「カムイのうたを観た感想」カムイのうた オオムラさんの映画レビュー(感想・評価)
カムイのうたを観た感想
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カムイのうたを観て、私が特に印象に残っているのは、鎌田先生がアイヌ民族は文字や記録を使わずに、ユーカラを通して大事なことを受け継いでいると、講義をしているシーンとテルの母が校長先生とお話しをするシーンで、校長先生が言った「無知が生む偏見」という言葉です。アイヌ民族が差別を受けている理由について、あまり考えたことがありませんでした。倭人達は、生活様式や言葉、身体のつくりが自分達と違うというだけで、訳もなく差別をしてきたのだと思います。なので特に差別に意味や理由はないのではないかと考えました。劇中、倭人もアイヌも同じ血が流れている人間だとあったように、違いはあれどみんな同じ人間で優劣をつけられるものではないので、鎌田先生のように自分と違う人達を知ることが大切だと感じました。
ユーカラとバイオリンなどの楽器の音が融合しているシーンがあって鳥肌がたちました。
カネトの音楽劇でも出てきた「銀の滴降る降るまわりに 金の滴降る降るまわりに」が劇中に出てきて、知っているフレーズがあって嬉しくなりました。
映画を観てアイヌについて、もっといろんなことを知りたいと思いました。
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