Dr.コトー診療所のレビュー・感想・評価
全305件中、201~220件目を表示
あしたのジョーばりに
地域医療の問題提起して結論はハッピーエンドのそこかい。
世界観的にはそうなるんでしょうけど
そこはあしたのジョーばりに '燃え尽きたよ 真っ白にな' からの展開を考えるのが脚本ではないでしょうか?
世界観ではないと言われればそれまでなのだがなんの伏線回収もしないで終わらせるなんて誰でも書けるじゃん
的な気持ちです。
中島みゆきさんありがとう
あなたの歌に助けられてます。♪
医師個人に全てを委ねる歪さは…
システムとしては脆弱。それを補完しているのは医師個人の力量と精神力。しかし…その医師の個人の状況や家庭を犠牲にすることによって、島民は安心を得る。人口と医療。離島=距離≒天候と医療。色々なことを考えさせられます。全編に渡る映像美を支えていたドローンを多用しすぎて、違和感を感じた(ドローンで撮れる映像は人間が普通見ることができない映像)が、島民の濃い人間関係が、その美しい景色に溶け込む。そのような人間関係はこの島にはなくてははならないものであり、そこに助け合いの精神が生まれる。素人が素人同士助け合う。そこで唯一の専門家である医師にかかる負担。全てが「しょうがない」ことであり「現実」なのです。頼るしかない現実と医師の個人の生活。島国である日本が直視し、対策を真剣に考えないといけない問題です。それぞれの俳優がこの作品に対する愛情を感じるような、パワフルな演技に拍手。そして、それを求めた監督の情熱に拍手です。しかし…柴崎コウは進化していますぞ(^o^)
ヤシガニラーメンと玉子焼き
今作が公開される前にTVシリーズ全話を視聴しました。ちょっとしたにわかファンとなってしまい、まるで往年の大ファンと同じように楽しみでしょうがなかった。懐かしの島民たちの元気な姿に感動しながらも、時の流れには逆らえず、コトー先生をはじめとしてみんな老けてしまったなぁ~と感慨無量。時任三郎の老け方が顕著で、全く変わらないのが堺雅人、大森南朋、泉谷しげるくらいか。
予告編を見たときから、コトー先生(吉岡)と看護師彩佳(柴咲)は結婚してもうすぐ子どもが生まれそうという状況はわかっていたので驚きもなかったのですが、星野正一(小林薫)の妻・昌代(朝加真由美)が後遺症はあるものの元気そうでホッとしました。驚きだったのは、診療所の事務長・和田(筧利夫)が看護師・中依ミナ(蒼井優)と結婚して5人の子どもたちがいたこと。蒼井優はテレビ電話でのみの登場だったけど、このシーンが一番泣けましたよ~(笑)また、原剛利とマリコの関係はあやふやなまま・・・
TVシリーズで何度も登場した夜食のヤシガニラーメン。映画でもこれだけ露出させてるのでネットでこのカップ麺を買おうと思ったら、実は架空の食品とのこと。こだわりがありますね!そして、コトー先生愛用のわら草履はあきおじが作ったものなのかな~と想像したり、のぶおじが書いた絵ハガキの詩から察すると、彼は石碑を作った本人かもしれないとか、小物への愛もたっぷり。そして昌代が作った玉子焼きは『ホリック』(柴咲コウ、神木隆之介出演)のそれより美味しそうでした。対抗したんかな・・・
映画やテレビドラマでは医療ドラマが大流行してますが、昔は『赤ひげ』(1965)とか『白い巨塔』(1966)くらいしか知らなかったです。漫画で言えばもちろん『ブラックジャック』ですよね。そんなブラックジャックの流れを汲んだのがTVドラマの『ドクターX~外科医・大門未知子~』なんでしょうけど、このコトー診療所にしてもブラックジャックの診療所に似ているし、なんと言っても無免許医師であること!もちろん、無いのは運転免許なんですが・・・とにかく自転車のみ(映画では電動アシスト付き)で車は運転いたしません!「ん」ナンバーの車も存在いたしません!
そして、意外なことにコトー診療所の出演者が『ドクターX』にも登場してました。泉谷しげるは全く違う役柄でしたが、醜聞を暴く記者・津田寛治なんてほぼ同じ役での出演でした。もう津田寛治は醜聞ライターとして食っていけそうですよね。
僻地医療の限界をテーマとして命の大切さを訴えてくる劇場版でしたが、やはりファンムービーの域は出なかったかな~とも思う。クスクスと笑える部分はやっぱりTVドラマを見てなきゃ無理だし、感動できる部分もまた同じ。しかし、ドローンによる空撮で島の全体像もよくわかったし、壮大な草原や畑、天候によって様変わりする大海原の映像は素敵でした。
コトー先生の病気、助産院の西野の病気、彩佳の出産が重なる中、離島の診療所の統廃合問題、さらに東京の大病院の御曹司で島に研修にやってきた医者・織田判斗(高橋海人)が絡む。そんな折、志木那島に台風が接近・・・クライマックスでは混乱する診療所で「私はまだですか?」と訊ねるる女性、「トリアージを!」と手遅れの患者選別を主張するハント先生、「全員助けます」と言うコトー先生。救急医療の問題提起も感じられる展開は上手い。
TVシリーズで最も印象に残った台詞がが重雄(泉谷しげる)の「お前がいなきゃ、俺の人生に九九はなかった」という言葉。星野正一との信頼関係も小学校時代から続いていたものなんですね。今作でもちょっとだけ友情を感じました。最後はドキドキさせられましたが、柴咲コウの笑顔によって安堵しました。
頑張り過ぎ
残念😓コトー先生お疲れ様でした🙇♂️
かつて(僕の中で)与那国ブームを巻き起こした「Dr.コトー診療所」
16年ぶりの映画化ということでめっちゃ期待して行きました!16年前にはなかったドローンのおかげで島の風景がとてもキレイに映し出されていて感動(与那国馬もちょっと映る。笑)
与那国に行くと必ず立ち寄るのがこの診療所。診療所の前のビーチがめちゃめちゃキレイなんですよね!(あんまり映らないけど)
あー、また与那国熱が再燃しそうです。
が、映画の方は雑な脚本でかなり残念な出来💦
前半はドラマのその後が丁寧に描かれていてよかったです。
このまま小さなエピソードを積み上げて作ってくれたらよかったんだけど… 。
後半は劇場版最終回ということで派手な展開にしなきゃと思ったのか?いやダメだろそれって!もうツッコミどころが多すぎて。
離島=台風=土砂災害=キャパオーバーで医療崩壊と言うお決まりの王道パターン….(いや、なんで台風慣れしている島でみんな避難所に行かずなんでこんなにたくさん怪我人が出るの?なんで避難所にいたお婆さんが家に戻るのを役場の人が送ってったの?絶対止めるでしょ!)は、まぁ置いとくとして…. 。
白血病に冒されてフラフラになりながらも孤軍奮闘するコトー先生!大勢の村人たちが見守る中、次々と運び込まれる患者たちを文字通り命懸けで治療にあたるコトー先生!
が、治療中に遂に病魔で倒れてしまいます。
が、誰も駆け寄ることなく放置!
え???
みんな見てるだけ?助け起こそうとかしないの?
コトー先生を引き継いで懸命に心マを続ける研修生ハルトくんも遂に力つき… 。(てか、この診療所AEDとかないの?)意を決して立ち上がった医学部中退のタケヒロくんが心マを引き継ぎますが。
ちょっと待って?
立ち位置からしてベッドに向かうには倒れているコトー先生を跨がないと行かれないでしょ?先に先生助けるでしょ?
結局、先生が自力で意識を取り戻すまで放置。
いやあり得ないわコレ!
撮影中に誰もダメ出ししなかったんですかね?
ココがなければまだよかったんだけどなぁ。
結局、医療過疎問題もうやむやのまま。今までやってたドラマ「PICU小児集中治療室」ではちゃんと道筋を示して終わったんだけど。
という感動の最終回でした💦
ラストは明日のジョー?
燃え尽きなくて良いから普通にほっこり終わって欲しかったです。
何はともあれコトー先生お疲れ様でした🙇♂️
ひとりはみんなのために
ドラマ版は1度も見た事がなかったが、10数年ぶりの新作が劇場公開されるということで、鑑賞。当時も相当話題になっていたから、何故そんなに愛されるのか楽しみにしていたんだけど、正直個人的にはあまり合わなかったかな。そもそも医療ものが苦手というのもあるかもしれないが、特別面白いわけでもなかったし、かなり違和感を感じてしまった。
吉岡秀隆、柴咲コウ、そして髙橋海人の演技力は非常に素晴らしいものであった。
彼らの表現力の高さが故に、普遍的なシーンでも思わず感動させられる。吉岡秀隆、柴咲コウは予告を見てから感じていたが、「ブラック校則」「アキラとあきら」にも出演する髙橋海人の演技には結構驚かされた。キンプリ残留組の彼だが、アイドル業はもちろんのこと、俳優業の活躍も期待したいと思えた一作でした。
2時間越えの映画だが、意外にもテンポがよく、演出にはこだわりを感じられ、全然飽きずに見ることは出来た。名優の活躍もあるだろうし、とっちらかってはいるけれど、たくさんのエピソードがあるからだろう。もっとコトー先生に降りかかる困難の描きがしっかりしていれば、いい映画になったと思うんだけどね。しかし、日本映画らしいが、ラストは割とグッときてしまった。
コトー先生は島のみんなのために自分の身を削ってまで医療を行うが、島のみんなはコトー先生に頼りっぱなしで、めちゃくちゃ酷い扱い。ラスト際とか特に、その状態だったら自分に対しても、患者に対しても、超危険でしょう。散々、俺たちはコトー先生をこき使ってしまっていた!みたいなこと言ってたのに、あの始末。違和感ありまくりだった。
んー、もっと面白くなりそうだったのにな。
色々と描き不足な作品でした。ファンが喜ぶ思い出ムービーって感じ。ドラマファンの方はハマるのかな笑
山田貴敏の同名漫画を原作に、2003年と2006年に連続ドラマとし...
山田貴敏の同名漫画を原作に、2003年と2006年に連続ドラマとして放送された名作テレビドラマ「Dr.コトー診療所」の16年ぶりの続編となる劇場版。
始まりはバックミュージシャンに三線の音色が鳴り癒され、そして中島みゆきのエンディング曲でうるうる、、いいね。
島の美しさに思わず涙
映画化で気合が入り過ぎた感ありました。
詰め込みすぎ
コトー先生が島の人々に向ける変わらぬ愛!!
やっとこ行けた
ドラマでやるくらいが一番良かったのでは?
ドラマにハマって今でも定期的に観ている大ファンです。ドラマの世界観を壊したくないので、あえて原作は読んでません。なので、原作で描かれている話ならご容赦を。
今年一年頑張った自分へのご褒美ということで大変楽しみにしてましたが。。。ちょっと期待外れだったかな。
うーむ。映画だからなのか、16年ぶりだからなのか、ちょっと力が入り過ぎたのでは?というのが正直な感想。
地域医療の限界と戦い続けて、ここまで来たのに今さら、そのことにフォーカスするのはどうかなぁという感想。もしフォーカスするなら、それをもっと掘り下げるべきでコトー先生の病気はいらなかったと思う。
前作よりずいぶんと時間が経っているので、キャラクターのその後を取り上げようとするのはわかるし、それはそれで嬉しかった。三上先生も出して欲しかったけど。
しかし、ちょっとネガティブなエピソードが多過ぎてお腹いっぱいの印象。
剛洋のその後とかも悲劇的(最後は軌道修正したけど)だし。最後なんて、ロッキーとあしたのジョーみたいになってたし。
内さんの話(2003年2話)やあきおじの話(2003年8話)で何度も号泣しましたが、今回は泣けなかった。
そもそも、このスタッフは2004くらいから悲劇的な話に持っていこうというのが強過ぎる気がします。2006の剛利の話なんかもそうでした。もっと単純にハッピーエンドでも良いのでは?と思ったりする。ゆかりの話みたいな感じで。
テレビドラマでやるくらいの程よい感じが良かった気がしますね。
まあ、和田さんがミナちゃんと結婚しているのは良かったです。
離島の医療問題。
TVドラマは観ていないでの鑑賞です。
責任感から仕事をし過ぎて体を壊した経験を持つ僕には観ていて辛い映画でした。自己犠牲のうえに成り立つ医療は問題です。でも最後はすべて上手くいってハッピーエンドのようで良かったです(そう思いたい)。
まあまあ面白かったですが、きっとTVドラマを観ていた方は登場人物への思い入れもあってもっと面白かったことでしょう。
島の景色がキレイでした。
ドラマの世界観そのままに
ドラマのフアンで、毎回ハラハラドキドキしながら観ていたので、映画を観る前から「今度は何が起きるのだろう・・・」と落ち着かない気分になった。
その予想通りに物語は最初からハラハラし、終盤は特にハラハラドキドキ・・・
コトー先生他いつもの面々は年をとったけど、心はそのままで、期待通りで良かったわ。
中島みゆきの「銀の竜の背に乗って」が流れると否応なく泣けちゃうよね。
風景も素晴らしいし、Dr.コトーは永遠だな~と思う。
さよならコトー先生
色んなご意見あるでしょうが、
ドラマからの続きとしては良かったのかなぁと思っています。
最後のシーンはこのように考察しました。
心配しないで下さい。コトー先生は亡くなっていませんよ。白血病の治療を行いながら島で診察を続けています。ハント先生は2ヶ月の研修だったのですが、コトー先生が病気を克服するまでのヘルプで島に残り、タケヒロは再び医者を目指し学業に戻ってます。
私は素直に映画を楽しみました。
マイナス0.5 は、コトー先生が手術室で倒れた時にタケトシが駆け寄り「先生、もういいんだ!」と声掛けがあれば満点でしたけど。
2回鑑賞してすっきりしました。
ドラマ版はDVDを持っていて、再放送も録画して見るほど大好きです。もう何度見たかわかりません。
初日に鑑賞しましたが、コトー先生が自転車に乗っている場面だけで涙が出てくるほどでした。しかし、ツッコミどころについては皆さんが書かれている事とほとんど同じです。パンフレットやインタビュー記事を読み、自分をどうにか納得させようとしましたが、もう一度感情を落ち着けて観ようと映画館に足を運びました。
結果、観てよかったです。
コトー先生がどうなったのか?
星野家で、彩佳さんの両親が孫の洗濯物を干しているシーン。
コトー先生の黄色いシャツが干してあるのが目に入り、あ、コトー先生は今を生きているんだ、と、すんなり思えました。
よちよち歩きの子どもが診察室へ向かうシーン、
コトー先生が無表情だ、という書き込みもありましたが、抱き上げるシーンは笑いかけていました。
私は良い方に捉えています。
2006が終わり、続編の話もなく、もうないんだろうなと思っていたので2022年になって観る事ができて本当に嬉しかったし、(こんなに待ちわびた映画は今までありませんでした)
吉岡さんをはじめ、キャストのみなさん、そして剛洋役の富岡涼さん、戻ってきてくれてありがとうございましたと言いたいです。
全305件中、201~220件目を表示