「素晴らしい実話を、折角だから非現実的に煮詰める」スーパー30 アーナンド先生の教室 sysrさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしい実話を、折角だから非現実的に煮詰める
もぅこれだからインド映画は堪らん
インドの Super 30プログラム
経済的な理由でケンブリッジへの進学を諦めた天賦の数学的才覚を持つアーナンド•クマールが、似た境遇に潜む若い力を救けるべく、無償で賄い付きの私塾を開き、最高学府インド工科大学にバカスカ合格させる、という世に知られた実話
この素晴らしい素材を、折角だからって破茶滅茶に煮込んで非現実的にするインド映画の懐、えぇそんな馬鹿なっていうやりすぎ感がすごい、けど前提として、カーストの最下位でグログロと渦巻く勉強がしたいという熱量、ここに可能性を見出す客観性がとても美しい
われわれ日本人も、スポーツの才を贔屓して選抜すんのには大分慣れてきたから基本それと一緒、学問的に破壊的な才をみんなで育てる社会を
ゼロが見つかったのは、ゼロ以外の数字が出揃ったから
コメントする