ザリガニの鳴くところのレビュー・感想・評価
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虐待親父から一家離散…
子ども一人であんな所で生き抜いてってちょっと酷すぎる
母親が去り、兄弟も去り、果ては離散の元であった父親まで消えるとは、無責任極まりない。
父親は国の為に戦っていたのだろうか?軍に居たことを言っているシーンもあったので、戦闘のPTSDから酒と狂っていったのかもしれないが…。
近所の雑貨店の黒人夫婦だけがまともな社会との繋がりだったのが泣けてくる。
テイトがお似合いの仲だったのにチャラ男のチェイスが案の定出張ってきて、カイヤが弄ばれるのは居たたまれない。
チャラ男チェイスの死によって、容疑者にされたカイヤを救うミルトン弁護士が陪審員の判断を動かせるかひや冷やしたけど、殺した証拠もなくよく思い込みだけで容疑者にするとか差別やよそ者扱いって恐ろしい。
作品としては謎解きではなく湿地の娘であったカイヤの一生を紐解いて語っていく内容で、チェイスが何故死んだか?については明かされない。
景色も綺麗だし、主演も美人で良いのだが、放置されていたカイヤが身綺麗な姿だったのはジャンピンの夫妻が色々教えたのだろうか?
法と道理
60年代70年代のアメリカ田舎町で、父親の暴力に縛られる家族がある日崩壊して、ひとり取り残される少女カイア。そんなカイアがいかにして人間の尊厳を失わずに生き延びていけるのか。カイアにとっては自然が唯一の救いであり、その中で生きていくことが幸福なのだけれど、人との交わりもまた人間として求めざるをえないことの一つなのでしょう。
いくら不条理を訴えても、道理を求めても、受け入れてもらえないと悟ったカイアは、決して人に媚びず、自分の生きるべき道を突き進む姿は、賞賛に値すると思う。
彼女の描く自然界の生き物たちの絵と、孤独ながらもその生活を楽しんでいるノースカロライナの広大な沼地の美しさ、そして音楽の魅力も加わり、あっという間に見終わってしまった。
星4つにしたのは、最初の恋人がなぜ約束通り戻って来れなかったのかの説明が、今一つクリアーではなかったことでマイナスにさせていただきました。そもそも彼が約束通り戻ってきていたら、映画のストーリー展開はないはずなので、このきっかけをしっかり描いて欲しかったかな…
ここのところ納得のいかない映画を何本か見た後なので、この映画はすんなり納得できて、楽しめたと思います。
えつ?そういうお話なんだ!消化不良の木綿のハンカチーフとガンダーラ。
いつも女装映画鑑賞でご迷惑をおかけしてる名画座での『秘密の森の、その向こう』と同時上映だった本作。スケジュールの都合で鑑賞できなかったんですよ。
頃合いを見計らって、いつか観てレビューを書きたいと思っていた作品でした。遅れに遅れやっと鑑賞したです。アマプラ配信の19インチのモニタでですが。
この馬鹿めは、本作ってジブリテイストの、ハートウォーミング物が始まると思ったんですよね。これが。
なのに、いきなりDVかよ!こんなの知ってるジブリジャナイ!
カイアを可哀そうに思い観続けていると、今度は第一級殺人を巡っての法廷かよ!どんだけ波乱万丈の人生やねん!
アマプラの作品ジャンルを見れば、確かに“サスペンス”の文字が。
そしてテイト、オマエなんやねん!って思いましたね。砂浜で彼を一晩中待っていたカイアが不憫で不憫で泣けましたよ。
「変わってく僕を許して。毎日愉快に過ごす街角、僕は帰れない」ってかよ!
木綿のハンカチーフじゃなくて、贈ったのは赤い毛糸の帽子かよ!そんなんで涙拭かれへん!粘膜痛いし!
その上それが裁判の物的証拠になってるし!
「躓くと、いつも湿地に救われた」と言うカイアにとっての“そこ”って彼女の人生と希望そのものだと思ったの。
『ザリガニの鳴くところ』は、カイアにとってのガンダーラなのかなー…と思えてきて。「そこに行けばどんな夢も叶うと言うよ」「どこかにあるユートピア、どうしたら行けるのだろう、教えてほしい」そして僕は学校に行きたくなくなる…(なにそれ?上手く表現できません。どうかニュアンスを汲み取ってやってください)
物語終盤に入ってから、出版社の社長との会食でケイト自身が雄弁に語った
「自然には善悪はないのかも。全てが生きるため。懸命なの」そのまんまに思ったの。うん、こっちの方が、ガンダーラ云々よりもしっくりくるです。
懸命に生きるカイアを弄んだチェイス許すまじ!死んで当然のクズだよ!
そしてミルトン弁護士グッジョブ(๑•̀ㅂ•́)و✧
ただね…この映画、困ったことに“ラブシーンが”濃くて生々しくて多いの。お茶の間では観られないよね!←いつ時代の話よ!
そしてね…投げっぱなしにされたのはチェイスの死因。事故だったのか、事件だったのかが結局?のままでした。
もしかすると、テイトやったんかなー…とも思っていたんですが。真相や如何に?それがかなり消化不良を起こしてしまいました。
えっ!そういうを明らかにするお話じゃなかったんだ!
でも、ラストのラストで、カイアの本から、例の“貝のネックレス”出てきましたよね。あれって…もしや…?このあたりがサスペンスの醍醐味だったのかな?
「全てが生きるため、懸命なの」なのかね?「そして時には、弱者が強者を葬ることも」なのかね?いやいや、そういう展開はなかったことにしておきましょうよ。
そっと、ずっと封印しておいた方がよいってこともあるんだよ。
何にせよ、疎まれ蔑まされて生き続けてきた彼女の幸せな最期を看取ることができて、本当嬉しかったです。
やっとガンダーラに行けたんだね。←だから!
今回ね、ちょっと体調のすぐれない中、命を削って文字を綴りました。←誇大表現にもほどがあるJARO案件
いえ、マジで!とうとう朝方に倒れて救急車のお世話になっちゃったの。健康って大事。
なので、こんな消化不良なレビューになってしまいました。
まぁ、いいじゃないですか。たまにはこのくらいあっさりしていても。
本当に愛したただ一人の人
巻き戻したら結末のタイミングが分かった
WOWOWで観ていてラストでモヤって巻き戻したらいつ殺したのかが多分分かった。
だから待ってたし石待ってたし構わないでとか帽子何回投げ返すねんというやりとりをしてたんだ〜とか、巻き戻すと辻褄が合った。
私の勘違いで真実は違うタイミングかもしれないけど。
つまらなくはないが途中ちょっと長いなと感じた。評判が良くなければ途中でリタイアしてたかもしれない。
弁護士のおじさんが不憫で一番優しい。
鑑賞直後から寝るまでこの映画のことを考えていて、直後より寝る前の方が『いい映画だったな』と思った。
ザリガニの鳴くところ…はどこ
小説は未読。
ピュアなカイヤ
幼少期の子役の子が切なくて
…切なくて。(名演技)
この子の演技だけても評価があがる
逞しく成長したカイヤが
湿地の妖精のような美しさ
湿地の沼地の風景もまた美しい~
と思いながら。カイヤが…
いつの間にか殺人事件の容疑者に。
…どうして…?
ここから…
裁判がはじまり
カイヤの行動が分かってくる
カイヤは死刑か無罪かの判決を望んでいて
司法取引は望まない…何故
不思議に思った
…湿地の娘と悪い噂とデマや思い込み
でカイヤを悪者にする
それを逆手に取って裁判は勝訴した
カイヤにとっては父親の暴力と
チェイスのDVは
死と等しいのかもと思った
裁判が終わって
大好きなテイトと結婚して
好きな生き物たちに囲まれた生活
楽しく♡幸せに暮らすことが出来た
カイヤには・・
…テイトが
心の拠り所だったのかも知れない
ザリガニの鳴くところは….
サスペンスもあったけど
…湿地の美しさとカイヤの画く絵が素敵で
どちらかと言うと二人の会話が楽しかった
…カイヤとテイトのラブstoryですね
原作の良さを生かした映像美
友人から原作を勧められ、1度目は読めなくて断念。日を改めて2度目の挑戦。最後の最後まで読み終えて、深い感動を味わった。
映画も高評価と知り、調べたら自分の地域は終わっていた…。
年末に息子が帰省し、娘も一緒にアマプラで鑑賞。途中までは、悲しすぎるとか辛いとか子どもたちは言っていたが、ラストは報われたので、いい映画だったと語り合うことができた。
長編を2時間ほどにまとめており、どのように殺害したのかの謎解きは、端折られていたが、自然の美しさを映像で表現されており、しみじみとそこから離れたくなかった主人公の思いを実感できた。知らない俳優ばかりだったが、見応えのある映画だった。
詳しく知りたい方は、是非原作をお勧めしたい。
作品との出会い方が評価をわける。
原作ファンですが映画化されていたことも昨年日本公開されていたことも知りませんでした。
あまり宣伝されてなかったのか単にアンテナが低かったからなのか。
原作はジャンルを特定するのも難しい独創的な魅力溢れる作品なのに、映画の予告を観たらサスペンス色が強い期待を抱かせる。
あんな煽り方されたらそりゃラストも想像できちゃうし、衝撃?っていわれても、という気持ちもわかる。
映画はカイヤ役のイメージも原作の良さも損なわず、短い尺ながら粛々と湿地と少女の関わりや成長を主軸に据えた作品に仕上がってると思ったけど、あの予告はないわ。
配給会社としてはサスペンスに寄せた方が興収見込めるとの判断だったのかもしれない。
しらんけど。
カイアという人物
見て良かったと思える作品。
一人の人間の強さと美しさと健気さ、その他たくさんの要素が交錯しているようにいろんなものが感じられる。
この作品のプロットは秀逸で、冒頭のチェイスの死体発見という事件そのものが、この作品のすべての要素とつながっている。
この事件があった所為で、主人公カイアが殺人容疑で逮捕され、弁護士の質問によって彼女の半生が語られる。
彼女の置かれた環境と生き方
否応なしではあるが、自然と共に生きる生き方を探すこともできるかもしれないと思った。
その反面、暴力と支配というものがどんなものなのかを父親によって知ることができる。
最初に家を出たのが母だったことは、幼いカイアにとっても人生最大の辛い出来事だったように思う。
その母の代わりになったのがこの湿地帯という自然だったのかもしれない。
時折届いた母からの手紙は、カイアの心のよりどころとなっていた。
カイアは母の家出を父の所為だとわかっており、巣立ちの逆のようなものと捉えていたのかもしれない。
幼いカイアの心の傷は間違いなくあっただろう。
しかし生き抜いていくにつれ、その感情に変化が現れていったのも事実だろう。
カイアは家出した母を通して人の心と変化いうものを感じていたように思う。
そしてたった一人になったとしても、やはり出会いというものはある。
テイト
彼との出会いはカイアにとっての喜びであり、生きる力でもあった。
彼からプロポーズされた時「もうしている。私たちはガンのつがいと同じ」と答えているが、その例えの真意は一般的な人間とはやはり少し違っているように思った。
二人は最後まで一緒だった。
にもかかわらず、自身の寿命を感じたカイアは最後にボートに乗って湿地帯を進む。
そこに感じたのはやはり母だった。
このシーンは感動的でありつつ多彩な思いが溢れてくる。
カイアはこの湿地帯で生まれ、様々な出来事があったにもかからわず最後までこの場所を出ることはなかった。
母に対する想いは複雑だったが、カイアは母の想いと家出を受け入れたはずだ。
カイアは自分自身の人生を生き抜くことを誓っていたように思う。
それが湿地帯を離れない理由でもあるが、同時に暴力と支配という彼女にとって決して許すことのできないものがこの人間社会に存在していることで、湿地帯から出たくない理由にもなっていたのだろう。
カイアが妊娠しなかった理由は、この狭間に生きる厳しさを自分自身で終了させたかったからだったと思った。
白人世界にあるカースト制
その最下層にいるホワイトトレッシュ カイア
ムール貝を卸していた雑貨屋の優しい人たちがいる一方、その外は差別社会の塊だった。
すぐに学校に行かなくなっても、カイアには湿地帯という母なる大地があった。
外から見ればカイアは隠れるように生きている。
しかし、実際彼女は自然から様々なことを学びながら生きていた。
それそのものはカイアにとっての最善でしかなく、選択の余地などない。
カイアにとって自分の子供を外の世界で生活させるビジョンなどなく、逆に湿地帯での生活が子供にとっての豊かさであるとは言い切れなかったのだろう。
カイアにとって、湿地帯と一体となって母を感じることが生きる精一杯だったのだろう。
そこに寄り添ってくれた夫のテイトがいれば、カイアにとって何一つ足りないものなどない。
子どもがいると、心配にしかならない。返って自分の罪深さになるのだえろう。
さて、
この物語を見ている誰もがカイアの幸せを願うだろう。
ボートの上で彼女が息を引き取るシーンに涙が隠せなくなる。
私たちはカイアの外の人間だ。
彼女の過去や生き方を見て、そこに共感する。
しかし作家は、「あなた方は物事の表面しか見ていない」と宣言したのだろう。
カイアという人物
彼女の想いの強さ
そこに隠されたこの社会への反感
チェイスに対して言った言葉「父のような男たち」
嘘 裏切り 暴力と支配 お金
カイアにとってこの自然こそが法則であって、法律やこの社会の善悪など一切合切意に介さないのだろう。
「そんなこと」よりもっと大きいことが、彼女自身の「想い」
お金で買ったペンダントではなく、心を動かされた貝殻で作ったペンダント
そこにあった「想い」
その想いが踏みつぶされたことこそ、カイアにとって重要なことだった。
このペンダントはチェイスへのプレゼントだったが、今はもうそのペンダントをチェイスが持っていてはならない。
テイトにさえ言わなかったこと。
おそらくいう必要もなかったこと。
それは過去であり今ではないし、カイアにとってすでに解決したこと。
テイトは、カイアのその核心に寄り添いながらも最後まで理解できなかったことでもある。
おそらくそれをカイアはずっと前から知っていた。
このことは、子供が生まれれば確実に考え方の違いとなって表れる。
生き方というのは、死に方でもあるのだろうか?
彼女の死に方は、すべてを包括していながらも、自分自身の枠を超えないようにしていたようでもある。
折り合いをつける。
これこそカイアが自然体でいられた秘訣だったのかもしれない。
「ザリガニが鳴くところ」
このタイトル
テイトがカイアに言った言葉
彼女の住むべき場所
それは、彼女にしか聞こえない言葉や自然現象だろうか?
彼女にしかわからないことがあることを、テイトが理解していたとも取れる。
そしてそれをカイアが感じ取ったことで、つがいになることを予感したのだろうか?
その後いったん別れが訪れるが、カイアには彼のその言葉がずっと頭の隅にあったのだろう。
紆余曲折してその言葉がカイアにとって真実だったことを感じた。
彼女にしかわからないこと
それこそ、チェイスの死体の謎で、カイアの心の核心の謎だったのかもしれない。
みんなが高評価なのも超納得の超絶良質作品
見逃すところだったのをみんなの高評価に興味をそそられて遅れながらの鑑賞です!
結論から言いますが キャスト 映像美 自然体の演技 物語の構成も含めてみなさんが高評価なのも当然の素晴らしい作品で劇場で見てないのを一生後悔して生きていかないとダメなくらい良い作品過ぎてタイトルだけの判断で全く見る気にならなかった自分を罰して戒めたいと思います!
とにかく映像はイチイチめちゃくちゃ綺麗だし主人公の小さい頃から死ぬまでの話をコンパクトに上手くまとめていて見終わった後の余韻が凄くて原作者も凄いし監督も相当信用できる上手い人だなあと思いました。
主人公は自然の生物を見て育っているから邪魔なモノを排除するのは自然の摂理で当たり前なんだろうなあとも思いました。
あとイメージ的に裁判がメインの話と思ってたら純愛作品にミステリー要素を加えているくらいの感じで
最初にあいつが死んでるところからのスタートなので
何故そんな事になんねん?て思いながら見てるので全く飽きる事無く話が進んでいきますしオープニングの掴みが上手いですね!
しかも実際に殺人を行っているのに元々街の人間から差別をされていたという事で不利になるところを偏見抜きで客観的事実で無罪と思いきやの本当は犯人でしたってのがめちゃくちゃ面白かったです!
主人公が最後に鬼滅の刃の煉獄さんと同じパターンで死んだ母と会いながら最期を迎えるのも良かったですねえ〜
見終わった後は怪物やクロースやアフターサンなどを見たような本当に良い作品を見た時の満足感が得られてマジで劇場スルーした事を後悔してます。
去年の作品ですが今年見た作品の中でもアッサリベスト級の最高に良かった作品っすハイ。
去年見てたらRRRとザリガニでNo.1がどっちか悩むところでした。
She is not guilty
親にも捨てられた湿地の娘カイアが必死に生きる話。
ムール貝を採って生計を立てようとするカイアを手助けしてくれる黒人夫妻。字を教えてくれた幼馴染の青年テイト。そういう人たちのおかげでカイアはどうにかこうにか生きてこれた。だけど、生存が脅かされる状態になったら....彼女の言う「自然に善悪はない」との言葉が響く。
映画は主人公のカイアの半生が描かれ彼女の老衰死で終わるが、残されたテイトは貝の首輪を見つけて何を思っただろうか。私なら、あの首輪を家に置いておいたりはしない。カイアは何を思って置いていたのだろうか。余韻の残る終わり方だが、私はあまり気持ちの良いものを感じなかった。なるほどと納得はできるが微妙な後味の悪さ。
確かにテイトはカイアのところに戻るという約束を破ってしまった。カイアを深く傷つけた。それでも最後には戻って生涯をともに過ごすことになったテイトに最後にあんなものを残すのは愛がないと感じるのは私だけだろうか。しかし、だからと言って、幸せに何もなく終わりましたでは軽すぎる。見て損したとは思わないけれど、ちょっと難しい映画かな。
★追記
1)カイヤの描写....多分もっと粗野で野性的な感じだと思いました。近寄りたくないくらいの感じ。女優さんはとても美しい人でとても魅力的。映画のムードを一人で作り上げていたと思いますが、おそらくこれほどの美人じゃあないと想像します。でも綺麗な人の方が絵になるというか、共感しやすいね。
2)雑貨屋の黒人夫婦....ほんとうに良い人たちだったなあ。自分も、こういう人間でありたいと願うばかり。
3)裁判について....私は無罪が出るとは思っていなかったので無罪が出た時ほっとした。多分、日本なら起訴は無理。あるいは袴田事件のように証拠が捏造されるでしょう。
個人的には近年最高。
久々にいい感じ
自然の掟?
弱肉強食ではあるが無駄な殺生はしない自然界
で育った娘の、ごく自然な裁きに見えるけど
冷静に考えれば、かなり用意周到で人間らしい
計画性のある殺人だよね。
被害者が悪人で殺されたって罪悪感を感じない
キャラだったので、勧善懲悪で纏まった結末ではある。
内容的には関係無いけど、この映画のラストが
タイタニックの最後のシーンと、被った。
雰囲気がとても好きな映画だった。
土砂降りの日にゆっくりしっとり観るのがお勧め。
湿地帯の雰囲気味わえる。
❇️🦞?『湿地帯の魔女と呼ばれて』の方が良くない?😆
ザリガニの鳴くところ
1953〜1969年 🇺🇸ノースカロライナ州 バークリーコーヴ
湿地帯で男の死体が見つかる。
容疑者となった女性。
この女性は湿地帯に住む彼女カイヤ。
何故彼女は湿地帯に住み着いてるのか?
幼少期からさかのぼり徐々に解る真実とは?
❇️🦞ザリガニなんてどうにも関係ない気がしました。★彡『湿地帯の魔女』とかほ方が良くない?😆
◉70C点。
★彡ラストのエンドロールの歌詞がネタバレとなっている様な気がしました。
🟢感想。
1️⃣この時代だからこそ警察に相談できなかったのかな?★彡男女差別や、湿地帯住人での差別とかあったのかと察しました。
2️⃣自分を変える勇気のない主人公。
★彡人を好きになっても自分は受けのまま動かないのはどうかなぁと思いましたが、後半は頑張ってました。
3️⃣主人公の賛否を問いたい。
★彡ネタバレできないので好きか嫌いかと言えば嫌いですね。😅
4️⃣エンドロールの歌の歌詞が主人公の心を表している⁉️
★彡多分ラストの歌はネタバレで闇を感じました。斬新で良い⭕️
あなたは私を見ていない…😱
5️⃣殴られたら殴り返す!
主人公の強い部分や自分のスタンスを基本は変えない気が強い一面もちゃんと解るシーンあり。
6️⃣軽薄なボーイフレンドの立ち振る舞いが⭕️
★彡絶妙に軽く、優しそうでそうでもない、いい加減な面や人の心に無断で入ってくる、感じが絶妙に良かった。
🈲ネタバレ保管記憶用(主人公目線なりきりバージョン❗️)
🌀私は幼少時代から父親のDVで家族を失ってしもうた。ほぼ一人でなんとかやってきた。
やられたらやり返したい性格も父親似なのかな?
私の体目当てで暴力を振るうバカなチェイスを殺す事にした。
婚約者には悪いけど、アイツは許せない💢
私はね、ビクビクしながら生きていくのはまっぴらごめんやねん。
完全犯罪を計画して高所から突き落として、アリバイを作るために、次の日はまた本の編集者の所に戻った。
このアリバイで、なんとか無実を勝ち取り、よりを戻したティトと生涯死ぬまで幸せに暮らしたんけど、なんか文句あります?
この映画を観た方へ謝罪します。
今まで無罪を主張して皆さんを騙してしもうた事を勘弁願いたい🙇♀️
そしてティト障害私を愛してくれてほんま感謝しとるで〜あと、弁護士や私に物を売ってくれたおじさん、おばさんありゃーす!
🪶 🤔🤫🤛💄👁️👩❤️👨🧶🪲🕷️🦋🦅🦞🦜🪽🕊️🍃🎂🚤🏡🏞️🛏️🪟📘📝❣️❤️🩹㊙️
ラストは蛇足
ミステリーもの、法廷ものを、陪審員ものの映画としては一級品。ただ、あの衝撃のラストの蛇足がなければかなり評価の高い作品として評価できたのに、もったいない。あの蛇足がなければ、正義は必ず勝つという心地よい余韻に浸れたのに、残念。
彼女は学校では何も学ばなかった。すべては自然から学んだ、ということ?
生存本能
タイトルの「鳴く」は「sing」なんだ。普通「ザリガニ」は「crawfish」だが、この作品では「crawdad」、「父親」の「dad」と掛けているのだろうか。ちなみにエビカニの「爪」は「claw」、てっきり爪があるから「クローフィッシュ」なのかと思ってた。「crawl」(水泳の「クロール」)には「這う」という意味もあるので、そっちか。
何の予備知識も無く見始めた。タイトルも地味で劇場上映されていたのも知らなかった。オープニングからハリウッド映画っぽさがなく、「赤毛のアン」のような映像で文芸的な香りを感じた。差別と偏見、家庭内暴力に曝される主人公、アメリカ版「破戒」か。
結末は予想通り、ただ、事件の詳細な状況説明がされないのでモヤモヤが残ったまま。ここで他の人の感想を読んで、「あ、父親」と理解した時のカタルシス。
一見、差別や偏見に批判的な描き方に見える、普通の観客はそのように善意の視点で観がちだが、実のところ町の人々の「湿地の娘」に対するスタンスは正しかったということになる。湿地の娘が暴力から身を守るためにそうしたように、町の人々も自らを守るために忌避していたのだ。
全445件中、61~80件目を表示













