「年末最後に観てよかった」Dr.コトー診療所 きいさんの映画レビュー(感想・評価)
年末最後に観てよかった
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コトー先生が、ただ自転車を漕いでる姿を、スクリーンで観れるだけで感動。
思い出補正もあるのは自覚しながらも、お馴染みのキャストが出演していることと、安定した演技で、物語に入り込めました。
少しでも演技に違和感を感じると、そこで冷めてしまうのですが、それがなかった。
キャストが渋いせいか…メディア露出も多い神木くんが物語のなかで少し浮いてみえました。
19年ぶり?の俳優業となるタケヒロ役の方は、自然体な演技がブランクを感じさせませんでした。身体が覚えてるものなのか…?
一番驚いたのが、高橋海人くん!
こんな渋い、お馴染みのキャストの中に馴染めているのか、鑑賞前は期待値が低かったのですが、想像以上の演技。島にやってきたお坊ちゃん研修医…という役柄なので、島の中で異質感を放つ人ですし、馴染むも馴染まないの問題ではなかったようですか、日常の演技、熱量のいる演技、表情…アイドルっぽくなかったですね。
いい意味でアイドルのキラキラ感がなくてよかったです。
ストーリーの中には、離島でこんな医療ができるのかとか、「ん?」と思う展開もありましたが、それをねじ伏せることのできる説得力のある全体の演技とあの島の風景。
年末最後に、とても心がほっこりしました。
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