。「ひぐらしのなく頃に」もタイムループものだと最近知った者が何をか言わんやですが・・・
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