劇場公開日 2022年9月23日

「インドの凄さを体感した」スーパー30 アーナンド先生の教室 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5インドの凄さを体感した

2022年9月24日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

知的

貧しい家庭に生まれたアーナンドは数学の才能を認められ、イギリス留学のチャンスを得たが、援助も断られ、父も他界したため、留学を断念し、物売りとして暮らしていた。その後、予備校を経営するラッランに誘われて人気講師となった。ある時、路上で勉強する貧しい若者と出会ったアーナンドは自分のような境遇の若者たちのためにと思い、私財を投げうって無料の塾、スーパー30を開設した。意欲と能力があるが貧困で学ぶことができない子どもたち30人を選抜し、無償で住むところと食事を与え、インドの最高学府・インド工科大学(IIT)を目指して数学と物理を教えた。教育を金儲けとしか考えていないラッランや黒幕に妨害され、命まで狙われた。アーナンドの生徒たちのIIT入試はどうなるか?という話。

ドラゴン桜のようでもあり、吉田松陰のようでもあるアーナンド。実在する人物のようで、カーストのインドで画期的な試みだと思った。
お決まりのダンスと歌ももちろん有ったが、そこは作品の都合上イマイチだったかな。
インドの奥深さと凄みと体感できる作品で面白かった。

りあの