「過酷な医師としての使命」Dr.コトー診療所 ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)
過酷な医師としての使命
原作・TVドラマ未見。孤島で医師である健助(吉岡秀隆)の奮闘を描いた物語です。
島民のTVドラマ風の演技が少し鼻につきますが、今年上映された「ラジエーションハウス」よりは感動があり、何度も目頭が熱くなりました。
医者と言うと、町中でも過酷な仕事のイメージがありますが、離島だとさらに過酷を極めます。
それでも、島民の命を助けようとする医師達の姿に胸を打たれます。
1人で奮闘する健助の姿は、以前上映の「いのちの停車場」を思い出し、中島みゆきの歌と相まって良作に仕上がっていると感じました。
追記 中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」の「銀の龍」は医療用のメスを表しているのですね。ファンではないのですが、この詞を書ける人は、今の日本のミュージシャンではいないと思います。何回も聴きたくなる曲です。
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