「剛洋くん、ひとりで今までよく頑張ったね」Dr.コトー診療所 流星の水菜さんの映画レビュー(感想・評価)
剛洋くん、ひとりで今までよく頑張ったね
もともとドラマは再放送で一通り見てて、今回映画化が決まったって知った時からずっと気になってたし、なんなら予告で剛洋くんが成長した姿見ただけで胸がじーんとなって感動してたから、めちゃ期待大で観に行った。
ドラマのその後を全部描きました〜、みたいな怒涛の前半から完全にドラマファンのための映画感がすごかった。いいんだけどさ、私はドラマ観てた勢だったから。でも正直ちょっと入れ込みすぎじゃない?って思った。あと、細かい時間の経過を感じさせる小道具は見ていて楽しかったな、2代目になってたコトー先生の自転車とかね。
まあなんといっても、剛洋くんのその後が可哀想すぎて。期待されないのはもちろん残念なことだけど、逆に期待を背負わされすぎるのもしんどいことなんだなって改めて剛洋くんをみて思った。
もう20年とか前のドラマからメインキャストが変わらず出てるのはすごいことだと思った。あの島で本当に時間が経過したってことを表現する、最高の表現が人物たちの姿だった。
新キャラでいうと、生田絵梨花さんがナース服着てほんとに白衣の天使に見えたし、高橋くんはやる気ないくせに妙に現実主義の感じの若者体現してて、上手かったな。
剛洋くんの過去が自分にとっては衝撃すぎたからそれしかあまり印象に残ってなくて、全体的にストーリーは単調に感じてしまった。スペシャルドラマでも良かったかなぁっていう感じは否めないかなと思う。
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