「カンニング竹山 最後まで無言の熱演」ひみつのなっちゃん。 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
カンニング竹山 最後まで無言の熱演
3人のドラァグクイーンが、岐阜の群上八幡を目指すロードムービーだから、ハプニングが起きるのが当たり前。マッチョ兄に追いかけられたり、イケメン男子に助けられてキュンとなったり。ここまでは、想像の範囲内なんだけど、群上八幡に到着してからが面白い。
オネエ達をすんなり受け入れる民宿一家のオープンさが田舎の素朴さと相まって、物語をドライブしていく。生稲先生もなかなかの演技。トドメは、松原智恵子ですよね。岐阜弁でのあいさつは、涙を誘います。
竹山さん、最後まで無言の熱演ご苦労様です。エンドロールで流れる渋谷すばるの「ないしょダンス」は、めちゃくちゃイイ。ノリノリで詩も作品にピッタリ。
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