「何か変から始まったのに…」エスター ファースト・キル うにたん♪(人手不足の業種はつらい)さんの映画レビュー(感想・評価)
何か変から始まったのに…
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初めから変と解ってて観るのは随分違うが、惨劇起こるのは100%解ってるので後はどんな演出でどう魅せるのか?が気掛かりな本作品。
主演のイザベルファーマンも実年齢で10歳以上年下の子どもの振りを演じさせるには顔が大人に成ってしまったと思う。成長しない設定で中身が30歳代の女性とすれば顔だけはそれに近いと言えるが…。
と心配しながら事前情報なしで鑑賞するとあら不思議?エスターの侵入した新しいご家庭の内情がとんでも設定になってる。
新しいご家族とエスターの和気あいあい(超ギスギス)とした一家団欒を観ることになります。
意外性の面白さはありますが、そもそも情状酌量の余地のないエスターとご家族、特に母親(内面鬼畜)との争いはちょっぴりエグい。
チビのエスター(母親はドワーフと表現)と母親、兄(金持ちどら息子)の対決を楽しんで観られる方が観るべき作品ですが、双方殺人を容認するレベルの人間なのでどっちもろくなもんじゃないから、「あーエスター生き残って終わりかぁ~」となり、内容的に前作を越えられず、観賞後は矮小になったと思えるほど…変に期待しすぎたなとガッカリしました。
ラスト炎上する階段を優雅に降りてくるエスターは前作で使わなかった方のラストシーンだったかな?あれを持ってきて終わりって…新しさがなくてアカンね。
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