Dr.コトー診療所のレビュー・感想・評価
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Dr.コトー診療所を終わらせてくれてありがとう♬.*゚
原作ファンであり、ドラマのファンでもあります。中には今更?って言われる方もおられると思う。SPドラマでええやん!って方もおられるでしょう。でも、この作品は映画化じゃないと駄目だったんです。監督をはじめとする製作陣は原作の連載再開を待ち望んでいたんでしょう。だから、続編がこんなに遅くなったような気がします。原作者の山田貴敏先生の健康上の理由なので仕方ないけど、中途半端なところであのままDr.コトーを終わらせる訳には行かない。キャストの高齢化もあってこのタイミングでやらないともう作れない。16年ぶりのドラマの続編なんて誰が共感してくれるのか、製作陣はある意味大きな賭けに出ました。だから、インパクトの強い映画化と言う事になったのでしょう。原作には描かれていないその後のDr.コトーを描くにはリスクはあると思います。それでも、Dr.コトーを終わらせなければならない。監督の執念、製作陣やレギュラーキャストに敬意を評したいです。
そして、ここに生きている。
コトー先生と彩佳さん、そして可愛い新たな家族に幸あれ。
ストーリーが
漫画原作が無いと、ここまでなんでもありなのか?都合良く怪我をしたり、自然災害が起こったり、急に病状が悪化したり、やりたい放題の詰め込みに違和感が残りました。これから再開する原作はきっと異なる事を願うばかりです。
病は気から‼️❓南国天国はいい気なもんだ‼️❓
まず、偽医者騒動なんだが、とても違和感。
最近の奨学金は、成績条件のものから、条件無しの返金だけのものへの借り換えとか、いくらでも要相談なんで、経済状況での中退はありえない、特に医学部では。
それに、履歴書に経済事情での中退なんて、なにそれ、それこそあり得ない。
そんで最後に、復学してるし、全部嘘でした騒動。
そんで、肝心のゴトー先生が、まるで超人、一人で、大学病院並みの手術をこなす、なんでも、何科でも、どんな病気も治す、そいで死にかけの自分まで治す、アレ、マーベルですか。
海人くん、生田さん、いつものみんな、いいい演技でした。
神木隆之介、堺雅人、蒼井優、友情出演並みの、ちょいだしでした。
みんな良い演技だし、景色も映像も良いけど、脚本と監督だけダメでした。
暇ならどうぞ。
全体的には良かったと思います。
めちゃくちゃ楽しみにしてました。
ドラマでは、毎回泣いていました。
今回映画を観る前にと過去作品を全て見返しました。
大好きなドラマでした。
公開2日目の土曜日に鑑賞してきましたが、年配の方が多い印象でした。
皆さんドラマを観られてたんでしょうね。
映画の感想ですが、なんというか…事件は起こさなくて良かったのでは?と思ってしまった。
個人的な意見ですが、私が見たかったのは16年後も変わらない島の様子。
それだけで満足できたんだけどなぁ。
実際、序盤で剛宝丸が出てきた時に泣いたし、原さんを見て泣いた。
当時と同じ出演者たちの歳を重ねた様子を見て予告の段階でテンションが上がっていたし。
それぞれの俳優さん方をテレビで見かけることも多かったはずなのに役に当てはめると、あー16年経ったんだなと思える不思議。
台風による土砂崩れで診療所に急患が運ばれてきた時の違和感。
台風に慣れている地域なのに?とか、重症患者がいるのに、自分はまだかと何度も言う人…。
そこら辺で冷めてしまい、更に彩佳が倒れ、コトー先生も。
そして倒れた先生を誰も介抱しない。
詰め込みすぎた印象で、そこが残念だった。
あとは、剛洋にコトー先生が『医者じゃないから助けられなかったと思うなら、医者にならなくて良かった』と言ったところで、なんかモヤモヤしてしまった。
一番に応援してたのに?って…。
それが、剛洋が心臓マッサージをするシーンに繋がったのだと思うけど…コトー先生が突き放すようなこと言う?って思った。
剛洋は、引退していたのにこの作品限定で復帰したとの事で、そこは胸熱だった。
それなら邦ちゃんも引退したそうなので出ないんかーと思ってたけど、違う人が演じてて誰?ってなった。
そしてエンディング。
和田さんが撮った写真を流してくれたら良かったと思った。
昔の写真や今回撮ってた写真も見たかったな。
色々と残念と思ってしまった場面もあったが、コトー先生が赤ちゃん抱っこできてて良かった。
もう続編はないのかな?
また、島の日常が見たいなと思いました。
あと最後になったけど、和田さん幸せそうでめちゃくちゃ嬉しかったー!!
ドラマ版のファンとして望んでいた展開ではなかった
前半はドラマ編の顔見せも兼ねた展開で、懐かしく鑑賞していました。ただ、肝心のストーリーが・・・。成長した剛洋が登場してきたあたりから、なんというかモヤモヤしてきました。剛洋はコトー先生に憧れて、コトー先生のようになりたくて上京し、医師を目指していた。それが大学を中退して医師にはなれず、クリニックで事務のバイトをしていた。なんで?なんでそんな展開にするの?医師になって島へ帰って、コトー先生の後を引き継ぐような展開を期待していました。これでは映画を見た後に、もう一度ドラマ版を見返す気にならない。そりゃ医師になるのは簡単なことじゃない。挫折や苦悩もあるでしょう。でも、こういう設定はないと思いました。コトー先生が今までの無理がたたり、病気になってしまう。島のみんながコトー先生にばかり頼り切った結果、コトー先生が倒れてしまったという設定も悪くはない。でも、それが急性骨髄性白血病などどいう重病である必要はないし、それならそれで、今度は医師になった剛洋がコトー先生を助けるような展開にはできなかったのか? 島が嵐になり、大勢の島民がケガをして診療所に駆け込んでくる。これ映画版に必要?ドラマ版で見たし。白血病になり、安静にしてなくてはならないコトー先生、でもやっぱり医師なので、島民のために自らの体を投げうって手術や診察にあたる。全員助けたいというコトー先生の変わらぬ思いはわかるけど、なんとなく感動の押し付けのような気がしてならなかった。ドラマを映画化すると、色々詰め込み過ぎてしまう。その典型的な失敗例だったと思う。わたしは剛洋が医師となって島に帰ってきて、病に倒れたコトー先生を救う(恩返しする)、彩佳とコトー先生の結婚に至るまでの話、そして彩佳が出産する感動のシーン。この3つが見たかったです。医療物に山場は必要だけど、ちょっとドラマ版と違う感じがしてならなかった。最後の30分はコトー先生と矢吹丈がかぶって見えました。Dr コトー診療所ってこういう話じゃないでしょ?それが素直な感想です。唯一・・新キャストの髙橋海人さん演じる織田は良かった。彼の役どころは、今回の映画版には良い意味でスパイスになっていたと思います。
これでいいのか?
久しぶりに爺さん婆さんがびっちり入った劇場で鑑賞した。
恐らく20年前はテレビでしっかり毎週視聴していた方たちなんでしょうね。
話は、ラジエーションハウス劇場版とシチュエーションが良く似ているなと感じた。
離島だからといって必ず台風がやってくるし、土砂崩れや生き埋めが必ず発生するし、なせが医療関係者の獅子奮迅の努力で誰も死なないし、わがままな島民が必ずいて災害に巻き込まれて医療関係者に迷惑かけるし、上記の劇場版をトレースしたのかと思った次第です。
人間の自己犠牲を厭わぬ献身性は涙を誘うことは事実だし、中島みゆきの歌は感動的なんですが、そこはそこ、少し話が安直過ぎないかなと感じた。
映画の尺では
テレビシリーズから16年ぶりのドクターコトーだから楽しみに拝見させて頂きました。
コトー先生も白髪になり前作から20年経った設定で彩佳さんとも結婚し子供がおなかにいるのは少し驚きました。
ストーリーはのめり込む様に面白かったですが、映画の尺の関係か無理矢理詰め込んだ感があります。コトー先生自身にふりかかる病を診療所や島の人達とどう関わって解決するシーンが見たかったのですが、全て省略されて最後の感動的なシーンになりますが、私の心の中ではコトー先生は病を抱えながら完治しないまま島で医師を続けているのだったら素直に最後のシーンは喜べません、ただ彩佳さんのおなかにいた子供がよちよち歩きで歩けたので数ヶ月の間にコトー先生が東京の病院で治療して島に帰ってからも治療して完治に向かってるなら感動出来ます。ここはテレビシリーズでじっくりとやって欲しかったです。
【”医は仁術なり。”自分の身体状態を差し置いて、台風災害に遭った島民への的確なトリアージを指示、実行するDr.コトーの尊崇な姿が印象的な作品。崇高な絵画のような、ラストシーンも佳き作品である。】
ー TVドラマは見ていないのだが、(元々、TVドラマは見ない。)今作品はドラマ未聴者に優しい作りである。登場人物は多数だが、序盤を見るだけで、大体のDr.コトーの周囲の人間関係が分かるからである。
物語の構成もシンプルで(褒めてます。)、物語にすんなりと入って行ける。-
◆感想
・Dr.コトーが、島民の誰からも慕われる医者である事は、直ぐに分かる。故に、彼の診療所を継ぐと島民から期待されていたタケヒロが、挫折し隠れるように島に戻って来た姿には”大学を中退する前に仕送りを頼めなかったのか。”と一瞬思ったが、漁師の父のシンプルな生き方を見て、納得する。
ー が、タケヒロのような若者はコロナ禍以降、多いと聞く。金銭的理由で、進学できないとは、何とも切ない。島の人達の過剰な期待も、プレッシャーだったんだろうな・・。-
・都会の大病院の跡取り息子ハントが、研修医として派遣されるも、村の人達はDr.コトーに頼る。だが、ハントは心折れる事無く、与えられた仕事をコツコツこなす。そして、Dr.コトーが急性白血病で倒れた際にも”島民は、先生に頼り過ぎて来た!”と島民の前で言う気骨がある。
ー 今作は、ハントの成長物語でもある、と私は思ったよ。-
・台風が島を襲う中、土砂崩れにより、担ぎ込まれる島民たち。老人の呼吸が止まるも、人工蘇生を止めず”全員、助ける”と言う、病を抱えた、Dr.コトー。そして、倒れた彼に代わり人工蘇生をするタケヒロの姿。
ー 他の方々のレビューを読むと、このシーンへの違和感を唱える方が多いが、私は”Dr.コトーの島民への強い想いにより、再び立ち上がったのだ”と解釈したので違和感はなかった。
(”悲しい程、能天気”なんです・・。)-
■東京の大病院へ自身の細胞を送っていたDr.コトー。彼に、急性白血病だと伝える医者(堺雅人)は冷たく”東京に来れば、直ぐに入院させる”と告げる。
だが、Dr.コトーは島に居続ける。島民を守るために。
<ラストシーンは、少しドキドキしながら観た。
Dr.コトーの妻が産んだ幼子が、ハイハイからヨチヨチ歩きを始め、島の皆が笑顔でそれを見る中、幼子は藁の草履を履いた人に太陽が差し込む中、捧げるように宙に持ち上げられる。
Dr.コトーは、東京の医者も言っていたように、島に留まり自身の力で、急性白血病と戦っているのだろうと、私は解釈した。
(白血病は、今や不治の病ではない。池江璃花子選手は、一年以上掛けて、この難病を克服している。凄いとしか言いようがないが、このシーンで頭を過ったのは、池江選手の復活した際の、笑顔である。)
そして、皆の笑顔の中には、研修期限はとっくに過ぎている筈の、大病院の跡取り息子ハントもいる。
行政の後継者プランを、Dr.コトーは”自ら島を離れる事無く、実践したのだ、”と私は思った。
今作は、無医村だった島を時間を掛けて救って来た男を描いた、佳き作品であると私は思います。>
コトーの続きが観れるまで16年待っていただけの昨日
2022年映画館鑑賞71作品目
12月16日(金)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
監督は『冷静と情熱のあいだ』の中江功
脚本は『涙そうそう』の吉田紀子
暫く無医村だった日本最西端の離島に赴任しおよそ20年間あまり島の医者を務めた男が白血病になる話
よっ!待ってました
待たせ過ぎだよコノヤロー(嬉し泣き)
お待たせいたしました
お待たせしすぎたかもしれません
フジテレビの高視聴率誇る人気連ドラが16年ぶりに映画作品として奇跡の復活
ファンタスティック!
初日公開鑑賞は生まれて初めて
休日まで待ち切れるわけがない
8時20分からの回なのに新型コロナを考慮したら満員といって良い
アラフォー柴咲コウ演じる彩佳が思いっきり孕んでいる妊婦姿
ベリーセクシー
孕ませた男は誰だよ
それは彩佳と結婚したコトー
吉岡秀隆演じる純朴そうな青年もやるときはやるね
すっかり白髪頭になっちゃって
スケベスケベこのスケベ
映画化がきっかけで16年前子役として出演したが既に芸能界を引退していた富岡涼が特別に俳優復帰
ナイスですねー
ガメラも観たよ
それにしてもすっかり変わり果てまるでエネゴリくんみたい
子役はなぜか小柄な大人に仕上がることが多いね
おててなんて19世紀のメジャーリーガーが愛用していたグローブみたい
よくいえばイケメンで物静かな佐藤二朗さんみたいな感じ
演技力もブランクを感じたが恥ずかしがることじゃございません
出ていてくれただけでハッピー
台風の被害で怪我人続出
病人まで運ばれるわ
診療室はてんやわんやでしっちゃかめっちゃか
彩佳お腹痛くなるしコトーは病気で倒れるし逆に笑っちゃう
素晴らしいファイトでした
それにしてももう少し島民も気をつけて生きろよと思う
ベテランの漁師がカジキのとんがったところが刺さって怪我するなんて某ギャグ漫画じゃあるまいしあり得ないよ
脇役では助産婦を演じた藤田弓子が良かった
連続ドラマ第1シリーズの千石規子的役割を担っているのかもしれない
劇場版コナンのような冒頭にこれまでの経緯を紹介するような親切さはない
コトーの大ファン以外は相手にしていないようだ
劇場版を観る前にテレビドラマの方を全部しっかり観ておいた方がいいだろう
初心者は朝加真由美が辿々しいセリフに右半身麻痺のような役作りをしている理由がわからないはず
テレビドラマを観ていたけど16年前ということで覚えていない人も多いかも
今はレンタルビデオ屋はどこも貸出中だろうからフジテレビ系の動画サイトで見るほかないな
脚本内容そのものは感動しなかった
当たり役コトーを演じる吉岡秀隆
与那国島のロケーション
コトーを頼りにする島の人々
それで充分じゃないか
年末年始の娯楽映画としては上々
商業映画として大成功しそう
多少脚本がイマイチでも最後に中島みゆきの『銀の龍の背に乗って』を聴くと千代の富士のような横綱相撲で強引に寄り切られてしまう
最後はなんだよ生きてたのかよ
でも来年スペシャルドラマそして新作連ドラの制作と放送が期待できる
素晴らしい
コトーは素晴らしい
素晴らしすぎると言っても過言ではない
コトーこと志木那島診療所の医師・五島健助に吉岡秀隆
志木那島診療所の看護師で数年前にコトーと結婚し妊娠7ヶ月の五島彩佳に柴咲コウ
剛洋の父で漁師の原剛利に時任三郎
スナックまりの経営者で竜一の母・西山茉莉子に大塚寧々
志木那島診療所の研修医・織田判斗に髙橋海人
志木那島診療所の看護師で美登里の孫・西野那美に生田絵梨花
彩佳の父で昌代の夫の星野正一に小林薫
彩佳の母で正一の妻の星野昌代に朝加真由美
元漁労長でリカの父の安藤重雄に泉谷しげる
村役場の職員で元診療所事務長の和田一範に筧利夫
村役場職員・坂野孝に大森南朋
剛利の息子で東京の大学で医者を目指している原剛洋に富岡涼
コトーが頼りにしている東京の大学病院の医師・鳴海慧に堺雅人
東京で働く茉莉子の息子・杉本竜一に神木隆之介
重雄の娘・安藤リカに伊藤歩
和田和範の妻で5人の子供がいる元志木那島診療所看護師の和田ミナに蒼井優
漁労長の元木渡に山西惇
漁師の山下努に船木誠勝
助産師で那美の祖母・西野美登里に藤田弓子
剛洋の幼馴染で漁師の山下邦夫に前田公輝
志木那島元村長・中村三郎に坂本長利
山下伸夫に中丸新将
追伸
記事によると中江監督は続編を作る気は無いようですね
残念です
でも何が起きるかわかりません
16年ぶりの続編でなんでもありな気がしてきます
フジテレビのトップが本気になれば別の監督で続編が製作される可能性もあります
コトーが儲かるなら企業としてはやるでしょう
期待してます
ドラマ版1、2どれだけ見てたかで印象星がまるで違う。知識ではないのだ、経年の重みがわかるかどうか。自治医大定員増やそうな❗️
この作品見るのに前提知識は全く要らない、誰でも理解できる。
ただ、深く感じ入れるかどうかは
この作品の吉岡秀隆の役との長い付き合いがあるかどうか!
2003 2006のフジテレビ全部見てた人は星5⭐️⭐️⭐️⭐️、
だろう、歳月の積み重ねで【頑張ったねぇ(チコっとネタバレ❗️)】
と感じ入ること大だろう。色んな意味で
しかし、テレビドラマ観る習慣の無いワシ
にとっては【単純な、だけどチト長い 医療ドラマ】
コトー医師役吉岡秀隆が看護師や新米医師の存在あるとはいえ孤軍奮闘。
聖人君子なのであった。
実際には医者はカネとプライドの奴が殆どだから
逆に「使命感」の人徳の仁徳の医師が光る❗️
ロケ地与那国島の海辺の風景が素晴らしい、清々しい。
ただし「ブラックジャック」ファンだったワシからすると
台風の野戦病院的な描写に違和感MAX。
イヤイヤ死にそうな人2人と妊婦でアクセントはよくわかるけど
骨折とか軽症患者はほっとけよ!味噌もクソもとはこのこと
クライマックスはドラマ映画で使い古された展開で
ドラマから20年近く付き合ってる古参客の感傷を煽る。心を鷲掴みの余韻。
意志は皆に引き継がれるという無難な着地かもね
どうでも良いが、金持ちエリート金満私学医学部は全て国立化して、自治医大の定員を増やすべきだと思うぞ、
医者が全員儲かるように定員維持は日本医師会の傲慢不遜な邪悪の意志。自治医大こそ必要。医者が政治活動してる段階で許し難い、全部個人的な感想なのでよろしく!
コトー医師役
前半だけなら満点
大好きな作品…だけに歯がゆい。
ラスト、自分なら今までカバンを乗せていた電動自転車にチャイルドシート、我が子と一緒に走っている笑顔のコトー先生を捉えてエンディング…
またはドラマから印象的だった崖の上に座ってるコトー先生が、家族3人になっていて、聴こえてくる「銀の龍の背に乗って」…
やっぱり温もり、優しさに包まれた最後が見たかった。
観た人全員が納得できる作品にするのは難しいだろうけど、モヤモヤした気持ちで劇場を出たくはなかった…
話は変わりますが、かつてロッキーⅤに納得できずに時間を経て、ロッキー・ザ・ファイナルを製作したスタローンのように、きちんと終わらせて欲しいと思う。
心から。
晩節を汚す
序盤はとても良い。
島の人とのふれあいや素晴らしい景観。
テレビシリーズのその後を想起させるとても丁寧な作りで期待が膨らんだ。
中盤の剛洋が帰ってきた辺りから雲行きが怪しくなる。
おいおい、そういうの要らんのよ。
テレビの頃から本当に父子揃って無能よね。ガッカリだよ。
そして終盤…。製作会社が変わったのか思うほどの胸糞展開。幼稚な演出。
倒れているコトー先生に誰も駆け寄らず、手を差し伸べず、皆でエール。
「コトー先生!!」「コトー先生!!」「コトー先生!!」
じゃねぇよ!救い様の無い無能集団。
手術が終われば、あれほど助けて助けて言っていた待合室の患者は綺麗さっぱり消えていて、能天気に喜び合うモブばかり。労い一つ無く、心配の声を掛ける者も居ない。
酷い。酷すぎる。
俳優陣には何の落ち度も無いため、星二つ付けていますが、作品としては星0.5くらいです。
テレビシリーズを見ていない人、安っぽいヒューマンドラマが見たい時間と金が余ってどうしようもない人向けの映画です。
追記:明確な解答を用意していないなら気安く「離島医療問題」とか取り上げるなよ。
ファンタジーへの寄せ方をちょっと間違えてしまった?
半夢遊状態の医師が、体力はゼロ、気力と使命感だけで奇跡の手術をやり遂げる、というのは、いくら映画とはいえ、ムリ過ぎでした。
それまでの展開と台風襲来という非常事態の中で、何かを感じ、何かをしなければ、と覚醒するハントとタケヒロをゴトー先生がサポートする。それが伝承の儀式となり、新たな20年が始まる……そういうほうがよかったのでは?
風光明媚な景色、伸びしろのある後継者、個性豊かな役者たち、色褪せない圧倒的な主題歌。
これだけ揃っているのだから、一番肝心なところはもう少しリアリティにこだわっても良かったと思います。
離島の医療という差し迫った現実の課題もそれなりに描いているだけに、物語としてファンタジーに寄せる部分をちょっと間違えてしまったような気がします。
他の方が書かれていないところを中心に…(採点内容でネタバレを含みうるので注意)。
今年366本目(合計641本目/今月(2022年12月度)19本目)。
今週は本数自体がそもそも少なく、本作かアバターかのどちらかに多く入りそうな気がします。
さて、こちらの作品です。
元のドラマ版?等を知らなくても、映画自体としては成り立っているしわかりやすいし、問題提起型と解するなら、それは他の方が書かれている通りのへき地医療の在り方、それを言い換えたとき、医師側の職業選択の自由(営業の自由(場所をどこにするかを含む)/憲法22)といった問題があることは容易にわかります。
ただ、映画の範囲内ではわかりにくいしおそらく想定していないと思いますが、さらにすすめると次のような問題点がまだ「リアル日本においては」残っています。
これらのことは、一応にも法律系資格を持っているとわかってしまうので…。
採点対象としては以下の通りです。
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(減点0.3/一部の描写の説明が足りないなど)
・ 以下について述べるようなことが映画内で問題提起されておらず、かつこれらのことは、上記のそのわかりやすい「へき地医療の在り方」以上にリアル日本では普通に起きることがらです。映画内で描かれているのに問題提起されていないのは、時間の関係や、そもそも一定の知識を前提にするなど仕方のない面などあるかなと思いますので、引いてもこの程度です。
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(参考/論点1/たまたま発見した重傷者を医師が発見し治療した場合どうなるか?)
・ そもそも、病院にいって治療を受けて健康保険証等をみせ、3割負担等で治療費を払うのは、その前提に医療行為を受けることそれ自体に「準委任」の契約的性質があるからです。
しかし、クリニックを一度離れてたまたま自宅に戻るときに倒れている人がいることを医師が発見しても、その人を救助したという場合、この場合はそもそも「契約関係」がないため、ここは事務管理(697条以下)の扱いになります。
そして、事務管理では費用は請求できますが、報酬は請求できません(報酬に関する規定を事務管理では明示的に準用していない)。この例、さらに「財布を落としたので警察に届け出た」、あるいは、「迷子の子がいたので、一緒に近くの交番まで行った…」、どれもが「お互いの助け合いの精神」で成り立っているため、それに報酬を与えることを想定していないからです。
費用は請求できても報酬は請求できないし、自己の意思に反する事務管理の場合、さらに請求できる範囲が狭まります(702条)。このため、最悪は「最低限の分しかもらえない」という事態も発生します。しかしそのために、医師が通りがかった人を放置することも普通しませんので、この場合どう扱うか?というのが一つの論点になります。
これは判例も何もありませんが、特に緊急事務管理(698条/身体への危害を免れさせるために行った行為)に関しては、特にその性質上、「医師その他の医療従事者が緊急的に救助を行う」等、想定される場面が限定的なため、その費用に通常かかるであろう金額を特例的に含めうるとする考え方等、いくつかの学説が対立します(判例は何も存在しない)。
(参考/論点2/意識不明な人を背負って治療をうけさせたらどうなる?)
・ 映画内では最初の1~2分あたりに出るところです。要は、
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Aは、道で倒れているBをたまたま発見して、Bを背負って医師Cのところにいって治療を受けさせた。Cは誰に対して請求できるか?
-------
…という問題です。
AとBの間には事務管理が成立しますが、事務管理の中に当然代理権まで含まれているわけではありません。したがって、AがCとの間で準委任の性質を持つ診察を受けさせるなどしてしまうと、それは単に(表見代理が成立しなければ)無権代理にしかなりません(最高裁昭和36.11.30)。 ※ 特殊な例外はあります。
すると、一応Cの治療でBが元気になったとして、CがBに費用(通院したとみなして、普通にかかるであろう負担額)を請求したとき、「そもそも私はAに(何かあったらどこそこ病院に連れていけなどという)代理権など与えていない」ということは可能で、その場合、今度はAとCとの問題が勃発していまいます(映画内では適当にぼかされている)。
このように、事務管理は「お手伝い・おせっかい、あるいは、助け合いの精神」のもとで成り立っているため、個々難しい問題を抱えています。毎日のニュースで「川でおぼれている女性を助けて表彰状…」といった問題も、裏ではこうした特殊な論点(費用は請求できても、報酬も賠償(※1)も請求はできないし、勝手に第三者を巻き込むと無権代理になるなどetc)が裏で動いていて、「助け合いの精神」で成り立つ事務管理が、「そもそも助けなんてもとめていなかったのに…」ということもあり(例えば、財布は落としたが、財布の中には何も入っておらず、財布自体にも価値はない等。忙しいのに警察などから電話がかかってきて「財布落としましたよと」言われても、どうでもよかったのに…と思ってしまう等は、よくあることかなと思います)、感情のすれちがいからトラブルになりがちなのがこの事務管理特有の論点です。
(※1) ここでいう「賠償」というのは、例えば「泳いでいる女性を助けようとして、あなたは助かりましたが、私の着ていた衣服は全部だめになってしまいました」という文脈における、その「賠償」の請求ができない、という意味です。
結局まとめると、
(論点1) 医師が通常のクリニックで行った診療と、クリニック外でたまたま倒れている人を見つけて治療した場合では、適用される条文が違うため、医師が損をするケースが存在する
(露店2) 助け合いの精神で成り立つ事務管理が、本人のためと思って医師を呼んだり第三者を巻き込むと(ほか、よくある例が、「台風がきてガラスが破れていたのでガラス業者を呼んだ」とか「水道があふれ出ていたので水道業者を呼んだ」とかというもの)などすると、その第三者との間との間で面倒な構成になってしまう
…というところです。
こうした問題はもちろん、この映画で描かれる2事例のように医療現場にも出てくることがあるので、そこをどう扱うか…という問題提起は欲しかったです。
まあ楽しめた。
脚本が雑。
過去作品の伏線を無理やり回収した感があるが、もう少し説明があっても良かったと思う。
また、医学的検証をもう少しきちんとすべき。
島じゅうあれだけ大騒ぎなのに、なぜミナは応援に来ないのか?
タケヒロは奨学金とはいえ、なぜ私立の医学部に行けたのか?
退学しても復学可能なのか?
あんな体調で心バイパスオペは無茶、
etc、、、
細かいツッコミは無しということで。
脚本が・・・
コトー先生や島のみんなや剛洋に会えたのはめっちゃうれしかったです
しかし物語の構成がてんこ盛り過ぎて時間が足らなかった印象です
この展開でいくと最後はどんな結末になるのかとなりましたね
例えば剛利さんのケガで一時間一話
剛洋の事件で島に帰ってくるが一話
コトー先生の病気の件で一話
がけ崩れの件が前後編一話づつを
150分に無理やり詰め込んだ感じに思いました。
予想はできましたが剛洋が再度医者を目指すのはよかったですね
あと最後にコトー先生が死ななくてよかった
伏線回収が足らない
話はまあまあ面白かったですが自転車が2台ある伏線が回収されていなかったです。剛洋君はボリューミーになって出てきてテンションは上がりました。高橋海人君はジャニーズ感は消していました。後半コトー先生が倒れますが皆棒たちで動かない、駆け寄るくらいしないの?って感じでした。あと後半は怪我人のオンパレードで手術しないと行けない人もいるのに実際に手術をしたのが二人だけで力石徹みたいに倒れて一年後って感じでした。コトー先生しっかり生きてます(白血病だったのにドナーとかの話もない)コトー先生ウチさんから身体に虫を仕込まれたのかと思えて仕方がないですね。
命を守る大切さ!生への執着心
相変わらず島民の命を守り続けるドクターコトー、しかしながら、ドクターコトーにも病というものが忍びよってきていた、
医者の技量を向上させるため、研修医も派遣されてきているのだった。
現代医療の進歩により島の診療所にも魔の手が。
そんなとき、島に最大の危機が訪れる。
島の綺麗さと島民の優しさが素晴らしい映画です。
命にこだわった素晴らしいストーリーを是非劇場にてご覧ください。
キャスティングに注目!!!
☆見どころ
⑴キャスティングがリアル
①元乃木坂46の生田絵梨花さんが、新人の看護師さんに本当にいそう。
②ジャニーズの高橋海斗さんは、私立大学医学部出身/サッカー部/親は医者で病院経営の研修医に本当にいそう。論理的なセリフもぴったりでした。
⑵ドラマにも出演していた子役タケヒロが10年以上ぶりに大人になって帰ってくる
①リアルのタケヒロ君は現在子役を辞めてサラリーマンをしており、今回特別に映画の期間だけお休みをいただいたらしいです!
②役作りのために15kgも減量したとか!しかし、映画で観たタケヒロ君はまだややぽっちゃりしていました。
③さあ!タケヒロ君は医学部に行っているのか?!医者になっているのか?!
⑶綺麗な海と中島みゆきさん
①心が洗われる美しい海が映画では度々映し出されます。ぜひ目を離さずに。
②中島みゆきさんの音楽と海の背景が絶妙にマッチしていて、ヒーリング効果抜群にあります。
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