「少なくともファーストキルではない。」エスター ファースト・キル @花/王様のねこさんの映画レビュー(感想・評価)
少なくともファーストキルではない。
物語始まってから良いテンポで惨殺されていくので、もはや邦題のファーストキルは初回殺人ではない。
めっちゃ殺しとる。
今作では観客がエスターの正体を知っているので、さて、どんな話になるのかと楽しみに鑑賞しました。
13年ぶりにエスターを演じたイザベル・ファーマンの演技もすごいけど、やっぱり歳くってしまった感はありました。
元々がロリ顔では無かったけど、可愛いとは思わない絶妙なニュアンスの顔立ちをしてるんだよなぁ。
けっして不細工では無いけど、可愛いとか綺麗とは思わない絶妙な塩梅の顔に仕上がってる。
ロリ受けする顔だったら、ワンチャンパパNTRみたいな展開のエロ映画になっていてもおかしくないはずだけど、海外でロリコンはリンチにされるので、R18指定まっしぐらだと思う。
海外の方が子どもへの性犯罪に対して嫌悪感を露わにする人がマジョリティなので、エスターの体質では確かに真っ当な恋愛対象として接してくれる異性はいないのかもしれない。
パパ活と言う言葉が社会的に認識されてしまうロリコン国家日本でなら、エスターの体質を愛してくれる人が見つかるかもしれないと思いました。
合法ロリ。
でもなぁ、サイコパスだからそこにマゾヒスト要素が無いと殺されて終わっちゃいそう。
合法ロリ、メンヘラ、キレると殺しにかかってくる女性がタイプの人がいたらうまくいきそう。
今作では、そんなエスターの可愛い一面も垣間見ることができます。
前半までは前作と同じ流れかなー?と思っていたのに、後半になってなるほど、そうくるか。と笑ってしまいました。
原題ではorphanと言うタイトルですが、これは孤児と言う意味。
引き取った孤児が何かおかしい?と感じた時には遅く、家庭崩壊一直線です。
今作では引き取られていった先でのエスターの活躍が見られます。
ぜひ、前作を観てからの鑑賞をお勧めします。