「犯人は…」安全の対価 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
犯人は…
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ピラティなのはどんでん返しでもなくやはりという感じ。海辺のリゾート地で女子高生が酩酊中に暴行事件が発生。犯人は過去幼女事件を起こしたアル中で実の父親が疑われるが、セキュリティ会社に務める主人公が不可解な点を見つけ、彼の家族、過去も巻き込んで、真相に迫っていくというストーリー。自らの野望のため、ピラティはグレーと薄々分かっていながらも隠そうとする妻クラウディアが最悪。市長にはなれないし、なってはならない人物。ロベルトも不倫してはいるが、濡れ衣を二度にわたり着せられたワルテルの潔白を職を賭して暴いたのだろう。娘のアンジェラも親の心子知らずで、何とも家族がバラバラ。不倫相手も息子が事件に絡んでいるし、登場人物全てが幸福ではない。
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