ひみつのなっちゃん。のレビュー・感想・評価
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どうしたかったのかなー。
なんか半端なしあがりだったな。あるある的な笑いを誘うには強引な展開ぎありすぎだし、その笑いのネタも小粒すぎる。マタギのおじさんとの出会いとか最たるもの。せっかく郡上八幡で撮影したなら水の綺麗さとか景色の美しさとかもっと観光的な内容ももっと絡めれば良かったのに。残念。
あまり笑えず、あまり泣けないおネエ系映画。 自分はハマらず。
予告編が面白そうだったので鑑賞。
本作は予告編だけ観れば充分だった感じ(笑)
バージン役の滝藤賢一さんをはじめ、おネエを演じた方々の演技は凄かった。
おネエ役の演技はとても良かったけど、ストーリーがその素晴らしい演技について行けていなかった印象。
踊りを封印したバージンの成長物語を匂わす感じだけどそれ程でもなく。
ラストも消化不良で終わった感じで残念な感じ。
劇場で1人だけ大声で大爆笑してた人がいて、それは面白かったです(笑)
なっちゃんが予想外の方でビックリ(笑)
生前のなっちゃんの演技が見たかったです( ´∀`)
個々気になる点はあるが、それでも高評価。
今年17本目(合計670本目/今月(2023年1月度)17本目)。
さて、こちらの作品です。
どなたかが、「マイ・ブロークン・マリコ」に展開が似ていると書かれていましたが、確かに表面的には似ます。もっとも似るも似ないも、映画のストーリーの展開なんてある程度「一般的な分類わけ」ができるわけですから、それこそ「どの映画にも出てこない超オリジナル展開」というのを探すほうが無理じゃないかな…と思います。
いわゆるLGBT(Q)に関することや、ドラァグクイーン(女装パフォーマンス。なお「ドラッグ」(薬物)ではないので注意)など、今日では性の自由さがよく主張されるようになっており、映画でも何の批判もなく当然のことととして描かれています。こうした点は(法秩序を乱さない限り(特に、民法上の相続で面倒になる…)自由にするべきというのが個人の信条で、この点について問題提起するのでもなければ批判的にも描かず「そういう人が普通にいて、そういう人が普通に主人公になる」という点においてよかったです。
この映画、どういうわけか愛知・岐阜では1週間早めの公開だったようですが、舞台が後半、岐阜県に移ってしまうことによります(いわゆる「ご当地枠」映画の扱いだったようです)。ただ、岐阜県に関することや当該旅行地に関する地理歴史その他の知識は問われないので大丈夫です。
特に採点上、減点幅としてありうる点はないので、フルスコアにしています。
カンニング竹山だ!
いきなり竹山さん(笑)登場!!亡くなって(笑)
前半笑えた、後半ちょっと足りない。
葬儀屋とのやり取り場面と、お母さんが訪ねてきた場面は、無駄に長く感じた。
3人のドラッグクィーンのやり取りはウケた。
レイトショーの時間帯にピッタリな映画だった。
あと、生稲晃子さん出てたね(笑)
最後の出演かな。
うじうじしてんなよ!
突然亡くなった先輩クイーンの葬儀に参列する為に郡上八幡を訪れる3人のクイーンの話。
その昔ドラァグクイーンとして名を馳せたけれど、家族にはカミングアウトしていなかったなっちゃんが亡くなり、なんとか探して辿り着いたアパートでなっちゃんの母親と遭遇。
その場はなんとかやり過ごしたが、実家の郡上八幡での葬式に呼ばれてしまい…というストーリー。
住所がわからなければもりりんが店の不動産に聞けば良いと思うのだけど…から始まって、クイーン達がドタバタドタバタ。
そして気付けばロードムービーですかw
クイーンならではの周りを巻き込むノリと勢いのから騒ぎと思ったら、直情的になって周りを振り回して大騒ぎw
みんな正直で素直ってことですね。
踊る姿やオーラは郡上躍りもクイーンのステージも一緒ですか、素晴らしいね。
母の愛!/また輝く!
ダメな人には絶対にダメだろうけど、
僕は満点!とっても面白かった!
コメディとして最高!
細かなやりとりが、違和感なくゲイゲイしい。
とっても違和感のないゲイゲイしさで、楽しかった!
特にズブ子さん。役がとっても違和感のないオネェ感!
素晴らしい(^o^)
楽しめるところ、とっても楽しめた。
で、母の愛に、号泣してしまった。
息子がカンニング竹山でも(←言い過ぎ)
母には愛おしい息子なんだなと。
映画のラスト、バージンさんは、
きっとまた舞台に立ってくれると感じた。
年増のゲイ、年老いたオネェ、
ふたたび輝こうとする『希望』みたいなものを
きっと掴んだと思う。
人の繋がりが希薄になってる昨今、
ゲイの人たちは、輪を掛けて
肩身の狭い、人間関係希薄であるだろけど、
それでも、3人、お葬式に足を運んでくれるなんて、
すごいなぁ〜と、なんかその辺にも
愛情感じた。
いやぁ、楽しい映画だった!!
\(^o^)/
監督は、これが長編デビュー作で脚本まで書いている。そら恐ろしい。傑...
監督は、これが長編デビュー作で脚本まで書いている。そら恐ろしい。傑作コメディである。
LGBTQ+、ドラァグクイーンよりも、友人の葬式というメインテーマに、個人的に刺さるものがあった。
映司をモノにしようと狙う伊達さん、というオーズファンに効く絵面w
原作なしの邦画のパワーは衰えず。
カンニング竹山 最後まで無言の熱演
3人のドラァグクイーンが、岐阜の群上八幡を目指すロードムービーだから、ハプニングが起きるのが当たり前。マッチョ兄に追いかけられたり、イケメン男子に助けられてキュンとなったり。ここまでは、想像の範囲内なんだけど、群上八幡に到着してからが面白い。
オネエ達をすんなり受け入れる民宿一家のオープンさが田舎の素朴さと相まって、物語をドライブしていく。生稲先生もなかなかの演技。トドメは、松原智恵子ですよね。岐阜弁でのあいさつは、涙を誘います。
竹山さん、最後まで無言の熱演ご苦労様です。エンドロールで流れる渋谷すばるの「ないしょダンス」は、めちゃくちゃイイ。ノリノリで詩も作品にピッタリ。
自分が自分でいられること
1月13日公開は楽しみな映画ばかり。
本当は「映画 イチケイのカラス」「そして僕は途方に暮れる」の2本立てでいこうと思ったのですが、あいにく時間が合わずで、急遽予定変更。1月13日公開映画の中でも、それほど期待していなかった本作をチョイスしたのですが、まさかの大当たりでした。
ストーリーとしては、昨年公開された永野芽郁主演の「マイ・ブロークン・マリコ」とほぼ同じ。家族同然だった友人を失い、喪失感に浸りながらも、前に進む物語。あの作品は少しシリアスめで、クスッと笑えるシーンがちょいちょいあるというような作りであったのに対し、本作はかなりコメディ寄りで、何度も大笑いできる。前野朋哉がホント、ツボ。「近江商人、走る!」「嘘八百 なにわ夢の陣」そして本作という、現在劇場のスクリーンを3つも独占する彼だが、今回のキャラが郡抜いてハマっていたし、良さが出ていて最高だった。100万点〜!
各々が「自分は自分でいいのだろうか」という壁にぶつかり、悩み、苦しむ場面が100分以下の短い尺であるにも関わらず、本作ではすごく丁寧に描けている。どれも、グッとくるものがあるし、でも終わりは笑えて幸せな気持ちになれるし。こういう、背中を押すのではなく、そっと横に居てくれる映画って、心の底から元気が出る。ああ、毎日自分らしく、明るく生きよう、ってそう思える。
この映画に出てくる人はいい人たちばかりで、すごく癒される。どこにいっても、こんな人たちで溢れていたらいいのに。さりげない言葉も非常に秀逸であり、どんな人でも1つや2つ、胸に刺さるものがあると思う。そして、世界は美しいもので溢れているんだ、ということがこの映画を見て感じられる。前に進む彼女らもまた、とても美しい。そんな素晴らしい作品です。
会話のテンポ良さ、話の盛り上げ方が上手い一方、そのシーンを作りたいからこの展開にしようという無理やり感もある。少し粗い部分もあったけど、幸せいっぱいで涙が出るくらい心温まるストーリーだったし、渋谷すばるの主題歌も前に進みたくなるような曲であり、すごく勇気が貰えた。滝藤賢一という俳優の化け物具合を知らしめられ、彼のこの役に望む姿勢はこれまでに無いほどの熱量で、総じて最高の映画でした。
ぜひとも、多くの人に見て頂きたい。
こんないい映画、なかなかお目にかけれない。もう1回見たいと思えるほどの作品でした。ああ、強く生きよう。どんなにみにくくとも、君は、自分は、とても美しい。自信をもて、誇りをもて。シンプルながらに最高だよ。
あれ?あの方がしれっとでてる。 三人のドラグクイーンの物語
なっちゃんの◯◯により三人のドラグクイーンの物語がうごきだします。
◯ー◯◯はダンスがある事で人前で踊れないように。◯イー◯は幼少期のトラウマでマッチョをみると心がドキドキするように。
◯◯子はタレント性のトラウマで彼氏とうまく行かないように。
そんな三人がなっちゃんの地元にむかい車に三人乗りでむかいます。
こんな三人ですから途中で何もないわけがなくいろいろなハプニングがおこります。
◯◯子は癇癪おこしたり熊の猟師にねらわれたり。
◯イー◯はマッチョのイケメン(仮面ライダーオーズみてるひとなら爆笑)に追いかけられ。
◯ー◯◯はコンビニのイケメンに勇気ずけられ。
とハプニング有りましたがなんとかなりました。
さあ、ここから先はどうなる?
是非ともどんでん返しなエンディングを
是非とも劇場にて御覧ください。
松原智恵子さんの演技が可愛かったです。
仮面ライダー関連の役者さんが多数でているこの作品なので仮面ライダー好きのかたはぜひ。
ありのままで美しい。
郡上踊りは学生時代に4時間くらいかけて、一度行っただけですが、夜通し踊って楽しかった思い出しかありません。みんな優しかったぁ
低予算なのか、いろいろ破茶滅茶で気になりますが、逆にそこにリアリティが持てたりもして、お金はないけど愛はある感じでしょうか。
ドラァグの方々の弛まぬ努力は、本当に脱帽だし、それはもうアートだと思う。
この映画にはドラァグのステージはほぼないのが残念でしたが、それを見せずに女性を演じ切る俳優さんたちがとても素晴らしかった。
これを観て思うのは、そこに映る私を受け入れることの難しさでした。乗り越えたいものです。
なっちゃんのひみつ。優しい映画
名古屋で舞台挨拶付き上映を見させていただきました。
会場に入る前劇場ですごく背の高い美しいドラッグクイーンの方が
いらっしゃったので、この方も出演者?と思いましたが、観客の方でした。
ストーリーも出演者も皆さん役にはまっていて、特におねえ役のお三方は
素晴らしかったです。
新年に笑って楽しい時間を過ごすのにぴったりです。
松原智恵子様がとてもかわいく、前日のお誕生日祝いのお話や姪御さんの話(会場に来ていたようです)あたたかい舞台挨拶でした。お着物で美しいお姿が見られて幸運です!
3人のドラァグクイーンが素敵!
今日は2023年最初の金曜日で、公開作品がめじろ押し。で、上映スケジュールを考慮して3本目に選んだのが本作。
ストーリーは、元ドラァグクイーンのなっちゃんの訃報を受けて、病院に駆けつけた友人のバージンとモリリンは、なっちゃんがドラァグクイーンであることを親に内緒にしていたことを知り、ズブ子も加えて3人でなっちゃんのアパートでその痕跡を消していたところに、故郷から来たなっちゃんの母が現れ、葬儀への参列を求められ、なっちゃんの故郷の岐阜県郡上市をめざすというもの。
そもそもドラァグクイーンというものを初めて知りました。Wikipediaによると「女装で行うパフォーマンスの一種。女装パフォーマー。纏った衣装の裾を引き摺る(drag)ことからこう呼ばれる。」だそうです。一つ勉強になりましたが、自分の中ではオネエということで解釈しました。
鑑賞後に最も強く感じたのは、自分らしくありたいと思いながらも、それがかなわない息苦しさやもどかしさです。LGBTQ+の理解が進んできたとはいえ、まだまだ一般社会が自然に受け入れているとは言い難いのが現状だと思います。自分も身近にそういう人がいれば「自然に接しなければ」と逆に身構えてしまう気がします。だからこそ、バージンたち3人は、なっちゃんの秘密を守ることで、なっちゃん自身を全力で守ろうとしたのだと思います。
そんな3人が、時にはぶつかり合い、時には認め合い、支え合う姿に心温まります。なっちゃんの故郷の岐阜県までの旅は、3人の人柄や変容がうかがえる、ロードムービーとしてのおもしろさがあります。お世話になったなっちゃんに最後のショーを見せたくて3人分の衣装を持ってきたモリリン、テレビの人気者として陽気に振る舞いながらも心の支えを求めるズブ子、ステージからしばらく遠ざかって思い悩むバージン。年齢も立場も異なる3人が焚き火を前に肩を寄せ合うシーンは、なんだかとても素敵でした。
また、郡上市の人の温かさ、郡上おどりの懐の深さも、本作の魅力に花を添えていると感じます。この地のおかげで、3人は本当の自分として、なっちゃんと最期のお別れができたのだと思います。バージンもズブ子もモリリンも、何かを失っても、何かに悩んでも、きっとこれからも自分らしく新たな一歩を踏み出していくのだと思います。LGBTQ+の方に限らず、誰の背中をもそっと押してくれるような優しさを感じました。
主演は滝藤賢一さんで、バージンを演じています。ズブ子は前野朋哉さん、モリリンは渡部秀さん。三者三様のクイーンでしたが、それぞれにしっかり役作りして臨んでいる姿がすばらしかったです。ズブ子とモリリンのダンスパフォーマンスもお見事でしたが、圧巻だったのは滝藤賢一さん。立ち居振る舞い、細かな所作まで気をはらった完璧なクイーン!それでいてお姉さんとしての風格さえ漂う演技は秀逸です。できれば、その後もう一度ステージに立つ姿が見たかったです。脇を固める松原智恵子さんも、喪主としての挨拶が涙を誘います。岩永洋昭さんに至っては、渡部秀さんとのシーンで「久しぶりにオーズとバースきたー!」って、一人でニヤついてしまいました。あと、カンニング竹山さんの扱いが斬新でした。クイーン姿を見たいわけではないが、出番がすべて死体役とはなかなか思いっきた起用で驚きました。
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