「現代と中世ヨーロッパの物語が交錯するダークファンタジー!」美男ペコパンと悪魔 YKKmさんの映画レビュー(感想・評価)
現代と中世ヨーロッパの物語が交錯するダークファンタジー!
横浜国際映画祭で、ひと足先に観てきました!
原作はヴィクトル・ユゴーで、現代の高校生カップルと、本の中の中世ヨーロッパの世界が交錯して話は進んでいきます。
映像がとても綺麗で、美しい風景とCGが融合した世界はとてもファンタジックで、出てくるクリーチャー、昆虫人間や大鹿もカッコいい!
途中、しかけ絵本や影絵のような表現も挟まれていることで、話のテンポも良く、物語の中に入り込んだようなファンタジーの世界に浸る事が出来ました。
対して、現代のシーンでは、高校生同士の何気ない会話や日常の積み重ねが丁寧に描かれており、感情移入しやすかったです。途中、ホロリとさせられるシーンもあり、幻想的な冒険物語とリアルな現代をリンクさせる事で、より面白みが増していました。
ユゴー原作なだけあり、展開は最後まで読めず、飽きる事なく楽しめました!
原作を読んでみたくなりました。
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