わかりませんのレビュー・感想・評価
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達観している風
大学を出て依頼バイトをしながら売れない俳優業を続ける50歳のボブと、39歳の事務所後輩木村の話。
チョロチョロっとした役処で映像作品の俳優を続けているボブの役者談議に始まって、良い人だけどどうでも良い人な感じを積み重ねる展開に、まあ、昔からいるから顔が広いのだろうしなんでもやるから食えないながらも仕事はあるのかなと。
一方、演技は評価されているけれど、呼ばれるのは小さな作品のサブという木村が高評価に少し浮かれる中で、嫁から投げられる正論とそこから始まる葛藤と。
評価してくれている人がいることは良いことだけど、その人は大した人ですかね…。
それはそれで悪くはないけれど、2人のモヤモヤがみえる長い長~いフリからの公園前。
公園前はかなり良かったけれど、それをみせる為のストーリーというのがありありだった。
どんな仕事の人でも当てはまる内容だけど、表現することが主な仕事の方には刺さりそう。
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