雲旅のレビュー・感想・評価
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雲旅
今日はススキノに有る、シアターカフェ「サリサリ市場」にて、福岡を代表する映画監督こと、下本地崇監督の映画「雲旅」を鑑賞して来ました‼️
下本地崇監督は、福岡が誇る一大カルチャームーブメント、''めんたいロック''の、ファーストジェネレーションとネクストジェネレーションを結び付ける、キーパーソンで有りゲームチェンジャーで有るムーブメントの代表格、
''山部YAMAZEN善次郎''さんの直系の後輩に当たる方です。
また、下本地監督は、福岡で映画・舞台制作や、番組・イベントのプロデュース、何より、''めんたいロック''直系のニュージェネレーション、めんたいロック特有のギターがリードするアグレッシブなプレイが売り物の、福岡でも最もエキサイティングなバンド、''Hy-ROCKe''(ハイロケ)のリードシンガーでも有ります‼️
そして下本地監督は、山善さんの還暦迄の3年間を密着ドキュメントした映画「6600ボルト」でも知られています‼️(映画は山善さんがその生い立ちから現在に至る迄を語る、インタビューやライブ映像などを不断に使った、魅力的なロードムービーに仕上がっています。)
その下本地監督の、待ちに待った新作が、今日の「雲旅」です。監督こそは現在(いま)、日本の映画界の台風⚡🌀☔の目👁️に当たる人物なのです‼️
物語の主人公は、児童養護施設で育ち、愛する弟さんを亡くしたことを切っ掛けに、30歳から拳闘のリングに立つ、シングルマザーです‼️
葉月さなさん‼️は、お父さんの顔を知りません。
運動経験は無く、自分の生きた''証''の為‼️、目標は、''世界''‼️、''答え''を求めてリングに立ちます‼️
17歳で出産、そして懲役も経験。
亡くなられた弟さんとの気持ちの遣り取り。
残された一番下の弟さん、目の中に入れても痛くない一人息子さん、家族想いの、さなさんの内に秘めた心の揺れ動きも丁寧に描かれています。
女性ながらもアマチュアではないので、ヘッドギアを付けずの壮絶な''ド突き合い''の、迫真に迫った試合のシーンは大迫力です‼️
何より家族の為、翻って己の為、人生を燃焼する彼女。
是非皆さまの街でも上映が決まりましたら、彼女の''旅''を、''生き様''を目撃しに来て下さい‼️
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