Dr.コトー診療所のレビュー・感想・評価
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原作も読んでない。テレビドラマも見ていない。そんな私でも登場人物の...
ドラマの世界観そのまま。自転車に乗ったコトー先生と海。コトーファン...
約束事‼️
この作品はTVドラマのファンの方を100%満足させる作品です‼️同時に数々のお約束事とご都合主義を満喫できる作品でもあります‼️
⚪︎主人公が白血病を患っている
⚪︎ヒロインが妊娠中
⚪︎島に若者の研修医が赴任してくる
⚪︎診療所が統廃合の危機に
⚪︎島出身の若者が東京で警察沙汰
⚪︎台風が近づく
そして台風の直撃で診療所へ次から次へ病人やケガ人が運ばれてくる。コトー先生は病身にもかかわらず、懸命の医療行為に励むも「私はいつ診ていただけますか?」「父が苦しそうです」など身勝手な島民の声が響き、挙句に妻は産気づき、頼りの産婆さんも心筋梗塞、大混乱に陥る‼️しかしそんな大混乱もコトー先生の超人ぶりで無事収束‼️眠りにつく妻の傍で、力尽き、静かに息を引き取るコトー先生‼️と、そんなわけはなく、赤ん坊も無事生まれ、島に残ることを決意した研修医が外来を廻り、死んでなかったコトー先生は今までと同じく島民に寄り添って診療所を守っている・・・‼️これぞご都合主義、ハッピーエンドの極致なんですが、横たわる柴咲コウにうなだれて息を引き取ったように見えたコトー先生のカットが、あまりにも美しいカットだったので、それで終幕でもよかったような気が私はします‼️ただ、それでは許されないのでしょう‼️なんてったってこの作品はフジテレビのドラマの映画化なわけだし、テレビドラマのファンへの忖度というものがあるのですから。私はこういうご都合主義が大好きなんですが、リアリティが求められている昨今の世界の映画界の方向性とは逆行してる気がします。
ドラマは全然観ていなかったが、それなりに楽しめた。 孤島で奮闘する...
他の方の意見同様、ファンタジーすぎて酷い
根性、努力、勝利の押し売り。
これは、Drコトーじゃない。認めない。
無理してがんばる姿って美しいでしょ?って安っぽい少年ジャンプみたいな見せ方が嫌。
そんな浅くないよ、この作品は。
フジテレビの腐敗がついにドクターコトー
にまで影響及ぼしてる。
▼特に酷くて気になった点
•コトー先生が、重病患いながら仕事を続けようとしていたら、まず島に連れてきた星野さんが真っ先に断固として力づくでも止めると思います。
奥さんが脳出血で倒れたときに命救った人だよ?
星野さん一家ならコトー先生もっと大事にするやろ!
後、東京までコトー先生を泣きながら迎えに来た原さんなら、絶対止めるだろ!?
あきらめるな。なんて言わないよ!
逆にコトー先生に頼りすぎてる島民を怒るとおもう。
•泉谷さんいる?ってレベルで何もしてない
•コトー先生倒れた後、しばらくなんもしないで眺めてる時間は、、なんなん?
•くにちゃんがくにちゃんに見えない
•たけひろを不幸にしすぎ。そこは医者にはなったけど色々難しい問題に直面してる。ぐらいの設定でいいやろ?
•合併?した新診療所の監督のくだり…いらないいらない
•生田さん、、若い人1人もいないからフレッシュさが欲しいよね。くらいにキャスティングされたかんじします。
•綺麗な島の風景の魅せ方が下手。
ドラマだと綺麗な夕焼けなのに悲しいシーンというのがより切なさエモさが出ていてよかった。
今回は、そういう風景のシーンがほぼほぼ無い。
惜しい
いくちゃんのナース姿で映画代お釣りきます
2022年劇場鑑賞103本目 佳作 55点
2022年劇場鑑賞103本の103本目、最後に鑑賞した作品
作品については、コアなドラマファンは唸るほど高評価な印象ですが、それ以外の大多数の方はまあまあのドラマ上がりの医療系って感じだと思います
この作品についての知識がないので、ファンの方と公平な評価はできませんが、どうやら凄く前に放送されたドラマを当時の制作や演者、一社提供で行っておりただのドラマ上がりより古くのファンの期待に応えるのに実直に向き合っている風に感じました
個人的にはいくちゃんの白衣姿が堀北真希のそれだし似合ってるし、柴咲コウ綺麗すぎるし吉岡秀吉も昨今の出演しか存じ上げませんが好きな役者さんだし、高橋海斗もアキラとあきらやだが情熱はあるでの活躍もあってとりわけジャニーズの中では演技派で好感持てるしでキャスティングは新参者にも好感触でした
内容は、持病抱える吉岡秀吉や妊娠している柴崎コウが復活しすぎだし、辛抱し過ぎて、その展開が古典的で、古くのファンは入り込めるかもしれませんが、当方はあーはいはい笑って感じで置いてかれましたねぇ
コトーが「孤島」とも「五島」からのネーミングとも、何にも知らなかった!!
やはりTVドラマを最初から観てる人と、ドラマを観てない人の・・・
その温度差の違い、
ドラマを初期(2003年)から観てれば、
5倍イエ10倍は感動できる・・・そんな思いが強かったです。
たとえばコトーの妻の彩佳さん・・・
「抗がん治療のホルモン療法をやめて・・・」
えっ?なに?
「そして妊娠、不安はある」
(そこでWikipediaの記述を読む訳です)
彩香さんの乳ガンの手術をコトー先生は行ったそうです。
そのあたりの経緯を観てる人と、観てない人(私)の差を縮めるのは
正直言って、難しいです。
ハント(判斗)先生=演じるはギョロ目の高橋海斗。
判斗の言うことは正論で、いちいち納得できるのです。
「俺にはコトー先生のように島民の信頼を得ることが出来ない・・
・・そう思う」
「俺はコトー先生のような一人でオールマイティな力量がない」
「トリアージだよ!!優先順位は若い方!!」
そうだよ。その通り!!
またまたWikipedia先生に助けて貰うのですが・・・
「Dr.コトー診療所」の五島健助(吉岡秀隆)の実在するモデル、
瀬戸上健二郎さんのページを読むと深く納得するのです。
瀬戸上さんは鹿児島の離島で38年間医師として離島医療を支えた人で、
専門は胸部外科で、実際に離島の診療所で、
肺がんの手術を成功させている人で、
外科の他に、内科、産婦人科、精神科そして獣医も兼ねていたそうです。
だから赤ちゃんの出産も可能だし、
過去にコトーが施術した彩佳の乳ガン手術も絵空事ではない・・
このシーンを観てない私に、
コトーと彩佳が授かった赤ちゃんへの特別な想いを
汲み取るのは無理があるのです。
だから五島健助医師は【スーパードクター】俗に言う【神の手】の、
持ち主らしいのです。
らしい・・・としか言えない自分がもどかしいです。
骨折の処置をこなしお怪我した患者に輸血しながら手術する。
そして胸部心臓カテーテルを処置してしまうのも、
(疑問の目で見てしまってましたが、)
五島健助(瀬戸上健二郎さん)には可能なのです。
そして原作者の山田貴俊さんは命を削って、病を押して書き上げていた
ヒューマンドラマの傑作。
今回の映画で今回のみ俳優に復帰したタケトシ役の冨岡凉。
彼こそ本来は瀬戸上さんや五島健助の後継を担う筈の人。
(過疎の島一番の秀才・・・希望の灯火だったが・・)
判斗が、帰ってきたタケトシを迎える島民の大袈裟なセレモニーに、
「この島で医者になるって、こんなに祝うことなんだ!!」
と、呆れ顔をしているけれど、
タケトシが成績不良で中退しちゃうのが現実的でとてもリアルです。
【五島健助=スーパードクター】は唯一無二の人。
2人はいないのもリアル。
本当に後継者に育って欲しかった。
半斗にも荷が重い、
タケトシは医学部中退・・・
【ラスト】
賛否が分かれると思います。
過疎の問題、少子高齢化、離島医療の財政難、
(どれもこれも何一つ解決しない・・・)
(コトー先生のような情熱を持つ特別な人は滅多にはいない・・・)
《けれど、過疎地の医療を担う人材は育成しなければならない》
ラストは私には盛り上がりに欠け、ファンタジーに逃げたように思える。
しかしこの映画、
中江監督と吉田紀子の脚本に【嘘】は何ひとつない。
これは誇って良いと思います。
吉岡秀隆さんは阿川佐和子との対談で冗談めかして言ってました。
「俺はDr.コトーの映画をやる、スケジュールを開けておけ」
中江監督に会って飲むたびに言われる。
「それで、2ヶ月開けて待ちました・・・」
「翌年もスケジュール開けました」
そんなことが何年もあって到頭映画は始動して今回完成したのです。
映画完成記念の対談で吉岡秀隆さんは実に嬉しそうでした。
ドラマのスタートから16年後の劇場版「Dr.コトー診療所」
完成して本当に良かったですね。
中江功監督そして吉岡秀隆さんはじめ、オリジナルメンバーの悲願でしたね。
出演者に殆ど亡くなった方がいないのも、素晴らしいです。
そして冨岡涼さんの今回だけの俳優復帰、
(コトー先生の患者第一号!!)
たまにしか働かない時任三郎さん、
私には確認できなかった堺雅人さん、
16年ぶりでもなんら変わらず美しい柴咲コウさん、
すっかり白髪の吉岡さん、
映画は大成功ですね。
中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」を聴きつつ、
そう思いました。
追記2023年7月26日
それにしても、ラスト、このラストは勿体ない。
白血病の治療を沖縄本土で終え、無事元気になって帰ってくるコトー先生。
その先生を島民の皆が笑顔で出迎えるフィナーレ・・・
そうだったらどんなに良かったでしょう!!
いまの姿を日本のどこかで旅している寅さんが見たら、『おい、満男!立派になったな』としみじみ観じいることでしょう。
昨年公開日に鑑賞しました。
本作の自然に加齢した吉岡秀隆が素晴らしいのひと言に尽きます。彼が連続ドラマから16年ぶりに演じるコトー先生。あの優しい青年医師が、柔和な笑顔はそのままに白髪のおじさんになっています。
ふとこの姿を日本のどこかで旅している寅さんが見たら、『おい、満男!立派になったな』としみじみ観じいることでしょう。
それに加えて、オープニングのいつも通り自転車に乗ってコトーが往診に向かうシーンが現れた時、画面が引いていくと、どこまでも碧い海と青い空が広がるロケ地の与那国島の美しさに、見惚れてしまいました。
そしてコトーの乗る自転車も16年前に使われた錆びたままたものが診療所におかれていて、ピントが変わると、そのすぐそばに真新しい電動補助付きの自転車にフォーカスします。この映像だけで即16年という歳月を感じさせました。どうも今回のテーマの一つは、古いものが新たなものに変わっていく時代の流れが描かれたのです。
新しいものは自転車ばかりではありません。島の診療所に、まるでかつてのコトーのように東京から研修医の判斗(高橋海人)がやってくるのです。2003年放送の連続ドラマ第1回を彷彿させるものでした。
ドラマ第1回に登場したコトーは一見頼りない都会育ちの若者でした。しかし漁師の息子である剛洋(富岡涼)は、自分の命を的確な判断で救ってくれたコトーに憧れて医者を志すようになります。そこには旧来的な男らしさへの批評的視点があり、「男はつらいよ」や「北の国から」といった国民的作品に出演した吉岡がその役を担うことで、時代の変化を象徴する新しいヒーロー像を感じさせたものでした。
さて時代は変わり16年後の本作のコトーは、今や年長のベテラン医師として、離島にすっかり根付いていたのです。
対して現代っ子の判斗は、離島医療としてのシステムや労働環境の不備を冷静に指摘するです。実際、判斗の意見は全くの正論でしょう。しかしままならぬ現実に直面すると、コトーは壮絶な精神力を発揮し、若手をねじ伏せる迫力で困難を乗り切ろうとするのです。コトーの姿は強烈だが、感動のアクセルを踏み込むほど、滅私奉公や根性主義のにおいが強く出力される風に見えました。
今回の裏のテーマには、離島医療の今後が問われているのです。実際に島の診療所には、沖縄本島の拠点医療機関との統合の話が立ちあがり、コトー自身にも本島の拠点医療機関で、離島医療を担う若手の育成に当たってほしいというオファーがあったのです。
コトーもその必要性を強く感じていて、島を離れるかどうか悩んでいました。ところが台風災害で、重症者続出のピンチの中で、そんな離島医療の今後というテーマが吹っ飛んでしまいました。もしコトーが島に残る決断をしたとしても、後継者の養成を含む離島医療の現状は何も変わらないままドラマが終わってしまうことは、問題でしょう。
過疎化で急速に進む合理主義。映画はそれへの抵抗を描いているようにも思えます。失われゆく伝統を守る側に立ったコトーの成熟。しかし立ちはだかる離島医療の今後の問題。じゃあ現実にはどうあるべきなのか試されるのは、われわれ観る側の価値観といえるでしょう。
剛洋くん、ひとりで今までよく頑張ったね
もともとドラマは再放送で一通り見てて、今回映画化が決まったって知った時からずっと気になってたし、なんなら予告で剛洋くんが成長した姿見ただけで胸がじーんとなって感動してたから、めちゃ期待大で観に行った。
ドラマのその後を全部描きました〜、みたいな怒涛の前半から完全にドラマファンのための映画感がすごかった。いいんだけどさ、私はドラマ観てた勢だったから。でも正直ちょっと入れ込みすぎじゃない?って思った。あと、細かい時間の経過を感じさせる小道具は見ていて楽しかったな、2代目になってたコトー先生の自転車とかね。
まあなんといっても、剛洋くんのその後が可哀想すぎて。期待されないのはもちろん残念なことだけど、逆に期待を背負わされすぎるのもしんどいことなんだなって改めて剛洋くんをみて思った。
もう20年とか前のドラマからメインキャストが変わらず出てるのはすごいことだと思った。あの島で本当に時間が経過したってことを表現する、最高の表現が人物たちの姿だった。
新キャラでいうと、生田絵梨花さんがナース服着てほんとに白衣の天使に見えたし、高橋くんはやる気ないくせに妙に現実主義の感じの若者体現してて、上手かったな。
剛洋くんの過去が自分にとっては衝撃すぎたからそれしかあまり印象に残ってなくて、全体的にストーリーは単調に感じてしまった。スペシャルドラマでも良かったかなぁっていう感じは否めないかなと思う。
ドラマファンは感動するでしょう☆
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