Dr.コトー診療所のレビュー・感想・評価
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これでいいのかという気持ちになるが、、感動。
見応えがあり、”見て良かった”と感じた。
一方で離島の医療の難しさという点に深く切り込みながら、最終的な着地点はそれでよかったのかな、、と映画を見た後考えてしまう。
人のつながりとか人の善意を良しとする良くも悪くもありきたりな着地点となってしまった感が強い。
映画なので、このような展開でも良いのかも知れないが、もっと違う答えがあったらよかったなと個人的には思ってしまう。
なんとなく入り込めない…
島の美しさや空気感など、テレビドラマとしてはゆったり見せられない部分の作り込みは良いと思いました。
ただなんかワンカットを無駄に使いすぎている感じがしたのと、映画編だからの強引さが多少見え隠れしたところがあり、中々入り込めない要因の一つになりました。
人間模様を小さな出来事から描いている作品だと思っていたんですが、事件や事故が大きくなりすぎるといつもの枠をはみ出してしまう気がして、少し不自然さが出てしまったかなと。
コトー先生自身の病との戦い方をもっと見たかったかな。
それと全編でへりくだり過ぎていて、すみません、ごめんなさいが凄く台詞として多くて…
正直言って、期待が大きかった分少し残念なかんそうでした。
あしたのジョーばりに
医師個人に全てを委ねる歪さは…
システムとしては脆弱。それを補完しているのは医師個人の力量と精神力。しかし…その医師の個人の状況や家庭を犠牲にすることによって、島民は安心を得る。人口と医療。離島=距離≒天候と医療。色々なことを考えさせられます。全編に渡る映像美を支えていたドローンを多用しすぎて、違和感を感じた(ドローンで撮れる映像は人間が普通見ることができない映像)が、島民の濃い人間関係が、その美しい景色に溶け込む。そのような人間関係はこの島にはなくてははならないものであり、そこに助け合いの精神が生まれる。素人が素人同士助け合う。そこで唯一の専門家である医師にかかる負担。全てが「しょうがない」ことであり「現実」なのです。頼るしかない現実と医師の個人の生活。島国である日本が直視し、対策を真剣に考えないといけない問題です。それぞれの俳優がこの作品に対する愛情を感じるような、パワフルな演技に拍手。そして、それを求めた監督の情熱に拍手です。しかし…柴崎コウは進化していますぞ(^o^)
ヤシガニラーメンと玉子焼き
今作が公開される前にTVシリーズ全話を視聴しました。ちょっとしたにわかファンとなってしまい、まるで往年の大ファンと同じように楽しみでしょうがなかった。懐かしの島民たちの元気な姿に感動しながらも、時の流れには逆らえず、コトー先生をはじめとしてみんな老けてしまったなぁ~と感慨無量。時任三郎の老け方が顕著で、全く変わらないのが堺雅人、大森南朋、泉谷しげるくらいか。
予告編を見たときから、コトー先生(吉岡)と看護師彩佳(柴咲)は結婚してもうすぐ子どもが生まれそうという状況はわかっていたので驚きもなかったのですが、星野正一(小林薫)の妻・昌代(朝加真由美)が後遺症はあるものの元気そうでホッとしました。驚きだったのは、診療所の事務長・和田(筧利夫)が看護師・中依ミナ(蒼井優)と結婚して5人の子どもたちがいたこと。蒼井優はテレビ電話でのみの登場だったけど、このシーンが一番泣けましたよ~(笑)また、原剛利とマリコの関係はあやふやなまま・・・
TVシリーズで何度も登場した夜食のヤシガニラーメン。映画でもこれだけ露出させてるのでネットでこのカップ麺を買おうと思ったら、実は架空の食品とのこと。こだわりがありますね!そして、コトー先生愛用のわら草履はあきおじが作ったものなのかな~と想像したり、のぶおじが書いた絵ハガキの詩から察すると、彼は石碑を作った本人かもしれないとか、小物への愛もたっぷり。そして昌代が作った玉子焼きは『ホリック』(柴咲コウ、神木隆之介出演)のそれより美味しそうでした。対抗したんかな・・・
映画やテレビドラマでは医療ドラマが大流行してますが、昔は『赤ひげ』(1965)とか『白い巨塔』(1966)くらいしか知らなかったです。漫画で言えばもちろん『ブラックジャック』ですよね。そんなブラックジャックの流れを汲んだのがTVドラマの『ドクターX~外科医・大門未知子~』なんでしょうけど、このコトー診療所にしてもブラックジャックの診療所に似ているし、なんと言っても無免許医師であること!もちろん、無いのは運転免許なんですが・・・とにかく自転車のみ(映画では電動アシスト付き)で車は運転いたしません!「ん」ナンバーの車も存在いたしません!
そして、意外なことにコトー診療所の出演者が『ドクターX』にも登場してました。泉谷しげるは全く違う役柄でしたが、醜聞を暴く記者・津田寛治なんてほぼ同じ役での出演でした。もう津田寛治は醜聞ライターとして食っていけそうですよね。
僻地医療の限界をテーマとして命の大切さを訴えてくる劇場版でしたが、やはりファンムービーの域は出なかったかな~とも思う。クスクスと笑える部分はやっぱりTVドラマを見てなきゃ無理だし、感動できる部分もまた同じ。しかし、ドローンによる空撮で島の全体像もよくわかったし、壮大な草原や畑、天候によって様変わりする大海原の映像は素敵でした。
コトー先生の病気、助産院の西野の病気、彩佳の出産が重なる中、離島の診療所の統廃合問題、さらに東京の大病院の御曹司で島に研修にやってきた医者・織田判斗(高橋海人)が絡む。そんな折、志木那島に台風が接近・・・クライマックスでは混乱する診療所で「私はまだですか?」と訊ねるる女性、「トリアージを!」と手遅れの患者選別を主張するハント先生、「全員助けます」と言うコトー先生。救急医療の問題提起も感じられる展開は上手い。
TVシリーズで最も印象に残った台詞がが重雄(泉谷しげる)の「お前がいなきゃ、俺の人生に九九はなかった」という言葉。星野正一との信頼関係も小学校時代から続いていたものなんですね。今作でもちょっとだけ友情を感じました。最後はドキドキさせられましたが、柴咲コウの笑顔によって安堵しました。
頑張り過ぎ
ひとりはみんなのために
ドラマ版は1度も見た事がなかったが、10数年ぶりの新作が劇場公開されるということで、鑑賞。当時も相当話題になっていたから、何故そんなに愛されるのか楽しみにしていたんだけど、正直個人的にはあまり合わなかったかな。そもそも医療ものが苦手というのもあるかもしれないが、特別面白いわけでもなかったし、かなり違和感を感じてしまった。
吉岡秀隆、柴咲コウ、そして髙橋海人の演技力は非常に素晴らしいものであった。
彼らの表現力の高さが故に、普遍的なシーンでも思わず感動させられる。吉岡秀隆、柴咲コウは予告を見てから感じていたが、「ブラック校則」「アキラとあきら」にも出演する髙橋海人の演技には結構驚かされた。キンプリ残留組の彼だが、アイドル業はもちろんのこと、俳優業の活躍も期待したいと思えた一作でした。
2時間越えの映画だが、意外にもテンポがよく、演出にはこだわりを感じられ、全然飽きずに見ることは出来た。名優の活躍もあるだろうし、とっちらかってはいるけれど、たくさんのエピソードがあるからだろう。もっとコトー先生に降りかかる困難の描きがしっかりしていれば、いい映画になったと思うんだけどね。しかし、日本映画らしいが、ラストは割とグッときてしまった。
コトー先生は島のみんなのために自分の身を削ってまで医療を行うが、島のみんなはコトー先生に頼りっぱなしで、めちゃくちゃ酷い扱い。ラスト際とか特に、その状態だったら自分に対しても、患者に対しても、超危険でしょう。散々、俺たちはコトー先生をこき使ってしまっていた!みたいなこと言ってたのに、あの始末。違和感ありまくりだった。
んー、もっと面白くなりそうだったのにな。
色々と描き不足な作品でした。ファンが喜ぶ思い出ムービーって感じ。ドラマファンの方はハマるのかな笑
山田貴敏の同名漫画を原作に、2003年と2006年に連続ドラマとし...
山田貴敏の同名漫画を原作に、2003年と2006年に連続ドラマとして放送された名作テレビドラマ「Dr.コトー診療所」の16年ぶりの続編となる劇場版。
始まりはバックミュージシャンに三線の音色が鳴り癒され、そして中島みゆきのエンディング曲でうるうる、、いいね。
島の美しさに思わず涙
映画化で気合が入り過ぎた感ありました。
詰め込みすぎ
コトー先生が島の人々に向ける変わらぬ愛!!
やっとこ行けた
ドラマの世界観そのままに
ドラマのフアンで、毎回ハラハラドキドキしながら観ていたので、映画を観る前から「今度は何が起きるのだろう・・・」と落ち着かない気分になった。
その予想通りに物語は最初からハラハラし、終盤は特にハラハラドキドキ・・・
コトー先生他いつもの面々は年をとったけど、心はそのままで、期待通りで良かったわ。
中島みゆきの「銀の竜の背に乗って」が流れると否応なく泣けちゃうよね。
風景も素晴らしいし、Dr.コトーは永遠だな~と思う。
ドラマ観てた人には…
皆さんの色々な感想を見させていただいて、取り方って人それぞれだなぁ...
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