劇場公開日 2022年12月16日

「【”医は仁術なり。”自分の身体状態を差し置いて、台風災害に遭った島民への的確なトリアージを指示、実行するDr.コトーの尊崇な姿が印象的な作品。崇高な絵画のような、ラストシーンも佳き作品である。】」Dr.コトー診療所 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”医は仁術なり。”自分の身体状態を差し置いて、台風災害に遭った島民への的確なトリアージを指示、実行するDr.コトーの尊崇な姿が印象的な作品。崇高な絵画のような、ラストシーンも佳き作品である。】

2022年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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NOBU
kazzさんのコメント
2022年12月24日

池江さんと同じように、コトー先生も精神力で克服したんでしょうかね。
Dr.コトーの伝説は続く…ですね。

kazz
みかずきさんのコメント
2022年12月19日

共感ありがとうございます。

台風下の診療所での負傷者治療シーン、同感です。
本作の重要シーンだと思います。
決して能天気な考え方ではないです。

ハントの主張は正論ですが、正論を叫んでも何も変わりません。
ハントもタケヒロも、色々言い訳は言ってますが、医師として命と真摯に向き合う覚悟ができていなかったと感じました。

一方で、コト―先生が、全員を救うと言ったのは理想論であり根拠はありませんが、絶対に諦めないという覚悟の言葉でした。彼は、その言葉通り病を押して患者と、命と、向き合っていきます。その姿を見て、ハントとタケヒロは覚醒したと感じました。ラストシーンのハントとタケヒロの表情を見れば一目瞭然です。

確かに、ご都合主義的な展開があったことは否定しませんが、演出の許容範囲内だったと思いました。それよりも、作り手がこのシーンで我々観客に何を伝えたいのかを考える方が大切だと思います。

では、また共感作で。

-以上-

みかずき