「指折りの傑作」映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア) marさんの映画レビュー(感想・評価)
指折りの傑作
息子の映画館デビューは大成功。
真剣な眼差しでドラえもんたちと一緒に笑って、一緒に冒険して。
ちりばめられた布石をしっかり使って、世相も反映しつつ感情を揺り動かすクライマックス。子ども向けながら映画作品としてとても高品質だったと思う。
友達を想う気持ちの大切さ、そしてどんな欠点があったとしても一人ひとりが大切な個性を持っているということ。
親としては春に小学校進学を控える息子と重ねてしまって、涙なしでは見ていられなかった。
シリーズのなかでもテーマ性の強い作品だったと思うし、大人の鑑賞にも十分なものを提供してくれる一本だった。
コメントする